「敵の来た場所が判明した?」
<はい、やっと判明しました・・・灯台下暗しでしたが>
LAFIに任せていた敵の基地の特定が出来たとの報告を受け、私はその報告を聞く
「AR小隊配属の日に分かるなんて運命かな?」
<そういうのはお嫌いですよね?>
「当たり前だ」
そう、今日はAR小隊の配属日だ
同時に16Labの機材搬入も開始されている
<敵の来ている場所はS09地区です、既に大まかな座標は特定し光学観測衛星で精査中です>
「この世界の光学観測衛星の精度は?」
<すこぶる悪いですよ、おかげで補正計算が大変です。幸い、日本の打ち上げていた衛星が多くて少しは精度を上げれていますが>
全天球マップに表示された衛星の数を見て絶句する
「やけに少ないな」
<第三次大戦で殆ど失われたそうです、自己管理機能のある衛星はこれだけでした。>
「遠隔で再起動出来るのは幾つある?」
<微々たるものです、使える数は少ないと思います>
たった数基のみ・・・それでも光学観測出来るのは運がいいほうか・・・
「他の手段も講じているな?」
<もちろん、各種衛星を
「全データを出せ」
すぐに表示が切り替わる、それを見て思わずため息が出た
「絶望的な少なさだぁ・・・」
<現役稼働中で数台、それも全天はカバーできますよ。補正演算に時間をかければ、ですが>
「ンな時間相手が待ってくれるわけないだろ、他の方法は?」
<直接攻め込みましょう>
殴り込みしか選択肢なしか・・・仕方ない
「
<70%ですね、今の状態でも私の制御で精密攻撃できます>
「切り札にはしておきたいが使うしかあるまい」
もう一つの映像が出る、そこには切り札が映っていた
「120cm対地対空両用磁気火薬複合加速方式半自動固定砲。出来れば完成してから使いたいが・・・」
炸薬式・電磁投射式を複合させたハイブリッド式地対空レールガンだ、広範囲の破片を処理する特殊砲弾を用意してある
問題はそれを制御する方法は原点では1024台のスパコンと大出力の原子炉、大容量のキャパシタを必要としていた
このうち、原子炉とキャパシタはすぐに手配できた。何なら最初の敵の迎撃戦の直後に発注をかけていた
問題だったのはスパコンの方だ、さすがに1024台ものスパコンの調達は不可能だった
ならばどうするか?
その答えは身近な存在から出てきた、戦術人形の演算力だ。ただし一人に任せるのではなく複数名に分割して代行演算してもらう、そのシステムを構築している
<あの子達への負担は少なく、それでいて冗長性も確保して高精度の攻撃を可能にするシステムの構築には骨が折れますね>
「日常業務をこなしながらだしな、その点では頼りっぱなしですまないな」
<適材適所ですよ>
さて、それではお迎えしますかね
ヘリもついたし
「お迎えありがとうございます、AR小隊隊長、M4A1です」
「基地司令、シャマールだ。これからよろしく頼むぞ、AR小隊」
M4A1、M16A1、SOPMODⅡ、ST AR-15、あと一人は配属前か・・・
「では早速、この基地の案内と少しだけ特別な処置を受けてもらおう」
「は、はい!!」
「なに、緊張することはない。すぐに終わるさ」
緊張しているM4A1に笑いながらそう言い、先に向かう
場所は受付を行っている玄関フロアだ
作者「今更だが、ネタが尽きた」
主人公「は・・・?」
というわけでこれから数話にかけて鉄血基地を襲う手筈をするよ