3送会が終わった数日後の休日、俺は朝からずっとパソコンとにらめっこしていた、明日は日菜と紗夜の誕生日の為2人に送るCDを作成中である
「やること多くて追いつかないな!でも、意味のあるものにしたい!」
そう呟いてからまたパソコンとにらめっこを再開する
そして一段落着くと今度は友希那達Roseliaと彩達パスパレメンバーに連絡を取る
「まずは友希那だな!」
そう言って俺は友希那に連絡すると思っていたよりも早く繋がった
「もしもし、友希那?今、大丈夫かな?」
(いいけれど、どうしたのよ?)
「日菜と紗夜の誕生日をちょっと盛大にやりたいんだよ!出来たらcircleでやらない?」
(いいけれど、ちゃんと企画は立てるんでしょうね?)
「日菜と紗夜と遊んで、その後パーティーしてバースデーソングを歌ってもう一曲くらい演奏しようかなと」
(演奏、協力しましょうか?)
「文化祭の時のバンド復活させる?」
(1つの手だと思うわ)
「曲考えないとな〜」
(私はリサ達に聞いてみるわ、燐子が入ればあなたはギターに専念できるでしょ)
「了解、そっちはお願いね」
(わかったわ、じゃあ切るわね)
「うん、また」
そして通信を終了すると今度は彩に連絡する
そしてすぐに繋がったと思ったら電話の向こうでガサガサバタバタと音がして彩が電話に出た
(もっ!もしもひ、って!あぁ〜噛んじゃった〜)
「落ち着きなって!そそっかしいな〜」
(そっそうだよね!とりあえず、光君、今日はどうしたの?)
「どうしたも何も、明日は日菜の誕生日だよ!」
(あっ!そっか!じゃあもしかしてパーティーのお誘い?)
「そういう事!だからパスパレの都合を聞いておきたくてね」
(そっかそっか!夜からなら間違いなく全員時間取れると思うよ!)
「じゃあ、忘れずに聞いておいてね、皆の予定」
(大丈夫!任せといて!)
「お願いね」
そうして俺は連絡を済ませるとまたパソコンに向き直り編集作業に戻る
そして編集を終えた頃にはすっかり夕暮れになっていた
「結構没頭してたんだな、俺、とりあえず夕飯だな」
そうして夕飯の準備をして夕飯を済ませると少し休憩してから
ギターを弾いていた時スマホにメッセージが届いた
俺は内容を確認するとRoseliaもパスパレも予定は大丈夫との事だったので当日circleでとメッセージを返し俺はギターを元の位置に戻しシャワーを済ませて就寝した
そして誕生日当日
俺は日菜と紗夜と3人で出掛けるため準備をして家を出る
そして待ち合わせ場所に行くと既に日菜と紗夜は到着していた
「ごめんごめん!待たせたかな」
「時間ピッタリだよ!あたし達が少し早く来ただけだから大丈夫!」
「そうですね、時間に遅れた訳ではないので大丈夫かと」
「なら良かった、じゃあ、さっそく移動して映画行こう」
「うん!」
「行きましょうか」
「ところでひ〜くん今日はなんの映画を観るの?」
「ごくせんだよ!先生が生徒の為にものすごく一生懸命になってくれるんだよね、絶対に生徒を見捨てないの!それがまた感動的でさ、また観たいなと思ってたら再上映するって言うからさ、せっかくだし3人で観ようかなって」
「ひ〜くんも男子だね!やっぱりケンカしたりする映画とか好きなんだね」
「まぁね、中にはそういうの観ないって人もいるだろうけど、俺はそういう作品も好きだからね」
「実際女性にもそういった作品が好きな方もいますからね」
「刺激に思う人もいるんだよ、やっぱり」
などと話しながら移動し映画館に到着しチケット等を買って映画を鑑賞する
俺は内容は見て知っているものの映画館のスクリーンで見るからこその迫力があり見ていて楽しいと思った
