ひまりの誕生日を祝う少し前、circleにポピパの皆がやってきた、有咲は生徒会の用事で少し遅れるので先に練習は始めていて良いと言っていたらしく俺はとりあえずポピパメンバーの演奏を聞いてアドバイスをして行き現在はちょっと休憩中だ、そして現在、皆の話題は有咲の誕生日についてだ
「なんなら、circleで演奏する?」
「良いんですか?」
「俺、残念な事に有咲の誕生日の日はバイトだし、皆でどっかで遊んできてその後、ここでお祝いも兼ねて演奏したら?」
「でも、曲とかどうしたらいいんですか?」
「ポピパを分割して、俺も入ってカバー曲やるなら力貸すけど、どうする?」
「でも、そしたらどう分けますか?」
「俺と、香澄とおたえで3人ギターと、香澄とりみちゃんと紗綾の3人、俺とおたえ紗綾でやって最後に俺プラス有咲以外のポピパメンバーでいいんじゃないかな?」
「曲は何やるんですか?」
「俺のウォークマン貸してあげるから、やりたい曲リストアップしておいで、ただ時間はあんまり無いからやれて4曲か5曲だよ?」
「じゃあ、とりあえず、そうします!後は遊びに行く場所ですね!どうしよっか?」
俺は財布から前に貰った遊園地のチケットを取り出して渡す
「ちょうどいいからここに行って遊んで来なよ!夕方までに戻ってきて、夕方18時頃から30分くらいのミニライブでお祝いってのでどうかな?」
「これってもしかしてはぐみから貰いました?」
「よくわかったね、たまたま全員都合がつかなかったんだって、と言っても俺も1枚か2枚ならまだしもそんなにいらないからね、6枚しかないし、りみちゃんのお姉さんか、明日香ちゃんでも誘って行っておいで」
「じゃあ、ゆり先輩もあっちゃんも誘って皆で行こう!」
「お姉ちゃんに聞いてみるね!」
「私もあっちゃんに聞いてみるよ!」
そうして遊びに行く予定を立てていると走って来る音が聞こえて有咲がやってきた
「スマン!遅れた!」
「ちょうど休憩中だったし、タイミング的には大丈夫だよ、それに、生徒会に入ったから引き継ぎ等々忙しいでしょ」
「まぁ、そうなんですけどね、せっかく皆集まれるって言うし、ちょっと急ぎましたよ!」
「そっかそっか、じゃあ、とりあえず有咲も来たし、練習再開しようか!」
「はい!お願いします!」
そうして時間いっぱいまで練習して解散となった、俺は帰り際に香澄にウォークマンを預けて香澄達を見送り受付に戻って外を眺めている
「お客さん来ませんね」
「日中は結構来るんだけどね、夕方頃はあんまり来ないね」
などと話しながら俺は自分の楽器のメンテを始める
「光君ってよく楽器のメンテしてるよね」
「ちょくちょくやらないと、楽器もすぐくたびれますからね」
「貸し出し用のも定期的にやってくれるからたまに借りる人からの評判はいいんだよね」
「それなら、良かったです」
なんて話しながら作業を進め簡単なメンテナンスを終える
「よし!終了!」
「それなら、スタジオ回って掃除して来てくれる?終わったら上がっていいよ!」
「わかりました、じゃあ、スタジオ回ってきますね」
そう言って俺は各スタジオを周り設備の点検や清掃を済ませてからバイトを終える
「じゃあ、今日は帰りますね」
「はーい、お疲れ様」
挨拶を交わして俺はバイト先を後にし家路に着いた
数分前、帰り道ポピパside
circleで練習を見てもらった帰り道、私達は光さんから借りたウォークマンで曲を再生しながら帰っている
「本当にいろんな曲あるね!」
「私達の知っている曲から全然知らない曲まで本当にたくさんあるね」
「これ全部光さんカバーしてるのかな?」
「これみて!」
私達は香澄の持っているウォークマンの画面を見てみると何曲か光さんがカバーした曲が入っていた、そしてもう1つ
「プレイリスト00?なんだよこれ?」
「私もわかんない、今までのは全部ファイルに名前ついてたよ」
「みたいだね、とりあえず聞いてみたら?」
「私もそれがいいと思うな」
皆がそういうのでもう一度確認の意味を込めて頷き合うと
プレイリスト00を開いた
「タイトルはないね、でも、これ曲じゃないかな?」
「でも、短いので2分くらいから5分くらいのまでいくつかあるね」
「とりあえず、1番長いの聞いてみない?」
「だな、無難にそれがいいかもな」
「聞くだけ聞いてみよう」
「そうだね」
「じゃあ、再生するね」
そう言って曲を再生するとギターの音と一緒に世界が広がった、花火をそのまま花火と例えるんじゃなくて空に咲いた花びらと歌ってたり、空を彩るじゃなくて君を彩るだったり
