僕等が奏でる歌と音   作:凌介

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LIVE当日を迎えた光とガールズバンドのメンバー達は
光に何を伝えて光自身がどう感じ取るのかそしてどんな演奏を返すのか


第40話皆からのメッセージとこれから先へ

俺はcircleに向かって足を進めていた

皆が俺のために演奏してくれる事が嬉しくて、楽しみで

仕方ない、皆が最高の演奏をくれるなら俺はそれに応えてそれを上回る演奏を返す、俺にできる皆への感謝だ。

そう思いながら足を進め俺はcircleに到着した

 

そして店内に入るとまりなさんが出迎えてくれた

「遅かったね、みんな揃ってるよ」

 

「控え室ですか?」

 

「うん!みんないるから行っておいで」

 

「行ってきます」

 

そうして俺は控え室に行き扉をノックし中に入る

 

「来たわね光」

 

「待ってたよ」

 

「もうすぐ始まるわあなたを笑顔にするLIVEが」

 

「最高の演奏を期待してる」

 

「当然よ!最高の演奏をしてこそだわ」

 

「その通りよ光!そして1番手は私達なのだから」

 

「じゃあ俺は客席側で待ってるよ」

 

そうして俺は控え室を後にし客席側で待ってるとLIVEの始まりを告げるように周りが暗くなりステージにはハロハピの皆がたっていた

 

「光!ハロー!」

 

「ハロー!こころ!そして他の皆もね」

 

俺の返答に皆が頷き返すとこころが話し出す

 

「もう、わかってるとは思うけれど、

 

1番手は私達ハローハッピーワールドよ!私達からの1曲目はちっぽけな勇気よ!さぁ聞いてちょうだい!」

 

そうして演奏が始まるとこころの声が歌詞を紡いでいく

 

ちっぽけで何もない自分の中に確かにある諦めない心、そして諦めずに前に前に進んで行った時間をこころの声がハロハピ皆の演奏が俺に伝えてくる。そして1曲目が終わりまたこころが話し出す

 

「2曲目にいくわ!2曲目はTomorrow!貴方が涙の大切さを教えてくれた曲よ!さぁ、聞いてちょうだい!」

 

そうして2曲目が始まるとこころの声がTomorrowの歌詞を紡いでいく

 

アスファルトに咲く花のように自分を信じてと涙を流してもその分だけ強くなれるからとハロハピ皆の演奏が紡がれる歌詞が俺の心に刺さる

 

そして2曲目が終わるとこころがまた話し出す

 

「私達の番はこれで終わりよ!光、とっても素敵な笑顔をしているわ!私達の演奏がそうさせたのなら1番に演奏したかいがあったわ!次はPastel*Paletteの皆が貴方に演奏を届けるわ」

 

そう言ってステージ袖に下がって行った

 

「ハロハピらしさが溢れた演奏だったよ!ありがとう!」

 

俺は下がって行ったハロハピに向けて叫んだ

 

その声が届いたようでこころが顔を見せて微笑んでからまた戻って行った。

 

そしてその後すぐにパスパレの皆が準備を終えてステージに立った

 

「光君!今日は来てくれてありがとう!」

「約束だからね、それに、皆が俺のために演奏してくれるんだもん聞かない訳にはいかないでしょ」

「私達は光君に何度となく励まされたんだ」

「2度目のLIVEを控えていた私達を励まして心をひとつにしてくれたわ」

「そしてテレビに出ることが決まった時もまたちぐはぐだった私達の音を一つにしてくれたよね」

「それだけじゃないっすよ!最近の事です!」

「そうっすね!彩ちゃんと千聖さん2人に勇気を与えてくれました!」

「光君が歌ってくれた曲は今でも耳に残ってるよ!」

「私も、あれほど心が晴れやかだったのは私自身初めてだったもの」

「だからね、まずは光君に私達の気持ちを伝えておこうと思うんだ!私達が選んだ1曲目はDREAM!」

 

これまた懐かしい曲だなと思った歌詞にある君がいるならどんな夢も叶うような気がしてるよという部分やありがとう君にあえて良かったという部分は皆の気持ちがのっていると感じさせられた

「出会えて嬉しいとかありがとうとかはこっちの台詞なのにな」

そう呟くのと演奏が終わるのは同時だった

 

