その日俺は朝からバタバタしていた。
理由は花見で持ち寄る料理を作りつつ出掛ける準備をしているためだ
「なんで俺は料理担当なのかな〜場所取りとかそっちに回して欲しかったよ!」
ボヤいても既に決まっていることなので仕方ないがRoseliaを筆頭に全会一致で俺は料理担当らしくその話を聞いた俺は
アレコレと準備を整えている最中なわけだ
しばらくして準備を整えると俺はそれなりの荷物を持って家を出て花見スポットに向かう
そしてしばらくして目的地に到着すると俺以外の皆は準備万端という感じに揃っていた
「遅いわよ光」
「準備に時間かかってさ、ごめんね、一応時間通りのはずだけどね」
「時間通りだけど、もう少し早く来てくれたらよかったって話よ」
「俺を全会一致で料理担当にしておいて、よく言うよ!」
「とは言っても持ってきたんでしょ?」
「まぁね」
そう言って重箱を胸元まで掲げる
「それってもしかして一バンド事に全員分あるの?」
「あるよ!一バンド事に重箱2つね」
「用意に抜かりはないみたいね」
「まぁね、てか他の皆もちょっとしたものは持ってきたんでしょ?」
「飲み物とかお菓子とかを皆で持ち寄ったよ!」
「じゃあいいじゃん!さっそく始めようよ!」
「じゃあ乾杯の音頭お願いします先輩!」
「了解」
そうして全員に飲み物が行き渡ったのを確認し俺は話し出す
「じゃあ、乾杯の音頭を取らせてもらいます!今日は目一杯楽しんでください!乾杯!」
「「「「「乾杯!!」」」」」
そうして花見が始まり最初こそバンド事に集まっていたがバラけて思い思いのメンバーで集まり話している
そして時折吹く風が花を散らし頬を撫でる
「花吹雪ってこんな感じかな」
そうしていると俺の所にイツメンが揃った
「光、楽しんでる?」
「しっかり楽しんでるよ!桜が散る様子を眺めてたとこ」
「皆、あなたと話したそうにしてるわよ」
「皆、バラけてるし、来てくれたらいいんだけどね」
「じゃあ、一緒に皆の所回ろうよ!」
「そうだよ!一緒にあちこち回って色んなメンバーと話そう!」
「皆がそういうなら」
そうして俺はイツメンと一緒にグループで固まっているメンバー達と話をして行き話しの流れで演奏をという話になったので俺は準備するためその場を離れセッティングを開始する
そしてセッティングを終えると音を鳴らして視線を集め話し出す
「皆と話した中で演奏をって話になったので演奏しようと思います花見にちなんで桜ソングを2.3曲演奏します。順番に聞いてください、もしリクエストがあれば曲の終わりに言ってくれたら演奏しますのでまずは1曲聞いてください
まずはCHE・R・RY」
俺はギターを弾きながら歌っていく
『手のひらで震えた それが小さな勇気になっていたんだ
絵文字は苦手だった だけど君からだったら ワクワクしちゃう
返事はすぐにしちゃダメだって誰かに聞いたことあるけど
駆け引きなんて出来ないの
…好きなのよah ah ah ah
恋しちゃったんだ多分気づいてないでしょ?
星の夜願い込めて CHE・R・RY
〜指先で送る君へのメッセージ』
Roselia視点
「光はなんでこの曲を選んだのかな?」
「どういう事?」
「いや、ほら、多分って言うかおそらくここにいるメンバーって少なからず意味は違えど光を好きなメンバーばっかなのにと思ってさ」
「だからこそでは?」
「あこもそう思うな」
「ですね」
Roseliaの皆は意味は違えど光が好きでこの曲を聞くのは少し照れ臭さとは違うが言葉にし辛い似たような気持ちを感じていた
『サクラが咲いているこの部屋から見えてる景色を全部
今 キミが感じた世界と10秒取り替えてもらうより
本の一行でも構わないんだだから
キミからの言葉が欲しいんだ ウソでも信じ続けられるの
…好きだからah ah ah ah
恋しちゃったんだ たぶん 気づいてないでしょ?
星の夜願い込めてCHE・R・RY
〜指先で送る君へのメッセージ
甘くなる果実がいいの何気ない会話から育てたいah ah
ah ah
恋のはじまり 胸がキュンとせまくなる
いつまでも待っているから
春の冷たい夜風に預けてメッセージ
恋しちゃったんだたぶん気づいてないでしょ?
