チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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特別編、白黒モンブラン様のDevils front lineにて行われている企画、Memories of a summer に参加してます!!

主催者様が裏編始めたのでこちらも裏編に突入!!
さて、裏編参加メンバーの装備を整えるか・・・


特別編 一時の夏の思い出(裏) Off-island

「どうしたシーナ指揮官?深刻そうな顔をしているが」

 

しばらくワイワイしている場面を見ていたが、その中で報告を受けて深刻なトラブルに見舞われたという表情に変わっていたシーナ指揮官を見て思わず声をかけていた

説明を受けてすぐに対応メンバーを選定する

呼んだのはM4A1、M16A1、M1887、グリフォーネの4人だ、各自優れた能力を有している

M4は指揮、M16は索敵、M1887は即応、グリフォーネはその全てが平均以上である器用さ・・・即席の部隊としてはベターな構成だ

 

「指揮官、話はLAFIさんから聞きましたが・・・」

「安心しろ、即応できる戦闘用デバイスは用意している。万が一のことを想定してバッグの底に入れておいたんだが役に立つと思ってなかった」

「で、その箱のがそうなのか?」

「あぁ、各自に渡すぞ」

 

M4には最初期に開発していたが日の目をコレまで見てなかったデバイス、GAT-X105E・ストライクエンハンスド、近接戦が多いための採用である

M16には同じく最初期に開発したGAT-X102・デュエルアサルトシュラウド、理由としてはこれまで彼女が持っていた装備をM4が引き継いで使用し始めたため、防御能力に問題が生じているからだ

M1887のは自分がタリンで使った機体、F91の試作機であるF90のIタイプ、一部装備品はF91よりフィードバックして搭載し直した

グリフォーネが使うのはAS-1・ブレイズレイブン、近接戦を得意とするためそれに合わせて新規製造した機体である。本来はICEYが使うものだが、本人は今のところ使う気がないとのことなので今回はグリフォーネでテストすることにした

 

なんだろう、自分自身何を想定してこの装備を持ってきたか訳分からなくなってきた

横にいるシーナ指揮官が少し呆れながら質問してきたし

 

「あの・・・戦争でもするんですか?」

「起こせてもLIC(低強度紛争)*1が限界だろうよ。単純にコスパが悪すぎる」

「LIC以上の事では?」

「1中隊ほどあれば中強度、1大隊で通常戦争だな。戦力的問題ではなく単純に兵站の問題だ」

 

実のところ、そこがS13の唯一の欠点でもある

規模としては中堅ですら無い若手である分、どうしても兵站の問題が付き纏う

大規模の作戦をバカスカ出来ているのは、実のところ私の副業収入による補填があってこそである

まぁ、株式取引でヤバイ額を稼いだ恩恵なのだが・・・

 

「さて、あの子達に島の裏側の異変は任せよう。うちの連中は役に立つぜ?」

「・・・」

 

不安そうな顔だが安心してくれ、うちのは悪魔とか何だとか気にせず立ち向かう連中だから

 


「うちの連中は役に立つぜ?とか、今ごろ言ってそう」

「これから本格的に楽しもうと思ってたのに・・・」

「クソッ・・・酒が足りねぇ」

「後で懲らしめてやる・・・」

 

指揮官の指示の下、私達は島の裏で起きている異変に対処するべく行動をしていた

既に先行している何人かのメンバーが現地で待っているそうだ

ちなみに発言の順番は自分(グリフォーネ)、M1887、M16、M4である

M1887はM16と先程まで魚釣りしていたので本当にこれからバカンスを楽しむところだった、哀愁を漂わせているのは気のせいではない・・・

M16は酒を飲みつつ魚釣りというそこはかとなく危険な行為をやってまだ飲み足りないという、帰ってからXM16E1さんにこってり絞られるだろう

M4は参加した人たちとの交流を楽しんで(エリザの面倒も見て)楽しんでいたところのコレで恨み節全開である

 

「グリフォーネはなんでそんなにハイなのかしら?」

「心霊系が好きなので、でもただハイになっているだけではないですよ。正直帰りたいっス」

「正直ね、私も同意見よ。ミッションじゃなかったら帰ってるわ」

 

自分とM1887は意外にも馬が合う、趣味は違うが・・・何というかこう、頼まれたものを断れない性格なのだ

 

「貧乏くじ引いたわ」

「俺は二度目の人生いきなりハードモードなんですけど」

「ご愁傷さま・・・二度目?」

「おっと、これは発言禁止なので言えないっすね」

 

M1887が俺の零した言葉に敏感に反応した、目敏い上に地獄耳か・・・

 

「グリフォーネ、後で少し話しましょう」

「助けてM4隊長!!」

「鯖折りとスタンピング、どちらか好きな方を選んでください、その逆でブチのめします」

「いや機嫌悪すぎんだろ」

 

M1887を回避するべくM4に声をかけたらめっちゃドスの利いた声で返された、正直怖い

 

「さて、そろそろ合流地点です。気を引き締めていきますよ」

「「「了解・・・!!」」」

 

この後自分が落っこちるなんてこの時は知る由もない事だった

*1
Low Intensity Conflictの略。通常戦争と平和状態との中間にあたる緩やかな紛争状態を指す概念のこと。今日では本来の定義から転じて、地上戦において従来の大規模な戦車戦に対して、市街戦や対歩兵・ゲリラ戦闘を指す言葉として用いられることが多い




なぉ、M4の機嫌が悪いのは別の理由も含まれていたりする
・・・にしても今回も装備がまたスゲェ豪華だな、一体どれだけのブツを作ってんだこの指揮官?
株式取引で財を成すなんてアンタだけだよシャマール(なお作者は無事爆死したもよう)
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