「このまま2曲目にいきます!」

「次の曲はひ〜くんがこれから先へ前を向いていけるようにって選んだんだ!」

「それじゃあいくわよ!」

「聞いて下さい!」

「私達が選んだ2曲目を!」

「にじいろ!」

彩が曲名を告げて歌い出す

これから新しい物語が始まりずっと長く道が続いて行く

誰かと出会う事も離れることも物語の1部で自分を作る要素なのだからと彩の声が皆の演奏が俺を励ましてくれる

そして2曲目も終わりを告げた

「皆の気持ちは十分過ぎるほど伝わったよ!俺と出会ってくれてありがとう!」

「こっちの台詞だよ!光君」

「そうよ!感謝するのは私達の方なんだから」

「そうだよひ〜くん!いつもありがとう」

「私達が1つの目標に向かって行けてるのは光君のおかげなんスから」

「その通りです!ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします」

「こちらこそありがとう!そしてよろしく!」

俺の返答を聞いて満足した表情を浮かべステージ袖にパスパレの皆は下がって行き今度はAfterglowの番になり皆が準備を終えたタイミングで蘭が話し出す

「Afterglowです!光さん!まずはパスパレの皆と同じくお礼を言わせて下さい!」

「いつも私達の事を支えてくれてありがとうございます。」

「先輩がいなかったら喧嘩した時とかスムーズには仲直りできなかったんじゃないかなと思います。」

「たくさんありがとうひかるん先輩」

「つぐの時や秋祭りの時も常にあたしらに寄り添うような演奏がずっと心に刺さってます!ありがとうございます光さん」「本当にありがとうございます光さん!あたし達がいつも通りでいられるのには光さんのおかげってのも大きいんです!

だから、あたし達Afterglowからは悔しい気持ちすら乗り越えて欲しいって気持ちを込めます!1曲目は悔しさは種!」

 

曲名を告げてAfterglowの皆が演奏し蘭が歌っていく

曲が進むにつれて俺は過去を乗り越えて悔しい気持ちすら力に変えていけと強く背中を押されるような気持ちになった

「今回はやっぱり立場は逆になるんだな」

そう呟いて蘭達の演奏に耳をすませているとあっという間に演奏が終わり蘭が再び話し出す

「光さん!私達から光さんへ送る2曲目は明日もです!

光さんが私達に10年後100年後の事はわからなくても明日の事ならイメージができるよねって送ってくれた曲をそのまま光さんに送ろうと思います!聞いて下さい」

そうしてAfterglowの皆が明日もを演奏していく

俺自身に明日をイメージし前を見て進んで行けると言うAfterglowからのメッセージを強く感じられた

そして曲が終わると皆を代表してひまりが1歩前に出て言った

「光さん!私達Afterglowをいつも支えてくれてありがとうございます!私達は光さんにどんな形でもいいから恩返しをしたいってずっと考えてました。なので、私達Afterglowのいつも通りの日常に光さんがいてくれたらいいなと思います。

だから、Afterglowの6人目のメンバーとして光さんにいて貰えたらいいなと思います!それは皆の総意なんです。」

その言葉に全員が頷く

「皆がそれを望むなら、俺はその場に居続けるよ!そして遥か先にいて皆を照らすよ!」

Afterglowの皆は俺の言葉に納得しそのままステージ袖に下がって行った。

そしてAfterglowに代わりポピパの皆が姿を見せた

「Poppin’Partyです!1曲聞いて下さい!輝き出して走ってく!」

「まさか、この曲に俺自身が励まされるとはね」

ポピパの演奏を聞きながら気が付いたらそう呟いていた

「負けないで、くじけないでか、俺は迷ってはいなかったけど、アイツらともう一度っていう夢を諦めかけてたかもな」

そう呟いたのと同時に演奏が終わった

「光先輩!先輩自身がくじけそうになった時は私達が支えますから頼ってください!」

「皆もね!」

「はい!そうします!じゃあ次の曲にいきます!きみの名前!」

「ポピパの皆は俺に逃げずに向き合うことの大切さを教えてくれたんだな!」

皆からのメッセージを受け取りながら俺は自身の気を高ぶらせる

「あと一歩だな!」

そうしてポピパの演奏が終わるとスっと流れるようにRoseliaの皆がステージに立った

 

