チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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特別編、白黒モンブラン様のDevils front lineにて行われている企画、Memories of a summer に参加してます

さーて、ついに主人公がやらかす!!
今回は別の参加者様からキャラを拉致るぞ!!


特別編 一時の夏の思い出 embarkation(2)

「お・・・ここにいたかぁ・・・」

 

捜索開始から数分、目当ての人間、リヴァイル・ウィッカーマンを見つけた

よし、脅してやるか・・・!!

 

リヴァイルくぅぅぅぅん!!

 

奇声レベルの甲高い声で絶叫しながら接近、同時にロープで雁字搦めにして捕縛した

 

「え・・・!?おわぁ!?」

「ちょっと借りてくぞ。2、3時間ほどで戻すから安心してくれ」

「え?あぁぁぁ!!」

 

発言と同時にそのまま担ぎ上げて展開しているハンモックのある場所まで移動する

 

「LAFI、横幕は要らないと思うがな?」

「風除けですよ、マスター」

「なら良いや、お前も遊んでこい。ICEYがボッチになっているからな」

「マスターは?」

「今から話し合い。2、3時間あれば終わるさ」

 

戻るとLAFIがハンモックの周辺に横幕を張っていた

風除けとして張ったのだろう、薄い生地で出来ている安いものだ

 

「さて、拉致ってきた理由に心当たりはあるかな?リヴァイル・ウィッカーマン君?」

「あるというかありすぎるというか・・・」

「そうだろうなぁ・・・()()()()()がパラデウスのことをリークしてくれたおかげでこちらは大問題が発生したからなぁ」

「・・・」

 

そう言いつつも拘束を解き、対面の椅子に座らせる

そしてテーブルにタブレットを置き、それをそのまま渡す

 

「これは・・・?」

「どっかの誰かがパラデウスのことをリークしなければ活用できていた艦船のデータ。1番艦は設計のみ。2番艦は私が戦闘用として活用するが、空いた3番艦を君に譲渡する」

 

そう言ってバッグから取り出したのはバインダーに挟んだ紙、譲渡契約書という文字が少し大きめに見える。読んで字の如く、譲渡のための契約書だ

 

「解体・・・出来ねぇよな」

「解体するだけでジェラルドRフォード級原子力空母の建造費とほぼ同額になるぞ?建造費は更に1.5倍ほどするがな」

「・・・」

 

艦種非戦闘・多目的運用潜水艦
全長495m
全幅116m
全高60m
機関S3B原子炉2基
出力290000hp(ポンプジェット1基あたり)
最大速力通常推進のみ・・・37kt

通常推進・EMFC併用時・・・42kt

超伝導推進・EMFC併用時・・・65kt+

乗員最大350名
兵装なし(オプションで搭載可能)

 

これが渡す予定の艦船のカタログスペックだ、非戦闘用にしてはずいぶんとデカい代物である

船体の構造はトリマランを採用し造波抵抗の少ないデザインをしている*1

準同型の2番艦から武装を全て取り除いた分、艦が軽くなり浮上速度は上がっている

 

「これをどうして俺に?」

「他に上手く使ってくれそうな味方もいないものでな、それに君ならこれを遺跡探査の前哨基地とかに活用するだろうという期待もある」

「そのつもりだが・・・」

「あ、勝手に改造するなよ?契約書には私の立ち会いでのみ改造を許可するとしてあるからな」

「お、おぅ・・・ところで気になるんだがEMFCってなんだ?」

 

質問に応えるために別の資料を出し、説明を開始する

 

「Electro Magnetic Fluid Controller、頭文字を取ってEMFC。船体表面に無数に配列された超小型の超伝導デバイス群でフレミングの左手の法則を利用し海水を任意の方向に誘導する。水の抵抗を無くす他、乱流の発生を抑える効果が有るぞ」

「超伝導推進ってもしかしなくてもマジモンの超伝導?」

「あぁ、艦体への負担が大きいから多用は出来んがな」

 

その気になればこの巨体で自動車のようなドリフトをキメる事も出来なくはないが、艦体への負担がえげつない事になるので控えた方がいい

やるとしたら本当にそうしないと攻撃を回避できない状況下でのみだろう

 

「あんたの運用する2番艦の性能はどうなってんだ・・・?」

「たった一隻の艦船で空母打撃群級のパワープロジェクション能力を有しているが?あぁ、私ならそれを限界以上に引き出せるな」

「何と戦う気なんだ・・・」

「パラデウスだぞ、ついでに新ソ連のパラデウスと結託している派閥」

 

こんなバカンスの場で話すことではないが、かと言って他に話せる場もあまり無いのが新ソ連という国家だ

生きづらいし息苦しいことこの上ない、早々に打壊せねばいずれ窒息する

そうなれば待っているのは滅亡だ、既にその兆候が出ている。パラデウスの存在がその最たるものだろう

 

「あんた、指揮官というより政治家が向いてないか?」

「俺が政治家として必要とされるのは国家の存亡の危機くらいなものだ。それ以外では指揮官くらいの性能しか発揮できないポンコツだよ」

「・・・」

 

嘘だッ!!という顔をしているが無視してグラスを出し、ワインを注ぐ

このワインは移動している最中に飲んでいたもので、かなりの高級品だ

 

「ま、話はこれだけだ。バカンスを楽しもう、リヴァイル・ウィッカーマン」

「あぁ、そうだな。シャマールさん」

 

そして別れ、ハンモックで寝ることにする

このあと、結局寝ることは出来なかったのだが・・・

*1
エースコンバット7のスペシャルミッションで登場する潜水航空巡洋艦・アリコーンと似た作りと考えるとわかりやすい




という訳でNTK氏の作、人形達を守るモノからリヴァイル氏を拉致りました
コラボ先で別の参加者様からキャラ拉致るという・・・まぁ良いよね!!
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