僕等が奏でる歌と音   作:凌介

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2年生最後の休みに光はガールズバンドのメンバー達とその学年最後のLIVEを開催する


第53話最後の休みと2年生最後のLIVE

光はその日LIVEに向けて集中していた、2年生として行う最後のLIVEであり1年間仲間たちと培った集大成がここにある

俺は自分のギターを2本ケースに入れて立ち上がり家を出る

「他の楽器は預けて来てるし、よろしくな相棒達」

そうして俺はcircleに向かった

それからしばらくしてcircleに到着すると皆は既に到着していた

「皆早いね」

「貴方が遅いのよ!主役は遅れてやってくると言うけれど主催者が遅れてどうするのよ」

「まだ遅れてはいないよ、さぁ準備を完了させて始めようか!」

「そうね、始めましょう!」

「うん!」

「やりましょう!」

「今の学年としてやる最後のLIVEを!」

「最高にキラキラドキドキするLIVEにしましょう!」

俺は皆からの言葉に頷きで返しcircleの店内に入る

「いらっしゃい!皆、控え室にいるよ!」

「わかりました、俺も合流します」

そうして俺は皆が集まる控え室に到着しノックして中に入る

「皆、今日はよろしく!準備はいい?」

「みんな何時でもOKだよ!」

「準備万端!抜かりなしよ!」

「OK!それじゃあ始めようか!今の学年としての最後のLIVEをさ!」

「その前にまだ決めないといけないことがあるわ」

「何かあるっけ?」

「貴方の演奏についてよ!曲は決まったの?順番は?」

「皆の演奏の合間合間で2曲ずつ演奏するつもりだよ!」

「という事は、私達にとっても馴染みのある曲になるのかしら?」

「皆のために歌った曲を改めて歌うよ!もちろんその場で変更はあるかもだけどね」

「なら、楽しみに待つことにしますね!」

そうして俺達はそれぞれ準備をしてcircleのステージに立った

俺は聞く側に周り最初の演奏が始まるのを待っていると

ポピパの皆がステージに立った

「こんばんは!今回の1番手は私達Poppin’Partyです!」

「今日は一番最初の演奏なのでちょっと緊張してます!緊張を吹き飛ばせるような演奏で皆をドキドキさせられたらと思います。聞いてください!STARBEATホシノコドウ」

曲名を告げて演奏が始まる

俺はポピパの演奏を1音も逃すこと無く聞くために目を閉じる目を閉じて浮かんでくるのは去年の文化祭、沙綾が自らの足で自らの手でポピパの皆と一緒にバンドをやると決めて立ったステージ、あの頃から更に皆の演奏には磨きがかかっていると感じた

「あの時の事は今でも鮮明に思い出せるし、あの時も今も皆楽しそうだ」

そうして一曲目が終わり香澄が話し出す

「2曲目に行きます!2曲目はHappyHappypartyです!」

「歌に合わせて手拍子したりしながら皆で盛り上がってくれたら嬉しいです!」

「それじゃあ聞いてください!HappyHappyparty!」

演奏が始まると真っ先にこころ達が手拍子で曲にのる

他のメンバーも思い思いに曲にのる

俺自身も心が踊っていたそして盛り上がりがピークの中で演奏が終わる

「私達Poppin’Partyの出番はこれで終わりです!次は光先輩!お願いします。」

 

俺はステージに上がり目の前にキーボードを設置し話し出す

「こんばんは、光です。一番手のポピパの皆、まずは演奏をありがとう!いい感じに盛り上がってるのでこのままの勢いで行きたいところですが、まずは過去に流した涙を今に向かって羽ばたく翼に変えて貰えたらと思いこの曲を演奏します

聞いてください、瞳の先に」

俺はキーボードを弾きながら歌っていく

 

『あの日の涙かれて今 瞳の先には』

 

俺は歌うまずは過去の涙を今、羽ばたく翼に変えるために

 

『初めは何気ない事をきっかけに人は夢を見る

 

でも現実に足をとられてもたつき嫌でも「挫折」知る

 

きっとこの時間も眠る間も惜しんで頑張ってる人もいる

 

皆生きてく時間と比例して夢が目標に変わりだす

 

それぞれ皆いくつもの部屋の中

 

ドアの向こうは夢に続きそうで

 

そんな時また頑張って僕はもう泣かないから

 

瞳の先にサンライズ扉開けば無限大に広がる未来に

 

心託して 走り始めた君たちそれぞれまだ見ぬ世界へ

 

涙を翼に変えて飛び立とうさぁ

 

夢破れ傷だらけそれでも立ち上がるその勇気思い出して

 

未来を開こう』

 

 

 

ポピパ視点

 

涙を翼に変えてか、立ち止まったり下向いたりしてられないじゃん!

