リヴァイル氏との話し合いのあと、主人公は・・・?
本話は以下の話を参考にしています。
https://syosetu.org/novel/190134/153.html
「・・・」
リヴァイル・ウィッカーマンとの通話を終え、私は保護した三人のアイソマーを見ていた
今は三人とも眠っている
この場で出来る適切な治療とOGASの排除を行って、同時に緊張から解放されて安堵から眠っているのだ
「母親ねぇ・・・」
その中で彼から言われた言葉を思わず反芻する
今まで幾つかの世界を渡ってきたが、思い出してみると意外にも母親になった事だけは無かった
<素晴らしいまでにダメダメな母親ですね、貴女ほど
「言うな、気にしてるんだぞ」
<なら頑張りましょう、マスター>
「そのつもりだ」
あの子達のためになるなら、幾らでもやるつもりだ
だが、同時に戦術人形の子達にも同じものを注ぐつもりである
「だが今ので分かった事もある」
<それはなんです?>
「幸福に出来るのか?との質問があっただろう?」
<えぇ、ありましたね>
「私はそれを与えるものだと考えていない。幸福とは
与えられる事を不快に思う人間もいるかもしれない、彼女達がそうだとは私自身思ってないが・・・
それでも、与えられた事を不快に思う人間も一定数存在はしている
だから私は与えるのではなく感じてもらう事を優先する。感じる事が出来るなら、その心があるのであれば・・・自分だけでなく誰かを愛する事が出来るから
「善意も受け取る側で悪意と思われることがあるように、与えるだけではダメなのだ・・・極論にはなるがただの押し売りに等しいからな」
<だからそれを受け取りやすく変換する、ですか?>
「あの子達なら大丈夫だと思うがな・・・選択肢があるのだと知ってほしいのさ」
今のような絶望ではなく、これからの希望に迎えるために、その先に道があるのだと示すように
「
<あの子達ならきっと、なれますよ・・・マスターに救われた命です。これからの成長で幾らでも学んでくれます>
「そうだな」
そのための今日を作るために来ているのだと再度頭を切り替えて、車をLAFIに再び預ける
「分かっているとは思うが」
<なるべく起こさないように運転しますよ>
「あぁ、任せた」
私も再び
モンドラゴンM1908とXM16E1は別部隊の支援に移動しており、作戦支援を行っている
「さて、奴の気をこちらに逸らしてみるかね?」
<何をする気ですか?>
「こうするのさ!!」
叫びと同時に私はF91の武装、
そして砲口を雲に向けて発射して反転、日光を背にブラッディマンもどきを睥睨した
「素晴らしいレベルのダブルスタンダード発言をかます粗大ゴミがいると聞いたが、ここであっているかな諸君?」
確認するような声で話し、直後最大加速をかけて急降下、ビームサーベルで大鉈と切り結んだ
「ほう、なかなかいい強度の刃物だ、ビームサーベルと切り結べるとはな!!しかし!!」
そのまま殴り飛ばして距離を詰める
「透けていようがこちらは接触からお前に侵入してやる!!逃げれるなどと思うな!!確実に捕まえて慚愧の念に苦しむ間もなく終わらせてやるから覚悟しろ!!」
それと同時に本来発動しないはずのM.E.P.E*1が発動、質量を持った残像が生まれる
しかしこれは長く使えない、なぜなら機体各部の微細な塗装や装甲が剥がれ落ちることによって残留した熱を伴う金属微粒子を敵のセンサーが誤認してしまい、まるでF91が分身を発生させているかのように見える現象であるからだ
長く使えないのは単純にバイオコンピューターが熱に弱い性質を有する事、同じく私自身も熱に弱い身体構造をしている事、さらには稼働時に発生する負荷の甚大さから長時間運用に適さない問題があるからだ
「お前の性能を見せつけろ、F91!!」
最速の機動による一方的な脅威の戦闘が開始された
相棒から真人間の才能が無いって言われる主人公が今までいただろうか・・・?