超短いです。
最近、幹也の帰りが遅い。幹也曰く両儀式というクラスメートの家に行ってるらしい。俺に言うより秋己さんや両親に言った方が良いと思うがまぁ幹也が決めることだから俺が考える事ではないか。だが、今日は雪で冷えるのでコートや体が暖まる飲み物を渡す。「いつもありがとう。」と言われるが特に何もしてない。風邪引かないよう気を付けろと残し自室に戻る。途中まで読んでいた本を再び読む。
数時間経ち、幹也が帰宅するであろう時間の数十分前に風呂に高温でさし湯をする。数時間もすれば風呂の湯はぬるくなる。この季節でぬるま湯の風呂なんて冷えた体が暖まらない。それから用意した軽めの夕食を冷蔵庫から取り出しテーブルに置く。食べたら流し台にと書置きをしてまた自室に戻った。
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両儀さんが交通事故によって昏睡状態になった。
幹也は毎週お見舞いに行っている。幹也には言ってないが俺も日曜日に見舞いに行く。花は幹也が持っていている。俺は幹也が健康に過ごしている事を伝えるだけ。正直見舞いに行く理由はないだろうと言われるかもしれないが事故に遭ったとなれば心配だ。
そう言えば必ず当たるらしい占い師がいるらしい。帰りに行ってみるか。
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あれから二年が経った。幹也は大学に入学。鮮花は礼園女学院に転校。俺は変わらず実家から仕事場に通う生活だ。そろそろアパート暮らししようかな。
幹也が大学を中退。烈火のごとく怒り狂う両親、言い返す幹也、それを二階で聞く俺。近所迷惑になるから止めて欲しい。マジで五月蠅い。てか二階まで響くって声量おかしいだろ。頼むから壁に穴とか開けないでほしい。
話し合いもとい怒鳴り合いのすえ、幹也は実家を出ることになった。でも一人暮らしするにも家具やらが必要になるので幹也を軽トラックに乗せまずは家電量販店に行く。とりあえず洗濯機や冷蔵庫など最低限のモノを決める。どうやら住む場所は決めているようなのであとは持っていくだけだ。それから他の店を廻り続けた。
夕方になり、今日の所は実家で過ごすらしいので家まで送る。俺は家電やらをアパートまで持っていく。明日やるより今やった方が良い。
それよりあの場で鮮花いたら発狂するんじゃね?
流石にあり得ないか。
因みに幹也は蒼なんとかさんの所で働くらしい。
後日、一年分の家賃代を渡した。
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両儀さんが目を覚ましたらしい。だが様子が少し変らしく面会は無理のようだ。何にしろ目を覚ました事は良い知らせだ。
数日後両儀さんと面会出来たらしい。良かったな幹也。
鮮花大噴火。
残業で帰りが遅くなり、道路を歩いていたら数人の男子が一人の女の子を路地裏に連れ込んでいるのが見えたので数人を蹴飛ばし女の子を抱きかかえ走る。かなり離れた所まで走り女の子を降ろす。家までは自分で帰るとのこと。
というか遅刻には厳しい癖に残業には緩いってどういうことよ。
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8月上旬アパート暮らしスタート。家族猛反対。
右目を負傷した男の子を見つけ、アパートで保護した。他にも怪我をしていた箇所があったので包帯を巻き付けた。寝ている間に食事を用意して起きたら食べれるようにラップを掛けた。ついでにシャワー使って良いですよとメモを残しその隣に着替えを置く。
翌日の朝目が覚めた頃にはいなかった。テーブルの上に「ありがとうございます。P.S ご飯美味しかったです。」と書置きがあった。
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9月某日少女降る。
偶々だが廃虚のビルの近くを歩いていた時、上を見上げるとビルの屋上に一人の女の子が立っていた。その子が落下する地点まで走る。やはりと言うべきかその子は飛び降りた。間一髪間に合った。直ぐに警察に電話。その子は無事保護された。
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10月、仕事で小川マンション付近を調べることになった。特に変な所は無い。
数日経ちもう一度調べる。特に変な所は無い。漸く見つけたぞと聞こえた気がしたが気のせいだろう。
数日後、根拠はないが何か異常だと感じマンションに入ろうとした。
だが、途端に意識が途切れた。
目を開けると何処かの部屋だった。「起きた!」と声のする方向を見れば幹也の姿。「兄さん生きてる!?」と言われるが、なに俺死んでんの?
