チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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NTK氏作、人形達を守るモノとコラボ第三話

コラボで最も地味な(だけど重要な)場所を攻めているニッチな指揮官一行がいるらしい
なお、当初の計画ガン無視して戦場に出る指揮官のチームだ

あ、うちでしたわwww

11/11訂正ありました
ごめんよ、モンドラゴンM1908
君、マガジン式だったの忘れてたわ


少し先の未来で頑張る話(3)【コラボ】

「堅い!!」

「偏向障壁・・・厄介ですね」

 

XM16E1の声に同意するようにモンドラゴンM1908は呟いた

二人の目の前にはパラデウスの兵、ロデレロが偏向障壁を展開して立ちふさがっている

突破したいが、列車内という閉所においては多角的に攻める事がかなわず足止めされていた

 

「やばっ!!」

「つっ!!」

 

二人をロデレロの主砲がとらえる・・・赤黒い不気味なレーザーが照射されるその瞬間・・・

 

「えっ!?」

「なっ!?」

 

二人が驚く人物が・・・放たれたビームを十字架に見える武器で拡散させていた・・・

 

「やれやれ、間に合わなかったら列車ごとパーだ・・・危なかったな」

「指揮官!!」

「おう、危なかったな二人とも・・・少し下がってろよ」

 

そう言って私は十字架の長い側を敵であるロデレロに向け、微笑みながら告げた

 

「列車の防衛ご苦労、では死にたまえ」

 

その瞬間、向けていた部分が分割されその内部があらわになる

そこには・・・

 

「「ライフル砲!?」」

「ファイア」

 

二人の驚愕の声のすぐあと、人が持てるはずのない火砲から強力な砲撃が放たれる

AR、RFの火力では撃破出来なかったロデレロも、耐久限界を突破する火器の砲撃には流石に対応できず・・・跡形も残らず消し飛んだ

 

「うむ、威力が高すぎた・・・火薬を減らすか、弾頭形状を変えたほうがいいか?まぁいい、とにかく先に進み・・・」

 

次の瞬間、背筋に寒気を覚えてとっさに十字架の後ろに回り込んで盾代わりにした

 

「おいおい・・・おかわりはいらねぇぞ!!」

「言ってる場合ですか!?」

「最悪ですよ、なんでよりにもよって車内に入ってきてるんですか!?」

「あの映像見てイラついたんでな、直接出向いて憂さ晴らしだ!!」

 

再び長いほうを敵に向ける、するとその先端の上下左右が開き、その内部にあった機関銃が火を噴いた

 

「元が人間だろうが何だろうが知るか、邪魔すんなら問答無用でスクラップだ!!覚悟しやがれカルト共が!!」

 

破壊の暴虐が牙をむく、新たに出現したロデレロの妨害に真っ向から力尽くで対応する

 

「12.7ミリは流石に効くだろ!!」

「というより反動制御はどうやってるんですか!?」

「それが君達を下がらせた理由だ、虚弦斥力場生成システムで反動を斥力分散しているんだからな!!」

「もうやだこの指揮官(チート)!!」

 

機関銃が轟音を立てながら敵を穴だらけの肉塊に変える

 

「これだけやれば流石に耐えられまい!!」

「まだ半分の所に来たばかりですけどね!!」

「そして喜べ諸君、補給ポイントだ」

「やるのは火事場泥棒ですけどね!!」

 

XM16E1は私にそう怒鳴り返しつつも自身の使う弾薬をしっかり確保していく

一方のモンドラゴンM1908は・・・なぜか暗い表情だった

 

「どうした・・・?」

「あるわけないですよね・・・弾薬」

「あ・・・」

 

そうだった、モンドラゴンの使う弾薬はマイナーなモノではなかった!!

 

「良いんです・・・マイナーでもないですから・・・」

「いや、そうでもないとおも・・・」

 

そう言いながらもモンドラゴンの使う弾薬がないか調べて・・・麻袋を覗いたら発見した

 

「良かったなモンドラゴン、弾薬あったぞ」

 

私の言葉にモンドラゴンが喰いつく

 

「本当ですか?」

「ほら、麻袋の中に雑に入れられてたけどよ」

 

そう言って私は少し大きめの麻袋を広げる

そこには大量の7.92x57mmモーゼル弾・・・モンドラゴンM1908の使用弾薬が入っていた

30発入りドラムマガジンに装填する計算でおよそ150個、相当な量だ

惜しむとしたら、ドラムマガジンに入ってないのと、装填用のローダーがない事か・・・

ドラムマガジンもよく見ると100発入りのが混ざっているな

一緒に見ているモンドラゴンも先程の暗い表情から一転して嬉しそうだ

 

「驚きな事にSAAMI規格*1での製造品だな。品質もいいほうだろう。麻袋に入れられていることを除けば」

「徹甲弾使わずに済みますね」

「言ってくれるねぇ・・・で、XM16E1?何してんの?」

「アフターパーツがあったのでつい・・・」

 