 

「私はやっぱり皆とキラキラドキドキしたい!」

「まぁ、この皆でならやれんじゃね?」

「うん!私もそんな気がする!」

「私も!」

「もちろん私もね!」

 

 

これこらも一緒キラキラドキドキするような演奏をしたいと思えた

 

 

 

『いつからか夢を追うことに意味求めだし

 

逃げ出した自分可愛がりいいわけ探して

 

理由なんてなかったはずだあの頃は何も恐くなかった

 

遠回りしたけれどあの場所までまた戻ろう

 

僕も君も同じ時間の中考え方や過ごし方は違うけれど

 

瞳そらさないでそこに壁はないから

 

瞳の先にサンライズ扉開けば無限大に広がる未来に

 

心託して走り始めた君たち それぞれまだ見ぬ世界へ

 

涙を翼に変えて飛び立とうさぁ

 

真っ暗で自分さえ失いそうな時その勇気思い出して

 

未来を開こう』

 

 

 

ポピパ視点

 

「あの時の私は夢を追うことに必死になり過ぎてたんだ、遠回りしても

目的の場所にまた戻ってこれる、光先輩はそれを教えてくれたんだ」

「あの時、そんな風に感じたのか」

「私の時とは違うけど、あの時はそれがピッタリだったかもね」

「私も聞きたいなぁ〜私だけに向けた演奏」

「そのうち機会があるよみんなにね」

あの時を思い出しながら私達は曲を聞いていく

 

 

 

『Day by Day忘れないで1人ではない事どんな夜でも

 

step by step胸に刻んで新たなるスタート何度でも

 

描いた夢を捨てないでがむしゃらに進む君へ

 

遠くからだけど、力贈るよ

 

悲しみのふちに溺れないで崩れ落ちそうな君へ

 

少しの間唄を贈るよ

 

いつか見た遥かなるあの夢の向こうまで

 

その勇気振り絞って空へ羽ばたこう

 

ぐしゃぐしゃに破いたいつかの地図押し寄せる「リアル」

 

に耐えられず鏡の前で自問自答込み上げるは正直なMyMind

 

頑張ってダメになってまた立って胸張って羽ばたいて

 

ほら笑えるのが人なんだって

 

あの日の涙かれて今』

 

1曲目の演奏を終えて俺は話し出す

 

「2曲目に行きます!2曲目は自分達なりに下手くそでもいいから思い切っり夢を描こうって曲です。じゃあ、歌います決意の朝に」

 

俺は演奏を始めほんの数秒の前奏の後に歌い出す

 

『どうせならもうヘタクソな夢を描いていこうよ

 

どうせならもうヘタクソで明るく愉快な愛のある夢を

 

「気取んなくていいカッコつけない方がおまえらしいよ」

 

一生懸命になればなる程空回りしてしまう僕らの旅路は

 

小学生の手と足が一緒に出ちゃう行進みたい

 

それもまたいんじゃない?

 

生きてゆくことなんてさきっと

 

人に笑われるくらいがちょうどいいんだよ

 

心の奥の奥閉じ込めてた本当の僕生身の36度5分

 

飾らずにいざwe don't stopけどまだ強がってるんだよ

 

まだバリアを張ってるんだよ痛みと戦ってるんだよ

 

辛い時辛いと言えたらいいのになぁ

 

僕達は強がって笑う弱虫だ

 

淋しいのに平気な振りをしているのは

 

崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためなのさ

 

僕だけじゃないはずさ行き場のないこの気持ちを

 

居場所のないこの孤独を抱えているのは…

 

他人(ひと)の痛みには無関心そのくせ

 

自分の事となると不安になって人を嫌って

 

不幸なのは自分だけって思ったり

 

与えられない事をただ嘆いて

 

三歳児のようにわめいて愛という名のおやつを座って待ってる僕はアスファルトの照り返しにも負けずに

 

自分足で歩いてく人達を見て思った動かせる足があるなら

 

向かいたい場所があるならこの足で歩いてゆこう

 

もう二度とほんとの笑顔を取り戻すこと

 

できないかもしれないと思う夜もあったけど

 

大切な人達の温かさに支えられ

 

もう一度信じてみようかなと思いました』

 

俺は歌っていくただただ目の前の皆にに聞かせるためだけに

 

『辛い時辛いと言えたらいいのになぁ

 

僕達は強がって笑う弱虫だ

 

淋しいのに平気な振りをしているのは

 

崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためだけど

 

過ちも傷跡も途方に暮れべそかいた日も

 

僕が僕として生きてきた証にして

 

どうせならこれからはいっそ誰よりも

 

思い切りヘタクソな夢を描いてゆこう

 

言い訳を片付けて堂々と胸を張り

 

自分という人間を歌い続けよう』

2曲目の演奏を終えて俺は再び話し出す。

 

「ここまで2曲演奏したけど、ポピパの皆には2曲とも思い入れはあると思うけど最後はこの曲にしようと思います

輝きだして走ってく」

 

 

『もしもキミが心の中の悲しみだとか

 

痛みを抱えきれなくなって自分自身を

 

今見失いそうになっても』

 

''俺達は''ありったけの想いを込めて歌う皆があたらしい1歩を踏み出せるように

 

『忘れないでこの世には痛みと悲しみを歯を食いしばって

 

抱きしめるキミだけ起こせる奇跡かあるってことを

 

ついにその時が来たんだよ心臓の音が合図だろ?