騒ぎを聞きつけ、見知らぬ人が三人が入ってきた。大人の女性に何個か質問をされたがよく分からなかった。人形が人間になるとかあれは魔法だとか独り言を言っていたが何だったんだろうか?
あと赤髪の男の子に何故かお礼を言われた。
よし。帰ろう。
数日後、赤髪の男の子が隣の部屋に引っ越してきた。
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鮮花ショックで寝込む。どうやら幹也が女の子と一緒だったことが原因らしい。電話で散々愚痴ってた。
そういえば隣の子に初詣行きませんかと誘われていたのを思い出し準備をする。丁度終えた所でインターホンが鳴る。玄関の鍵を閉め、二人で歩く。流石に冬だからかパーカーを羽織っても寒い。手袋とマフラーをしていてもその隙間からくる風が冷たい。
途中幹也と女の子に会った。両儀式というらしい。幹也に前に言ったじゃないかと言われたが覚えてない。因みに赤髪の男の子は臙条巴というらしい。それとあの時の大人の女性は蒼崎橙子さん。橙子さんの事も言ったけどと言われたが全く覚えがない。
この後、臙条君は俺の部屋に泊まりに来た。
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数年が経ちある女の子と交際することになった。
彼女の方は俺を『いい人』と評していたとかなんとか。正直分からん。
街で歩いている所を話しかけられたのが始まり。彼女の方は俺をずっと探していたよう。近くの喫茶店でお茶をしながら経緯を聞いた所、昔襲われそうになった所を助けてくれたというこらしいが覚えてない。彼女の方は俺の写真を友人から貰ったらしくどうやら俺らしい。
喫茶店を出た後お礼がしたいと家に招かれた。歩きながら彼女は少し目が悪いらしい。
気づいたらソファーで寝ていた。既に日付は変わっている。昨日の事は何故だか全く覚えてない。だが一昨日の事は覚えている。俺が起きて直ぐ女の子が近づいてきた。その子に「昨日の事を覚えていますか?」と問われたがやはり覚えてない。だが、その子は納得したのか「聞いた通りですね。」と呟く。
先程の事は無かったかのように二人で朝食を摂っている。泊めて貰って朝食を作らせるわけにはいかないので代わりに作った。食べ終えた後は暫く雑談した。そろそろ帰るかと切り上げようとした時「少し良いですか?」と俺を呼び止めた。その子の顔を見れば少し頬が赤くなっており下を向いている。だが、顔を上げ赤い瞳がこちらを見る。
「浅上藤乃です。これからよろしくお願いします。」
話は変わるが数年後ある絵本作家のアシスタントをすることになった。
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時は遡る事数年前。丁度1から2へと年が変わる数十分前誰もいない路地裏を歩く男がいた。
「おや?珍しいお客さんだねぇ。」
誰もいない静かな空間に老婆の声が響く。老婆の問答に男は答えない。男の対応に老婆は声を高らかに笑う。そして一息つき
「今回は特別に代金は要らないよ。」
老婆は再び男に問う。
さぁ、知りたい運はなんだい?
