チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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ザコ狩り専念(出来ない)シャマールさん、とあるキャラの行動でブチ切れる模様
なおヘンタイ挙動もセットとする


極東動乱(Open Combat 2)

「ネイトの数が多いな、在庫処分程度にしか思ってないのだろう・・・愚か者めが」

 

ルースキー島に移動してからおよそ1時間、自分はそう悪態をついていた

声に出したのはネイトだけだが、それ以外もかなり厄介だ

ウーランまで持ち出しているのだから

 

「ザコが一番しんどいんだぞ・・・」

 

ロデレロ、ガンナー、ストレリツィ、グラディエータは遠慮なく首を落としているが、ネイトに関しては武装破壊と衝撃による昏倒のみに努めている

これでもかなり神経を使う行動だ、寸分でも狂えば死ぬのだから

 

「ちっ!!」

 

ウーランの砲撃をビームライフルで撃墜し、続くガンナーとロデレロを攻撃前に無力化、ストレリツィは後続に任せる

こちらは戦力不足、まともに相手するのが馬鹿馬鹿しい

敵を正面から叩ける奴らを効率的に分散させて叩いたほうが効率的だ

 

「って、思った矢先に瓦礫の山に落とされた万能者ァ・・・」

 

呆れてものがいえん、いや相手が優秀だったと褒めるべきか・・・

 

「強腐食性弾か、厄介だな」

 

万能者が瓦礫に埋め立てられた場所を見てすぐにわかった

腐食により倒壊した際に発生した瓦礫が彼を埋めたのだろう

 

「さて、ヘカトンケイルは・・・まぁどうにかなるか?」

 

そこで新たな反応が現れる、出現したのは・・・自分の後方か!!

 

「ちっ・・・!!」

「かすったか、上手くいくと思ったんだがなぁ!!」

「リヴァイルのクローンか、本人と違って随分とガキっぽいな。本人と違い戦闘方面のセンスもあまりないようだな」

 

攻撃してきたのはリヴァイルによく似た顔の上級ネイトだった。見た目からの推定だがクローンだろう

煽るとすぐにキレた顔になった、なるほどわかりやすい

コイツはオリジナルが目障りなのだろうな、そして同時に劣等感を抱いている

煽って煽って煽り尽くして殺してやろう

 

「名を名乗れ、若造。殺す前に名前くらいは聞いてやる」

「それは無理だな。なぜなら、逃げるからだ!!」

「お生憎様、それくらい想定済みだよ」

 

後ろに飛ぼうとした瞬間、相手の全身を狙う形で43本のビームが放たれる

ドラグーンの一斉射、目の前の敵は顔面蒼白だ

 

「理解したか?貴様の生殺与奪は既にこちらが掌握している」

「冗談じゃねぇよ、そんなもの!!」

 

指を鳴らした直後に現れたのはまたもネイト、どうやら逃げのための捨て駒にするようだ

それに、イライラしていた心が限界を迎えて激怒に変わる

 

「そうか、そんなに死にたいのか」

 

プロヴィデンスの偽装を解除し素体であるプロトタイプゼロにする

 

「殺してやろう」

 

そう言って取り出したのは本来のデバイスであるアーキタイプユニット

それを腰のドライバーに差し込んで告げる

 

「イグニッション」

<generate up!!>

 

広がるのは暗黒、現れたのはかつてまとった鎧

生まれた世界において、殺戮を繰り広げたときのチカラそのものだ

 

 

【挿絵表示】

 

 

「震えて死ね、貴様に特大のトラウマをくれてやる」

 

黒き鎧をまとい、そう宣言する

この男には射撃武装など必要ない、手に持つのは剣一本で十分すぎる

 

「たった一個の武器でどうするってんだ!!」

「一点特化は時に全能を超える」

 

そう言って武器を背中のホルダーに戻して不敵に笑う

目に物を言わせてやろう

 

「10秒で終わらせてやろう」

<Start Up !!>

 

それと同時に加速した時間の中でネイトたちの意識だけを奪っていく

殺しはしない、殺すのは彼女たちを捨て駒とした男だけだ

だから狙うのは脳震盪からの昏倒のみ、ただの親切心からだ

 

<3...2...1...Time Out!!>

 

宣言してちょうど10秒、100人近くいたネイトを眠らせた

ついでに別部隊が対応中のヘカトンケイルのカメラ部分を破壊するのと、投入されているウーラン、ロデレロ、ガンナー、ストレリツィも狩っておいた

最後におまけで逃げようとしていた男にも一撃いれておく

1000倍の加速は伊達ではない、普通にやれば30分以上の作業がたったの10秒なのだ

 

「うそだろ・・・」

「これが現実だ」

「つっ!?」

 

そして敵の背後に背中を向けた状態で立ち止まりこぼれた言葉に返答する

反射的に攻撃しようとこちらに迫ってくる足音を聞きながら、アーキタイプユニットを再度ドライバーに押し込んで必殺の一撃を発動する

 

<Extinction Impact !!>

 

発動と同時に振り返りながら上空に蹴り飛ばし、再度必殺を発動する

立て続けの必殺攻撃、これで死なないやつはそうそういない

 

<Maximum Drive !!>

 

落ちてる最中でがら空きの胴体にパンチを叩き込み、そのまま吹っ飛ばす

数十メートルほどバウンドしてやっととまったその男の口から出たのは言葉ではなく大量の血だ

内臓に重篤な損傷を受けたら見た目が無事でもあぁなる

だが、殺す気でやったのにいきてることが驚きだ

 

「おや、まだ死なんのか?」

「くそったれ・・・!!」

「どうせ同一個体がいるのだろう?最後に伝えておくんだな、逃げろと」

 

それを最後に胸部を剣で貫き殺害し、周りを見る

以前作り上げてしまった殺戮の荒野に近い光景だ、胸糞悪いが・・・

違いは死者が少ないくらいか。恥も悔いもあるから地獄に感じてしまう

こんな時、アイツならきっと無慙無愧だろう。恥も悔いも抱かない男だったから




悲報、一話で3回も大ダメージを食らうロキプラくん(うち2回は必殺技)

そして妙なフラグが?
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