 

誰のマネもしなくていいのキミだけの花よ咲け

 

負けないでキミの心輝いていて大丈夫乗り越えられる

 

くじけないで笑っておくれ胸張っていけ

 

キミこそ僕の奇跡なんだから』

 

ポピパ視点

 

不思議だ、歌詞がスーッと心に耳に入ってくる負けないでくじけないでか

「やっぱり私達が歌うのとは違うよね」

「あの人と比べんなよ!あの人に適う人いねーって!」

「だよね、私達も歌ったけど、こうして聞くと先輩の凄さが改めて伝わるって言うか」

「だからこそ先輩の演奏はいつもキラキラドキドキするんだよ!」

「まぁね、確かにそうかも!」

この曲に私達はずっと励まされてきた、そして今回も先輩から私達に向けての応援メッセージがまさにこの曲だと感じた

 

 

『間違えんなよ終わりの景色だとか時間は止まらないって

 

悲しいサダメと言うけど終わらないよ一瞬が過ぎてくだけ

 

ほら次の瞬間だぜだから簡単に終わらせんなよ

 

負けないでキミの心輝いていて大丈夫と声が聴こえる

 

キミ自信をまもっておくれ自分を責めないで

 

キミこそ待ち望んだ人だから』

 

俺は歌いながらイメージの翼を広げ表現するポピパの皆がこの先も笑ってる未来を表現していくラストまで全力で歌っていく

 

『悲しい魔法を僕らかけられても自由になれるさ必ず

 

負けないで負けないで負けないでキミの心輝いていて

 

大丈夫乗り越えられるくじけないで笑っておくれ

 

胸張っていけキミこそ僕の奇跡なんだから

 

もしもキミが心の中の悲しみだとか

 

痛みを抱えきれなくなって

 

自分自身を見失いそうになっても』

ラストまで演奏し終えた俺は軽く深呼吸してから話し出す

「俺からポピパの皆へこれから先どんなに大変だと思うことがあっても、悲しい事があっても心をその感情に任せないでどんなにどんなに醜く下手な夢でも思いっきり今の状況を楽しんで頑張って!」

そう言って俺はステージから降りる

「先輩!ありがとうございます!」

「お礼はこのLIVEが終わってからだよ!」

「そうですね!私達の出番は終わりました!なので!次に繋ぎます!こころん!お願い! 」

「任されたわ!行くわよ〜!」

こころが助走をつけてバク転しステージに立った

「ハロハピの皆〜全員…集合!!」

こころの呼び声でハロハピの皆が集合する

「改めて〜ハロー!私達、ハローハッピーワールドよ!

さっそく行くわよ!せかいのっびのびトレジャー」

「さっそく盛り上げに来たね!」

こころの掛け声と共に始まり皆がノリノリで演奏しそれに呼応するように俺達の気持ちも昂る中で1曲目が終わりこころが話し出す

「2曲目に行くわよ〜!ハピネスっ!ハッピィーマジカル!

このまま盛り上げるわ!」

「今日は一段とキレッキレだな!」

気持ちがのった歌と演奏に俺達の気持ちは更に昂る

「俺も負けてられないな!」

全力の演奏には全力で返すのが流儀だなと思いながら演奏を聞いていき演奏が終わる

「ラストはもちろんこの曲よ!笑顔のオーケストラ!」

「やっぱりラストに持ってきたか!」

そうしてラストの曲笑顔のオーケストラが歌われていく周りのみんなは笑顔でノリノリな中でラストの曲が終わりこころが話し出す

「さぁ、光!あなたの番よ!あなたから私達へ最高に笑顔になれるエールを送ってちょうだい!」

 

「もちろん!俺からハロハピへのエールとなる1曲目はTomorrow!」

 

 

俺はキーボードを演奏しながら歌う

 

『涙の数だけ強くなれるよ

 

アスファルトに咲く花のように

 

見るものすべてにおびえないで

 

明日は来るよ君のために

 

 

 

突然会いたいなんて夜更けに何があったの?

 

あわててジョークにしてもその笑顔が悲しい

 

ビルの上にはほら月明かり

 

抱きしめてる思い出とかプライドとか

 

捨てたらまたいい事あるから

 

涙の数だけ強くなれるよアスファルトに咲く花のように

 

見るものすべてにおびえないで明日は来るよ君のために

 

 

 

季節を忘れるくらいいろんな事があるけど

 

二人でただ歩いてるこの感じがいとしい

 

頼りにしてるだけど時には夢の荷物放り投げて

 

泣いてもいいよつきあうからカッコつけないで

 

涙の数だけ強くなろうよ風に揺れている花のように

 

自分をそのまま信じていてね明日は来るよどんな時も

 

 

 

涙の数だけ強くなれるよアスファルトに咲く花のように

 

見るものすべてにおびえないで明日は来るよ君のために

 

 

 

涙の数だけ強くなろうよ風に揺れている花のように

 

自分をそのまま信じていてね明日は来るよどんな時も

 

明日は来るよ君のために』

 

1曲目を歌い終えて俺は問いかける

「1曲目のTomorrowはどうだった?」

「最高だったわ!改めて聞くと涙の大切さが伝わるわ」

「なら、良かった、じゃあ2曲目に行くね!2曲目は笑顔のまんま!」

 

俺はキーボードを弾きながらギターも使って演奏し歌っていく

 

 

『つらい時でも笑ってられる

 

そんなあんたはホンマにアホや先の事など考えないまま

 

ペース配分さえ出来ないで走る

 

悲しい時こそおどけてばかり

 

そんなあんたはやっぱりアホや

 

惚れて振られてまた繰り返す学ばないまま明日をむかえる

 

だけどそんなあんたをあんたを見てると

 

なぜか優しい風が吹き抜けてゆく湿った心は笑いで乾く

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさ人生生きてるだけでまるもうけOH!!