卒業した教え子達が自分達をここまで教え導いてくれた先生ことヤンクミを守ろうとする姿は最高だった
そして映画が終わり主題歌が流れると俺は自然と手が音を刻んでいた
そして映画が完全に終わると映画館を後にし近くのファミレスに入り映画の感想を思い思いに伝えあった
「やっぱりスクリーンで見るからこその迫力があって見てて楽しかった」
「あたしも!あんな先生がいたらいつも以上に学校が楽しいだろうなって思ったよ!」
「あそこまで生徒を為に一生懸命になれる先生はなかなかいないでしょうが、いたら学校は楽しいでしょうね」
などと話していると注文していた料理が運ばれてきて俺達はそのまま昼食をとりその後、買い物をするため移動しあちこちと見て回る
「春物たくさん出でるね」
「そうね、でも、買いすぎても着ないまま終わりそうだし、買うなら2,3着かしらね」
「ねぇねぇ、せっかくだしひ〜くんにコーディネートお願いしない?」
「そうね、1着くらいなら任せてもいいかもしれないわね」
「俺が選ぶの?」
「可愛いのお願いね〜」
「わかったよ!可愛いかどうかはわかんないけど、選ぶから先に自分達で1,2着選んで来なよ、その間に考えとくから!それと、日菜、そのパーカーに合わせたコーデにするの?」
「お願い!」
ちなみに日菜が来ているパーカーはかなり前に日菜に貸したものだが俺はほとんど着ないので問題はないがそれに合わせたコーデとなるとどうしてもカッコイイ系に偏りそうだと思いながら俺も店内を見て周りながら考える
日菜はTシャツは白のワンポイントでいいかもしれない、そして他を黒で統一すればスラッとしてカッコよくそして可愛く見えるだろう
紗夜は逆に水色などの明るめの色で統一すれば逆に綺麗さが際立つだろうなと思いながら2人の服を選んでいき、2人と合流し選んだ服を渡す
「これでどう?俺なりに考えて選んだけど」
「ちょっと着てみようかな?」
「私も1度試着してみたいですね」
「じゃあ、待ってるから1度試着してみなよ、気に入ったら着て帰れば良いし、イマイチだなと思ったらまた選ぶし」
「じゃあ、そうするね」
「では、1度試着してきます」
そうして2人は試着室に入っていき俺は外で待ってると先に試着を終えた日菜が試着室の扉を開けた
「どうかな?」
「カッコイイよ!そして、可愛い」
「あたしもそう思う!あたし、好きだな!この服」
「気に入ったなら良かったよ」
「あの〜、私も準備出来ました」
「ホント!?お姉ちゃん!開けていい?」
「えぇ、構わないわ」
「じゃあ、開けるよ!」
そう言って日菜が試着室の扉を開けると紗夜は恥ずかしそうにしていた
「いかがでしょうか…あまりこういった服を着ないので…
自分ではわかりかねます」
「お姉ちゃん可愛いしとっても綺麗!」
「思った通り似合ってるよ」
「そうでしょうか?正直落ち着きません」
「なんで?お姉ちゃん綺麗なのに〜せっかくだしお姉ちゃんもその服来て帰ろう!」
「良いね!じゃあ、プレゼントするよ!」
「さすがに申し訳ないですよ!」
「気にしない気にしない」
「ひ〜君はいいの?」
「着る服にこだわりないからね」
「お姉ちゃん、あたし達でひ〜くんの服選びしない?」
「乗ったわ!Tシャツとパーカーを買いましょう」
「ひ〜くんワイシャツかポロシャツなこと多いしね」
「その上にパーカーとか羽織ってるし、それに楽だからいいんだよ」
「そういう問題ではなく私達がもう少しオシャレな服装の光君を見たいんですよ」
「でもさ、パーカーとTシャツじゃああんまり変わんなくない?」
「それには賛成します。なので私達の独断と偏見でピアスまで選ばせてもらいます」
