チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

74 / 96
作者二度目のコラボ参加、今回は試作強化型アサルト氏のコラボ企画、万能者緊急捜索作戦に参加!!

窮地に陥る主人公、切り札再び。背中の二文字の重さは・・・


万能者緊急捜索作戦(7)

「・・・」

 

してやられた・・・と意識が戻った直後に思った

万能者を大破させた敵を追い詰めていた、大半がそう思っていた・・・自分は敵がどんな手をうってくるか分からないので警戒していたが・・・それでも甘かったという他ない

 

「やってくれる・・・」

 

LAFIを見るとまだ意識が戻っていないようだ、あまりのダメージでトンでいるのだろう

同じく攻撃を受けたM16A4は痛みに呻いている

 

「大丈夫か?今処置してやる」

「ありがとうございます・・・」

「一時的に痛覚系の機能を抑えるだけだ、無茶はするな・・・それと私の相棒を頼むぞ、盾はここに置いていく」

「貴女は・・・?」

「もう自制や我慢は終わりだ・・・完膚無きまで消し飛ばす」

 

そう言って盾をM16A4に渡し、敵に振り向きながら立ち上がる

同時に右手を横に突き出し、割れた空間からコートを取り出した

濃紺に金の彩色を施し、背中には二文字の漢字の書かれたそれは、かつて日本にいた際に出来た仲間達から送られた物であり、ここぞという時に羽織る勝負服のようなものだ

 

「正・・・義・・・?」

「私の掲げる理念だよ。闇に光明をもたらす"正義"であることだ」

 

この敵はそれは本来いないはずの存在だ

概念、因果、理・・・そんなものではそれを縛れない

なぜなら、この世の理から逸脱した異常であり例外なのだから

そして今、この場にいるもの達に等しく()()を見せるという

最悪の形で彼らに牙を向いている

このままでは確実に、全滅という名の闇に閉ざされて終わる・・・ならばここに来て、自制や我慢などもはや不要だろう。それこそ、私の理念に反する行為だ

 

「そこまでにしてもらおうか、クソ野郎」

 

そう言って目の前に一瞬で移動し、全力の一撃を叩き込む

一瞬で近接武器の距離に来た俺に、敵は両手をクロスすることでガードして耐えようとした・・・度し難い、その程度の防御でこの一撃が防げるものか

 

「吹っ飛べ・・・!!」

 

一撃が相手の装甲に当たるその瞬間、そこを起点に()()()()()()()()

その直後、およそ20メートルほど相手が吹き飛んでいく

 

「さっきは良くもまぁ、武装を奪ってくれたものだ・・・おかげで意識が飛んだぞ?だからもうこちらも我慢しねぇ・・・宣言通り(ころ)してやるよ」

 

直後、反撃を受けるが・・・相手の攻撃は全て着弾前に無効化されている

 

アルキメデスの兎と亀(ゼノンパラドクス)・・・コレの前に攻撃など役に立たん」

 

展開したのは薄い、七色に輝く光の壁。その名はアルキメデスの兎と亀(ゼノンパラドクス)

 

「無限分割された有限時間を突破する方法を持っているか?」

 

挑発するように言い放ち、その直後に拾い上げた鉄塊を放り上げ、落ちてきたタイミングで殴りつける

先と同じように、空間に罅が入り・・・殴りつけられた鉄塊は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「何が起きているのか説明してやるよ、どうせ真似できない代物だしな」

 

発言と同時に追撃して今度は左脚装甲を破砕する

 

「空間が割れたのは俺が発生させた振動に世界の方が耐えられず一時的に歪められたからだ。そしてその修正のために発生した莫大なエネルギーが、衝撃波として鉄塊を加速させて装甲を破砕したのだよ。コピーしたければ俺を殺してみると良い、その前に貴様が終わるだけだがな」

「・・・」

「万能者なら今のは無言ではないだろうよ」

 

姿が似ている分、腹立たしさが増す

やはりコイツはここで完膚無きまで破壊しよう

 

「さぁ、少し遅れた発言だがセカンドラウンドだ・・・貴様を(ころ)してやろう!!」

 

直後、再度敵の近接武装使用距離内に移動し、世界を歪めてヒビを入れるほどの振動を纏った蹴りを叩き込んだ

殴りつけた時よりも更に増した威力の前に、着弾点のみならずその周辺の装甲までもが破砕されながら敵は吹き飛ぶ

 

「うむ、我ながら良い威力だ」

 

後は万能者が離脱できるまで、頑張ってみるだけだ




こっち進めてないから大急ぎで書いた!!

羽織ったコートの元ネタはワ○ピースの○軍コート、色は違うけど
主人公の掲げる理念、闇に光明をもたらす"正義"であること・・・これを貫く限りコートが落ちることはない!!

主人公の使った能力の一覧がこちらだ!!

高速移動能力 
ワームホール型のワープ航法をゼロ距離で使っているだけという簡単(主人公基準)なもの
主人公の半ば人外といえる演算能力による高精度の観測があって初めて活用できる能力であるためコピー不能

パンチ・キック・投げつけ
ただのパンチ・キック・投げつけなどではなく、振動を纏わせたモノ
ただ、その振動が世界を一時的に歪める(空間に入る罅はこれが視覚的に現れたモノ)ほど強力で凄まじい衝撃波が発生する
なお、能力全開使用時に使用されるエネルギーが暗黒物質であるため、えげつない威力となっている
個人技能と人外になってから得た能力の組み合わせはここ一番で凶悪な力として敵をねじ伏せる
コピー出来ないが対応は意外にも難しくはない、主人公基準での話だが

アルキメデスの兎と亀(ゼノンパラドクス)
防御技。主人公の説明通り、無限分割された有限時間の壁
突破する方法はほぼ存在しない無敵の防壁。当然ながらコピーは出来ない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。