今回の話はAI、LAFIから見た戦場
AIが見る光景とは・・・?
今話のみ、LAFIちゃん視点
そのため普段の<>から「」に変更
ある日の昼頃、私はとあるメールに目を通していた
「おや、外部からの作戦参加要請ですか・・・立案者はリヴァイル・ウィッカーマン・・・」
他の基地から作戦への参加要請が来ていた
作戦立案者の名前をグリフィンのデータベースで調べるが・・・
「当たり障りのないデータは怪しいですね・・・では独自で調べましょう」
私がいるのはデータの海・・・私自身の内面世界だ
ここは今、外部に接続しているためネットから情報を得られる
「名前だけではあまり出てきませんか・・・では」
名前だけでは先と同様に当たり障りのない情報しか入手できない
では、隠されている部分を探ればいい
例えば、研究施設や軍保有のデータベースなどを探るだけでも・・・
「ヒット、やはり軍お抱えの研究者ですか・・・いや、だったと言うべきですね・・・」
データサーチに引っかかったのは二件、一つは新ソ連軍データベース、そしてもう一件は・・・要請されている作戦の敵側組織、パラデウス
時期的には軍を抜けてからパラデウスに入ったのだろうと推測される
「デジタルクローン・・・なかなか面白い技術を開発されたようですが、2
そう言って私はマスターに作戦の参加要請が来ている事と軽く調べた立案者の情報を伝える
マスターは投入戦力を大きく間違えていたが・・・まぁ気にしないほうがいいだろう
「え・・・参加戦力・・・ヤバすぎ・・・?」
参加戦力の総火力と総合練度を計算したらヤバい事になったのは言うまでもない
私のいる基地なんて、参加者の一つの基地だけでも30分で潰されてしまう・・・
「ヤバいやばい、非常にマズい!!」
焦りは禁物だと知っているしその危険性を理解しているが、この時ばかりはテンパった
まぁ、そのすぐあとマスターから不在中の対応マニュアルが皆に送信されたためすぐに冷静になれたが・・・
「なるほど、彼がリヴァイル・ウィッカーマンですか・・・相当に聡明な方ですね」
作戦決行日、私はマスターの視線から彼の声を聴いていた
何故視線が同じかと言われれば、マスターがかけているスマートグラスにあるカメラを利用しているためである
「いやはや、
マスターが試作端末を配るのを眺めながら私も書き換えの準備をする
たぶんマスターは書き換えを指示してくるはずだから
「おや、今回は念を入れていますね・・・流石にマズいと感じてくれましたね・・・だいぶ遅いですが」
そして全端末を誰にも気づかれず書き換えて通信テストまで終える
「さて、私も本気を出しま・・・おや?」
本腰を入れて仕事にとりかかろうとした瞬間、端末の一つが誰かに書き換えられた
その人物は・・・
「は・・・?え・・・?ちょ・・・!?リヴァイルさん!?手ぇだすの早すぎませんかねぇ!?」
まさかの立案者が速攻で書き換えた
一応バックドアで即座に制御下へ戻せはするが、書き換え後に転送された存在とお留守番の子に少し同情したため、あえてこちらからは何もしない
「あぁ、可哀想に・・・お留守番の子は拗ねてふて寝をしてますね・・・」
訂正、本気で同情した、拗ねて寝ている
「まぁ、私もそんな時期ありましたし。そっとしておきましょう・・・と、全部隊向けの通信が来てますね」
通信が来ていた。全体に通信を流す。その内容を私も聞く
「モーラト1-1より作戦参加中の全部隊に一方向通信。身元不明のG&K職員らしき男と戦術人形3体を確認。繰り返す、身元不明のG&K職員らしき男と戦術人形3体を確認。データをアップロードする」
直後に送られてくるデータも全体に流す、いやはや、この部隊も優秀ですね・・・既にタリンに入り込んで地下
他の方々も防衛線突破に成功しているようですね
一方、こちらはマスターが武装を解禁して列車に移乗するところ。同時に車両の操作も任された
「うぇ、敵が多すぎですよ・・・ストレリツィにロデレロ、後はガンナーですか・・・この程度であればM2HBで十分ではありますが・・・ここはまだ安全ですね・・・焼きましょう」
そう言いながら走行させつつグレネードランチャーに切り替えて攻撃、薄い偏向障壁は一発目の爆発で破壊されそこに二発目が入り込んで爆発・燃焼榴弾の効果により装甲ごと敵が焼け死ぬ
「マスターは私を優しいと思っているようですが、それは味方に対してのみです。敵に情けをかけてやるほどの性格はしておりませんよ?」
私は私の領分をしながら、作業のように敵を屠る
その間も当然ながら通信管制を怠らず・・・一部で
「よくよく考えたら、私の仕事多すぎませんかね?まぁどれも片手間で出来なくはないですが」
さて、ここで私の仕事を列挙していこう
1 通信管制
2 敵へのクラッキング
3 車輌操縦および搭載火器による攻撃(一時的)
あれ、どれも難しいモノですよね・・・?
「休みを入れましょう・・・通信管制は継続、敵へのクラッキングはめぼしい情報がないのでパス、残るのは車両の方ですが・・・敵は焼き尽くしたのでこちらも継続してマスターの近くにいたほうが良いですね」
結局1個しか減らせなかったが、楽にはなった
余計なタスクを減らせたぶん、他へ集中できる
「さて、ひと眠りしますか・・・」
そう言って私は目を閉じる、次に目を開けるのは危険な状況になった時だけだ
「オヤスミー」
そうして私は寝る事にした
LAFIちゃん、寝る(寝ているとは言ってない)
なおこの後トンデモナイ事態が発生して起こされる模様
というかこのドンパチしている場でよく寝れるなこのAI・・・