そこまで言うならと思い俺は両手をあげて降参のポーズをとり言った
「任せるのでお好きにどうぞ!2人の服はこっちでお金は持つから」
「髪も弄って良いの?」
「結ぶかワックスでセットするだけにしてね」
「は〜い」
そうして俺達は今度はメンズ服専門店にいき2人で俺に服を当てて違うようなとかこれならどう?とか言い合いながら服を手に取っていく中で決まったのがシンプルな水色のTシャツに
グレーのパーカー、そしてジャラりとした飾りのついたフープピアスで髪はルミナスに近い形で結ばれた形になった
「中々良いじゃん!」
「そうね、イカしてますよ光君」
「普段とはかけ離れすぎて違和感!」
「でも、ひ〜くん今日1日帰るまでその格好だからね」
「私達もこの格好しますから」
「わかったよ!」
「じゃあ、せっかくだしもう少し遊ぼう!」
俺達は今度はゲームセンターに移動しエアホッケーやレースゲーム等で目一杯遊んだ後俺達はプリクラを撮ることにした
「ひ〜くん設定任せていい?」
「これはモード選ぶだけだから簡単だよ!好きなの選びなよ」
「お姉ちゃんはどれがいい?」
「じゃあ、これにしようかしら」
「定番だね」
そうして俺達は機械の指示に従って写真を撮影し
ラストの1枚は3人で肩を寄せ合い撮影し全撮影を終えて
落書きタイムを楽しんだ
俺は毎度の如く誕生日おめでとうのメッセージを書いた
そして3人で印刷されてきたプリクラを分け合った
「さて、じゃあ、移動しますか!」
「どこ行くの?」
「circle!みんな待ってるよ!」
「皆とは?Roseliaとパスパレの皆さんですか?」
「そうそう、circleで2人の誕生日パーティーするって言ったら協力してくれた」
「じゃあ、早く行こう!楽しみ!」
「そうですね、きっと光君からの最高の演奏が聞けるのでしょうしね」
「まぁ期待しててよ」
そうして俺達はcircleに向かった
そしてcircleに着くとまりなさんが出迎えてくれた
「いらっしゃい、ステージの方でみんな待ってるよ」
「じゃあ、行こうか!」
「だね」
「えぇ、行きましょう」
そうして俺は扉の前まで行き扉を開けて2人を招き入れると
同時にクラッカーの弾ける音が鳴った
「「「「紗夜!日菜happybirthday」」」」
「「「「誕生日おめでとう!!!」」」」
「happybirthday!誕生日おめでとう」
「皆ありがとう!」
「盛大なお祝いをありがとうございます」
「何言ってんの!これからだよ!ね、光」
「まぁね、さてと、準備しますかね」
そう言って俺はまず2人の元にケーキを運ぶ
「2種類あるからね、皆で分けてね、あとこれ、メッセージカード」
「ありがとうございます。本当に至れり尽くせりですね」
「残念だけどこれからなんだな〜今回は日菜代わりに燐子入ってもらってキーボードを担当してもらって俺はギターボーカルに専念するよ!」
俺がそう言うとリサ、友希那、燐子麻弥さんがステージに上がる
「じゃあ、始める前にtheStarlight今回は燐子に入ってもらって限定復活しました、じゃあ聞いて下さい友希那とツインボーカルで歌いますあなたに」
光『人にやさしくされた時自分の小ささを知りました』
友希那『あなた疑う心恥じて信じましょう心から』
光『流れゆく日々その中で変わりゆく物多すぎて
揺るがないものただ一つあなたへの思いは変わらない』
友希那『泣かないで愛しい人よ悩める喜び感じよう』
光・友希那『気がつけば悩んだ倍あなたを大切に思う
ほら元通り以上だよ気がつけばもう僕の腕の中』
光・友希那『あなたに逢いたくて
眠れない夜夢で逢えたら考えすぎて眠れない夜
夢で逢えたらどこへ行こうか?
