ナイスネイチャ「お金持ちのイケメン彼氏を常時募集中で~す」
そんなことを宣っていた入学当初の私。
なんなら語尾まで違ってたと思う。
「スズカ~一緒に頑張ろうぜ!」
ほんとにこれ私が言ったの?!
と疑問に思うくらい今と私とキャラが違いすぎるんだけど、、、
あ~恥ずかしすぎる………
けどさあ…ネイチャさん的にも言い分があるっていうか…
そりゃまあ?私だって高校デビューっていうの?に憧れてなかったといえば嘘になるし…
スタイルにだってそれなりに気を使っていたし、
それに顔だってそんなに悪くないと思ってたし…
その時はまだウマ娘としても自分がまだまだ無限の可能性を持ってると過信していたというか…
だから!その…自惚れていたのは仕方がないといいますか…ね?
うん。やっぱり今のナシでお願いします。忘れてください。
それにしても何だかんだこのトレセン学園に入って一年も経って現実も見えてきて今のネイチャさんに落ち着いているんですけど、、、
ねえ それについてはトレーナーさんには感謝してるんですよホント。
あの人じゃなきゃこんな風に変われていなかっただろうから…… でもさすがにこれは変わりすぎじゃないかなって、自分で思ってみたり…… いやー参ったねこりゃ
あれだけ自分のこと卑下していた私がまさかGIレースに出られるなんて思っていなかったですし、しかも重賞で勝負できるほど強くなれているわけだし…… それに友達もたくさん出来たし。
あ~なんか今振り返ると照れくさいことばっかりだったような気がしますよ……
もう忘れるしかないなこりゃ。
はぁ…………
ん?あれ?そういえば……その私のそのトレーナ―さんは今どこにいるかな?
えっと確か普段だと今日は…… ああいたいた!
…………ってちょおおおい!?︎ちょっと待てぇ!!︎ なんであの人はあんなところで寝てるのかな?!
いくら何でも無防備過ぎるというかさ!!︎
もう、しょうがないんだから……優しいネイチャさんが起こしてあげますよっと。
トレーナー「ふわぁ〜」
ナイスネイチャ「起きた?」
トレーナー「おうおはよう」
ナイスネイチャ「こんにちはだよ……」
トレーナー「すまんすまん、ついウトウトしてしまったようだ」
ナイスネイチャ「別にいいんだけど、それよりどうしてこんなところに一人で寝てるのさ」
トレーナー「ん?ああいやそのなんだ、最近よく眠れなくてな、少し外の空気を吸いたかったんだ」
ナイスネイチャ「そうだったんだ」
トレーナー「そうなんだよ」
ナイスネイチャ「……それでこの後トレーニング始めるところなのかな?」
トレーナー「そうだな」
ナイスネイチャ「オッケー分かった。今日のメニューはどんな感じ?」
トレーナー「いつも通り軽めのものから始めようと思う」
ナイスネイチャ「了解しましたっと」
いつものように他愛もない会話をトレーナーとかわす。
そう。これが私たち二人の日常であり日課。
ただそれだけなのに……
(私は貴方と一緒に居られてすごく幸せですよ~)
言葉に出せずに心の中で呟いてみる。
別に今のトレーナーはイケメンではないし、お金持ちではないけれど、
私今結構幸せです。
デジトレ「昔のネイチャも割と好きです。」
デジタル「分かります。トレーナーさん」
デジトレ「今のちょっと卑屈な感じなネイチャと比較してネイチャを恥ずかしがらせたい」