翌朝
体中血だらけの一がナイフを咥えて大型妖魔の生首2つを持ってやってきた。急いで雪泉たちが出てくる
一「お前らの知り合いだろ」
一は首を投げるとべチャリと音を立ておちる
一「…じゃあな…」
雪泉「待ってください」
一「なに…?用なら後ならあとにしてくれ…今日明日は通夜と葬式だ…」
そう言ってさる。昨日夜…親友が死んだ…一自身の死ぬことは覚悟していたが…唯一無二の親友で、孤児院からずっと一緒だったためその喪失感は親大きかった。
雪泉は通夜をしている場所を突き止め向かうと、会場には、喪服を着た一は一人だけ座っていた
一「誰もこないぞ…」
雪泉「…」
夜桜「…」
叢「…」
四季「…」
美野理「…」
一「…少し話そうか…俺と、貫一は同じ孤児院で育った…」
雪泉「孤児院…て」
一「俺には両親がいない…母は俺産んですぐ死んだ…親父は不明…貫一も同じようなものだった…正直家族のようなもんだった…そのあと…お前らなら知ってるだろ?孤児院の立て籠もり事件」
叢「立て籠もり事件…まさか…」
一「そうだ…銀行強盗が孤児15名を人質にした事件だ…大人を全員殺して無抵抗な子供のみを人質にした事件だ…そして15才の俺はその強盗を銃殺した…」
雪泉たち「!?」
すると、一気に周りの空気が冷える
一「そして…その後俺は逮捕された」
雪泉「!?」
夜桜「なぜですか?!」
一「犯人の親が被害届を出して俺は御用さ…」
四季「そんなこと…」
一「犯人の親は実業家かなんかわからないが、俺にばってんがついた…犯人を殺した非道な青年…そんなばってんついた奴どこの孤児院も引き取らなかった…それを見た貫一は実業家を訴えて俺の罪を消してくれた、そしてなんとか生活できるくらいの金をとった…が、貫一は訴えたことで孤児院に迷惑を掛けたといって俺についてきてくれた。がその二日後に病気が発覚して、良くなるどころか悪化していった…そして…昨日だ…お前らと、別れてから病院から連絡が入った…俺はすぐに病院に向かった、がその道中にあの…でか物(妖魔)がいた…なんとかついたが…遅かった…俺のついた頃には…もう…」
と言葉を詰まらせ下をみる
夜桜「斎刀君…」
一は立ち上がると貫一の眠る棺に手を奥…
一「貫一…お前は…俺の中でも最高で…誇れる…くされ縁で…賢くて…そして…最高の唯一無二の親友だ…ゴメンな…最後見てやなくて…ゴメンな…許せとは言わない…」
涙こそ流れていなかったが…声が震えていた…そして…雪泉の横を通り過ぎると同時に
一「焼香ぐらいはやっていてくれ…」
と言って式場を出る、一は壁に持たれて項垂れていた…夜桜はそれを見ると何も言わずに雪泉のいる元へ
雪泉「斎刀さんは?」
夜桜「斎刀さんなら…」
雪泉は察してする
雪泉「明日の出棺も手伝ましょう」
夜桜「そうしましょう」
叢「われも…」
四季「あたしもする」
美野理「美野理も」
翌日
一「悪いな…手伝ってもらって」
雪泉「いえ…斎刀さんには、助けていただいた恩があるので」
夜桜「わしも」
栗叢「われもだ…」
四季「あたしも」
一「そうか…良かった貫一…手伝ってくれるとよ…」
そうして火葬場へ向かう。棺を収めると、
「納棺完了しました…スイッチのほうよろしくおねがいします」
一は震える手を左手で支え押す。
「では上がりしだいお呼びします」
そういって役員はさる
一「ゴメンな…貫一…」
と下を向く
「「一君…来てくれて…ありがとう…」」
一同「!?」
その場にいた全員がその声を聞いた。その瞬間一は涙を流しその場に膝から崩れ落ちる。
一「…貫…一…ううぅぅ…おぉおおおおぉおぉ」
とうずくまり、なげくように泣く、そして…すぐに落ち着かせる…上がりおえ骨壷に納骨させる。流石に一だけで行った、そしてバイクの荷台に丁重に積む
一「…ありがとな…あいつも多分喜んでる…」
夜桜「これからどうするんですか?」
一「さぁ…部屋も爆破されたしな…そのせいで金も全部スッカンピンだ…このままこいつ荷台にのせて全国回るつうのもありかな、だが、あのクソ野郎に借りを返さねぇとな…」
そういって手紙を読んでいた
貫一「「一君へ…君はいつも僕達のために悪役を演じてしまっているけど、それが君らしいといえば君らしいと思う、あと、それができるのは君だけなんだとおもう、一君何もできなかった頃僕によく、「自分にしかできないことを探せ」いってくれたことを僕は今でも覚えているよ だから今度は僕がいうね、自分にしかできないことをさがして、一君の親友中井貫一より…」」
そう何かを決意した目でいった
一「おい…雪泉…お前らの学校の上層部にあわせろ」
雪泉「え?」
一「見つけてみせるさ…貫一…俺にしかできないことをよぉ…」
そう言って、空を仰ぎ見た