チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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グリフォーネ「マジであと何個特異機能あるんだこの身体?」
シャマール「知りたいのか?分解(バラ)させろ」


特別編 一時の夏の思い出(裏) last stand(final battle)

ギルヴァさんと蒼さんと戦闘を開始したモデウスだったが、僅か数手で戦法を変えてきた

二人から距離を取り、次に来たのは自分の方だったのだ

それが意味するのが、何なのかはすぐに分かる。確実に狩れるやつから狩る、という事だ

 

「クソッ!!」

 

姿形はGE2RBで登場する"エインヘリアル"に近い

顔を髑髏の仮面で隠し、両肩にはマント、背には合計の五振りの剣が見える

そのうち、飛んできた剣の一撃を躱せたのは偶然、次の一手を見れたのは奇跡だった

だがあくまでも見れてるだけで、回避は出来ない

見えるビジョンは確実に切り落とされる自分の姿・・・

 

「まだだ!!まだ終わらんよッ!!」

 

そうなることを回避すべく、アジャイル・スラスタを前方に最大噴射して剣戟を紙一重で回避する事で難を逃れた

 

「つっ・・・!!」

 

だが無茶振りが祟り、視界が一瞬白に染まる

相手はそれを逃がすほど甘くない、だが今の自分にはもう手がない

 

「・・・?」

 

だが妙に相手の動きが遅い、スローモーションになっている

それと同時に、視界の左端に・・・λ Driver Install complete の記載が光った

λ Driver・・・ラムダドライバだと!?

 

「えぇい、ままよ!!」

 

振るわれた追撃を、鋼鉄の壁をイメージすることで届く前に防いだ、飛んできていた4振りの刀も同じく止まる

自分の思った通り、これは間違いなくあのラムダドライバで間違いない

ならば・・・

 

()()()()!!

 

かくしてイメージしたのは、言葉通り吹っ飛ばされる敵の姿

ラムダドライバへ送られる大電力・・・イメージは現実へと変容し、吹っ飛ばされた敵とそれを見ていた味方に驚愕の表情が生まれた

 

「おいおい、何だよ今のは?」

 

蒼さんの台詞はこの場にいる味方全員の感情だろう、言われなくても分かっているし自分自身が驚いている

立ち上がると、内部機構の異常発熱を解消するために背中側のパーツが一部展開して白い煙を吐き出した

関連機構であるTAROSも十全に機能している、そしてこれにより肉体の大半の機能が開放されたことを理解した

背面にはラムダドライバ冷却装置兼、ヴォワチュール・リュミエール制御装置を構成する折りたたみ式の小翼があるのを今知った

また、稼働動力源にGNドライヴ[T(タウ)]が内蔵されており、TRANS-AM(トランザム)すら可能となっている

それら全てが、問題なく動いていることも感覚として認識できる

 

「テメェの攻撃はそれで終わりか?」

 

短い方の剣を納刀し、長剣の方を向けながら俺は挑発する

 

「今度はコッチの番だ、文句あるかこの野郎ッ!!」

 

喝破と同時に全機能を同時に最大出力で稼働を開始させた

TAROSがイメージを正確に機械言語化しラムダドライバがそれを受信し自重を軽減する、GNドライヴ[T(タウ)]の大出力と加減効果で更にそれを後押し、アジャイルスラスタとヴォワチュール・リュミエールで加速性能を最大まで引き上げる

限界稼働時間はまさかの1分だが、それまでに敵を削れるだけ削り落とす!!

 

「・・・!!」

 

だが、何の負荷もなしとは流石行かない

狂ったように行われる速度とバッテリーの増減、それがランダムに繰り返される

それは従来、戦術人形用としてはかなり優秀なショックアブソーバーを搭載されているはずの自分ですら呻きかねないほどの痛みが襲うほどだ

ショックアブソーバーの設計許容量の限界を超えているのだ、無理もない

だが、足止めれば自分が死ぬ。飛びすぎても死ぬ、一手どころか半手間違えても死ぬ。一髪千鈞のギリギリを攻め続けるしか無い!!

 

「これでッ!!」

 

そのギリギリを攻略し4本の剣が砕かれた、残されたのは背中のデザインが異なっていた一本と手に持っている大剣のみ!!

 

「なにっ!?」

 

そこまで来てやっと敵が驚きの声を上げた

無理もなかろう。()()()()()()()()()が、本来出来ないことをやってのけたのだから

だが、あいにくと自分はその普通の枠に入らない。見た目はたしかに普通に見えるが、その中身は最初から最後まで別世界の様々な技術の違法転用でしめられている

これでサイコフレームかNT-D、もしくはバイオセンサーまで内蔵されていたらここに来れてはいないだろう、確実に指揮官がNGをだすからだ

 

「あとは、おまかせします、皆さん!!」

 

限界時間到達と同時にそう叫び、自分はいつは最初から使えていた機能であるECS(電磁迷彩システム)で姿を眩ませた




LAFI「グリフォーネ」(笑顔でキレている)
グリフォーネ「・・・はい」(あまりの恐怖に失神寸前)
LAFI「後で精密検査です」(頭にチョップ)
グリフォーネ「デスヨネー・・・」(絶望の無表情)

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