チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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NTK氏作、人形達を守るモノとコラボです

大型コラボで指揮官頑張る。仲間も頑張る。
今回は導入編




コラボ編
少し先の未来で頑張る話(1)【コラボ】


ある作戦を完了したとある日、私の元にとある作戦への参加要請が来ていた

 

異性体(アイソマー)救出作戦・・・LAFI、立案者の裏は?」

<立案したのはリヴァイル・ウィッカーマンという人物のようです。元は連邦軍が秘密で抱えていた技術者でパラデウスにも関与。データとして自身の記憶などを保管・転写する技術、デジタルクローンを開発し成功させてその技術を隠匿した状態で自殺後、数年かけて復活・・・あぁ、復活にはペルシカ博士も関与しているようですね>

「頭痛くなってきた・・・あの猫耳め・・・少数精鋭で行く、モンドラゴンとXM16、私とLAFIで行くと伝えておいてくれ」

<了解です、お二人には?>

「作戦内容を明かして構わん、当日は移動手段にボクサーを使うぞ」

<破損したらカリーナが泣きますね>

「・・・流石にやり過ぎたと反省している」

 

S9基地・・・ジャンシアーヌから譲り受けたボクサー装輪装甲車はあの後、私が得意とする魔改造の結果とんでもない仕様になっていた

兵員輸送能力を有した指揮通信車というアホな仕様だ

当たり前だが装甲車としての能力も向上している、軽量型爆発反応装甲(Lightweight Explosion Reactive Armor)の実装にエンジンはパワーパックの設計見直しとハイブリットエンジン化を実現した

その結果として舗装面での前進速度が改造前103㎞に対して改造後135㎞、後進速度が30㎞から55㎞に向上している

代償に、運用コストが馬鹿にならないほど高いという致命的欠陥を抱えてしまう羽目になってしまった

 

「まぁ、得られる利益を考えれば。仕方なしとは言えるが」

 

何せ内部機器が非常にお高い、何故なら・・・

 

「誰だよ、機能が一杯ぶち込めるからって小型の光ニューロAI端末ぶち込んだの・・・私だったわ」

 

そう、光ニューロAIの端末をぶち込んだ阿呆がいたのだ・・・私だったが

 

「その結果、移動する作戦司令部というチートが出来たので良しとするか」

 

そう締めくくり、車両の点検をする

ちなみに前線運用すること前提で戦術人形の簡易修理キットや武器弾薬、エネルギー供給用ソケットも実装してある

 

「あ、ソケットに埃が・・・綺麗にしておこう・・・」

 

そして当日・・・

 

「人選ミスったか・・・?」

「貴女がソレを言いますか・・・?」

「いやもう、私ら要らなくね?」

「すさまじい顔ぶれですね・・・」

 

何てことでしょう、そこには錚々たる顔ぶれの参加者が居たではありませんか

皆さんかなりお強いですね・・・人選失敗したわ、エースでチーム組んで来るべきだった

 

「これはこちらも更なるチートを用意せねば・・・と言いつつ用意してあるんだがね」

「なんです、その箱は?」

「まず、一つはXM、それとモンドラゴン。二人のは共通」

 

持ってきていた三つの箱を見ながら、モンドラゴンが聞いてきた、開けて中の物を渡す

 

「サーベルですか・・・」

「ただのじゃないけどな。それの名は霧斬(むざん)、物体に接触した際に物体の固有振動数を発生させることによって、その物質の結合力を弱め、液状化現象を引き起こす兵器だ。位相が逆の振動波で打ち消すことが可能だけどな。水が含まれていない鉄などは砂状になるぞ」

「またチートぶち込んできましたね!?」

「参加メンバーがメンバーだからな、これでも控えめだ」

「指揮官の箱は・・・?」

「それは秘密、できれば使わない事を祈るばかりさ」

 

私の持つ箱は例外中の例外だ、非常事態以外に使いたくない

私の肉体への負荷も大きいし、何より目立ちすぎる

 

「それとこれもだ」

「先の色が・・・これはもしや?」

「その通り、私の開発した特殊合金製の弾だ・・・ちなみに単価はとってもお高い」

「聞いても・・・?」

「一発当たり750ドル」

 

XMが無言でそれをポーチの一番下に入れた

 

「私は聞いてなかった。そうよね、モンドラゴン?」

「えぇ、聞こえていませんでしたね」

「まぁ、ここぞというときに使ってくれ・・・多用されると赤字になるが」

 

さて、こちらも用意は終わっているかな?

 

「LAFI、通信系の掌握率は?」

<いつでもこちらの管制下におけますよ?というより、すぐ終わりました。暗号化が簡易なもので助かりましたよ>

「書き換えて主暗号をAES256に変更しろ、副暗号はTLS1.3に変更しておけ。45分はクラッキングに耐えられるようになる。端末は遠隔で書き換え出来るはずだ。周波数まで変えたら怪しまれるからそれは変更なしで良い。ジャミングが発生した場合は2418.15Mhzの周波数帯を利用して広域データリンクを形成」

<了解です、書き換えは1分で終わります>

 

そう言って私は基地からこの日のために持ってきていた参加メンバー各員に端末を配る

これは私の基地で採用している多数の暗号通信に対応した電子端末で、サイズはスマホ程度ながら一回のフルチャージで1週間動作可能なバッテリーと超広範囲の電波通信機能、多数のアプリの追加インストールが可能な万能デバイスだ

ここにあるのは試作機で、正式採用の可否はこの作戦後に決める

ちなみに、配ったものはそのままお持ち帰りしてもらって各基地で改造してくれて構わない

 

「通信管制は任せるぞ、相棒(LAFI)

<えぇ、お任せくださいマスター>

 

さて、作戦開始時間まであと少しだ・・・




霧斬・・・どう考えてもナインエスからですねありがとうございます。(敵に対して慈悲はない)
一発で750ドルも消える弾丸ってなんだよ・・・ちなみに理由はダイヤを超える超高硬度の合金を芯のブレのほぼない形で削り出し加工しているため。自己鍛造効果があるため貫通力が高く破壊力は同形状の弾丸より高い

通信端末
主人公謹製のトンデモデバイス、保存容量がアホほど多くて高速、その上多数の暗号通信に対応している
持ってきたのは試作機であるため使用後はそのまま贈呈いたします
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