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさTHA TWAS THATあの時はあの時さ

 

 

 

楽しい時には涙ぐんでるそんなあんたはやっぱりアホや

 

そんなあんたどうしようもないアホや

 

明後日も明々後日もやめられませんわ

 

変われないからお前も頑張れよ

 

だからそんなあんたをあんたを見てると

 

やっぱよう考えたらムカつくわ

 

許せんけれど笑けてくるわ

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさ人生生きてるだけでまるもうけOH!!

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさTHAT WAS THATあの時はあの時さ』

 

ハロハピ視点

 

「なんか私達のための曲って感じがすっごくするよ」

「当然じゃない!光が私達ハロハピの皆に相応しいと思って選んでくれたんだもの!」

「そうだよ!ひかるんが選んだんだから間違いないよ!」

「見たまえよ!私達が手を取り合って笑っている姿が目に浮かぶじゃないか!」

「そうだね!私にも見えるよ!」

私たちの目には確かに手を取り合って笑う姿が浮かんでいた

 

 

『笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさ人生生きてるだけでまるもうけOH!!

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさTHAT WAS THATあの時はあの時さ

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさ人生生きてるだけでまるもうけOH!!

 

笑顔のまんま笑顔のまんま

 

そうさTHAT WAS THATあの時はあの時さ

 

僕が笑いを君にあげるから君の笑顔を僕にください』

 

「2曲目にこの曲を選んだのは笑顔を忘れないでいて欲しいって思いを込めました。どんな時でも笑顔を忘れないでね!」

 

「当然よ!私達はハローハッピーワールド!世界を笑顔にそして同じくらいの嬉し涙でいっぱいにするバンドだもの!」

「こころ達なら出来るって信じてるよ!じゃあそんなハロハピの皆に向けて歌う3曲目は福笑い」

 

 

 

『あなたが笑ってたら僕も笑いたくなる

 

あなたが泣いていたら僕も泣いてしまう

 

難しい顔難しい話今ちょっと置いといて笑えますか?

 

きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う

 

子供だとか大人に関わらず男だとか女だとかじゃなく

 

あなたが今楽しんでいるのか

 

「幸せだ」と胸張って言えるのか

 

それだけがこの世界の全てでとなりでこの歌唄う僕の全て』

 

 

 

ハロハピ視点

 

「何度聞いても最っ高じゃない!この世界共通言語は英語じゃなくて

 

笑顔!その通りだわ!本当に素敵じゃない!」

 

「やっぱり私もねこの曲好きだな〜!」

 

「本当に私以上の表現者じゃないか!私も君の輝きの前では霞んでしまうだろうさ!」

 

「なんか、私達全員に向けて光さんから応援して貰えてるみたいでさ自然と笑えてくるんだよね」

 

「実際この歌の通りなんだと思うよ!この世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だって部分は凄く共感出来るし、世界を笑顔と嬉し涙でいっぱいにしたいって私達にピッタリだと思うんだ」

 

本当に彼はずるいんだ、こんな曲をサラッと選んじゃうような所が卑怯なくらいに最高だと思う

 

 

 

『奪い合うことに慣れ疑い合う人で溢れ

 

そこで誰か泣いていても気に留める人もいない・・・

 

どれを切り取って''人間らしさ"って

 

呼べるか分からないけど

 

誰かの笑顔につられるように

 

こっちまで笑顔がうつる魔法のように

 

理屈ではないところで僕ら通じ合える力を持ってるハズ

 

あなたは今笑っていますか?強がりじゃなく心の底から

 

憎しみが入る隙もないくらい笑い声が響く世界ならいいのに

 

その姿形ありのままじゃダメだ!と誰かが言う

 

それにしたって笑顔は誰もありのままにゃ敵わない

 

きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う

 

笑う門に訪れる訪れる何かを

 

愚直に信じて生きていいと思う

 

誰かの笑顔につられるように

 

こっちまで笑顔がうつる魔法のように

 

理屈ではないところで僕ら通じ合える力を持ってるハズ

 

あなたがいつも笑えていますように

 

心から幸せでありますように

 

それだけがこの世界の全てでどこかで同じように

 

願う人の全て』

 

「光!あなたからのエール!受け取ったわ!」

「最高に笑顔になれる曲ばっかだったよ!」

「君以上の表現者は存在しないだろうさ!」

「色々ありがとう!」

「ありがとうございます!」

「いつか必ず俺にも笑顔と嬉し涙で満たされた世界を見せてね!」

「約束するわ!きっと見せてあげる!その前に私達は次に繋がないといけないわ!Pastel*Paletteの皆!お願いできるかしら?」

「もちろん!」

そう言って反対側のステージ袖からPastel*Paletteの皆がステージに登場した

「ここからは私たちの番だよ!」

「私達もこのLIVEを精一杯盛り上げる事を約束するわ!」

「彩ちゃん準備はいい?」

「うん!皆は?」

「いつでもッス!」

「ドンと来いです!」

「じゃあ、1曲目しゅわりんどりーみん!」

 