どこか幻想的で誰かと一緒に花火を見た思い出をそのまま歌にしたようなそんな曲だった
曲が終わると同時に現実に戻ると私達は我に返った
「なんか、凄かったね」
そんな感想しか出てこない
「この曲歌わせてもらえたりしないかな?」
「無理じゃないかな?今回はあくまでカバー曲メインだし、光さんの曲は使わせて貰えないよ」
「だよね〜」
そう言って項垂れる香澄を見て笑い合いながら皆それぞれの家に帰って行く
次の日
学校では相も変わらずに授業が終わる前に小テストを行う日々で正直怠い成績を落とす訳にもいかないので仕方はないのだが、俺にとっては勉強はあくまで二の次な為あまり好きじゃない、そんな事を考えながら授業をやり過ごし昼休みとなる
「午前中やっと終わったよ!正直こうも毎回小テストばっかりだとたまに白紙のまま提出しようかなって考えちゃうよ」
「それは光だけじゃないかな?」
「そうね、私も最低限は埋めるもの」
「あたしもそうかな〜」
「そっか、そこは俺だけか!」
最近はこんな感じのやり取りが日常茶飯事だ
「ところで光、今週って次のバイトいつ?」
「言ってないっけ?今週は昨日と今日連続で入って後は日曜に朝からだよ」
「ひ〜くんも忙しいね、あたし達パスパレも似たような感じだけど」
「そっか、そっちも大変だね、Roseliaは?LIVEの予定とかないの?」
「あるわよ、あなたに向けてやるLIVEがね」
「いや、それじゃなくてさ、Roselia個人のLIVEはないのかなって、実際あんまりRoseliaのLIVEしてる姿って見てないからさ」
「circleで定期的にLIVEはしているし、主催LIVEとなるならまた話しは別よ、それに、貴方にはLIVEをするなら同じステージに立ってもらうから、観客にはまわれないわよ」
「それは残念」
などと話していると昼休み終了のチャイムが鳴り俺達は自分達の席に戻って授業の授業をして5限目の授業を受ける
昼休み花咲川ポピパside
昼休み、中庭に集まって光さんから借りたウォークマンで色々と曲を再生しながら皆で曲について相談する
「なかなか決まらないね」
「色々あるから迷うよね」
「迷いすぎてわぁ〜ってなるよ」
「そうだね〜」
「つか、何の話?あたし全然話についていけねんだけど…」
そういえばと思い私達は有咲に事情を説明する
「光さんにね送る曲の他にもカバー曲練習したいねって話してて、そのための曲をね決めるのに光さんのウォークマン借りたんだ」
「そういう事か、んで、まだ決まってないと、ぶっちゃけ何でもいんじゃね?」
「そうはいかないよ!私達に合う曲をちゃんと見つけないと」
「そうじゃないとなんか違うってなるしね」
「わかったよ、とりあえず、光先輩にもちゃんと相談しろよな!あの人が1番カバー曲に詳しんだからさ、あたしらであれこれと悩むより早いだろ!」
「そうなんだけどね」
「なんか事情があるのか?」
「んーとね、光先輩には自分達でやりたい曲決めるようにって言われたんだ」
「なるほどなぁ〜まぁ、それなら自分達で悩むしかないか」
「だね〜」
結局またあれこれと曲を再生してはこれかな?とか違うような〜とか話しながら悩んでいると沙綾が思い出したように聞いてきた
「そう言えばさ、皆は、光さんの演奏を聞いた事ってあるっけ?」
「いや、皆あるだろ!」
「ごめんごめん、言い方が悪かったね、光さんの演奏を観客というか、1人相手にというか、つまりさ、全員じゃなくて1体1で聞いた事ってある?」
言われてあたしらは考える、あたしはないなと思いながら他のみんなにも聞いてみる
「あたしはないけど、皆はどうなんだよ?」
「私はオーナーと一緒の時に聞いたことあるけど、1体1では無いかな」
「私も…ない…けど…」
「私はあるよ!キラキラしててすっごくドキドキしたー!」
「いや、意味わかんねーし、沙綾はどうなんだよ」
「私もあるよ、ちょうど文化祭の時に、香澄達からのメッセージ聞いてたら光さんが来てくれて、演奏してくれたんだ
あの時は立ち止まってないで1歩踏み出してって背中を押してくれるような演奏をしてくれたんだ」
「その後、文化祭で光さんが演奏してくれて盛り上がったよね!」
「香澄の時は下向いてないで顔上げて前を見てって励ますように演奏したって言ってたよ!」
「すっごく世界がキラキラしてたんだ!」
「そうかよ…」
香澄語で言われてもなと思いながらもあたしは考えてたことを聞いてみる
