その日もデジタルといつものように雑談をしていた。
「トレーナーとウマ娘が実は幼馴染だった。っていう設定良くないですか?デジタルさん」
「幼馴染!甘美な響ですねトレーナーさん」
「トレーナーとウマ娘の関係上どうしても年齢の方は少し離れがちになってしまうが、、、」
「はい!デジタルの方から意見してもよろしいでしょうか!」
「うむ、続けたまえ。デジタル君」
「そのウマ娘さんがすでに入学前の段階からそのトレーナーさんに対して幼少期の信頼からくる感情が転じて恋愛感情になってしまっている、というのはいかがでしょうか」
「まさに天才の発想だよ。デジタル君」
「ありがたきお言葉」
「そうだな…それだとそのウマ娘は思いの相手がトレーナーのなったと知って追いかけるようにトレーナーのいる学園に入学するっていうのが自然な流れだろうか」
「入学前からすでに湿度マシマシの状態ってことですねトレーナーさん」
「ああ…。その通りだ。だがトレーナーの方はすでに立派な大人だから、それゆえにそのウマ娘のことはあくまで教え子としてみている。決して恋愛対象といった目線ではないというその対比が個人的にはありだと思う。」
「現役のトレーナーとしての意見はやはり参考になりますね。やっぱりトレーナーさん的には担当のウマ娘さんとの恋愛といった話は無しって感じですか?」
「ん?僕の話か。えっと、そうだな。少なくとも入学当初から手を出すようなトレーナーはさすがに問題があると思うから、こいつはロリコンだったんだなって少し引いちゃうな」
「けど、ある程度そのウマ娘と信頼関係が構築できているのであれば例えば学園卒業後とかであれば全然いいと思う。それに学園に在学中であっても立場の違いを両者の間でしっかりと納得できているんだったら恋仲になっていてもいいんじゃないかな。まあ周りには大きな声では言えないだろうけど」
「となると、トレーナーさん的には卒業後ですかねやっぱり。ウマ娘さんたちとお付き合いするっていうのは。」
「まあそうかなー。卒業間近で担当のウマ娘のほうから「実はトレーナーなことが…」って打ち明けられる展開は個人的にはとても好きです。そこのところははデジタルにでもお願いしようか」
「まあ。考えておきますよ。ってこれ地味にセクハラっぽくないですかトレーナーさん」
「ハッハッハ…まじ?すまん」
「まあ、デジたん的にはやぶさかではないので許してあげましょう」
「おお、、、そういってくれると助かるよ」
「それはそうと、話を戻しましょうかトレーナーさん」
「はい」
「デジたん的にはウマ娘さんのほうから積極的にアピールする展開もありだと思うんですけどトレーナーさん的にはやっぱりそういうのは無しですか」
「そういうのね。実はめっちゃ好きなんだよなぁ。さっきの自分の発言とおもいっきり矛盾してしまうんですけど、好きなんだよなぁ~」
「トレーナーはまあ頑張ってそのアピールを耐えてほしい反面でやっぱり自分に正直に好意を伝えてくれる存在が身近にいるっていうのはあこがれるな」
「なかなか難儀しそうな考えしてますね。トレーナーさん」
「そうはいってもな、デジタル君。自分に好意を向けてくれる存在というのは男女問わずうれしいものだよ。ましてやそれが異性からの恋愛感情だったりしたら不快に思うトレーナーはいないとおもうんだけどなあ」
「なるほど。デジたん的にも参考になりました。とても」
今日も二人のウマ娘オタクの話は止まらない。