今度はM4とグリフォーネのコンビが戦う
しっかり者の妹コンビが抜群のコンビネーションを発揮する!!
「触手かぁ・・・なんでそんなにデカいのだか」
思わずそんな言葉が出ていた
相手はデカい悪魔だった、どっかで見たことがあるが、これはたぶんDMCで出てきたジョカトグゥルムではなかろうか?
だとしたら非常に厄介であるが・・・自分には触手のイメージがアレなのだ、そう・・・
「触手ってのは女を
「「なに言ってるの!?」」
アイソマーとM4に怒られた、ぴえん
「だあぁ!!人が話してる最中だろうがぁ!!邪魔すんじゃねぇ!!」
その間に迫っていた触手を斬り落とし、捌ききれないものは回避した
アジャイルスラスタでは加速に勢いがつきすぎて逆に自滅するのでジャンプで回避している
「真面目にしてください、グリフォーネ!!」
「これでも真面目なんですけど、ねッ!!」
M4の背後に迫っていた触手を居合斬りで落とし、背中を預ける
M4は呆れながら返してきた
「指揮官と同じで真面目か不真面目か分かりませんね・・・」
「まぁそれは置いといて・・・どうするよ隊長?ひん剥かれる前に毒で逝くか触手で潰されちまうぞ?」
「斬り落としなさい」
「んな無茶な・・・!!」
そう言ってる間に迫ってきた細い触手を防いで距離を取った
「今の見てわかっただろ俺じゃ斬れねぇよ!!ICEYさんなら一刀両断してんだろうけどさ!!」
「ですが深い切り込みは入れてます、頑張りなさい!!」
「この鬼畜!!復讐爆殺魔!!」
「一言余計です!!」
横をノールックでぶっ放されたビームが駆け抜けていった、その先にある触手が焼ける音がする
「ひぇっ・・・」
「流れ弾に気をつけてくださいね?」
「後で言わないでくれませんかね!?」
払い攻撃をジャンプして躱し、返す刀で深い切れ込みを入れてお返しした
同時にM4は滞空を選び、ビームライフルショーティーで攻撃を開始する
「おい、マジかよ!?」
それからしばらく膠着状態が続き、ジョカトグゥルムが毒を吐くと同時に触手全てで攻撃してきた
今度の攻撃は流石に予想外で・・・
「こ、のっ・・・!!」
「や、ろうっ!!」
脱出ルートを作るべく触手に切り込むが・・・先ほどと異なり剣が通らない
自己強化が行われている・・・厄介なッ!!
「一撃が駄目ならば!!」
なら今度は連撃を加えればいい、単分子カッターは長短合わせて二振りなのだから!!
「落雷注意だ」
ギルヴァさんの声に反応して、私は思わずグリフォーネとアイソマーを射出したワイヤーアンカーで絡め取り無理やり引き寄せていた
そうすることで地面に流れる高電圧から二人を守るためである
ガスは空気に比べ電気が流れやすい、しかも絶縁破壊で導体の代わりになる触手もある、立っていたら間違いなく感電していた
「い、一撃で・・・?」
「うっそぉ・・・」
「おまけにあの触手を全部斬ってるし・・・いや、斬ったというより裂いたというのが正しいのかな?」
私は二人を地面に降ろしつつ驚きのあまり声が裏返りかけていた
私と同じくグリフォーネも驚いていたが、アイソマーは比較的冷静なのか、ギルヴァさんの行った攻撃を分析していた
直後、ジョカトグゥルムが女体部分でギルヴァさんを攻撃しようとして躱される
それが隙を生んだのは言うまでもないし、それを逃がすほど私は甘くない
「この距離ならッ!!」
ビームライフルショーティーを二丁同時に構え、容赦なく連発する
この武器は私が普段使う武器より集弾率は低い、その代わりに弾幕を張れるほどの連射性能を有していて、大型の敵にはもってこいだ
そしてジョカトグゥルムはまさにその大型の敵であり、弱点は大きい!!
「つっ・・・!!」
迫る攻撃を身体を捻りながら回転して躱す
その間も左右どちらかの手に持っているビームライフルショーティーで撃ち続けることをやめたりはしない
その後も体勢を変えながら撃ち続ける。右回転で左手で撃ち続けたり、側転しながら両手で、バク転しながら、下に降りつつ、または上昇しながら・・・
「これだけやればッ!!」
ジョカトグゥルムがその瞬間に絶叫した、攻撃を中断して左手のビームライフルショーティーをマウンターに固定しなおし、装備されているワイヤーアンカーを後方の壁に射出して固定、巻き上げると同時にブランコの要領で不規則な機動を行いながら右手の方で攻撃しつつ後退する
何故その行動をしたか、それはジョカトグゥルムに接近するアイソマーとグリフォーネの姿があったからだ。二人なら首を落とせると思ったから
M4の怒涛の射撃で敵に決定的な隙が生まれた
それを逃さず、自分とアイソマーが指し合わせてもいないのに同時に動く
狙うのは一箇所、人の姿に近い部分があるのならそこは確実な弱点だ
ここぞとばかりにアジャイルスラスタへ電力を送り、加速する
同タイミングで構えていた刀を納刀、居合の構えを取りつつ加速を続ける
「・・・!!」
ジョカトグゥルムがこちらに気づくがもう遅い、もはや迎撃など不可能な距離までこちらは近づいている
そして、自分とアイソマーは地面にヒビが入るほどの力で飛び上がり、狙っていた一箇所・・・敵の首をとるために最後の加速をかける
「その・・・!!」
「首を・・・!!」
ジョカトグゥルムの動きが止まる
本能で感じた恐怖・・・突如芽生えたそれを、恐怖と理解などさせないまま斬り落とす!!
「「置いて逝けぇぇぇぇッ!!」」
同時に放った裂帛の一閃がその首を両断した
その姿を見ること無く、背にしたまま地面に降り立ち刀を振るって血を落として納刀する
「流石です、剣も出来るんですねグリフォーネ。アイソマーも槍さばき、見事でした」
「ど、どうも・・・」
「あ、ありがと・・・」
そして3人で少しだけ話すが、そこに別の誰かの声が聞こえた
「良くやるものだ。そこだけは誉めてやろう」
その雰囲気は決して仲間になりに来たと言い難く、私達に対して静かに殺気を放っていた
それに反射的に構えていた、だがすぐにギルヴァさんからドッペルゲンガーが出てくる
そちらにほうに注目していた、あの人は誰だ・・・?いや、アレは何だ・・・?
だが、一つだけわかった事がある。ギルヴァさんから出てきたこの存在は眼の前の敵と同じ、あるいはそれ以上の力を持ってる存在であると・・・
なおこの後、こんな事になる↓
グリフォーネ「怒られた・・・」(冒頭のピー音連発で)
M4「当たり前です!!」(拳骨かましたあと)
アイソマー「そうだそうだー!!」(ハリセンでシバいたあと)