「Roseliaです!まずは一つ言っておくわ!Afterglowと同様に皆の総意でRoseliaの6人目のメンバーとして貴方を迎えるわ光!そしてまずは貴方の迷いを晴らさないと行けないわ

いくわよ!Burst the gravity!」

演奏が始まった瞬間俺は驚いた、曲の完成度も然ることながら英語が多く歌うのが難しい歌詞をスラスラと歌い上げていく友希那にそして友希那を際立たせる演奏に心底驚いた

「やるじゃん!Roseliaの皆にしか出来ない演奏で俺にぶつかってくるなんてさ」

そうして友希那がラストまで歌い終えてから話し出す

「2曲目にいくわ!光、貴方が私達に教えてくれた曲よ、曲名は雲雀」

曲が始まると同時に俺はRoseliaの世界に引き込まれた

微笑みにみんな何かを隠してたった一つの約束が始まりと終わりを繋いでる

「まさに俺の事か…」

呟きは演奏の中に消えていきそして曲が静かに終わりを告げる

「皆、ありがとう!皆からのメッセージは俺が受け取ったよ」

「でも、まだ終わりじゃないわ」

「そうだね、まだ終わらないね」

「これからまた始まるのよ!」

「ですね!」

「うん!まだ終わらないんだよね!」

そう言いながら各バンドのリーダーがステージに立った

「光、後ろを振り向いてご覧なさい」

言われて振り返ると他のメンバーが俺の後ろに立っていた

「じゃあ行くよ!せーの!!」

リサの掛け声で他のメンバー達がおれの背中を押し多少よろけそうになりながら前に進んで行くとステージにいるリーダーの皆が俺の腕を掴んでステージに引き上げた

「光、あなたの番よ!私達全員を貴方の世界に引き込んでちょうだい!」

「最高の演奏をまた聞かせてちょうだい!」

「光君!私達の演奏に答えてくれるよね!」

「光さん!最高の演奏をお願いします!」

「先輩!私達をキラキラドキドキさせてください!」

「皆…わかったよ!さぁ、ここからは俺のいや、''僕達''の番だ!」

俺はルミナスとしてステージに立ちステージ袖に置いていた相棒と呼んでいるギターを手に取り話し出す

「この姿を見るのが初めての人もいると思うので自己紹介しておきます。ルミナスって言います。俺自身が本気で誰かの為に演奏する時になるのがこの姿です!皆に本気の演奏をするために''僕達''がステージに立ちました、今回はクリスマスイブという事で皆へ向けてクリスマスソングと冬を感じられる曲を演奏します!それじゃ聞いて下さいまずは

クリスマスソング!」

 

''僕達''は曲名を告げて演奏し歌っていく

 

『どこかで鐘が鳴って らしくない言葉が浮かんで

寒さが心地よくて あれ なんで恋なんかしてんだろう

聖夜だなんだと繰り返す歌と

わざとらしくきらめく街のせいかな

 

会いたいと思う回数が会えないと痛いこの胸が

君の事どう思うか教えようとしてる

いいよそんなこと自分で分かってるよ

サンタとやらに頼んでも仕方ないよなぁ

 

できれば横にいて欲しくて どこにも行って欲しくなくて

僕の事だけをずっと考えていて欲しい

でもこんな事伝えたら格好悪いし

長かなるだけだからまとめるよ君が好きだ

 

はしゃぐ恋人達はトナカイのツノなんか生やして

よく人前で出来るなぁ いや 羨ましくなんてないけど

君が喜ぶプレゼントってなんだろう

僕だけがあげられるものってなんだろう

 

大好きだと言った返事が思ってたのとは違っても

それだけで嫌いになんてなれやしないから

星に願いをなんてさ柄じゃないけど

結局君じゃないと嫌なんだって見上げてるんだ』

 

Roselia視点

「友希那、光にリクエストしてた曲どう?」

「どうと言われても、なんと答えるのが正解なのかしら?」

「なんかあるじゃん!2人きりで過ごしてこの曲歌って欲しかったとかさ」

「私はそこまでは望まないわ」

「でも、どうせならこの後別の形で歌って欲しかったですね」

「そうですね、でも、光君の事だからもっと素敵な曲を用意してますよきっと」

「楽しみ〜」

クリスマスという特別な場だからこそ輝く曲と光が見せる世界に引き込まれていく

 