XMが変な事をしていた、というのも

 

「サイドアームを片手間に作るアホが居やがった」

「指揮官に言われたくありませんよ!!」

 

アンダーバレルのM26MASSをこの場でピストルグリップとストックを装着して単独での使用が可能な状態に仕立て上げたのだ

アホだ、アホが居やがった・・・そもそもサイドアームを持ってきてない阿呆だ

 

「そもそも、サイドアームを用意しないM16E1がいけないのでは?」

「う・・・そ、そういうモンドラゴンはサーベルじゃん!!私もだけど・・・

「拳銃持ってきてますよ、Mk.23ですけど」

「・・・」

 

あわれ、持ってきてなかったのはXM16E1だけだった

ちなみに私もサイドアームを持ってきている・・・というより普段の兵装がそのままサイドアームになっているだけだが

 

「指揮官、何をしているのですか?」

「サクッと手軽に弾薬作ってる、さっきので弾薬の威力が高すぎたのでな」

「弾薬のついでに他の物作ってませんか?」

「よくわかったな、爆弾だ」

「炸薬を爆薬代わりにするのはおそらく指揮官だけですね」

 

LAFIにも戦略物資のある部分を記録してもらい、先に進む

 

「おい、すげぇと思わないか」

「今度は医療品ですか・・・確かにこれはすごいですね」

「おあつらえ向きにすべて滅菌済み未開封の新品だ・・・この車両の分だけでも100床未満の病院の1年分相当の量だぞ」

「ざっと見ただけでそこまでわかるのは何故なんですかね・・・?」

「金欲しさと資格欲しさに勉強しまくったし実践経験もしてきたからな。パクれるの全部パクってしまえ」

 

こちらも先程と同様にLAFIに記録してもらい、次の車両へ

 

「気を付けてください、生体反応です・・・数は4」

「私一人で制圧してくる」

「了解です、行ってください」

「あ、コレとコレは渡しとくな」

「素手で戦うつもりですか?」

「こんな閉所じゃうかつに撃てないからな」

 

武器の全てをXM16E1とモンドラゴンM1908に預けて扉を開ける

中にいたのは男2名と・・・

 

「面白い事をしているじゃないか、クソ共・・・覚悟は出来てるな?」

 

I.O.P製の戦術人形だった、強姦されていた・・・パラデウスめ、他の関係のない組織を利用して列車を運用していたようだな

 

「は、女一人で何が出来・・・」

 

たわ言を抜かして私を撃とうとした男の銃を蹴り上げて躱し、全力の回し蹴りで一撃ノックアウト

 

「クソアマ!!」

 

仲間がやられた事で切れたもう一人は意識を失うまで上半身を高速で殴打した

 

「いいぞ、二人とも」

「1分で制圧しましたか・・・この二人はどうしますか?」

「当然保護だ、戻れる基地があれば希望を聞いて戻れるようにしてあげよう」

「この子・・・誓約してますね・・・なんて酷い事を」

 

一両戻り、衣料品の豊富な車両から無地のシーツを持ってくる

すると・・・

 

「ダメッ!!」

 

一人がモンドラゴンの銃を奪い・・・自殺しようとしたところで私がその腕をつかんで止めた

 

「危ないな・・・大切な存在との再会も無しに自殺を選ぶとは」

「放してください・・・こんな私を・・・彼は・・・」

「あー、うん。同じ女として言いたい事は痛いほど分かるが、少し冷静になれ」

 

そう言ってすぐそこにあったアルコール飲料を飲ませる

ちなみに度数は・・・65だ

 

「あ・・・きゅう・・・」

「ありゃ、酒弱い子だったか」

 

一口飲ませたら酔い潰れた、まぁある意味これでいいかもしれん

無地のシーツをかぶせて寝かせる

男共の方はXM16E1とモンドラゴンが身動き出来ないように拘束していた

 

「・・・」

「君はまだ冷静そうだな?」

「殺して」

「断固拒否。たぶん君には帰る場所があり、このゴミ共はまだ利用できる部分があるからな」

 

そう言ってからその子にも無地のシーツをかぶせ、優しく撫でる

 

「これから君達を安全な場所に向かわせる」

「・・・」

 

睨んではいる、だがその目線は私ではなく男共に向いていた

 

「あいつ等には地獄を見せてやるさ、聞き出したいの全部聞いた後でな」

 

さて、残り3分の1。巻きで行きますか

その前にこの雄猿共から聞き出せる情報全て聞き出して殺しますかね・・・

*1
アメリカにおけるスポーツ用銃弾の標準化団体、スポーツ火器および銃弾製造業者協会の規格




作「うえ、R-17.9Gだよこれ・・・もう少しでR-18Gだぜ・・・」
(剣山で埋め尽くされた床に正座させられながら)
M1908「私の設定を忘れていた事への反省が足りないようですね」
(15Kgの重りを太ももに乗せながら)
作「アァァァァァ!!」

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