あなたがいればどこでもいいよ』
光・友希那『あなたに逢いたくて
流れゆく日々季節は変わる花咲散れば元に戻るの
こんな世の中誰を信じて歩いてゆこう
手を取ってくれますか?』
「じゃあ、次の曲は俺がソロで歌います。演奏で他の皆にも協力はしてもらうので聞いてください、君の為のキミノウタ」
俺はアコギを弾きながら歌っていく
『ねえ知ってる?今の日本の人口は
ねえ知ってる?1億2000万強らしい
ねえ知ってる?今の世界の人口は
ねえ知ってる?70と4億くらいらしい
君のことだから今から僕が言いたいこと
大体分かってるもう予想ついてんだろう
その予想の遥か上の上 伝わるか分からないけど
僕の言葉で 僕の声で 僕の歌で
君がこの世に生まれたこの奇跡は
僕が君と出会えたこの奇跡は
今も信じられないこの景色が
君への想い溢れて仕方ないや
137億年の中の一瞬のこの命だけど君の為だけに捧ぐから』
紗夜・日菜視点
「バースデーソングとはちょっと違う気もするけど、これも歌って貰ったら嬉しい曲だね」
「そうね、とても素敵な曲ね、あなたが言ったように歌ってもらえてこれほど嬉しい曲もなかなかないと思うわ」
私達は吸い込まれるように光君の演奏の世界観に浸っていく
『ねえ知ってる?今の僕の心の中
ねえ知ってる?実はすごく不安で
ねえ知ってる?今の僕の胸の奥
ねえ知ってる?実はすごく怖いんだ
君が魅力的で愛しすぎて笑う度に
本当に僕でいいの?ここでいいの?
考えて眠れないんだよ
『君でいいよ 君がいいの ありのままで』
君はそう言うよそれも分かってるんだよ
君がこの世に生まれたこの奇跡は
僕が君と出会えたこの奇跡は
今も信じられないこの景色が
君への想い溢れて仕方ないや
君がこの世に生まれたこの奇跡は
僕が君と出会えたこの奇跡は
誰にも邪魔させないこの時間は
君への愛溢れて仕方ないや
137億年の中の一瞬のこの命だけど
君の為だけに捧ぐから君の為だけに歌うから
これは君の為だけのキミノウタ』
演奏を終え俺は2人に向けて言った
「誕生日おめでとう、お互いの絆を大事に、そして素敵な1年になりますように」
「本当にありがとう!ひ〜くん!最高の誕生日だよ!」
「いくら感謝しても足りませんね、光君本当にありがとうございます」
「俺は2人に喜んで欲しいと思ったから全力を尽くしたまでだよ、それにまだ俺を含めた皆からのプレゼント貰ってないじゃん!」
「その通りよ!これは私達から、紗夜には私達Roseliaのシンボルでもある青薔薇のブローチ、日菜には太陽を模したブローチよ」
「私達パスパレからは香水を送るね、2人が好きな匂いだと思うから良かったら使ってね」
「俺かのプレゼントを渡す前にさ、日菜、俺があげたネックレス1度貸してくれる?」
「うん!ちょっと待ってて」
日菜はネックレスを首から外すと俺に手渡してくれた
俺はそこに羽飾りを1枚追加し紗夜にも同じモノをリボン形の飾りが付いたブレスレットと一緒に渡す
「ひ〜くんこれって?」
「前に話したでしょ!飛躍とか上昇の意味があるってだから、1つはパスパレとしてもう1つはプライベートの日菜達の助けになれたらなって思ってさ、リボンの方は絆の意味があるからさ、2人の絆を大切にって意味ね」
「そこまで考えてくれてたんですね」
「光のいい所だよね、相手の事を深く考えてくれるとこ」
「そうね」
友希那の言葉に他の皆も頷く
「まぁ、そう言って貰えて嬉しいよ、色々と考えたかいがあったしさ」
そうして俺達はパーティーを楽しみその後片付けを手伝ってもらい全てを終えて2人を送って行く
「ひ〜くん!今日はありがとう」
「俺は、2人の誕生日をお祝いしたかっただけだから」
「色々と盛大にやって頂きましたし、素敵なプレゼントまで頂いたので」
「まぁ、喜んでもらえて良かったよ!盛大にやったかいがあったからさ」
などと話しながら歩を進めていると紗夜達の家が見えてきた
俺は2人を家の前まで送って行き2人にCDを渡す
「俺からの今日最後のプレゼント、後で聞いてみて」
「私と日菜に1枚ずつでもう1枚はなんですか?」
「2人に向けて歌った曲とこれからも絆を大切にって意味を込めて歌ったから最後に聞いてみて」
