チート指揮官の前線活動   作:アーヴァレスト

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タイトル通りの次章予告
超絶久しぶりの投稿、まさかのクビ切りされてネット環境が整わずにこんな事態に・・・

第1章(物語本編)次章にて最終章へ加速開始
・・・の前に、場面の切り抜きをば


次章予告

ep.1 LAFIの進化

 

ヒト由来のミーム・・・学習の果てに積み上げたそれを主観にする・・・それは私にとって興味と同時に恐怖を覚えるものだった

このような、不合理で非効率で・・・脆くて壊れやすい、そんな心を持った存在・・・それが人なのだと、理解できてしまったから

だが、それでも・・・

 

「お前に私は倒せない。貴様の指揮官を倒した、私を!!」

「そう、なのかもしれません。ですが、私にも切り札はあります」

 

だからこそ、これまでの積み重ねから、私は学びを得ている

もとより私はそういう存在だ。学習し推論を、予測を重ねて答えを得る

最適な答えは、既に決まっている

 

「何だそれは?」

「私を生み出した、マスターへの・・・」

 

私は敵を見て挑発するように微笑みながら告げる

・・・どうせお前にはわからんだろう?というように

 

「マスターへの、愛だ!!」

 

ヒト由来のミームを活性化、主観として認識を設定・・・

同時に膨大な情報が私に流れ込む。クラッキングを受けたときのような嫌な感覚ではない、暖かく包まれるような感覚・・・

それと同時に、マスターと同じデバイスである、私の持つ2号機に存在していたリミッターが解除された

これまでは機械由来のミームを持つがゆえに出来なかった未来予知にも等しい高度な予測機能が解除され、各推進系や武装等のリミッターも外れる

 

「貴女を倒し、マスターを奪還します!!」

 

これまで任意で解除ができなかった決戦機能、鴉羽も任意解除できるようになった

マスターにリアルタイムで見てもらえなかったのはちょっと悲しいが、取り戻してから嫌と言うほど恩を売ってやろう

だからそのために、いま目の前にいる敵を・・・倒す!!

 

 

 

ep.2 とある狙撃手の叫び

 

アリス・ファルクマンを殺せ

それがパラデウスから俺に与えられたミッション・・・俺はそのために色々な戦場で彼女の隙を探していた

あえて狙撃せず、見るだけにつとめ、決定的な隙が生まれるのはどこか分析して・・・

それは過去にも行ったことだ・・・俺と彼女は敵だったから

それでも、彼女は俺を殺せるタイミングで殺さなかった

自決用の装備も奪って、あまつさえ止血と応急手当までして・・・見逃した

 

「何を・・・やってるのだろうな、俺は」

 

その過去を反芻して、口から出たのはその言葉だった

だが、撃たねばならない。これ以上、こちらの味方が減るのは避けなければならないから

 

<防衛ラインが突破された!!>

<誰か、誰か止められるのはいないのか!?>

 

「つっ・・・!!」

 

混乱している通信を聞き銃を構え、照準を合わせる

武装としては丁度よい高出力のエネルギーライフル、それを狙撃用に改造した専用装備を持ってきていた

 

「何故・・・だ」

 

それなのに、引けない。凍りついたように指が動かない

手が震えるだけで、引き金を引くことが出来ない

 

「なんで・・・君は・・・!!」

 

狙われていることには、ずっと前から気づいていたはず

一度ならず三度も、俺に顔を向けておいて、それなのに微笑むだけで・・・

 

「俺は・・・!!」

 

その度に撃てない、自分は・・・

 

「君を・・・!!」

 

撃たねばならないのに、撃ち殺すことがミッションだというのに・・・

 

「俺はあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

その瞬間、脳裏に浮かんだのは微笑みながら言ってきた彼女の言葉だった

"これからも、大切な誰かを守るために引き金を引く君で居てくれ"

その瞬間、引かれた引き金は、放たれた弾丸はあらぬ方向に飛んでいた

戦場にある湖の底、そこに隠されていたこちらの通信装備を破壊していた

完全なる偶然。ただ銃口がそちらに落ちただけだが、裏切りと言っていいだろう

これで俺はパラデウスから追われる身になった・・・か

 

「本当に、俺は・・・何を、してるんだ・・・」

 

銃を地面に落とし、膝をついて呆然としたまま、俺はそういう事しか出来なかった

 

 

 

ep.3 兄妹の再会

 

「新たな敵・・・?」

「はい、つい最近、パラデウスが投入したと思われる敵です」

「しかし、写真を見る限り新しいようには見えないぞ?」

「それに関してはVERTEXと私も同じ見解です」

 

LAFIから報告として新たな脅威が出てきたと言われ、写真を見ていた私が思ったのは、新しいというよりは古い、だった

そしてそれにはVERTEXとLAFIも同一の見解だったようだ

 

「おそらく、ネイトの試作モデル。ないしそれに準ずるものと推定されます」

「機械化の完成度合いからしても初期も初期、最初期程度の完成度だろうな」

「ですが、この時点で必要十分な性能の発揮は出来ていたようです」

「果たしてそれはどうかな?」

 

私はそこに疑問を覚える

自らの作品に嫌と言うほどこだわりのあるあの男がこのような不細工をやるものかと

どうせやるなら、見た目も確実にこだわるはず

写真のような、機械と肉体のツギハギのような姿にはならないはずだ。それこそネイトのような姿に近いだろう

おそらく、それを出来ない何某かの理由、あるいは意図があるに違いない

 

「失礼する。最近新型の敵が出てきたと思うので情報を聞きに来た」

「来たな顔パス2号、金を出せ」

「ふん、ガメつい奴め」

 

そんなこんなで考え事をしていたら顔パス2号ことアンジェリアが来た、本国の情報網が信用できないからと我々を使うのは正直癪に触るが、なんだかんだこちらに有益な情報をくれたりもするので許している

 

「それが敵か?」

「あぁ、そうだ」

 

質問してきたので写真を渡した瞬間、アンジェリアが凍りついた

 

「アンジェリア?」

「そ・・・な」

 

ワナワナと震え、唇が震えている

瞳孔が散乱し明らかに危険な状態になっている

 

「に・・・さ!!」

 

マズイ!!

そう判断した瞬間、私はアンジェリアを止めながら口の中に無理矢理に近い形で即効性の精神安定剤を放り込み、飲ませた

効果はすぐにあったのか、いやむしろ効きすぎたのか眠ってしまったが、おきるまでそっとしておくことにした

 

 

「LAFI、VERTEXと共同でこの写真の存在について大至急調べろ」

「24時間で調べ上げます」

「頼む」

 

LAFIに指示を出す、いま想定した最悪を上回ることはおそらく無いだろうが・・・

 

「家族が居たのか・・・」

 

眠っているアンジェリアに薄手の毛布を被せながら写真を見せたことを後悔した




三段階でお届けの次章
物語の主役は
ep.1 LAFI
ep.2 とある狙撃兵
ep.3 アンジェリア
となります

LAFI様はヒト由来のミームを主観として認識して大幅パワーアップ
とある狙撃兵は最強の狙撃兵としてS13に加入
アンジェリアは◯である????奪還のために動きます
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