チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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Q まぁた1ヶ月も放置してやがったな!?何をしていた!!吐けっ!!
A 2週間入院(持病が再発)したりゲームしたり他作品にかまけてましたゴメンナサイ
  その代わり今回は文字数を通常より多くしたので許してください


極東動乱(Open Combat 9)

新たな敵の出現に驚きと同時に呆れ返った

全高7mと推定される人型機動兵器、戦術人形っぽいナニか、万能者と似ているヤツ、そしてアーマーを着てるサル・・・なんでサルがいるのか不明だが

 

「いい剣だな」

 

その中でも、戦術人形っぽいナニかの振るった剣を腕の装甲で止めて私は感想を言う

剣自体はいいものと言える、生半可な攻撃では傷をつけることも出来ない装甲を欠けさせたのだから

 

「その剣よこせ」

 

そう言って防いだ方の腕を動かして敵の剣を握り締めつつ顔面を2,3発ぶん殴って強引に武器を奪い、ついでに叩き斬る

 

「お前さぁ・・・それはトラウマになるぞ?」

「ふん、トラウマを植え付ければ二度とこのような真似などしないだろう」

「怖すぎワロエナイ」

 

森谷の発言にイラつきながら、次の敵を見る

全高7mと推定される人型機動兵器・・・類推するに以前戦ったヘカトンケイルの小型化仕様か

あの時は収束したエネルギーで強引に防御を貫通したが、今度は別パターンで破壊してやるか・・・

 

「この防御システムにも慣れてきた。芸のない奴には面白みもない。失せろ」

 

そう言いながら敵の防御の壁に手を触れる

そして一気にエネルギーを送り込むと数秒で敵のいたるところから煙が上がり機能を停止した

 

「たった10%の出力集中でこのザマとは。なんとも不甲斐ない」

「いや、お前の機体の出力がおかしいんだっちゅうの」

「試験機だから大きく取っただけだ、効率も悪いし採算性もない。そんな欠陥機風情にも敗北するのでは最新鋭の名がすたるというものだ。まぁ所詮、既存の沿線上の技術しか使えない男にはこの程度が限界だろう」

「クッソ辛辣・・・」

 

睨みつけると、森谷の方にサルが飛びかかった

森田にはそれを横目でチラ見しただけで指を鳴らす。直後、サルは飛びかかってきた方向に勢いよくUターンして地面に叩きつけられて気絶した

 

「すまねぇが、サル公の相手するつもりはなくてな」

「リバウンドプレッシャーか?」

「いんや?ただのエネルギー放射」

「ピンポイントにやるとは器用だな。昔からだが」

 

森谷はなにか気になるのか、一度だけぐるりと周りを見渡し首を傾げる

 

「なーんか似た反応があるんだけどねぇ・・・」

「万能者だろうな、立場が違う似たやつがいるらしい」

「へー・・・」

「面倒事起こされるのは厄介だ、共闘を持ちかけてこい。お前そういうの上手だろ」

「上手だけど嫌いなんだよなぁネゴシエート。それに今俺は君の部下ではないわけだが?それとちょうど契約のスタック終えて今フリーなのよ俺ら」

 

言ってきたので睨み返す、どこ吹く風という顔で言ってきた

 

「美味い飯2週間タダで」

「1週間。それが限度だ」

「やったぜタダメシげっちゅだ」

「美味い飯とは限らんが?」

「裏切って良い?」

 

わりと真面目な顔で返してきた。昔から変わらない、飯と女に目のない男ぶりにため息が出る

 

「所属している子達に手を出してみろ、簀巻きにして逆さ吊りするからな?」

「そのお仕置きはもう年齢的にキッツいんスよ・・・」

「なら手を出さなければ良い」

「それはまぁ、たしかに」

 

そう言い、森谷は飛んでいった

やつに任せておけば最悪は回避できるので良しとしよう

 

「さて・・・有象無象共・・・本気を見せてやろう」

 

ココから真の全力を見せつけてやるべく、数多く設けてきた切り札を切る

 

「メインドライブ、モードアクティブ・・・波動エンジン、始動」

 

