チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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特別編、白黒モンブラン様のDevils front lineにて行われている企画、Memories of a summer に参加してます

さーて島についたぞぉぉぉ!!


特別編 一時の夏の思い出 embarkation

「よし、展開完了」

「ついて早々、やるのがハンモックの展開ですか」

「カナヅチなものでな、海で泳ぐ気が起きん」

「あれ、でもプールでは泳いでいますよね?」

 

島に上陸後、すぐに手頃な場所を見つけて取り掛かったのはハンモックの展開だった

海で泳ぐ気がないのと、単純に日焼けをしたくないからだ

なので展開した場所も、海岸になるべく近く日陰である時間の方が長そうな場所にしている

グリフォーネは週一度プールで泳いでいることを知っているので質問してきたがそれにはLAFIが答える

 

「海とプールでは大きく違いますよ、グリフォーネ。プールは特別な装置でもない限り一定の方向に水が流れるため泳ぎやすいですが、潮の流れは不規則性がありますから」

「それに加えてこの海岸の離岸流の位置が分からんというのもある、アレに巻き込まれたら並の水泳選手でも海岸に戻るには相当の体力を使うそうだからな」

「離岸流ってどう調べるんですか?」

「自然に分解される蛍光色の液体をまいて潮の流れを見るのが一般的な方法だな。それ以外には海岸の侵食を撮影して予測するくらいだ」

「後は潮流計を設置して随時観測という方法もありますね」

 

ほへー、とグリフォーネが感心した声を上げて他のメンバーを見る

他のメンバーは全員散回しており、他の基地メンバーとの交流を楽しんでいる

特に注目されているのはエリザだ、服装は・・・おい、誰だ旧スクなんて着せたやつは?

チョイス最高すぎんだろ・・・

 

「エリザが何で指揮官を半分睨んでるか理解できたよ」

「何でさ・・・」

 

チョイスしたのは私だ。ちなみにそのさい、代理人(エージェント)から殺意の溢れかえった表情を浮かべられたがゴリ押しした

 

「さて・・・お前も楽しんでこい、グリフォーネ」

「そうします、ではまた後で」

「えぇ、また」

 

そしてハンモックに座り、のんびりと本を読むことにしたが・・・

プシュ!!という音を聞き逃したりはしなかった

 

「マスター?」

「飲むぞ」

「勝手にされればよろしいかと」

 

音のした方角に向かうとそこにいたのはシーナ指揮官、持っているのは予想に反して昔懐かしさを感じる容器に入った飲み物、ラムネだ

酒だと思っていたのだが少し残念だ

 

「ほう・・・良いモノを飲んでるな、シーナ指揮官?」

「酒ではないのを知って、若干残念そうな声をするのはどうかと思いますが?」

 

声に出ていたか、コレは失敬だ

シーナ指揮官はすぐに同じものを自分とLAFIに渡してきた

 

「夏の海で飲むラムネ。それも昔ながらのですが・・・お一ついかがです?」

「まぁ、昼間から酒というのもどうかというものだしな・・・一本貰おう」

「どうぞどうぞ、LAFIさんも一本どうぞ」

 

貰ったボトルを開けて一口飲むと、シーナ指揮官は何かを思い出したような表情を浮かべて紙包装された一升瓶と木箱をバッグから出した

 

「ある人から貴女へ、と言われております」

 

見るからに高価そうなそれを渡されながら、私の思考は一瞬フリーズしかけていた

はて、このような贈り物をもらう理由があっただろうか?

 

「タリンでの一件。そちらは輸送列車制圧へと赴いたというのは聞いています。これはその報酬として・・・グリフォン本部直轄諜報部所長、ダレン・タリオンからシャマール指揮官へと渡すようにと言われています」

「あぁ、あの一件か。"悪魔"にしては律儀だな」

「確かに」

 

送り主はタリンの一件での関わりがあったダレン・タリオン・・・悪魔、ダンタリオンの人間としての活動名からだった

素性を調べた際に生半な相手ではないと判断して調査を途中で終えている

その中で、人間ではなく悪魔と呼ばれる存在であると掴んだだけ御の字だ、敵に回すと限りなく面倒な部類だと判断している

 

「それに今渡したソレ、今じゃお目にかかる事すらないかなり貴重な物らしいですよ?」

「と、言うと?」

「その一升瓶のは日本酒です、しかも清酒。値段は分からないですけどかなりするみたいで・・・。理由としては生産数が100どころか、50ほどしか生産されなかったとかなんとか。そして、そっちの木箱にはダレンさんが趣味で集めている煙管の中で特に少数しか生産されなかった煙管を収めてあります」

「・・・マジ?」

 

酒を押し付けて木箱を速攻で回収した、LAFIがコイツ!?という表情を一瞬浮かべたが無視する

 

「マジのマジです。ま、ともあれです。お酒は飲兵衛に、そして煙管は健康を管理してくれている相棒に奪われないように気を付けて下さいね?」

 

そう言ってシーナ指揮官はLAFIを笑みを崩さず見つめた

どうやらあの悪魔、面白そうとかそういう感じでこうしろとシーナ指揮官に言ってたようだな・・・名指しで仕事押し付けて忙殺してやろうか

 

「あ、そうだ!!LAFIさん、写真とかどうです?折角だし一緒に取りませんか?」

「ええ、構いませんよ。こっちの薄い方も一緒にしましょうか」

「つっ・・・!?LAFI、貴様ァ!!」

 

ここにいる三人の中で一番薄いのは自分だ。シーナ指揮官は私より大きい・・・年齢、自分より若いのに・・・あれ、なんか塩っぱい水が流れ始めたぞ?

 

「これでもCはあるのに・・・」

「私はFよりのEですが?」

「あのケモミミマッド、帰ったら仕事押し付けて忙殺してやる・・・!!」

 

そうして何枚か写真を取り、とある人物を連行すべく探すことにした

 

「さぁて・・・どこにいるのかな、リヴァイル・ウィッカーマン君?」

 

ゴキッバキッ!!という、明らかに女性からしていけない音を出しながら




某基地にいるロリボロスさんがスク水とのことなのでエリザ様には旧スク着てもらいました。
幼女は最高だぜ!!(代理人から渾身のパンチを叩き込まれる派手な音)

なおグリフォーネは普通にビキニ、黒色で薄い金色のフリル付き
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