「パスパレと言えばこの曲だよな!」

パスパレのデビュー曲でもあり一番歌われてきたであろう曲

皆の努力の形の1曲とも言えるだろうと思いながら聞いていきあっという間に1曲目が終わる

「2曲目にいくね!パスパレボリューションず!」

これもパスパレらしさが溢れる曲だと思う

十人十色と言う言葉があるようにパスパレの5人でしか出せない音や5人にしか出来ない演奏がありその代表と言える曲だろうと思いながら聞いていき演奏が終わる

「ラストの曲はまだ、光君にも聞かせたことはない曲です!」

「いつか光には聞いて欲しいとは思ってはいたんだけどね」

「彩ちゃんがまだその時じゃないって言ってひ〜くんにも黙ってたんだ」

「私達は光くんのおかげで逆境を乗り越えてパスパレとして確かな絆が出来ました!」

「この曲にはその全部が込められてます!」

「じゃあ歌うね!もういちどルミナス!」

そうして演奏が始まると俺は目を閉じて聞くことに集中する

そして浮かんでくるのはパスパレにとって最悪の1thLIVE、そして気持ちがバラバラだったあの頃、努力が報われ無かったあの頃、そんな中で迫るセカンドLIVE、そして出会い全てをこの曲が物語っている

「皆が逆境を乗り越えた今にピッタリの曲なんだな」

そう呟くのと曲が終わるのは同時だった

 

そして曲が終わると彩が話し出す

「私達の努力と光君がくれた想いを全部乗せました!だから、だからね!光君にこれからの私達に向けてエールを送って欲しいんだ!」

「もちろん!最高のエールを送ってあげる!まずはこの曲!大丈夫!」

 

『涙を流した君にしか浮かべられない笑顔がある

 

そのままの君で大丈夫こぼれおちた分だけ強くなる』

 

 

 

パスパレ視点

「彩ちゃんの為に歌ってくれたやつだよね?」

「うん、そうなんだ、この曲を聞くととっても晴れやかな気分になるんだ」

「今は彩ちゃんだけじゃなく皆に向けての演奏だけれどね」

「そうっすね!私たち自身の不安を晴らそうとしてくれてるのが伝わるッス!」

「演奏からも勇気がもらます!」

勇気だけじゃない、心の底から力が湧いてくる感覚が私達の気持ちを1つにしてくれる感覚が確かにあった

 

 

『変わりたいのに変われない日々本当の気持ちから毎日少しずつ逃げた

 

見えないフリや聞こえないフリで綺麗事ならべても

 

自分は騙しきれなくて

 

負けそうな心抱えても僕らは笑う無理して笑うけど

 

きっと

 

涙を流した君にしか浮かべられない笑顔がある

 

たまには泣いても大丈夫素直になっても大丈夫

 

生きていくだけでも人は皆数えきれぬほど乗り越える

 

強がらなくても大丈夫こぼれ落ちた分だけ

 

強くなる強くなる強くなれる大丈夫

 

 

 

誰かの理想になろうとしすぎて

 

越えられないボーダーライン気がつけば引いてしまってる

 

自分で選んだ道なんだからって誰にも頼れずに1人ぼっちで

 

戦ってる

 

プライドや夢を守るため僕らは笑う無理して笑うけど

 

でもね

 

涙を流した君にしか迎えられない明日がある

 

見守ってるから大丈夫焦らなくたって大丈夫

 

生きていく中で人は皆幾千もの自分に出会う

 

そうして大人になっていく見つけられた分だけ強くなる

 

 

 

世界は涙じゃ変わらないでも君は変わってゆけるさ

 

そう僕もちっぽけでも踏み出していくよ

 

胸を張って君だけじゃない僕ら一人じゃない

 

 

 

そうさ

 

涙を流した君にしか浮かべられない笑顔がある

 

転んで泣いても大丈夫素直になっても大丈夫

 

生きていくだけで人は皆数えきれないほど乗り越える

 

だから大丈夫こぼれおちた分だけ強くなる強くなる

 

強くなれる大丈夫』

 

1曲目の演奏を終えて俺は話し出す

「1曲目は以前、彩に向けて演奏した大丈夫を演奏しました

続けて歌う2曲目はまえに千聖に向けて演奏したBeautifulを演奏します。じゃあ聞いてください」

俺は2曲目の演奏を開始し歌い出す

 

 

 

『また「余計なお世話だよ」って君は言うかもな

 

でも正直しんどそうに見えたから

 

なんか美味いもんでも食べに行こうっていう

 

僕のわがまま聞いて来てくれたね

 

「別になんでもないよ」って君の笑い方が

 

尋常じゃないくらい上手で自然だから

 

大抵の人は騙されて気付かないんだろう

 

君らしい壁の作り方なんだね

 

 

 

その壁ぶっ壊させてくれなんて思わないし

 

土足で君に踏み込むつもりもない

 

ただ一人じゃないそう一人じゃない

 

ほんの少し笑い合いたいだけ

 

 

 

まっすぐに伸びる君の足跡に追いつくように

 

そして寄り添うようにもう一つの足跡が伸びてきて

 

振り返ってごらんもう一人じゃない

 

やがて見渡す限りの喜び隣にも前にも後ろの方にも

 

微笑みながら君を見守ってる人がいてそん中に僕もいる

 

 

 

そりゃ淋しかったろう?辛かっただろう?

 

どれくらい一人で悩んでいたの?