「わかりました。えっと…今日何度目になるか分かりませんけど本当にありがとうございます。最高の誕生日でした」
「あたしも楽しかったよ!ありがとうひ〜くん」
「その言葉を聞けて満足だよ!じゃあ、またね!」
そうして俺は来た道を戻って行った
紗夜・日菜視点
私達は光君の姿が遠のいていくのを確認して私達は家に入り
居間に置いてあるプレイヤーでCDを聞く準備を始める
「どっちから聞く?」
「じゃあ、私からいいかしら?」
「良いよ!じゃあお姉ちゃんのが先で」
そうしてCDを再生するとすぐに光君の声が聞こえてきた
「Happybirthday!紗夜!このCDには紗夜に対して目標に向けて頑張って欲しいって気持ちとこれからもRoseliaや他の皆との絆を大切にして欲しいって想いを込めましたじゃあさっそく聞いてくださいヒカリヘ」
光君が曲名を告げて演奏し歌っていく
歌詞が印象的で運命だって引き寄せて輝き続けたいと言う歌詞が私の心に強く印象的に残った
そして2曲目は君の唄という曲で
始まりからストレートな歌詞で心の底から全体に響いてきて勇気を貰えるなと感じた
3曲目がサンキュー
つたえようよ確かなサンキュー最強の魔法の言葉それはシアワセの種なんだという歌詞が感謝を伝える事の大切さを表していて、仲間に恵まれた事に感謝しないとと思えるような曲だった
そして4曲目はcourageという曲名で
描いた未来の世界はいつかの空に導かれて
という部分が自分が夢見た世界はどんなものだろうと想い返し自分の気持ちを再認識するような曲だった
そして5曲目に入る前に光君が話し出す
「次が最後の曲になりますこの曲は友達の大切さを歌った曲です聞いてください友達だからかな」
曲名を告げて光君が歌っていく
『大事なものはポケットに入れないで
うっかり洗濯しちゃうでしょうが
先生にも知らないことあるなんて
大人もたいした生き物じゃないんだね
そうなったら僕らが見つけなくちゃ
君を大切だと思う理由を
友達だからかな いつから友達だったかな
いつの間にかほら 君とは並んでた
鼻がツンとしたり ご飯が美味しかったり
君と過ごせばほら 不思議なことばかり
一等賞でもビリでも構いません
悔しい気持ちもちゃんと教えてください
父ちゃんにも言えないことあるなんて
大人も大変な生き物なんだね
そうなったら僕らで探さなくちゃ
君と離れてても寂しくない理由
友達だからかないつから友達だったかな
いつの間にかほら 一緒に悩んでた
悲しい恋のこと ちょっとここでは言えないこと
君と過ごしたから いつか笑い話』
紗夜視点
なんて素敵な曲なんだろう友達と過ごすかけがえのない時間がこの曲には納められていた。
「大切な時間って当たり前にあるものなのね」
その呟きが本人に届かない事がとても残念だ
『涙ってキレイだね 笑顔ってブサイクだね
そうやって変わらずに変われるかな
友達だからかな いつから友達だったかな
いつの間にかほら 君とははしゃいでた
友達だからかな きっと友達だからかな
君と過ごせばほら 楽しいことばかりじゃないけど
君と過ごせばほら 大事なことばかり』
「改めてHappybirthday!家族や友達とかけがえのない絆を結んで忘れられない1年を過ごしてください」
その言葉とともにCDの時間は止まった
「お姉ちゃん!次はあたしが聞いてもいい?」
「えぇ、終わったら3つ目のCDを聞きましょう」
「うん!じゃあ、あたしの番ね!」
そうして今度はあたしにくれたCDを再生すると
すぐにひ〜くんの声が聞こえてきた
「誕生日おめでとう日菜、日菜に送るCDには
パスパレにとっても日菜個人にとっても思い出深い曲を入れました、じゃあさっそく1曲目にいきます!聞いてください
タイトルは結晶星」
そうして1曲目が歌われていく
この曲で彩ちゃんと千聖ちゃん以外の皆の気持ちがひとつになってまずはしっかり向き合おうって思えたんだよね
そう思いながら曲を聞いていき1曲目が終わった
そして2曲目はBESTFRIENDだった
この曲もまたあたしにもパスパレの皆にも思い出深い曲だった、この曲のサビはひ〜くんからあたし達へのメッセージなのかなと感じるくらいに印象的だった