『あの時君に出会ってただそれだけで

自分も知らなかった自分が次から次に

 

会いたいと毎日思っててそれを君に知って欲しくて

すれ違う人混みに君を探している

こんな日は他の誰かと笑ってるかな

胸の奥の奥が苦しくなる

 

できれば横にいて欲しくてどこにも行って欲しくなくて

僕の事だけをずっと考えていて欲しい

やっぱりこんな事伝えたら格好悪いし

長くなるだけだからまとめるよ君が好きだ

 

聞こえるまで何度だって言うよ君が好きだ』

演奏を終えた僕達は皆に向けて話し出す

「クリスマスをたった1人の好きな人と過ごしたいっていうこの曲をまさか皆に向けて演奏するとは思ってませんでした。

でも、今日という特別な日に皆の前で歌えて良かったなと思います。とりあえず、次にいきます、ソラニン」

 

僕達は再び曲名を告げて演奏し歌って行く

 

『思い違いは空のかなたさよならだけの人生か

ほんの少しの未来は見えたのにさよならなんだ』

 

Afterglow視点

 

「さっきの曲とは変わってノリが良さそうだな」

「でも、まだ始まったばっかりだけどなんか懐かしい気持ちになるね冬空の下で昔を思い出すみたい」

「なんかわかる〜」

「あたしも!」

「まぁ、とりあえず最後まで聞いてみようよ!」

始まったばかりではまだ分からないが曲調がそうさせるのか懐かしい気持ちになる

『昔 住んでた小さな部屋は今は他人が住んでんだ

君に言われたひどい言葉も無駄な気がした毎日も

 

あの時こうしていればあの日に戻れれば

あの頃の僕にはもう戻れないよ

 

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする

きっと悪い種が芽を出してもうさよならなんだ』

Roselia・Afterglow視点

 

「友希那さん、この曲ってやっぱり……」

「でしょうね、昔の何気ない幸せな時間を思い出すそんな曲じゃないかしら」

「光なりに向き合おうとはしてると思うよ」

「私もそう思います!だからこそのこの曲なんだと」

意見は様々だけど、きっとさよならだけの人生なんかで終わるつもりは無いんだろうなと思う私達だった

 

『寒い冬の冷えた缶コーヒー虹色の長いマフラー

小走りで裏路地を抜けて思い出してみる

 

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする

きっと悪い種が芽を出してもうさよならなんだ』

 

パスパレ視点

「やっぱりお別れの曲かな?」

「どうかしらね、私には昔を懐かしむように聞こえるけど」

「ん〜ちょっと違うかも!」

「どういう事?」

「多分昔に戻りたい気持ちももちろんあるけど、後ろ向きにはならないよってひ〜くんなりのメッセージなんだと思うな」

「なるほど、一理あるかもですね」

「光君はそういうところは不器用なので有り得ます!」

私達は過去を振替えならないという光君からのメッセージとしてこの曲を受け取る、だってさよならなんて絶対嫌だから

『さよならそれもいいさどこかで元気出やれよ

僕もどーにかやるさそうするよ』

 

''僕達''は演奏を終えて話し出す

「次がラストの曲になります季節感は少し薄れるかもしれないけど、俺なりに、いや、''俺達''が伝えられるラストの曲です!聞いて下さい あの微笑みを忘れないで」

 

『あの微笑みを忘れないで

Forget your worries and gimme your smile

心の冬にさよならして走り出そう新しい明日へ』

 

ハロハピ・ポピパ視点

 

「素敵じゃない!」

「うん!キラキラしてて、ドキドキしてて最高!」

「あたし等の誰もあの人には適わねーな」

「本当にね」

「ひかるんらしい!」

「言えてる」

皆が思い思いに言葉を発し最後の曲を聞いていく

 

『25時砂の上に車を止めて語り明かしたあの夏

ぬるいコーラしかなくても夢だけで楽しかった

思い出して…つまづいた時には電話をしてね

 

Open your heart風を感じて あきらめをてにしないで

都会がくれたポーカーface海に捨ててしまおう

あの微笑みを忘れないで いつも輝いてたい

心の冬にさよならして走り出そう新しい明日へ』

 

ポピパ視点

「再スタートって感じかな?」

「だろうな先輩なりのあたし等に向けた答えなんだろうよ」

「いつも輝いてたいっていう部分とか光先輩にピッタリだもんね」

「やっぱり凄いね!」

「本当にね」

先輩がラストにこの曲を選んだのは間違いじゃなかったとここから感じた

 