星の願い込めてCHE・R・RY
〜指先で送る君へのメッセージ』
演奏を終えた俺は軽く息を吐き出してから話し出す
「1曲目はCHE・R・RYを歌いました、2曲目に行く前にリクエストがあればそっちを歌うけど、どうする?」
「私は特に無いわ」
「光君が選んだ曲をそのまま聞かせて!」
「私も光さんが選んだ曲を聞きたいです!」
「光に任せるわ!」
「私達もそれで大丈夫です!」
「じゃあこのまま行きます!タイトルは同じくチェリー」
俺は再びギターを弾きながら歌っていく
『君を忘れない 曲がりくねった道を行く
産まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
二度と戻れない くすぐりあって転げた日
きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる
「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて
こぼれそうな思い 汚れた手で書き上げた
あの手紙はすぐにでも捨てて欲しいと言ったのに
少しだけ眠い 冷たい水でこじあけて
今 せかされるように 飛ばされるように 通り過ぎてく
「愛してる」の響きだけで強くなれる気がしたよ
いつかまたこの場所で君とめぐり会いたい
どんなに歩いても たどりつけない 心の雪でぬれた頬
悪魔のふりして 切り裂いた歌を 春の風に舞う花びらに変えて』
ガールズバンド視点
「素敵な曲、ちゃんと聞いた事はなかったけど、こんなに素敵な曲だったのね」
「今の季節にピッタリですね」
「さっすが、光ね!」
などと話しながら曲の続きを聞いていく
『君を忘れない曲がりくねった道を行く
きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる
「愛してる」の響きだけで強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びをつぶれるほど抱きしめて
ズルしても真面目にも生きてゆける気がしたよ
いつかまたこの場所で君とめぐり会いたい』
演奏が終わると皆が拍手を送ってくれた
「皆、ありがとう。まだまだイけるけどリクエストはない?」
「じゃあ、はい!」
おたえが手を挙げて言った
「キーボードでさくらを演奏してください!」
「OK!じゃあ行くよ!」
俺はリクエストに答えキーボードを弾きながら歌っていく
『さくら舞い散る中に忘れた記憶と君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風あの頃のままで
君が風に舞う髪かき分けた時の淡い香り戻ってくる
2人約束したあの頃のままで
ヒュルリーラヒュルリーラ
さくら散り出す思い出す意味なく
灯り出すあの頃また気になる
変わらない香り 景色 風 違うのは君がいないだけ
ここに立つと甦る込み上げる記憶読み返す
たわいないことでまた騒いだり
さくら木の真下語り明かした思い出日俺輝いた証だ
さくら散る頃出会い別れそれでもここまだ変わらぬままで
咲かした芽君離した手いつしか別れ交わしたね
さくら舞う季節に取り戻すあの頃そして君呼び起こす
花びら舞い散る記憶舞い戻る
気付けばまたこの季節で
君との想い出に誘われ心の扉たたいた
でも手をすり抜けた花びら
初めてわかった俺若かった
この場所来るまで分からなかったが此処だけは今も何故
運命(さだめ)のように香る風暖かい陽の光がこぼれる
目を閉じればあの日に戻れるいつしか君の面影は
消えてしまうよ何処かへ
あの日以来景色変わらない散りゆく花びらは語らない
さくらの下に響いた君の声今はもう
さくら舞い散る中に忘れた記憶と君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風あの頃のままで
君が風に舞う髪かき分けた時の淡い香り戻ってくる
二人約束したあの頃のままで
ヒュルリーラヒュルリーラ
そっと僕の肩に舞落ちたひとひらの花びら
手に取り目をつむれば君が傍にいる
さくら舞い散る中に忘れた記憶と君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風あの頃のままで
君が風に舞う髪かき分けた時の淡い香り戻ってくる
二人約束したあの頃のままでヒュルリーラヒュルリーラ
花びら舞い散る記憶舞い戻る花びら舞い散る』
俺はさくらを歌い終えるとそのままギターに持ち替え4曲目を演奏する
『桜の花が舞い落ちるこの景色を
いつか僕たちは並んで見ていた
今ではそのほとんどが嘘になってしまった言葉を
心から伝え合いながら
見上げれば空は 君に見せたいくらい綺麗で
耳をすませば 今でも君の声が聞こえる
抱きしめても春ははなびらのように
僕の腕をすり抜けて それでも忘れたくなくて
何度も何度も巻き戻して君ともう一回出会って
もう一回恋したいんだって
今度はもう離さないよ 離さない
歩道橋の上にも横断歩道の向こうにも
駐車場の緑のフェンスの前にも
いたる所で君の想い出が笑ってて
ずいぶん住みにくい街になったな
言い忘れてたけど君のことがまだ好きだよ
ひとりでつぶやいてただけなのにな
溢れてくる
抱きしめても春ははなびらのように
僕の腕をすり抜けてそれでも忘れたくなくて
何度も何度も巻き戻して 君ともう一回出会って
もう一回恋したいんだって
今度はもう離さないよ 嘘じゃない 』
ガールズバンド視点
「この季節にピッタリだな」
「だよね」
「本当にあの人には適う気しないわ、適うと思っても無いけどよ」
「光は特別よ、常にピッタリな曲を演奏してくれるからこそ特別に感じるのよ」
そう感じる程に曲と季節がそして彼が観せる世界が特別だと感じた
『枯れ落ちた花があの日と同じ風に吹かれて
終われなかった恋を連れて今舞い上がってく
抱きしめても春ははなびらのように
僕の腕をすり抜けて それでも忘れたくなくて
何度も何度も巻き戻して君ともう一回出会って
もう一回恋したいんだって
今度はもう離さないよ 離さない 君を離さない 』
「時間的にも後1曲がラストかな、リクエストはあるかな?」
「私から良いかしら?」
「どうぞ」
「四季を感じられる曲をお願いするわ」
「OK!じゃあ、ラストの曲は春夏秋冬」
俺はタイトルを告げて演奏を始める
『鮮やかな色四季おりおりの景色求め二で
It'sgoinggoing on
車、電車、船もしくは飛行機計画を練る週末の日曜日
春は花見満開の桜の下乾杯頭上広がる
桃色はlikeaファンタジー
夏は照りつける陽の元でバーベキュー
夜になればどこかで花火が上がってる
秋は紅葉の山に目が止まる
冬にはそれが雪で白く染まる
全ての季節お前とずっと居たいよ春夏秋冬
今年の春はどこに行こうか?今年の夏はどこに行こうか?