 

ここまで来れたことが素晴らしいよ一つだけでいい

 

信じてほしい君は美しい』

 

パスパレ視点

「これが千聖さんに向けた曲なんですね!」

「えぇ、私が演技で迷っていた時に自分を信じていけるようにっていう演奏してくれたのよ、あの時も抱えていた不安な気持ちとかが晴れて行って前向きになれたのよ」

「じゃあ私たちに対してもそうなのかな?」

「きっとそうだよ!あたし達パスパレの道は不安な事だらけだけど真っ直ぐに進んでいけばきっと大丈夫だって言ってくれてるんだよ」

「そうだといいなと私も思います!」

そんな話をしながら曲を聞いていく

 

 

『今思ってることを今伝えるのにも

 

言葉多過ぎたり足りなかったりで

 

悪気なんてこれっぽっちもないハズなのに

 

悪者みたいになってしまう時もある

 

自分が辛い時は上手にわらうくせに

 

僕が辛かった話打ち明けたら

 

君は自分のことのように涙してたね

 

余計なお世話はきっとお互い様だね

 

 

 

綺麗事だけでは生きていけないし

 

きっとこれからも悩みは尽きない

 

ただ一人じゃないそう一人じゃない

 

もう少しだけその声聞かせて

 

 

 

上手に出来たことを喜んだり

 

初めて見つけたものに驚いたり

 

雷の音にやたら怖がったりありのままの声に耳澄まして

 

例えば小さな頃の君がいて今を生きてる君を見ていたら

 

どんな顔してなんて言うのかな

 

無理しないでよなんて笑うかな?

 

 

 

君が優しい人だって知ってるよ

 

だからこそ傷付いていることも

 

ここまで来れたことが素晴らしいよ

 

一つだけでいい信じてほしい君は美しい』

 

パスパレ視点

私達は全員が考える小さな頃が今の自分を見たらなんて言うのかを無理しないでよなんて本当に笑うのかを

笑ってくれるのかを考える

きっと無理しないでとは言わないかもしれないけど、頑張ってと言って貰えるように誇れるように頑張って行こうと思えた

 

 

『まっすぐに伸びる君の足跡に

 

追いつくようにそして寄り添うように

 

もう一つの足跡が伸びてきて

 

振り返ってごらんもう一人じゃない

 

やがて見渡す限りの喜び隣にも前にも後ろの方にも

 

微笑みながら君を見守ってる人がいてそん中に僕もいる

 

そりゃ淋しかったろう?辛かっただろう?

 

どれくらい一人で悩んでいたの?

 

ここまで来れたことが素晴らしいよ

 

一つだけでいい信じてほしい君は美しい』

 

 

 

『永遠に満たされぬ孤独の影に怯えながら

 

いつか来る輝きを求め人は歩き続ける

 

1度だけでもいい…喜びに声を上げ泣いてみたい

 

心の傷跡も忘れられぬ過去もその肩に積もる冷たさも

 

ゆっくり溶けて流れゆく』

 

 

 

パスパレ視点

 

前の2曲と同様に心の中にスっと入ってくるようなそんな曲だと皆が思った、サビの部分なんかは私達、皆の中で未だに燻っている気持ちがあるってわかってて選んだ曲だと感じていた

 

「聞くのは2度目だけどいい曲だね」

 

「ホントだよね〜」

 

「言えてるッス」

 

「そうね!」

 

「ハイです!」

 

最後の曲らしいゆっくりとした曲調が私達を包む

 

 

 

『本当は誰もみな声にならぬ叫び抱えて

 

もがいては諦めて今日という日を塗り潰してる

 

届かなくてもいい…心から愛の歌響かせたい

 

彷徨う悲しみもやり切れぬ矛盾も

 

この空に浮かぶ虚しさも時間(とき)が忘れさせてくれる

 

凍える瞳の奥が今答えを求めてる

 

言葉にならずただ抱きしめた

 

震える唇重ねた温もりを胸に…』

 

 

もうすぐ終わるパスパレ皆に向けた最後の曲が終わりに近づいていく中で俺は過去に演奏した曲を通してこの先の不安や葛藤を乗り越えていけると皆に伝えられたかな?

どんな風に感じてくれたかな?と考えながらラストサビを歌い上げる

 

 『心の傷跡も忘れられぬ過去も

 

その頬を濡らす温もりがほら輝きに変えるから

 

あなたの優しさがあなたの喜びが

 

その指を照らす微笑みがいつも2人を包むから』

演奏を終えて俺はパスパレの皆に俺の言葉でエールを送る

「パスパレの皆はアイドルとしてこれからも歩んでいくと思うけど、その道は平坦じゃないかもしれない、不安や後悔や挫折もあるかも知れないけど、皆が自分に誇れるようなアイドルでいて下さい」

 

「光君!ありがとう!私達はこれからも自分に誇れるような、そして応援してくれる人達に誇れるようなアイドルになるからね!」

「もちろん光!あなたも見届けてよね!」

「約束してひ〜くん!」

「私からもお願いします」

「お願いします!」

「もちろん!約束するよ!」

「じゃあ、その約束を持って私達Pastel*Paletteの出番は終わりだね!次は蘭ちゃん達Afterglowの皆!お願いね!」

「もちろんです!」

そうして手のひらを打ち交わしてAfterglowの皆がステージに立った

 