『レンガ色の空を斜めに見上げて

口笛吹いたmy home town

やりたいこと欲しいものも

抱えきれないほどで

切なさのハードル越えられたね今も出来るよ

 

 

Open your heartひたむきな

あなたの瞳が好きだった 孤独な時間抱きしめて

人は大人になるから

あの微笑みを忘れないでいつも輝いてたい

もう何も迷うことなく走り出そう新しい明日へ』

 

Roselia視点

 

「やっぱり凄いね光兄ぃ」

「近いようで遠い存在って光の事なんだろうな」

「でも、追いつくと決めたのだから、やるわよ!」

「わかってますよ!絶対彼の隣に並びましょう」

「新しい明日へと向かう彼を追いかけます!」

私達が絶対光を1人になんかさせない、私達をここまで

連れてきたのは間違いなく光なのだから

『You've got Open your heart

When ever you feel blue

Forget your worries and gimmeyour smile

 

心の冬にさよならして走り出そう新しい明日へ

 

Open your heart風を感じてあきらめを手にしないで

都会がくれたポーカーface海に捨ててしまおう

あの微笑みを忘れないでいつも輝いてたい

心の冬にさよならして走り出そう新しい明日へ』

 

「聞いてくれてありがとうございました!」

全ての演奏終えて俺はステージを降りると皆が俺の元に集まった

「伝わったよ!光自身がこれからどうしたいかどうして行くのかが全部」

「俺も、皆の演奏と皆が演奏に込めたメッセージ、伝わったよ!だからこそ今までで1番最高の演奏ができたんだ」

「それならLIVEをしたかいがあったわ、最後に私達からのプレゼント受け取ってちょうだい」

俺は皆からプレゼントを受け取った、伝えてなかったはずなのに、こころ達は俺が欲しがっていた五弦のベースを用意してくれていた。

「貰っていいの?」

「皆がいいって言ったんだもの構わないわ」

「じゃあありがたく貰うね」

そして、パスパレとポピパからはピアスとブレスレット

Afterglowからは大きめのアルバムを貰った

「アルバムにはこの先の思い出を形として残して下さい」

「ありがとう、大切にするよ」

「光、私達からは時計を送るわ、あまり高いものではないけれど、壊れるまで大切使ってちょうだい」

「壊れても、修理してもらって大切に使うよ、皆がくれたものだからね」

「そこまでしなくてもいいわよ」

「まぁ、とりあえず、大事には使わせてもらうよ

あとは、俺からだね」

そう言って俺は全員にプレゼントを配った

「誰が何になるかはお楽しみ好きなの取って行って」

皆はそれぞれプレゼントを手に取り開封していく

「行き渡った?」

「Roseliaは全員分あるわ」

「Afterglowもです!」

「パスパレもOKだよ!」

「ハロハピも全員分あるわ」

「ポピパも全員分ありますよ!」

「じゃあ改めて今度は打ち上げしよう!LIVEの成功を祝ってね、準備はしてあるから」

その後俺達は打ち上げで十分に盛り上がり解散した、俺は片付けがあるからと残りRoseliaは手伝いという名目で残ってもらった。

「じゃあ、もう1回LIVEしようか!」

「えぇ、そうしましょう」

「Roseliaの単独LIVE、楽しみだよ!」

「でも、あたし達の後は光の番だからね!」

「わかってるよ!もう一度、最高の演奏を今度はRoseliaに向けて演奏してあげるよ」

「お願いしますね光君、いえ、ルミナスさんと呼ぶべきですかね」

「どっちでもいいよ、演奏するのは''俺達''だから」

「一つ、答えが出ているのね、あの姿の時とは違う演奏をするのね」

「ちょっと違うかな!ルミナスとしての自分は常に居続ける、でも、俺達が一つになればそれ以上の演奏ができるから、それを証明する」

「光兄ぃ、後悔とかはないの?」

「ないよ!過去の失敗には区切りは付けたから」

「でも、大丈夫なんですか?」

「大丈夫だよ、仲間は必ず来るさ!アイツらは俺の夢の先にきっといるから大丈夫」

