チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

10 / 96
特別編、白黒モンブラン様のDevils front lineにて行われている企画、Memories of a summer に参加してます

甘々(本作比)な話を書きすぎた反動が・・・!!
ここだけッ!!(表編の)シリアスはここだけなのッ!!



特別編 一時の夏の思い出 Dusk to Dawn

指揮官がリヴァイル氏を全力疾走で確保して強制送還から数分後、ハンモックのところに戻ってきた

私物として買っていたのを知っていたのでココに戻ると思っていたがあたりだったようだ

 

「悩み事か?」

「あ、指揮官・・・」

「一応聞いてやるよ、グリフォーネ」

 

島についたあと、自分達は思い思いの行動をしていた

M4A1やM16A1は他の基地の子達と遊び、ICEYは海を眺め、エリザはロリ化したウロボロスと共にいる

元部下という事もあり安心できるのだろう。ただ、島に降りて~リバイバーを鹵獲した後すぐまで着ていた水着と今は違う

エリザは島に降りた際、旧スクだったのだが今はレース加工の施されたハイネックの水着である。

旧スクとは違った可憐さが出ている水着は、M4A1が指揮官には内緒でエリザのために用意したものであり、この水着に変えてからは思いっきり楽しんでいるようだ

 

「この環境は大切だけど・・・いつか穢してしまいそうで・・・」

「たしかに大切だ、守り抜かねばと心から思う・・・その言葉出るということは、君は自分の開発コードを何処かで知ったな?」

「つい先日、ペルシカさんに見てもらった際に」

「あのバカケモミミが・・・まぁ、悩むのも無理はない名前だったからな」

 

そう、自分の今の体・・・戦術人形の開発コードを知ってしまった

知らなければよかったと思った、だってそれは・・・

 

夕闇を運ぶもの(Dusk Bringer)とは何とも、嫌がらせにも程がある。可憐な見た目にしてる分より腹が立つ。まぁ、そいつらもういないがな」

「・・・」

「だから、変えてやるよ」

 

そう言って指揮官が自分の後ろに立ち、首に何かをつけた

これは・・・チョーカー?

 

「ほれ、開発コードを見てみろ」

「・・・つっ!?」

 

開発コードを見てみたら、変わっていた・・・DBSoH、そこは変わってないが・・・

 

夜明を運び、大いなる種を紡ぐもの( Dawn Bringer Sower of Huge )。人と同じものを持ち、その願いと思いと絆から生まれしものを次の世代に紡ぐ者。それが今日これからのお前だ」

「指揮官・・・」

「で、他にも悩みがあるんだろ?そうだな・・・」

 

んー。とか、あー。とか言いながら指揮官は考える真似をして自分に笑いながら告げた

 

転生者で、元は男性なのに女性の戦術人形になっちまったとか?」

ブフォ!?

「マジかよ・・・」

「な、ななな・・・なんでそれを!?」

 

咳き込みながら質問すると、指揮官はさも当然という顔で返答してきた

 

「所作だ、無意識のうちにやっている動作の端々に男性のようなことをしている場面が見受けられた。転生者じゃね?と思ったのは明らかに知ってる素振りを見せたことが多々あったことだな」

「そ、それだけではないですよね?」

「あぁ、バカンスの2日前に行った強制査察、その際の負傷者の扱いには男性的な思考。女性にはない特徴があった。それで確信に変わったよ」

 

あー、同じ男に向かってトンデモ発言したアレか・・・アレで見抜かれていたのか・・・

 

「いやーまさか君の可憐な容姿からまさかの爆弾発言に俺も一瞬思考が飛んでしまったよ」

「忘れてッ・・・忘れて・・・下さいッ!!」

「生憎と作戦記録として永久保存だ、嬉し涙でも流すが良い!!」

いぃぃぃやぁぁぁぁぁぁッ!!

「小声で絶叫するとは・・・器用な真似すんのな」

 

顔が真っ赤になった、恥ずかしくて穴があったら入りたい気分だ!!

こ、こうなったら・・・思考停止級の口撃をしてやる!!

 

「悩みはなくなったという顔だな?」

「えぇ、完全に、とは言えないですけどね」

「遊んでこい、残ったものも発散できるようにな」

「えぇ、それでは失礼します。ビッグボス」

「つっ・・・!?」

 

自分の言葉に、指揮官は鳩が豆鉄砲を食ったような顔でフリーズした

意地悪くウインクまでしてそこを去り、皆のもとへ向かう事にする

 


 

「ビッグボス、か・・・」

「マスター?」

「指揮官?」

 

合流して散策していたICEYとLAFIに不思議なものを見たという顔で言われながら、グラスに入れていたワインを飲む

 

「いやなに、そう呼ばれたのは初めてでな」

 

グリフォーネの背中を見ながら、どこか懐かしいものを感じた

自分が生涯唯一、部下になりたいと思った素晴らしき人物が周りの部下たちに言われていた敬称が、まさか私に対してのものになるとは思っていなかった

自分は彼のようなカリスマ性なんて持ってない、彼ほどの経験もしていない

彼は自らのカリスマ性と他を圧倒する経験量、そして何よりも人としての在り方から、多くの仲間がいた

ただ・・・妙に子供っぽい所や、融通の効かない所、ドジどころか天然に入りかけている所があったりもしたが

 

「この世界にいるのなら、血眼になって探して無理矢理にでも連れてくるんだがな」

「相手は男の人?」

「どっちにでもなれる両性類、言ったら星にさせられるけどな」

 

本人の目の前で言ったら、確実にスマッシュ食らってお星さまにされる、流石に自分にはしてこないだろうけど・・・

それでも言われてキレる言葉であるのは間違いない

 

「指揮官」

「なんだ、ICEY?」

「寝る」

「あのー、それ俺の・・・」

 

ICEYは眠くなっていたのか自分が寝るために展開したハンモックで寝始めた

LAFIはいつの間にかいなくなり、M4とエリザと共に海岸で子どもたちを見ている

 

一方船の近くの岸壁ではM16とM1887が岸釣り(サビキ釣りのようだ)をしている

意外にも釣果は良さそうである

 

「さて、と」

 

ハンモックではICEYが寝ているので、別途で用意していたロッキングチェアで寝ることにした

M4、M16、M1887、グリフォーネが別行動を取ったとLAFIから連絡を受けたのは、それから数時間経過後のことだった




さて、裏編参加メンバーが何していたか書いたし、次の話はM16とM1887の話やな!!
ところで君ら何で釣りやってたん?

M16「はしゃぐほど体力が・・・」
M1887「嘘言わないの、食材の追加確保でしょ?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。