チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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NTK氏作、人形達を守るモノとコラボ第9話


前半LAFIちゃん視点、後半主人公視点
LAFIちゃんが考えるハッキングとクラッキングの違い



少し先の未来で頑張る話(9)【コラボ】

「突然の連絡済まない、頼みたい事があるんだが!!」

 

性能開放の許諾を取り付けてしばらくたった時、参加メンバーの一人、リバイバーから連絡を受けた

正直予測より少し遅かったが、それだけ善戦したのだろう

 

「要件は理解してます、そちらに現れた新型機の件ですね?」

「あぁ、ハッキングしてもらえるか!?」

「ハッキング・・・もうだいぶ進行してますが」

 

本当はハッキングなど言いたくないが相手に合わせる事にする

ハッキングとは本来、高度な知識や技術を用いてコンピュータやコンピュータネットワークの解析・改造・構築などを行うことを意味する。

私がやるのは悪いほう、ネットワークに繋がれたシステムへ不正に侵入したり、破壊・改竄など不正利用する”クラッキング”だ

私個人の考えとして、ハッキングとはコンピュータやソフトウェアの仕組みを研究、調査する行為であり、”高い技術レベルを必要とするコンピュータ利用”といった意味合いで、善悪の要素を持たない

対してクラッキングとは破壊などを伴い他者に迷惑をかけるものや、秘匿されたデータに不正にアクセスすることなど、悪意・害意を伴うモノだ。

よってハッカー*1はクラッカー*2とは違うと後で教えようと思う

 

「話が早くて助かる!!」

「後はこちらの情報を得られないようにするため通信回線を改竄するのみです」

「消去も頼む!!」

「了解です、後はお任せを」

 

そう言って通信を切り、新型機の方を潰す

これで敵に情報は洩れない、洩れたとしても残骸からエネルギー兵器が使用されていたというデータしか得られない

 

「さて、問題はヘカトンケイルですか・・・何でしょうねこれ?マスターなら何て言うでしょう?」

 

いざクラッキングしようと思ったらいつの間にかスパロボだった。意味が分からないと思うが私自身分かってない

 

「まぁいいでしょう、まずは・・・」

 

相手している皆さんの頑張りに、私も少しだけ力添えしましょう

 

【一方その頃、アイソマー保護収容地点】

 

「今の子で最後か?」

「はい、今の子が重篤な子の最後です。後はこちらで何とかできます」

「それは良かった、では私は戦場に戻らせてもらおう」

「では、コレをお使いください」

 

案内されたの一台のバイクのもとだった

そのバイクは・・・

 

「トライアンフ社のボンネビルT140TSXじゃないか!!しかも完全純正品ッ!!」

「運転の方は出来ますか?」

「何ならウィリーも披露するぞ?」

 

そう言ってエンジンをかけてシートにまたがる

 

「よし、では行ってくる」

「ご武運を」

 

その言葉を聞いた瞬間、ギアを入れアクセルを吹かして走り出した

 

「流石はクラシックバイク、いいサウンドだ!!」

 

LAFIから連絡が来たのはすぐ後だった

 

「なにこれぇ?局所的にスパロボやってんじゃねぇかよ・・・」

<いろいろとお茶濁ししてます、ですがヘカトンケイルのシステムにはおそらく・・・>

「コアがないな、いや違う・・・LAFI、()()()()()()()()()()と推定してお前なら何個同時に動かせる?もちろん安定動作でだ」

<その気になれば何万個でも・・・あぁ、そういう事ですか、ならば・・・はい、クラッキング成功です>

「潰せ」

<既にやってますよ>

 

その直後、現地でヘカトンケイルの腕が6本全部同時に破壊されたとの情報を得た

LAFIが自己修復機能を破壊したほんのすぐ後の事であり、まさにギリギリのタイミングだった

 

「おいおいおい、ヘカトンケイルもすぐ終わりそうだな」

<マスターの仮定通り、同時に起動しているシステム全てがコアでした。こんなアホなこと考えるのが()()()以外にいるんですね>

「アイツですらヘカトンケイルについては眉をひそめるだろうよ。その上で、出来損ない、ブサイク、と切り捨てるだろうさ」

 

私ですら今見てる映像でそう思うのだ、LAFIが言ったあの方・・・私の元共同研究者なら絶対に眉をひそめて続けざまに言い放つに違いない

まして相手が敵なら制御を奪って、最適化してしっぺ返し・・・なんて事までしだしかねないだろう

 

「さて、こちらにもう出る幕はなさそうだな?」

<そんな貴女に朗報です>

「やめろ言うな聞きたくない!!」

<残念ながら、腕奪っただけなんですよ・・・まぁそれだけでもすごいんですけどね>

「全身弾薬庫かよ!!」

<むしろレーザー砲ですね>

 

相棒の言葉に半ばキレながらも、話は続ける

 

<システムの大半は潰しましたが、最後の部分をオフラインにされました、それと同時にマスターへのプレゼントを打ち出してます>

「出来たのか!?」

<たった一機のみですが、何とか完成しましたよ。そのまま1.5キロ進んで下さい>

 

言われた通り進んだ先には人一人なら余裕で入れる円筒状の箱があった

すぐにハッチを開けて中に入り確認する

 

「これは・・・」

<F91(フォーミュラナインティワン)、再現には苦労しましたよ。サイコミュ、サイコフレーム、バイオセンサー、MCA構造、バイオ・コンピュータ、ヴェスバー・・・これら全てこの世界にはない技術ですから>

「性能は?」

<実際に使って確かめてください、既にマスターに合わせた調整は終えてます>

 

やれやれ、人使いの荒い奴め!!

 

「では・・・F91、出撃する!!」

 

そして戦場へと飛び立った

 

*1
コンピュータや電気回路一般について常人より深い技術的知識を持ち、その知識を利用して技術的な課題をクリアする人々のこと

*2
情報の破壊や不当な複製、アクセス制御の突破など、不正な利用を行う者に対する総称




F91・・・ここにきて更にチートかよぉ!!
どう考えてもガンダムじゃねぇか!!
なお人が纏うサイズまでダウンサイジング済みのため性能は・・・あれ、主人公ならその辺どうにかしてそうだぞ?
と言うわけで次話にて主人公までもがヘカトンケイル攻略戦に参戦!!
F91といえば、な武装が火を噴く!!
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