「そう、ならやるわよ!光、あなたも準備しておきなさい」

「うん!俺はいつでも大丈夫だから」

「なら私達から行くわよ!皆、準備なさい」

「アタシ達の準備はいつでもいいよ!」

「ならいくわよ!LOUDERから熱色スターマインまで計5曲よ!ノンストップでいくわ!」

友希那の発言に皆が頷き返すと演奏が始まった

「やっぱりRoseliaは凄いな!」

そんな感想しか出てこない程にRoseliaの演奏は輝いていた

そして、LOUDER、BLACKSHOUT、FIREBIRD、BraveJewel

熱色スターマインと宣言通りノンストップで演奏されて行き

俺はRoseliaの世界に囚われた

演奏が終わると友希那が話し出す

「光、私達は絶対にあなたに並ぶわ!覚悟しておきなさい!」

「俺達だって負けてないよ!」

「なら、もう一度あなたの演奏を聞かせてちょうだい」

「もちろん!そういう約束だしね!」

俺はステージに立ち今度は友希那達が観客に回る

「じゃあ、さっそく、クリスマスソングを演奏します

聞いて下さい、聖なる夜の贈り物」

 

『小さな頃聞いた 寒い冬のおとぎ話

プレゼントはいらないからどうか君の笑顔下さい

 

キラキラの街並に似合わないこの重い空気

ここんとこは忙しくてすれ違いぎみのふたり

 

素直になれなくてごめんねいつもこんなに好きなのにな

真っ白な雪がふいに長いまつげに止まる

空がくれた贈り物にうつむく君も顔を上げた

かじかんだ寂しさにあたたかな灯がともる

ぬくもりを消さないようにそっと手と手を繋いだんだ』

 

Roselia視点

「サビとか超最高じゃん!なんかうるっと来た」

「分かりますよ、空がくれた贈り物なんてなんだか幻想的ですてきですしね」

「なんだか光が歌うと世界が違って見えるわ」

「りんりんが言ってた通りだね!光兄ぃやっぱりさっきよりももっと素敵な曲歌うって」

「光君は期待を裏切ったりはしないからね」

幻想的な世界観と圧倒的な演奏が合わさって私たちを捕らえて離さない

 

 

『三度目のこの冬を寄り添い歩く並木道

クリスマスがすぎたなら今年ももう終わりだね

この先もふたりでいたいと願う君もおんなじかな

 

真綿をような雪が静寂を連れてくる

ポッケの中の贈り物を確かめるように握りしめた

聖なる夜になんて ちょっとベタすぎるけれど

今ならこの気持ちすべて伝えられるような気がするんだ』

 

俺達は歌う中でさらに表現力の翼を広げていく

一緒に冬を過ごして三度目になる2人がこの先も一緒にいたいと願っているそんな一時に静寂をもたらす雪

そして聖なる夜になんてちょっとベタだけど思いの全てを伝える光景を歌と演奏で表現していく

 

『真っ白な雪のように飾らないで届けよう

空がくれた贈り物に誓うよ一度きりの言葉

寂しさを分け合ってやさしさの灯をともす

頷いてくれますようにずっと手と手を繋いでて』

 

「このまま次にいきます!聞いて下さいヒロイン」

 

『君の毎日僕は似合わないかな白い空から雪が落ちた

別にいいさと吐き出したため息が

少し残って寂しそうに消えた

 

君の街にも降っているかなああ今隣で

雪が綺麗と笑うのは君がいい

でも寒いねって嬉しそうなのも

転びそうになって掴んだ手のその先で

ありがとうって楽しそうなのもそれも君がいい

 

気付けば辺りはほとんどが白く染まって

散らかってた事忘れてしまいそう

意外と積もったねとメールを送ろうとして

打ちかけのままポケットに入れた

 

好まれるような強く優しい僕に変われないかな

 

雪が綺麗と笑うのは君がいい

出しかけた答え胸が痛くても

渡し方もどこに捨てればいいのかも分からずに

君から見えてる景色にただ怯えているんだ

 

思えばどんな映画を観たってどんな小説や音楽だって

そのヒロインに重ねてしまうのは君だよ

行ってみたい遠い場所で見たい夜空も

隣に描くのはいつでも

 

見慣れたはずの街がこんなにも馬鹿だなぁ僕は

 

君の街に白い雪が降った時

君は誰に会いたくなるんだろう

雪が綺麗だねって誰に言いたくなるんだろう

僕はやっぱり僕は

 