「あのさ、それこそ光さんが演奏してくれた曲をそのまま光さんに向けて演奏したらダメなのか?」
「それじゃあキラキラドキドキしないよ〜」
「だからそれを具体的に言えっての!」
香澄はキラキラだとかドキドキだとか擬音というか、自分の言葉で何かを伝えたがる、でも、正直よく分からんって言うのが本音だ、だけど、こうと決めたら一直線なやつだから上手くフォローしてやんないとなと思う
そうして何も決まらないまま昼休みが終わり午後の授業を受けて帰りのホームルームが終わり私は生徒会、香澄達は一足先にcircleに行くって言ってたから後から合流だ
そして生徒会室で書類の整理をしながら聞いみた
「あの!いきなりこんなこと聞くのも失礼だとは思うんですけど、Roseliaの皆がSPACEのラストライブに出なかったのってなんでなんです? 」
私の質問に紗夜先輩と燐子先輩が手を止めて質問に答えてくれた
「そうですね、理由は2つあります。1つは湊さんが辞退したため、2つ目は光君のステージを観客として見たかったからです。」
「光君がSPACEのLIVEに出るとわかった時、私達は同じ舞台に立って演奏するか、光君のステージを見届けるか、悩みました。それで話し合って決めたんです、今回は光君がSPACEという舞台で輝く瞬間を観ようと」
「そうなんですか、あの!もう1つ聞かせてください!光先輩ってRoseliaにとって、それとお2人にとってどういう存在ですか?」
あたしの質問に2人は一度顔を見合わせてから紗夜先輩が話し出す
「私にとってはかけがえのない友人で、恩人ですかね」
「恩人?」
あたしは聞き返す
「えぇ、日菜との関係修復に力を貸してくれた恩人です。そして、必要な時に必ずそばに居てくれるかけがえのない友人です。」
そう言う紗夜さんの表情はほんの少し赤くなっていた、そして今度は燐子先輩が答えてくれた
「私にとっての光君は常に私の1歩先を行ってくれて、導いてくれる存在ですね、そして私の…好きな…人…」
「えっ!?燐子先輩最後なんて?」
「なんでもないです!私にとっての光君は1歩先を歩いて導いてくれる存在ですね」
「Roseliaにとっては、目標ですね、FWFに出場する事が私達の目標ですけど、それとは別に光君の隣に並び立てるバンドでありたいと思わせてくれる存在ですね」
なんとなくだけど、影響力のある人なんだなとは感じた、
「あの!じゃあもう1つ聞いても良いですか?光先輩の本気の演奏って聞いた事ってありますか?あたしはないんですけど、沙綾と香澄はあるみたいで、どんなのというかどういう感じなのかなって」
「私と日菜はありますね、まさに関係修復のきっかけをくれる演奏をしてくれました。その時の演奏はまさに世界が変わると表現するのがピッタリな演奏でしたね」
「私はまだ、そこまでの演奏を聞いた事は無いですけど、誕生日の時にくれたCDは曲を繋ぎ合わせたメッセージになっていました、まちがいさがしの間違った方を選んで出会えた、そして1人1人の笑顔が曇り空さえ晴らしてしまう程眩しく見えたらひとりじゃないって分かるそしてそんな優しさに溢れている今がたからものでそれを大事だと思えるならきっと素敵なことがあなたを待っているっていう光君からのメッセージでしたね、演奏も1つ1つの完成度は高くて聞いてるこっちは嬉しさが込み上げてきましたね」
あたしは2人から話を聞いてますます光先輩の事がわからなくなる。
なにかに対して一生懸命になれる人で影響力があって、常に誰かの為にって行動出来る人?そんな人いるのかな?でも、話を聞く限りそう感じるし、やっぱり分からないって言うのが本音だ。
そんな事を考えながら生徒会の仕事を終えて荷物を持ってcircleに向かう、circleに行くため電車に乗る必要があり、電車を待っているとパスパレの彩先輩と千聖先輩がやってきて
こちらに気付き声を掛けてきた
「こんにちは、市ヶ谷さん」
「こんにちは有咲ちゃん」
「どうもこんにちは、彩先輩に千聖先輩」
「何か悩み事?」
「えっ!?」
問われて思わず間抜けな声が出る
「違った?」
その問いにあたしは首を横に振り答える
「悩み事って言えば悩み事ですね、ここ数日、あたしらcircleで光先輩に練習を見てもらってて、なんて言うか、話せば話すほど光先輩という人がわからなくなって…」
「えっと、つまり光の事を知りたいの?」
「知りたいというか…あたしもよくわかんないんですよね…」