「Afterglowです!まずは、光さん!LIVEに呼んでくれてありがとうございます!あたし達もこのLIVEを最高に盛り上げるのでまずは1曲聞いてください!Y.O.L.O!!!!!」

蘭が曲名を告げて演奏が始まる

Afterglowのいつも通りでいることを大切にしその日常ならではの歌詞がAfterglowのいつも通りなんだと訴えかける

そして蘭達はその中に俺が居てもいいと言ってくれた、そんな俺に出来るのは最高の演奏で返す事だと思いながら1曲目を聞き終える

「2曲目に行きます!ツナグソラモヨウ!」

1曲目が終わってすぐに2曲目が始まった

「言葉はいらない、全部曲で伝えるってことかな」

そう言って俺は2曲目に耳を澄ます

皆と見るいつも通りの空が浮かんできてその空の下で笑い合う皆の楽しそうな情景がこの曲から伝わってきた

そして2曲目が終わり蘭が再び話し出す

「ラストの曲は光さんがあたし達Afterglowの曲で一番好きだと言ってくれたこの曲!ScarletSky!」

ラストの曲が始まると同時にAfterglowの皆のイメージが流れ込んでくる

バンド名が決まった時、始めてLIVEをした時など様々なイメージが俺に向かって流れ込んできた

「全部演奏で伝えるってやつか!やるね!」

そしてAfterglowの演奏が全て終了し蘭が話し出す

「私達の想いは全部曲に乗せました!だから!光さんもそうしてください!」

「OK!じゃあ俺の番だ!最高の演奏をとどけるよ!まずは

変わらないもの」

俺はキーボードを弾きながら歌っていく

 

 

 

『帰り道ふざけて歩いた訳もなく君を怒らせた

 

色んな君の顔を見たかったんだ

 

大きな瞳が泣きそうな声が今も僕の胸を締め付ける

 

すれ違う人の中で君を追いかけた

 

変わらないもの探していたあの日の君を忘れはしない

 

時を越えてく思いがある僕は今すぐ君に会いたい』

 

 

 

Afterglow視点

 

あたし達にとっての変わらないものってなんだろうって

 

前の時と同様に皆が考える

 

「あたし達の変わらないものってなんだろ?」

 

「それはもちろんいつも通りでいる事だろ?今も昔も変わらないものだ」

 

「それはもちろん大切だし、それがあたし達らしい事だってわかってるけどさやっぱり光さんや他の皆とも一緒に演奏したり競い合ったりして行くのもいつも通りなんじゃないかな?」

 

「つまり〜、この瞬間もいつも通りかも〜?」

 

「そうかもね!いつも通りの中に私達らしいなにかがあればそれがAfterglowの私達らしい変わらないものになるって事だよね!」

 

なんて話しながら私達は演奏に引き込まれていく

 

 

 

『街灯にぶら下げた想いいつも君に渡せなかった

 

夜は僕達を遠ざけていったね

 

見えない心で嘘ついた声が今も僕の胸に響いている

 

さまよう時の中で君と恋をした

 

変わらないもの探していたあの日見つけた知らない場所へ

 

君と二人で行けるのなら僕は何度も生まれ変われる』

 

 

 

''僕達は''演奏する、皆に届くように、伝わるようにいつも通りに過ごす絆の大切さを演奏に込めて歌っていく

 

 

 

『形ないもの抱きしめてた壊れる音も聞こえないまま

 

君と歩いた同じ道に今も灯りは照らし続ける

 

変わらないもの探していたあの日の君を忘れはしない

 

時を越えてく思いがある僕は今すぐ君に会いたい

 

僕は今すぐ君に会いたい』

 

「2曲目にいきます!多くは語りません!聞いてください茜色の約束」

 

 

『茜色した陽だまりのなか無口な風がふたりを包む

 

歩幅合わせて歩く坂道いつもあたしは追いかけるだけ

 

つまずいたり転んで泣いてみたり

 

決してうまく生きれるあたしじゃないけど

 

あなたがほらあたしの手を引くから

 

恐がる心も強くなれるよ

 

だから

 

泣いて笑ってつないだこの手は重ねた言葉に負けない約束

 

あなたに出逢えた茜の空に

 

ほらあの日とおなじことを願うよ』

 

 

 

歌って行く中で''僕達''にはやっぱりAfterglowの皆が浮かんだ、いつだったか教えてくれた、いつも練習するのは夕方だからAfterglowだって、皆が集う夕方、そして泣いたり笑ったり時には喧嘩したりする事があっても、それだってAfterglowらしくあれるいつも通りなんだと、だからこそこの曲のイメージにピッタリなんだと思いながら歌っていく

 

『ひとつひとつ季節は過ぎていくけど

 

あといくつの想いを伝えられるだろう

 

ありふれていた日々さえ戻せはしない

 

この毎日を一瞬を愛しく想うの

 

だから

 

涙も笑顔も繋いだこの手も幾重の写真に負けない想い出

 

あなたに出逢えた茜の空に

 

ほらあの日とおなじことを誓うよ

 

やがて「別れ」が訪れてもふたりすべてを受け止めてく

 

「出逢った場所」も「今いる場所」も

 

永遠に心と繋がってる

 

ほら振り返れば足跡が続くよ

 

だから

 

泣いて笑ってつないだこの手は最後の瞬間まで離しはしないで

 

この道の先をまたふたりで歩いていこう・・・歩いていこう・・・

 

だから

 

泣いて笑ってつないだこの手はすべての言葉に負けない約束

 

あなたと出逢えた茜の空に

 

ほらあの日とおなじことを願うよ』

演奏を終えた俺は話し出す

 

「Afterglowの皆に送る曲はこれが最後!