雪が綺麗と笑うのは君がいい

でも寒いねって嬉しそうなのも

転びそうになって掴んだ手のその先で

ありがとうって楽しそうなのも全部君がいい』

 

「これが曲のラストの曲です!ラストはここにあるピアノを使います聞いて下さい、雪の華」

 

『伸びた人陰(かげ)を歩道に並べ

 

夕闇のなかをキミと歩いてる

 

手を繋いでいつまでもずっと

 

そばにいれたなら泣けちゃうくらい

 

風が冷たくなって冬の匂いがした

 

そろそろこの街に君と近付ける季節がくる

 

今年最初の雪の華を2人寄り添って

 

眺めているこの瞬間(とき)にシアワセが溢れ出す

 

甘えとか弱さじゃない

 

ただ、キミを愛してる心からそう思った』

 

Roselia視点

「今までのとは曲調は大分変わるけど、大切な誰かと見る初雪の光景かしらね」

「そうだね、なんか…ヤバいな」

「どの曲も素敵でしたからね、クリスマスの光景や誰かと一緒に見たいと願う雪景色そして誰かと見る初雪ですからね」

「光兄ぃはやっぱり凄いね」

「とても素敵な人だよ、光君は」

思い思いに雪景色を思い浮かべて大切な誰かと一緒に見たいと願う瞬間がとても素敵だと思った

 

 

 

『キミがいるとどんなことでも

 

乗り切れるような気持ちになってる

 

こんな日々がいつまでもきっと

 

続いてくことを祈っているよ

 

風が窓を揺らした夜は揺り起こして

 

どんな悲しいこともボクが笑顔へと変えてあげる

 

舞落ちてきた雪の華が窓の外ずっと降やむことを知らずに

 

ボクらの街を染める

 

誰かのために何かをしたいと思えるのが

 

愛ということを知った

 

もし、キミを失ったとしたなら

 

星になってキミを照らすだろう

 

笑顔も涙に濡れてる夜もいつもいつでもそばにいるよ

 

今年最初の雪の華を2人寄り添って

 

眺めているこの瞬間(とき)にシアワセが溢れ出す

 

甘えとか弱さじゃない

 

ただ、キミとずっとこのまま一緒にいたい

 

素直にそう思えるこの街に振り積もってく真っ白な雪の華

 

2人の胸にそっと想い出を描くよ

 

これからもキミとずっと…』

 

全ての演奏を終えて俺はRoseliaの皆に話しかける

「どうだった?俺達の演奏は」

「最高に決まってんじゃん!」

「まぁ、当然ね、なんせ私が選んだメンバーの1人だもの」

「言っておきますが、1番最初に本気の演奏を聞いたのはあくまでも私と日菜ですからね!そこは譲れません!」

「あこもなんか楽しくてわぁ〜ってなった」

「私も、なんだか湧き上がるものがありました」

「それで、光、聞かせてくれるかしらあなたの言葉でこれから先の事を」

「もちろん!と言っても、今までと変わんないよ、これからも演奏は続けるし必要なら力も貸すさ!そして仲間も待つ

全てを諦めない、それが俺の答え」

「いい答えじゃない!それでこそ光よ」

「ありがとう、これからもよろしく」

俺はそうしてRoseliaの皆と握手を交わした

それから俺達は解散しそれぞれ帰路に着き帰宅する

俺は帰宅すると両親から送られてきていた荷物を開ける

そこにはギターが収められていた

「これ、俺がずっと父さんに譲ってくれって頼んでたやつ」

そして手紙が添えてあった

手紙に目を通すと父さんの字でお前に託すと書いてあった

「認めてくれたのかな?それとも…まぁ、いいか、父さん

ありがとう」

俺はそう言ってそのギターを手に取り軽く弾いてから箱に戻してからそのギターに語りかける

「これからよろしくな、もう一人相棒」

そうして俺の…いや、俺達のLIVEは終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




カバーLIVE編完結です!長かったです!笑
次回からは冬休み件三学期編に入っていきます。
1番最初は誕生日イベントになりますのでお楽しみに

次回「誕生日と目標の再認識」

シーズン3の内容いくか二学期編挟むか

  • 二学期編として何話か入れましょう
  • シーズン3の内容入って大丈夫です!
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