「千聖ちゃん、どう思う?」
「そうね、私達も少なからず光と交流はある訳だし、それに、私達だって光の全てを知っている訳ではないけれど、1つ言えるのは、光はね、目の前で誰かが失敗したりするのを見るのが嫌なんだと思うわ」
「それはあるかもね」
あたしは2人に問い返す
「どういう事ですか?」
「彼の失敗談というか、友人の価値観を歪めてしまったって話は皆といた時に聞いていると思うけど、彼はその失敗があったからこそ、今の彼があるんだと私は思うわ」
「そうだね、光君は自分の手が届く範囲なら小さな事でも手を差し伸べてあげたいんじゃないかな?」
そう言われて沙綾の時と香澄の時がそうだったのかと思ったあたしは2人に聞いてみる
「光先輩の本気の演奏って聞いた事ありますか?なんか、世界が広がるって言うか、見え方が変わるって聞いたんですけど」
「私達パスパレは最近聞かせてもらったわね、本当に市ヶ谷さんが言ったように見える世界が変わったわよ!パスパレとしての繋がりを大切にってお互いを大切に思う気持ちを大事にって演奏してくれたわ」
「あの時はみんな思わず泣いちゃったもんね」
「そんなに、凄い演奏だったんですか?」
「とても心に響いたわ、本人に聞いてみるといいわよ、本気の演奏ってどんなですかって」
やっぱりそれしかないんだなと思いあたしは頷いてから御礼を言った
「ありがとうございます。あたしなりに光先輩に色々聞いてみようと思います。」
「そうしてみるといいわ、きっと光はちゃんとした答えをくれるはずだから」
「はい、そうしてみます」
あたしはそう言ってやって来た電車に乗りcircleに向かった
千聖先輩達は反対方向らしい、あたしはとりあえずcircleに行き受付にいたまりなさんに声を掛ける
「こんにちは、もうみんな来てますよね?どこで練習してますか?」
「こんにちは、5番スタジオにみんないるよ、光君が着いてるから行ってごらん」
「はい、ありがとうございます」
御礼を言ってスタジオに向かうとタイミング良くみんなか休憩中だった
「お疲れ〜、休憩してたんだな」
「有咲!生徒会お疲れ様」
「いや、大したことしてないからなあたし」
「それでも、お疲れ様」
「まぁ、ありがとうな、とりあえず、まだ休憩してていんだよな?」
「ちょうど休憩入ったばっかりだから、大丈夫だよ」
「そうですか、じゃあちょうど良いんで光先輩に2、3質問しても良いですか?」
「答えられることなら大丈夫だよ」
光先輩からOKが出たのであたしは質問する
「光先輩にとって、あたし達ポピパも含めたガールズバンドは光先輩にとってどんな存在ですか?」
「そうだな〜、やっぱり大切な仲間かな、出会えた事、そして、何より一緒に音楽をやれる事が俺にとっては宝物って言える、そんな存在」
「じゃあ、あの!本気の演奏ってどんなですか?」
本気の演奏と言われて俺は考える、普段の俺とは違うルミナスとしての演奏の事を言っているんだとわかったから、どう答えるべきかを考えて話し出す
「それは、もう1人の俺が誰かに向けて、普段以上の本気の演奏を届ける瞬間の事だよ」
「どういう事ですか?」
俺は近くにあったホワイトボードに簡単に絵を書いて説明する
「例えばさ、こんなふうに、まっすぐな道があって分かれ道に辿り着いたとするよね」
俺の言葉に有咲は頷く
「その道はどっちに行っても辛い道のりでその場所で立ち止まってしまったとしたら誰かに、助けて欲しい勇気が欲しいと思うよね?」
「はい、あたしでもそう思いますし悩みますね」
「俺はそうやって立ち止まってる人に向けて背中を押してあげたり1歩踏み出すきっかけを演奏する事で作ってあげたりするんだよ、そうする事で解決する事だってあるからね、俺は必要だって思ったらそうするんだ」
あたしは光先輩の話を聞いてやっぱりみんなか言っていた通りの人なんだなと改めて思った、この人は相手の気持ちや相手の側に立って考えられる人なんだなと思った
「本気の演奏を聞かせることは出来ないけど、せっかくだから演奏聞く?」
「是非!お願いします!」
「あたしの前に答えんなよな!あたしからもお願いします」
「OK!リクエストは?」
「香澄や沙綾、後、SPACEで歌った曲をお願いします」
「ん〜じゃあ瞳の先に、ハイスクール、できっこないをやらなくちゃにしようか、残りの休憩時間俺の演奏に付き合ってね」
「わかりました!お願いします!」
「じゃあいくよ!瞳の先にはキーボード使わないとだから、ちょっと待ってて」