主人公:幹也と鮮花の兄。何故かよくモノを忘れる。色々考えてはいるが口に出すことは滅多にない。かなり少食。目が死んでると言われているがある人物曰く「抜け殻のよう。」で歩く姿や横になっている姿は今にでも死にそうなように見えるとかでよく心配される。
(本人はこれが普通のよう。)
週に一度栄養失調で倒れる。
中学に入学して直ぐ行方不明になっていたが中学三年生の夏休みに家の近くの公園前で倒れていた所を秋巳大輔に保護された。ただ、本人は何も覚えていなかった。
両親からは「まるで別人。」と言われるほど変わってしまった。昔は明るく元気な子だったらしい。
――周りから見た主人公
黒桐幹也:優しい兄。
少食の兄を見てかなり心配している。兄が一人暮らしするとなった時は心配で眠れない日も。生存確認で何度か電話したこともあるが、消え入りそうな声を聞きアパートに行ったことも。(本人は寝起きである。)
両儀式:理想の兄。
初めて対面するも共に喋るタイプではないため無言が続いた。主人公を「義兄さん。」と呼んでいる。
絶賛世話焼き姉御肌発動中で両儀家で幹也と暮らすさえに「あの人も連れていく。」ということで主人公を両儀家に連れてく。
実は幹也も同じ事を思ってはいたが言っていいのかと迷っていた所。式が言い出した時は驚いた。
あと鮮花程ではないが少しブラコンが入ってしまった。
黒桐鮮花:応援してくれる兄。
中学生になり一度実家に帰ってきた時に主人公が出迎えたが当時は苦手意識を持っていた。苦手というよりは少し怖かったとのこと。
勇気を出し話しかけてみれば優しく、緊張している自分の頭を優しい手つきで撫でてくれた。
因みに浅上藤乃に写真を提供したのは鮮花である。
蒼崎橙子:謎だらけの青年。
初の会合は小川マンション。突然そこに颯爽と現れた。
幹也に兄がいると聞いてはいたものの橙子が見たのは全くの別人だった。証拠に幹也の反応が不確かなモノを見る目だった。
臙条巴を完全に人として複製し生き返らせた事にはあらゆる理、仮定を吹っ飛ばしすぎて言葉を失った。
何から考えれば良いのやらと溜息を吐きたくなる。とりあえずやった事は規格外すぎるので巴の「急に頭を掴まれた。」という証言から一つの仮説を立て、ある場所へと調査をする。
肝心の印象だが「規格外を別にして危なっかしい。」
臙条巴:大が何個あっても足りない命の恩人。
隣りの部屋に引っ越す。暫くして主人公の仕事場に就職し主人公の部下に自ら立候補。周りからは「マジか…」や「勇気あるなあの新人…」と評される。
よく主人公の部屋に泊まりに来る。
浅上藤乃:『いい人』
襲われそうになった所を助けてくれた人。その後も何度かお世話になったが、主人公は全く微塵これかしこも覚えてない。
女学院在籍時は外に出られるときは主人公を探していた。鮮花にアパートを教えてもらうもタイミングが良いのか悪いのかいつも留守である。
鮮花と相談し幹也に協力してもらおうとお願いしたところ幹也に「兄さんを探そうとか思っちゃうとそれを感じとっているのか避けちゃうんだよ。」だからただ歩いているとふとした時に会えるよ。「まぁ、本人は避けてる自覚ないんだけどね。」という助言を参考に探し数年後ようやく会えた。
荒耶宗蓮:求めていた力を持つ者
実は主人公が高校生の頃一度街で出会っている。その後何度も接触を図ろうとしたが結局最後に接触したのは小川マンション。好機と思ったのち主人公はすぐさま退場し式に敗北する。
瓶倉光留:手当てしくれた恩人。
式に敗北し生きながらえるも気を失ってしまう。そこを主人公が偶々通りかかり介抱した。借金で回らなくなるも両儀未那に助け舟を出されたが同時に興信所の所長という役どころを押し付けられた。
気分転嫁に何か食べようと歩いていた所に主人公が店に入るのを発見し、アシスタントとしてスカウト。
ただ、よく未那が来ては振り回される。
両儀未那:兄様!!
幹也と式の娘。打倒式。何故か主人公を兄様と呼ぶ。
主人公が何故か両儀家にいた時、週に一度「仕事行かないで兄様!」が発動。謎である。
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主人公?:チート
規格外。
髪と目の色が黒から銀に変わる。
???:チートの原因
とある老人。記憶について研究していたらしいが…
既に故人。
日記を書くのが日課だったとか。
とある絵本:???
何故か所々黒く塗りつぶされている。
とあるメモ:???
『矛盾』『干渉』『有無』と書かれた紙きれ。