次の3曲目がRing
最近聞いた中で1番心に残ってる曲でこの曲のおかけで
パスパレとして皆の心がひとつになったんだよね
そして4曲目がプラネタリウム
ひ〜くんがこの曲を演奏したり聞いたりすると空を見上げて泣くってどういう事だろうって思う曲でなんだか強くひ〜くんを感じる曲だった
そしてラストの曲に入る前にひ〜くんが話し出す
「次が最後の曲になります。この曲は日菜が気に入ってる曲だからこそ最後にしました、じゃあ聞いてくださいミカヅキ」
『今宵も頭上では綺麗な満月がキラキラ
幸せそうに世界を照らしている
当の私は出来損ないでどうしようも無くて
夜明け夢見ては地べた這いずり回ってる
それでも誰かに見つけて欲しくて夜空見上げて叫んでいる
逃げ出したいなぁ逃げ出せない明るい未来は見えない ねぇ
それでもあなたに見つけて欲しくて
蝶のように舞い上がるの欠けた翼で飛んだ
醜い星の子ミカヅキ』
日菜視点
「やっぱり好きだな〜この曲、すっごくるんってする」
人によって肉眼で見る月が違うように見え方捉え方が違えば
目に映る月が違うように見えるのかもしれないとすごく感じている
『今宵も頭上では綺麗な満月がゆらゆら
誰かの腕に抱かれて眠っている
当の私はひとりの夜に押し潰されては誰にも見えない
夜闇這いずり回ってる
それでも誰にも負けたくなくて宇宙の隅で藻掻いている
追いつきたいや、追い越したい あぁ夢に見たような世界
ねぇそれでも誰かと比べてばっか
周りを見ては立ち止まって欠けたものを探した
そんな自分を変えたい 』
日菜視・紗夜点
考えた事もなかった当たり前を歌にしたような、そんな曲
何度聞いてもこう思う
月はなぜ輝くのか、もし月にも心があるなら欠けて満ちるように足りないものを探して自分を作っていくそうな風に言っているような曲なのかな〜
「すっごく、るん!ってする曲だな〜」
「目の前に有る当たり前にも理由があるんだと思えるわね」
歌声に耳を澄ます中でお互いにそう感じていた
『それでもあなたとおんなじ景色がまた見たいから
泣き出したくても投げ出したくても諦めたりはできない
それでもあなたに見つかるように
サナギは強く手を伸ばすの欠けたものを抱きしめて
願いを放つよミカヅキ
それでも誰かに見つけて欲しくて夜空見上げて叫んでいる
泣き出したいけど泣き出さないもう後戻りなどできない
ねぇそれでもあなたに見つけて欲しくて
蝶のように舞い上がるの欠けた翼で飛ぶよ
醜い星の子ミカヅキ光を放ったミカヅキ』
日菜・紗夜
「月はなぜ上るのかなぜ輝くのかを考えた事って無いよね」
「確かにそうね、ミカヅキをサナギ、満月を蝶に見立てる部分は幻想的だわ」
お姉ちゃんも気に入ってくれて良かったなと思いながらラストのフレーズを聞いていく
『今宵も頭上では綺麗な満月がキラキラ
次は君の番だと笑っている』
「Happybirthday!これからも楽しむ心を忘れずに自分らしくあれますように」
その言葉を最後にあたしのCDの時間も止まった
「どの曲も良かったよね!」
「そうね、私達の事がとても考えられてると感じたわ」
「じゃあ、最後の1枚再生するね!」
「えぇ、光君が私達2人にと送ってくれた曲を聞きましょう」
「うん!」
そうして私達3枚目のCDを再生した
「えっと、もう一度改めてhappybirthday!誕生日おめでとうこのCDには2人に向けて歌った3曲にプラスしてお互いの絆を強めるきっかけになるような曲を用意したのであの時と同じ順番でまずは3曲聞いてください」
そうして1曲目の絆が演奏されていく
「お姉ちゃんと向き合うきっかけになった曲だね、そして
ひ〜くんが初めてあの姿で歌ってくれた曲」
「そうね、この曲がきっかけだったのよね」
2人であの時を思い出しながら聞き入っていると
1曲目が終わり2曲目に入った
2曲目はひまわりの約束
お互いが向き合わないといけないなと思わされた曲で
何より色んなことを再認識した曲なので自分達にとっては思い出深い曲だった
そして2曲目も終わり3曲目が始まる
3曲目は瞳
涙も笑顔もがむしゃらに生きた証、そんな君といれることを誇りに思うという歌詞が私達2人に向けて歌ったメッセージのように感じた