そう言って俺は持ってきていたキーボードを取り出し設置すると演奏を始める、この曲は香澄に向けて俺が演奏した曲でサビの部分の涙を翼に変えて飛び立とうって歌詞が俺個人も好きだったりするし、あの時の香澄には勇気を出せるいいきっかけになる曲だと感じた、俺はあの時とは違うけれど別な形で新しい目標に向かってまた1歩踏み出すきっかけになればと思い演奏していき演奏を終えるとギターに持ち替えてハイスクールを演奏する実写版で演奏された方のハイスクールを演奏し始め一気にサビを歌いきり、1番を歌い終え2番に入っていく
そしてラストの歌詞を歌い上げる
『どんな式でも夢は解けない模範の解答どうだろうと関係ない
自分自身で答えを探せ 自分だけの答えを探せ』
2曲目の演奏を終えて俺は軽く息を吐き出してから告げる
「じゃあ、ラストの曲行こうか!」
「できっこないをやらなくちゃ!お願いします!」
「OK!」
俺はできっこないをやらなくちゃを演奏する
『どんなに打ちのめされたって
悲しみに心をまかせちゃだめだよ
君は今逃げたいっていうけどそれが本音なのかい?
僕にはそうは、思えないよ
何も実らなかったなんて悲しい言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃダメさ灯りをともそう
あきらめないでどんな時も君ならできるんだどんな事も
今世界にひとつだけの強い力をみたよ
君ならできない事だってできるだ本当さウソじゃないよ
今、世界にひとつだけの強い光をみたよ
アイワナビーア君の全て!』
皆が皆君1歩を自分の足で踏み出すのを待っているから立ち止まらないで!俺はそんな思いを込めて演奏していく
『やはり自分じゃだめかなんて無駄な言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃダメさ灯りをともそう
あきらめないでどんな時も君ならできるんだどんな事も
今世界にひとつだけの強い力をみたよ
君ならできない事だって
出来るんだホントさウソじゃないよ
今世界にひとつだけの強い光をみたよ
アイワナビーア君の全て!』
歌いきると同時にポピパの皆から拍手が送られそれと同時に
香澄が話し出す
「先輩!決めました!やりたい曲!」
「どれにするの?」
「ドリームキャッチャー、ハイスクール、できっこないをやらなくちゃをやりたいです!」
「了解、じゃあ、1曲ずつ練習して行こう」
俺の言葉に全員が頷き、練習を再開する
俺は細かくミスを指摘していき演奏のクオリティを上げられるようアドバイスしていく
「なかなか難しいですね、光先輩は弾けるよになるまでどのくらいかかりました?」
「俺は1人でやってるし曲聴きながらだから結構早かったよ」
「プレッシャーだ」
「大丈夫だって!当日までにものに出来れば良いんだからさ、皆なら出来るよ!俺が保証するよ」
「そこまで言われたら頑張らないとですね!」
「もうちょい頑張りますか!」
「いいよ、限界まで付き合うよ」
そうして皆は練習時間を延長し限界まで練習してくたびれた様子で帰って行った、帰る前に追加のチケットも渡しておいたので週末は目一杯楽しんで来るだろうと思いながら俺の方もバイトを終えて帰宅した。
それから数日経って向かえた有咲の誕生日当日
俺の方はバイトで機材と貸し出し用の楽器のメンテナンスをしている、アンプ等の機材を点検しつつギターやベースの弦の緩みなどがないか等確認して問題なければチェックリストに
チェックを入れていきスタジオの機材は問題ない事を確認し終えてまりなさんにチェックリストを渡す
「スタジオの機材チェック終わりました、異常なしです」
「OK!じゃあ、ちょっと早いけど、お昼休憩入っちゃって、休憩終わったら光君は貸し出し用の備品整理と楽器のメンテナンスお願いね」
「わかりました。」
俺はスタッフルームで昼食をとりながらスマホを確認すると紗綾から写真が送らて来ていた
「皆楽しそうで良かった」
そう呟きながら送らてきた写真を見て行く
俺は送らてきた写真を見終えてから楽しい思い出をたくさん作っておいでと返信を返しバイトに戻った
ポピパside
「有咲!早く早く!」
「待てってのに!」
「香澄は元気いっぱいだ」
「お姉ちゃん!あんまりはしゃぐと転ぶよ!」
「大丈夫!あっちゃんも早く!」
「賑やかね」
「うん!」
「とりあえず、行こっか!」
「そうね」