次の瞬間、一瞬だけ空間が強く揺れた

メインドライブである波動エンジンの始動により、時空間が軋んだのだ

始動の証左として、全身に備わるセンサーシステムの発光色が赤から水色に変わる

 

「滅ぼしてやろう、貴様ら全て」

 

宣言通りの滅亡が敵に訪れる

 



 

「お、あそこかな?」

 

ステルスハイドモードで変な感覚に従い、その場所に向かうと2人の存在がちょうど戦おうとしていた

近くの瓦礫に座り、胡座を組んで肘をつきながら2人に声をかける

片方はおそらく万能者と呼ばれている存在で、よく似ているもう片方は一応敵と認識しておこう

 

「はーいストップストップ、戦うのは良いけど余計な戦闘は止めてくれねぇかー?どっちか相手するのもしんどいんでよー」

 

俺がそう言うと、そこに人がいたことが驚きなのか同時に動きが止まる

俺は欠伸しながら2人を睨めつけ、話を続ける

 

「おたくらクリソツだしさぁ、誤射るもアレなんでマッジで戦ってほしかぁねーよ。つか、おたくらの敵はどこのどいつでヤること何よ?邪魔くせぇパラデウスの連中を処分することだろ?違うかいお二人さん?」

「たしかにな、そっちの方も敵はパラデウスだよな?」

 

俺に賛同した万能者は片方に確認する。その片方は一瞬間を開けて声を出した

 

「肯定、コチラノ敵モパラデウスデアル」

「んならここで戦うのがあり得ねぇほど無駄でお馬鹿な行為だというのは分かるよな?分かんねぇなら」

 

次の瞬間、普通の人間なら一瞬で気絶するほど濃密な殺意を相手に叩きつけて告げる

 

テメェの首をハネ落とすだけだ同じ敵がいる連中の邪魔してんじゃねぇぞ?

 

言ってすぐにそこらへんの愉快なお兄さんに戻り、愉快に話す

 

「つうわけで、同じ敵いるんだしつるんでボコったほうが早いわけ。Do you understand, motherfuckers(理解したかクソ共)?」

「アンタ随分口悪いな!?」

「いやすまんね、生まれつきなもんで。それでどうなのかな?Get on with it and answer me, idiot(さっさと返事しろやボケ)

 

サラッと英語で罵るように言いつつ、相手の出方を伺う

表情は分からんが悩んではいるようだ、そこで次の提案を行う

 

「こちら・・・って言ってもS13側だけの話だが、許諾を得たもの以外ではおたくらの技術を違法利用はしないと約束しよう。そして万が一にも違法利用したものがあればこれを摘発し然るべき処置を行う。I hope this doesn't frustrate you.(これではご不満かね)?」

「不満ハナイ」

「共闘については?On our side, we'd be glad to fight with you.(こちらとしては共闘してくれると喜ばしいが)

「今回ノミ、行オウ。以降ハソノ都度デ考エルモノトスル」

That's good enough for the moment.(ひとまずはそれでいい)、感謝するよ」

 

そう言って万能者とクリソツな存在を一応は味方につけ、万能者を見るとため息をつきながら俺に言ってくる

 

「あちらさんが共闘してくれるなら攻撃する理由がない」

「OK、これで今回限りかもしれんが共闘成立だ。If you break the contract, you'll catch hell.(契約破棄した場合は地獄を見てもらう)

 

英語で話すところだけドスをきかせて話し、俺は重い腰を上げて立ち上がり2人にとある物を渡す

俺の交渉はイギリス式の契約に近い物であるため、物を渡すのがクセである

今回渡したのは・・・

 

「ちょい待ち!!これ、パラデウスの極秘データじゃねぇか!!」

「俺の弟子の恋人ちゃんってばクソ有能でね。この程度なら朝飯作る間のスキマ時間でちょちょいのちょいっと簡単に調べてくれるのさ。I'll present it to you, you do what you want.(贈呈するから好きにしな)

 

そう言って2人から離れて結果を伝える

 