春の桜も夏の海もあなたと見たいあなたといたい
今年の秋はどこに行こうか?今年の冬はどこに行こうか?
秋の紅葉も冬の雪もあなたと見たいあなたといたい』
イツメン視点
「誰かと過ごす春夏秋冬ね、良いじゃない」
「皆、どうせ過ごしたい相手は光だろうけどね」
「ひ〜くんだけじゃなくて他の皆やお姉ちゃんもだよ!」
私達それぞれはどうだろうと考えると真っ先に浮かんできたのはそれぞれのバンドメンバー皆と両親にそれとやはり…光の姿だった
「色んな人と過ごせば見え方とかも変わるだろうな〜」
「確かにね、それには同意するわ」
そんな呟きすら今は届かないでも、今はそれでいい
『また沢山の思い出紐解いてふと思い出す窓の外見て
喧嘩もした傷の数すらもピースの1つジグソーパズル
月日経つごとに日々増す思い
「永遠に居てくれ俺の横に」今、二人は誓うここに
忘れない思い出すまた蝉の鳴く頃に
苦労ばっかかけたなてかいっぱい泣かせたな
ごめんなどれだけの月日経ったあれから
目腫らして泣きあったね明け方
包み込むように教会の鐘が鳴るよ
重ねあえる喜び分かち合える悲しみ共に誓う心に
さぁ行こうか探しに
新しい景色を見つけに行こう二人だけの春夏秋冬
今年の春はどこに行こうか?今年の夏はどこに行こうか?
春の桜も夏の海もあなたと見たいあなたといたい
今年の秋はどこに行こうか?今年の冬はどこに行こうか?
秋の紅葉も冬の雪もあなたと見たいあなたといたい
たまにゃやっぱり家でまったり二人毛布に包まったり
じゃれ合いながら過ごす気の済むまで
飽きたらまた探すのさ行く宛て
さぁ今日はどこへ行こうか?
ほらあの丘の向こう側まで続く青空
買ったナビきっかけにどこでも行ったね
色んな所を知ったね
いつかもし子供が生まれたなら教えよう
この場所だけは伝えなきゃな
約束交わし誓ったあの夏の終わり2人愛を祝った場所
今年の春はどこに行こうか?今年の夏はどこに行こうか?
春の桜も夏海もあなたと見たいあなたといたい
今年の秋はどこに行こうか?今年の冬はどこに行こうか?
秋の紅葉も冬の雪もあなたと見たいあなたといたい
今年の春はどこに行こうか?今年の夏はどこに行こうか?
春の桜も夏海もあなたと見たいあなたといたい
今年の秋はどこに行こうか?今年の冬はどこに行こうか?
秋の紅葉も冬の雪もあなたと見たいあなたといたい』
ラストの演奏を終えて俺は話し出す
「聞いていくれてありがとうございます。これで演奏全部終わりになるけど、最後に感想を聞かせてくれるかな?」
そう言うと皆がそれぞれ最高だったと言ってくれた
「喜んでくれて良かったよ!最後にこの場を借りて皆にお願いしたい事があるんだけど良いかな?」
それぞれが顔を見合わせ頷き合う
「この春休みが明けたら俺達は3年になるし、ポピパやAfterglowの皆も2年に上がるでしょ?だから、今の学年としてのLIVEをやらないかなって誘いなんだけど、どうかな?」
「いいんじゃない?アタシは賛成だよ!ね、友希那」
「提案は魅力的よ!でも、やるからにはあなたが一切を仕切りなさいよ」
「もちろん!」
「ポピパは既に約束済なんで大丈夫です!」
「AfterglowもOKです!」
「ハロハピも問題なくOKよ!」
「パスパレもOKだよ!絶対に出たいし、やりたいよね!」
「じゃあ、全員参加で良いかな?」
「もちろん!」
「大丈夫よ!」
「OKです!」
「やるわよ!」
「やろう!」
そうして春休み最後の日に現学年最後のLIVEをやる事が確定した。
春休み編開始です!今回は歌をメインにして情景を感じて貰えたらと思いこんな感じに書きました。
次回はまた天体観測イベントを書いていきますのでお楽しみに
次回「氷川姉妹と天体観測」
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