私達は遊園地のアトラクションを回って色んなものに乗ってはしゃいでいだ、私は写真を撮っては光さんに楽しんでますと報告するために写真を送っている
けど忙しいみたいで返信は全然来ないけど、後でまとめて写真を見てくれたら返事くれるだろうなと思いながら光さんに写真を送る。そして私達はまたたくさんのアトラクションを回って遊んだ後お昼休憩に入った
「紗綾、光先輩から連絡来た?」
「忙しいみたいでまだ来てないんだ、ちゃんと楽しんでますよって写真送ってるんだけどね」
「あの人の事だから写真見たら返信来るだろうさ」
「だよね!」
そう話していると私のスマホがメッセージを受信する
「光さんからだ!楽しい思い出をたくさん作っておいでだって」
「あの人らしいな」
「まぁ、光先輩だから」
「じゃあ、この後も目一杯楽しまないとね!」
香澄の発言に皆が頷いてからそれぞれが昼食をとりまたアトラクションを回る
午後からは迷路やお化け屋敷なんかの屋内のアトラクションをメインに回っていく、お化け屋敷は皆がキャーキャー言いながらも楽しそうに進んでいく、香澄は怖がっているのかこの状況楽しんでいるのか分からないくらいキャーキャー言っては有咲や明日香ちゃんにくっついている
「有咲〜!」
「うぜーくっつくな〜!」
「あっちゃ〜ん」
「お姉ちゃん!くっついて来ないでよ!歩きづらい!」
「怖がっているのかな?」
「どうだろ?」
「おたえは平気?」
「びっくりはするけど、意外と平気、りみはゆり先輩ベッタ
リだけどね」
そう言っておたえが指差す方向ではりみりんがゆり先輩にくっついて震えてた、かくいう私もビクッてなった所をおたえに激写されて光さんに写真を送られてしまった。恥ずかしいからやめてって言ったんだけど、新鮮だからって言う理由で断られた、そしてお化け屋敷を出ると皆が近くのベンチにへたりこんだ
「皆、大丈夫?」
「怖かったけど、楽しかった!」
「くっついてくる香澄がウザかった!そんでもって疲れた」
「有咲ひど〜い!」
「あたしはともかくりみ大丈夫か?」
「ぐったりはしてるけど大丈夫みたい」
「じゃあ、もう少し休憩して後、1つか2つ乗り物系のアトラクション乗って帰ろうか」
「まぁ、確かにそうしたらいい時間なるか」
「だね」
そうしてりみりんが回復するのを待ってたまたま目に付いたゴーカートに乗って競走する事になったけど、香澄が脱線して変な方向に行ってしまって最終的に逆走していたのには全員がお腹を抱えて笑っていた
そして最後はやっぱり観覧車に乗ることになった、ゆり先輩と明日香ちゃんは2人で乗るから他の皆は全員で乗ってと言われたのでお言葉に甘えさせてもらった
順番が回ってきて私達は観覧車に乗り込む
ゆり、明日香視点
「戸山さんじゃなくて明日香ちゃんの方がいいかしらね」
「どっちでも大丈夫です。今は先輩と2人なので呼びやすい方で良いですよ」
「そう?じゃあまぁ、明日香ちゃん、今日はどうだった?」
「どうって言われても、受験勉強の良い息抜きになったかなとは思いますね、遊園地でこんなに遊んだのなんていつ以来かなってくらいで」
「それには同感ね、私もよいい息抜きになったわよ、普段は見られないりみの面白くて可愛い一面が見れたしね」
「私も、あんなに笑ってるお姉ちゃん見たのは結構久しぶりですね、普段からニコニコしてるんですけど、いつにも増して楽しそうで、なんか私も楽しかったなって」
「誘ってくれた皆に感謝ね」
「ですね、光先輩にも今度お礼言わないと」
そう言って観覧車の窓越しにお姉ちゃん達の乗るゴンドラの方に目を向けた
ポピパ視点
「有咲!今日はどうだった?」
「疲れたけど、楽しかった」
「光さんに感謝だね」
「そうだね」
「ちゃんと御礼言わないと」
そう話している間も観覧車は回り続ける中あたしは光さんの事を皆に聞いてみたくなり質問する
「あのさ、香澄もだけど、皆、光先輩の事どう思ってんの?」「ものすごくキラキラして輝いてる人!」
「私は自分に妥協を許さなくて音楽に対しても私たちに対してもまっすぐに向き合ってくれる人だと思う」
「私は、頼れる人だとは思うな」
「立ち止まってしまった時とかに必ず手を差し伸べてくれる素敵な人かな」
「有咲は?」
「正直わかんねーけど、まっすぐ人と向き合える人だとは思うかな」
「多分それが光さんなんだと思うな」
「どういう事?」
「光さん話してくれたでしょ、友達の音楽を歪めちゃったって、多分光さんは目の前で誰かが傷付いたり音楽を嫌いになったりするのを見るのは光さん自身も辛くなるんだと思う、だからあの人の言葉や演奏は私達に届くんだと思う」
