LAFIちゃんの緊急報告に主人公の反応は?
<マスター、緊急連絡です!!>
「聞きたくはないが聞いてやる」
<パラデウスが戦力を投入しました、一つは対規格外勢力用兵器、ヘカトンケイル。もう一つは推定ですがC級のE.L.I.Dです!!>
「は···?」
ここに来て、もうなりふり構ってられないのか兵器とE.L.I.Dをぶち込んでくる馬鹿に目眩がした
「パラデウスの連中は揃いも揃って馬鹿者の集まりなのか?普通諦めるぞ、こんなキチ戦力に攻められたら」
<その中でも特に電子、情報戦に優れた私達が言うのはアレですけどね!!>
「それくらいしか活躍するとこないしな!!」
<それ以外の事もしていますよね?>
「当たり前だ、私はこちらで忙しい」
私の目の前は別の意味での戦場になっていた
そこにいるのは怪我を負ったアイソマー達、彼女達への治療を行っている
少し前にアイソマー達を保護している場所まで来ていたが、そこには多くの怪我をおったアイソマー達がいた
他のスタッフも懸命に仕事をしているがとても人手が足りない
特に問題だったのは野戦手術の執刀経験者が不足してる点だった
そこで私は積んできていた医療器具と共に降車、こちらのサポートに回る事にした
物資輸送はモンドラゴンM1908とXM16E1に任せている、モンドラゴンが車両運転資格を持っている事(試しに運転させてみたら私より上手だった)、ある程度の敵に対してならXM16E1で対処可能なのが理由だ
「スタッフ総員、集合しろ!!」
スタッフの全員を呼び寄せ、私は告げる
「トリアージ班と簡易処置、本格手術の三班に分ける!!看護師資格のみの者はトリアージ班!!研修医と野戦手術の未経験者は簡易処置班!!野戦手術経験者は本格手術班に分散!!効率上げていくぞ!!」
「了解!!」
本部から来ていた者達だが、中々に優秀なスタッフ達だ
半ば混乱状態でありながら、それでもアイソマー達の命を救う事に最大の努力を注いでいた
これを少し弄って効率的にして行くだけで、今のままでは救えなかった命さえ救えるようになる
「LAFI」
<言われずとも分かっています、ヘカトンケイルの方は私で抑えますよ。ですがその為にお願いしたいことがあります>
「70%までの性能解放を認める、緊急事態と判断した場合は最大まで解放していい、その際は報告を事後にして構わん。ベストを尽くしてくれ」
<了解です、マスター>
「頼んだぞ」
<お任せ下さい!!>
兵器の方はLAFIに任せておけばどうとでもなる
問題はE.L.I.Dだが···
「そう言えば、モンドラゴンの本気見てないな」
モンドラゴンの本気が見れるかもしれない
一度だけだが、モンドラゴンが剣を使っている場面を見た事がある
その場面では大きめの角氷を剣の峰に置き、放りあげて落ちる間に切り刻んで綺麗な球体にカットしてキャッチするという芸当を披露していた
その事から、モンドラゴンが剣を使っても非常に強いことは分かっている
「XM16E1は···うん、ヤベーな」
XM16E1に至ってはE.L.I.D相手にCQC掛けてなぎ倒しそうだ
そう考えるとやっぱりあの二人はうちの最高戦力だな
「などと考えているのでは無いですかね、指揮官は」
「まっさかー、そんなのな···い、とは言いきれないんだよね」
一方その頃、物資輸送を任されていたモンドラゴン達は医療器具を下ろした分空いたスペースに新たに武器弾薬を積み込んでいた
その中で指揮官であるシャマールが思っていた事を正確に当てていたモンドラゴンと、それを否定しきれないXM16E1は、苦笑いしながら会話する
「信用も信頼も嬉しくは思いますが、いつも危険と隣り合わせの任務は疲れますね。しかもこちらの限界をギリギリ超えないように計算して振ってくるあたり、怒りたくても怒れないですし」
「指揮官ってば何時もだからね、この前の任務なんて想定の7倍敵いたのに笑いながら"敵が7倍?なら報酬は6.5倍だな、すり潰したまえ!!"だよ?」
「声真似上手ですね?」
「だって再生しているだけだし」
サラッと妙技を披露したXM16E1にモンドラゴンは微笑み
すぐに車に乗った
「さて、行きますよ」
「了解、レッツゴー!!」
そして2人の最高戦力は物資輸送を開始する
モンドラゴン「銃を撃つだけが戦いではありません。切り刻みましょう」(刀構えながら)
E.L.I.D「こっち来るなァ!!」
XM16E1「そうそう、こうやって、撃たなくても倒せるんだよ?」(CQCで倒しながら)
E.L.I.D「ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!」
うちのヤベー奴らはこんな感じのヤバさ