「アリス、契約締結だぜー。一応今回だけな」

「お前が出した条件は?ま、そこらへんは上手くやると信じてやるが」

「お前の基地側の遺跡関連技術の違法利用禁止を条件に利用した連中の処罰もやると言ってやった、なんかまずかったか?」

「いや、問題はない。常から警戒し処罰も加えていたものだ」

 

アリスは俺の報告に淡々と答える。余裕があるのだろう、口調もあまり変わっていない

 

「俺の仕事これで終わりでいいか?やっぱ頭使うの疲れるわ」

「ほざけ、頭使うのがお前の得意な領分だろうが」

「それをいっちゃあおしめぇよ・・・」

 

そう言いつつ、俺はカズマのもとに向かう

既に研究所から地下を通って・・・いや、地下道作って離脱してやがった

 

「はぁん?どういうこっちゃ?」

「おそらく地下で同じ目的の者と遭遇でもしたのだろう。こちらの部隊から情報が上がっている」

「俺への報告ないんかい・・・」

「不要だと思われていたな。カワイソウニ」

 

アリスの最後の一言はこれっぽっちも感情が籠もってなかった。クッソどうでも良さそうな声だった

 

「おまっ・・・夜になったら覚えてろよ・・・ベッドの上でなかせてやる」

「あぁ、そうなったら面白いショーを開催してやる。お前が火炙りになる見世物をな」

「はっはっは、冗談ですよぉアリスさぁん!!」

「私も冗談だぞ森谷?まぁ、実行したらその限りではないと覚えてもらおうか」

 

あかん、間違ってでも手を出したらその日が命日になりかねんわ・・・肝に銘じとこ

 

「それで、デカいの何体おとした?」

「7体中4体、小型高性能化しても私一人も止めれん程度の存在だ」

「戦術人形っぽいのは?」

「ほぼ全て」

 

一瞬、コイツの部下は心労が絶えないだろうなぁ・・・と思いながら俺は話を続けることにした

 

「相変わらず凄まじき戦果なこってまぁ・・・部下はちゃんと労えよ?」

「私の基地は有給休暇推奨のスーパーホワイトな基地だ。セルフブラック頻発のどっかのバカとは比べるまでもない」

「ナチュラルに俺をディスらなくてもいいだろ・・・事実だけどさぁ」

「お前はまず休みをいれることから学習しろ」

 

トドメを言われてため息をついて肩をすくめる。やはりアリスには頭が上がらない



 

「汚しやがって・・・」

 

とある国の某所、薄暗い部屋の中でとある男・・・パラデウスの首魁であるウィリアムは呻くようにその言葉を出していた

 

「お父様・・・?」

 

そう言って頭をかしげるネイトの一体にウィリアムは話しかける

 

「分からないかい?」

 

そして数秒後、ウィリアムは絶叫しながら頭を掻きむしった

 

「奴らは土足で上がったんだッ!!真っ白なシーツで完っ璧に整えた僕のベッドの上にッ!!」

 

そこに一人の少女が現れる。ショートの白髪に赤い瞳、年齢は10代中頃に見える

 

「そう興奮してはならないぞ、父上。奴らに次の計画を手伝わせれば良いだけだ」

 

その少女の発言でウィリアムは荒れていた呼吸を落ち着かせて冷静に戻り、少女の頭を撫でながらその名を告げる

 

「あぁ、君の言うとおりだね。エクリプス」

「落ち着いていれば万事うまく行くものだ、父上」

「僕としたことが思わず乱れてしまったようだ、反省しているよ」

 

そう言ってウィリアムは部屋を出る、モニターにはS13の指揮官であるシャマール・・・アリス・ファルクマンを捕らえた衛星画像があった

表情まで見える高精細な画像、それを見てエクリプスと呼ばれた少女は呟いた

 

「いずれ会おう・・・その時は殺してやる。どんな殺し方をするか、考えておこう」

 

不穏な声で画像を見る少女、その表情は無そのもの

まるで機械のように出した声だけが、その感情を物語っている




Q 最後に現れた女の子は?
A ウィリアムが作った本作オリジナルのネイト。それ以外で開示できる情報無し
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