言われて確かにと思った、あの人はいつも誰かの為皆の為って動けるそんな人だから演奏が言葉がいつまでも耳に残るんだなとあたし自身も感じた。
「あのさ、観覧車降りたら写真、撮らね?ゆり先輩と明日香ちゃんも含めてさ」
「いいね!今も撮ろう!ポピパ全員で!」
「だな!」
そうして私達はポピパ全員で写真を撮った
それから観覧車を降りて明日香ちゃんとゆり先輩も含めてもう1枚写真を撮った後遊園地を後にして電車に揺られあたし達の家がある街に戻ってきた
「帰ってきたな」
「そうだね」
「まだ終わりじゃないよ!」
「うん!」
「行こう!circleに!」
「今から!?」
「あっちゃんとゆり先輩も!」
2人は顔を見合わせてから頷いた
「ほらほら、行くよ!」
「えっ!?ちょ!待てって!」
有咲は香澄に引っ張られるようにしてcircleがある方向に向かって歩き出した
しばらく歩いてcircleが見えてきたので全員でcircleまで走っていきドアを開けて中に入ると光さんが出迎えてくてた
「おかえり、写真見たよ、楽しんで貰えたならチケット渡した甲斐があったよ」
「本当にこんなにはしゃいだのいつぶりだってくらいはしゃいできました、楽しかったです。チケットありがとうございます」
「別に良いよ!まだ終わりじゃないしね、こっち来て」
そうして光先輩はステージがある方向に歩いていきあたし達も後を追う形で着いていくとバースデーライブ件応援ライブと書かれた横断幕が貼られていた
「これって…」
「有咲の誕生日ライブと明日香ちゃんとゆりさんの受験を応援するためのLIVEだよ」
そう言って光先輩は壇上に上がってギターを持つと話し出す
「こんばんは、光です。今日は有咲の誕生日をお祝いして明日香ちゃんとゆりさんに受験頑張ってって応援ソングを送ろうと思います。まず最初はドリームキャッチャー!香澄、おたえ!壇上に上がっておいで!」
「「はい!」」
名前を呼ばれて香澄とおたえが壇上に上がりおたえが自分のギターを演奏し始め光先輩がそれに続き最後に香澄が演奏し始め歌っていく
夢を追いかける中で壁にぶつかっても自分の夢を再認識して前に進もうっていう応援ソングだ、予め決めておいたみたいで光先輩、香澄おたえの順番で歌っていく中で1曲目が終わる
「2曲目に行きます!ハイスクール!りみりんと紗綾も上がっておいで!」
「「はい!」」
そうして光先輩が沙綾の横に並び沙綾の掛け声とともに演奏を始めその音を拾うように香澄達も演奏を始め歌っていく
おたえと香澄のツインボーカルでやるみたいだ、模範に囚われず自分だけの答えを見つけていけるよって背中を押されるような曲でもあり、歌詞の中には確かにと思う部分もあったりする曲でゆり先輩達も手拍子をしてノリノリな感じだ
そうしてハイスクールが終わると光先輩が沙綾と手を打ち合わせタッチして光先輩がドラムに入り沙綾が前に出て話し出す
「私達からのラストの曲はできっこないをやらなくちゃ!」
タイトルを告げて沙綾歌い出す
「すげーな、めっちゃ練習したんだろうなって思うよ」
香澄とツインボーカルした時も歌は上手いなとは思ってたけど、かなり上達してるなと思っていると紗綾が少しずつ後ろに下がっていき光先輩とボーカルを交代し2番に入る
『やはり自分じゃだめかなんて無駄な言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃダメさ灯りをともそう
あきらめないでどんな時も君ならできるんだどんな事も
今世界にひとつだけの強い力をみたよ
君ならできない事だって
出来るんだホントさウソじゃないよ
今世界にひとつだけの強い光をみたよ
アイワナビーア君の全て!』
ボーカルが代わると見える世界も変わったって思わされるくらい何事にも全力で取り組んでる姿が目に浮かぶ
「適わねーなあの人には」
「そうね、ここまで応援されたら頑張らない訳にはいかないわね!」
「ですね!私も頑張ります!」
そうして曲が終わると香澄が話し出す
「私達からの演奏は、これで終わりです!でも!最後に光さんがソロで1曲披露してくれます!先輩!お願いします」
「任されたよ!俺からのラストの曲は空色デイズ!」
俺は曲名を告げて演奏を始め歌い出す
『君は聴こえる?僕のこの声が闇に虚しく吸い込まれた
もしも世界が意味を持つのなら
こんな気持ちも無駄ではない?