そして4曲目に入る前に光君が話し出す
「4曲目にいきますこの曲は日菜が1度聴いてる曲で限られた時間の中で特別だと思える人と過ごしたりする時間を歌ってます。聞いてくださいSTORY」
『限られた時の中でどれだけのコトが出来るのだろう…
言葉にならないほどの想いを
どれだけアナタに伝えられるのだろう…
ずっと閉じ込めてた胸の痛みを消してくれた
今私が笑えるのは一緒に泣いてくれたキミがいたから
一人じゃないからキミが私を守るから
強くなれるもう何も恐くないヨ…
時がなだめてく痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる
説明する言葉もムリして笑うコトもしなくていいから
何かあるならいつでも頼って欲しい
疲れた時は肩をかすから
どんなに強がってもため息くらいする時もある
孤独じゃ重い扉も共に立ち上がればまた動き始める
一人じゃないから私がキミを守るから
あなたの笑う顔が見たいと思うから時がなだめてく
痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる時に人は傷付き、傷付け
ながら染まる色はそれぞれ違うけど
自分だけのSTORY作りながら生きてくの
だからずっと(ずっと)、ずっと(ずっと)あきらめないで…
一人じゃないから私がキミを守るから
あなたの笑う顔が見たいと思うから
時がなだめてく痛みと共に流れてく
日の光がやさしく照らしてくれる…』
「STORYどう感じたかな?1人じゃないよって頼れる存在がいるよって意味を込めて歌いました。2人がお互いに頼り頼れる存在になれたらいいなと思います。
じゃあラストの曲にいきます君に贈る歌」
『すれ違う想いがどこか遠くで叫んでる
こんなに近くにいるのがウソみたいに感じられる
探しても見つからない君との丁度いい距離が
あまりにも当たり前になっていて気付けなかった
同じ景色を見ても違う見え方だったり
そんな単純な事が今になって分かったよ
星の数ほどいる人の中でたった一人の存在
いつもぶつかって隠れて泣いて顔も見たくない時もある
なのにそれでも離れないのは誰より君が愛しいから
きっとこれからもずっとかけがえのない君に贈る歌
SongFor you
何もかも脱ぎ捨てて生まれたままの姿で
向き合う強さが欲しいよ素直になって笑い合いたい
どんな毎日でもね前を向いていたい
そんな想いを胸に秘めて歌うよ君のために
星の数ほどいる人の中でたった一人の存在
二人はいつも素直じゃいられない
真っ直ぐに向き合えないよ
なのにそれでも離れないのは誰より君が愛しいから
きっとこれからもずっと共に歩いていく君に贈る歌
夜空を一人見上げれば沢山の星が寄り添ってて
光をくれる心配ないって背中を押してくれる
星の数ほどいる人の中でたった一人の存在
いつもぶつかって隠れて泣いて顔も見たくない時もある
なのにそれでも離れないのは誰より君が愛しいから
きっとこれからもずっとかけがえのない君に贈る歌
SongFor you』
「これからも絆を大切にかけがえのない存在と言える2人に向けてこの曲を残します。happybirthday!最後にバースデーソングを贈ります!聞いてください
キミ記念日〜生まれてきてくれてアリガトウ〜」
『Happybirthday! ずっとずっと一緒に祝ってゆこうこの
キミ記念日1/365主役は大好きな君
生まれて来てくれてアリガトウ!』
紗夜と・日菜視点
「この曲!りさちーが言ってたひ〜くんが知ってる数少ないバースデーソングで歌詞がすっごく印象的な曲!」
「そう、まだ曲は始まったばかりだけれど素敵な曲だと言うことだけはわかるわよ」
最後まで聞くのが楽しみだと思えるくらいに素敵な曲だと言うことがお互いの声や表情から伝わってくる。
期待せずにはいられない
『宝くじを買って一等が当たるより奇跡的な確率の中
2人は出会えたんだそれなのに
「生まれてこなきゃ良かった。」なんて泣いてたコトも…。
今日は忘れよう何より大切な日
「君が居れば他になにもいらない!」と本気で思ってんだ
って君に伝えようか でも笑うだろう?
