「私!将来はトレーナーさんと結婚する!」
私は一目惚れが多い。
トレーナーさんのことも正直一目惚れだった
はじめはトレーナーさんに対して感じたこの思いが何なのか分からなかった。
けれど今では分かる。
私はトレーナーさんのことがだいすきです!
「ハハハ!楽しみにしているよキタちゃん」
トレーナーさんも私との結婚を楽しみにしてくれてるんだ!
えへへ~
うれしいなあ
早くトレセン学園に入って彼の担当ウマ娘になりたいなあ
そんなことを毎日のように考え、あっという間に数年が経過した。
ウマ娘としての本格化を経て私は無事にトレセン学園中等部へ入学することができた。
これで今後はもっと彼と一緒にいられる!!!
楽しみだなあ
トレセン学園での彼との生活を想うと楽しみで仕方がなかった。
「入学おめでとう!キタちゃん」
「えへへへ、無事に入学できてよかったです」
「やっぱり憧れのトウカイテイオーと同じ学校に通えるっていうのは嬉しいよね」
テイオーさんと一緒の学園っていうのももちろんうれしいです!!
けれどやっぱり本当にうれしいのは…
「はいっ!そうなんですよ。テイオーさんと一緒の学園に通えるっていうのは本当夢見たいですよ、けど…もっと嬉しいのは…」
「ほう…もっと嬉しいことがあるのか」
「トレーナーさんとこれからずっと一緒にいられるってことですかね!」
こんな当たり前のことを聞くなんてトレーナーは変わっているなあ
「お~嬉しいこと言ってくれるね~」
トレーナーさんがよろこんでくれたやった
「嬉しいに決まってるじゃないですか!!私…ずっと待ち望んでたんですから」
「けどまあ、キタちゃん」
「なんですか!」
なんですか!なんでもどうぞ!!
「トレセン学園だったら自分なんかよりもずっとすごいトレーナーたくさんいるし、
キタちゃんだったら選り取り見取りだと思うよ」
どうしてそんなこと言うんですか
「は?」
どうしてそんなことを…
彼は私を選んでくれないってことですか?
なんで?
どうして…
「えっ?」
「トレーナーさんは私のこと選んでくれないんですか」
搾りだした自分の声は驚くくらいに小さな声でそして、懇願するかのようなものだった。
いやだ…
彼と一緒にいられないの?
そんなのは絶対に嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ!!!!
「いや…その…」
「選んでくれないんですか?」
「僕なんかがトレーナーでいいんだったら全然いいんだけども…
いいの?」
「トレーナーさんじゃなきゃ嫌ですよ」
よかった~
もちろんトレーナーさんじゃないなんて論外ですよ
彼以外に教わるくらいだったらダイヤちゃんには申し訳ないけど退学だって視野に入れてたから、これで一安心かな!
「わかった。
正式に担当トレーナーとウマ娘が決まるのはもう少し先だけどよろしく頼むよキタちゃ
ん」
「もちろんですよ、トレーナーさん!」
「けど、、、どうして自分がいいの?
その…言っちゃあなんだが、実績としてはその…めちゃくちゃ結果を出せているわけではないよ僕」
「そりゃあだって、将来の結婚相手ですもん!」
一目惚れでした!!
「あ~そういえばそんなこと昔言ってたね。なつかしいな」
「逃がしませんから」
「ん?ごめん聞き取れなかった。」
「いえ~これから楽しみだな~って思って」
「そうだな。トレセン学園は色々楽しいところだと思うから一緒に頑張ろうな」
「はい!!」
絶対に逃がしませんからね、トレーナーさん
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時は流れ私はは高校生になった。
高等部でも今まで同様に彼が自分の担当トレーナーとして継続することになった。
「トレーナーさん
やっと私…トレーナーさんと結婚できます!!」
正確にはもう少し先だけど私はもう少しで16歳だ。
もう遠慮する必要もないよね…
「これからは婚約者としてずっと一緒にいれますね!」
それはウマ娘としても
そして将来のパートナーとしても
「婚約者!?何のことでせうか…」
またまた~
とぼけたふりなんて面白いんだから~
無駄ですよ?
「ん?」
「あれ?」
「いやだな~トレーナーさん。私の結婚相手になってくれるってずっと前から言ってくれたじゃないですか~」
「そうですよね」
「いや…そうだったけなあ…なんて」
「そうですよね」
「まさかとは思いますけど忘れただなんて言いませんよね?トレーナーさん」
「まさか…覚えてるよ、ハハハ…」
言質とった~~~~~!!!!
無論、彼が本当に嫌がっているようだったらあきらめるつもりだった。
けれど中等部の三年間を過ごして分かった。
私にも可能性は十二分にあると
ここから高等部の三年間、恋のダービー逃げ切って見せますよトレーナーさん?