憧れに押しつぶされてあきらめてたんだ
果てしない空の色も知らないで
走り出した想いが今でもこの胸を確かに叩いてるから
今日の僕がその先に続く僕らなりの明日を築いていく
答えはそういつもここにある』
有咲、ゆり、明日香視点
「これ、光先輩が初めて演奏しつくれた曲だ」
「素敵な曲ね、自分なりの明日を築いて行って欲しいって歌詞が特に」
「私は、サビ前の果てしない空の色も知らないでってところが印象的です」
あたしは歌って貰った時を思い出しながら演奏を聞いていく
『過ぎた季節を嘆く暇はない二度と迷ってしまわぬように
数えきれないほんのささやかなそんな後悔抱えたまま
その背中だけ追いかけてここまで来たんだ
探していた僕だけに出来ること
あの日くれた言葉が今でもこの胸に確かに届いてるから
昨日よりも今日の僕は
僕の生まれてきた理由に気づいていく
答えはそういつもここにある』
香澄、おたえ、りみ、沙綾視点
ステージ袖で演奏を聞いている私達はかなり驚いていた前よりも格段に演奏で見える世界が広がっているから
「紗綾はこの曲聞くの初めてだっけ?」
「うん、私達にはぴったりかもねこの曲」
「2番は光先輩じゃないかな?」
「あぁーそうかもね!」
私達は光さんの演奏にそして光さんが見せる世界に引き込まれていく
『全てがまるで当たり前みたいだった
尊い日々はまだ終わらない
そしてまた
走り出した想いが今でもこの胸を確かに叩いてるから
今日の僕がその先に続く僕らなりの明日を築いていく
答えはそういつもここにある』
俺は演奏を終えると軽く深呼吸してから話し出す
「演奏聞いてくれてありがとうございます。そんでもって改めて!」
俺がそう言って言葉を区切ると香澄達がクラッカーを手にステージ袖から出てきて声を揃えて言った
「「「「有咲!誕生日おめでとう、先輩!、明日香ちゃん受験勉強頑張ってね!」」」」
「皆…ありがとうな!こんなに最高の誕生日は初めてだよ!」
「私達も目標に向けて勉強頑張るわ」
「全力でチャレンジします!皆、本当にありがとう!」
そうしてバースデーライブ&応援ライブは大成功だった
そうしてcircleからの帰り道有咲に曲演奏した曲を入れたCDを俺からのプレゼントとして渡しておいた。
他の皆からも色々とプレゼントを貰ったようで照れ隠しにちょっと怒っていた。それでも、宝物として大切にすると言っていた
その様子を後ろの方から微笑ましい気持ちで眺めていると
駅に到着しそこから俺たちはそれぞれの方向に帰っていき
自宅に着くとすぐに夕飯とシャワーを済ませてからベットに倒れ込み寝返りを打つように仰向けになり天井を見上げて呟く
「最後は…友希那だな」
そう言って俺は目を閉じ、眠りに着いた
誕生日イベント有咲編です!正直誕生日イベントは考えるのが大変でかなり時間がかかります!それでもなんかんとかやりきりました!
次回は友希那の誕生日イベントになりますのでお楽しみに
次回「誕生日と夢に向かって」
シーズン3の内容いくか二学期編挟むか
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二学期編として何話か入れましょう
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シーズン3の内容入って大丈夫です!