Happybirthday!ずっとずっと一緒に祝ってゆこうこのキミ記念日1/365主役は大好きな君
だから何度だってhappybirthday!ずっとずっと
「おめでとう」を贈るよもっと幸せの涙君に訪れるように
生まれて来てくれてアリガトウ』
紗夜・日菜視点
生まれて来てくれてアリガトウなんて誰にもましてや両親にすら言われたことはないしそんな事を面と向かって言う人はいないだろうとは思うものの言われたら嬉しいと思うのは間違いないと思う
「いい曲だねお姉ちゃん」
「そうね、こんなに楽しくて嬉しい誕生日は初めてよ」
『You&I 逢えない時もあるけれど
いつも君の変化には気付いてるよ
いっぱいいっぱいのクセに「平気だって」の一点張り
大丈夫だよ帰る場所はここにあるよ
君が生きていてくれるだけで
変わらないでそこにいるだけで
泣けるくらいに愛しいってことを忘れないでいてよね
Happybirthday!ずっとずっと一緒に祝ってゆこう
このキミ記念日1/365主役は大好きな君
だから何度だってHappybirthday!!!ずっとずっと
「おめでとう」を贈るよもっと幸せの涙君に訪れるように
生まれて来てくれてアリガトウ!
生んでくれたパパママに感謝今日くらいは素直になろうよ
出会えた大好きな人達に乾杯!
辛い時は朝までとなりで分かち合って支え合って来たよね
午前0時1番に笑顔を君に… キャンドルの光消しても
想いは絶対消さない
Happybirthday!ずっとずっと一緒に祝ってゆこう
このキミ記念日1/365主役は大好きな君
だから何度だってHappybirthday!ずっとずっと
「おめでとう」贈るよもっと幸せの涙君に訪れるように
生まれて来てくれてアリガトウ!』
「Happybirthday!今日という日が2人にとって特別でありますように」
そうしてCDに納められていた曲の全てが終了した時
私達の心はものすごく満たされていた
「お姉ちゃん、この気持ちなんだろう?すっごくキュウとなって、でも、不思議と嫌じゃない感覚」
「私にも分からないわ、こんな気持ち初めてだもの」
思えば彼の本気の演奏を聞いて全ての感情をさらけ出したあの日から私達の心は彼に持っていかれたのかもしれない
「早く会いたいな〜ひ〜くんに」
「そうね、会うのが楽しみね」
そうして2人で笑いあった、こんなにもお互いの存在を近くに感じたのはいつ以来だろう?今こうしていられることも彼のおかげだと思うのだから
きっと彼ならこう言うだろう
自分は何もしてないよと
そう考えておかしくなり笑ってしまう
「お姉ちゃん幸せそうだね」
「あなたもね」
そうして私達は彼と出会った幸せを噛み締めるのだった…
氷川姉妹の誕生日イベントになります。誕生日イベントはどうしても時間がかかりますね、次回も誕生日イベント含んでの話なので投稿遅くなると思いますが楽しみしていてください
次回「卒業と見送りそして誕生日」
シーズン3の内容いくか二学期編挟むか
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二学期編として何話か入れましょう
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シーズン3の内容入って大丈夫です!