ラストの曲は、一番の宝物」

俺は曲名を告げて演奏し歌っていく

 

 

『顔を合わしたら喧嘩してばかりそれもいい思い出だった

 

君が教えてくれたんだもう恐くない

 

どんな不自由でも幸せは掴めるだから

 

ひとりでもゆくよ例え辛くても

 

きみと見た夢は必ず持ってくよ

 

きみとがよかったほかの誰でもない

 

でも目覚めた朝きみは居ないんだね』

 

 

 

Afterglow視点

 

あたし達一人一人に語りかけるように歌われる曲にあたし達は一人一人の視点で思い出を振り返る、光さんの演奏はいつも思い出が鮮明に思い返される曲を選んで演奏してくれるいつも通りを過ごした思い出、確かに楽しい事だけじゃなかったけど、それでも変わらずいつも通りを過ごした私達の大切な思い出

 

「光さんやっぱわかってたのかな?」

 

「どうだろうな、あの人は歌ってる時が1番近くにいて寄り添ってくれるからな」

 

「ひかるん先輩だから〜?」

 

「きっとそうだよ!いつも通りの中に光さんやがいるんだよ!」

 

「きっと私にいつも通りの絆を大切にして欲しいって気持ちだけじゃないとは思うよね、自分がいるよって感じがするもん」

 

光さんの演奏にはいつも笑ってる私達がいて、その光景がスっと受け入れられるからこそこころに響いてくる

 

『ずっと遊んでれるそんな気がしてただけ わかってる

 

生まれてきた事もう後悔はしない

 

祭りの後みたい寂しいけどそろそろ行こう

 

どこまでもゆくよここで知ったこと

 

幸せという夢を叶えてみせるよ

 

きみと離れてもどんなに遠くなっても

 

新しい朝にあたしは生きるよ』

 

 

 

Afterglow視点

 

正直泣きそうだったひまりは既に泣いているし他の皆も涙を堪えてる

 

光さんが見せる世界の私達は笑ったり泣いたり喧嘩したりしながらも最後には私達一人一人が笑ってる光景が見えている

 

今夏もその光景が見えた瞬間にひまりは真っ先に涙を流していたし、他のみんなも涙が頬を伝っていく

 

「光さんが見せる世界には必ず私達が映ってるからそれが伝わってきて感情が揺さぶられるの」

 

「あの人には驚かされてばかりだよな本当に」

 

「ひかるん先輩相変わらずパなーい」

 

「本当…だよね…私…涙を抑えられないよ」

 

「私も我慢しようって思ってたのに…涙で前が見えないよ」

 

あたし達は皆、光さんが見せる世界から逃れられない、どんどん引き込まれていって見せる世界そのものと同じ光景にされるんだろうと思いながら最後の曲を聞いていく

 

 

 

『ひとりでもゆくよ死にたくなっても

 

声が聞こえるよ死んではいけないと

 

たとえ辛くても寂しさに泣いても

 

心の奥には温もりを感じるよ

 

 

 

巡って流れて時は移ろいだもう何があったか思い出せないけど、目を閉じて見れば誰かの笑い声

 

なぜかそれが今1番の宝物』

 

Afterglowに送る全ての曲が終了し皆を一瞥すると

何人かは涙を流していたし何人かは拳を握っていた

そして蘭達がステージを降りるとRoseliaの皆がステージに立った

「Roseliaです!光!そして皆!ここまでLIVEを盛り上げてくれたことに感謝するわ!私達がもう一度光に繋ぐために最高の演奏を約束するわ!さっそく行くわよ!曲名は先に告げておくわ!LOUDER、FIREBIRD、BraveJewelの3曲よ!さぁ!一気に行くわよ!」

そうして演奏が始まるとRoseliaの圧倒的演奏が俺達を演奏の渦に飲み込んでいく

そしてあっという間に全ての曲が終了する

「さぁ、光!貴方の最後の演奏よ!私達に向けて最高の演奏をしてちょうだい!」

「あぁ!任せてくれ!最初の曲は明日へ!」

 

 

 

『遥か遠くあてなき道を心に響く声を信じて』

 

歌い出してすぐに歌詞までの間が空くその間に俺は演奏の中で表現力の翼を広げていく

 

『あの頃の僕はただ臆病すぎて

 

自分以外誰もがまぶしすぎて

 

がんばりたいけどだけど何を頑張ればいいのか

 

わからないまぼんやりと空を見上げてた

 

このままじゃいけないって事は僕にだって気付いていたんだ

 

誰かのせいにして目をそらしても

 

何も変わらない事分かってた

 

遠く遠くあてなき道を歩んだ日々よ振り返ると涙するのはなぜ?きっと僕らは始まったばかり輝けるその時を信じて

 

歩いてゆこう』

 

 

 

Roselia視点

 

光の演奏は何度も聞いてきたけれど曲が始まった瞬間に引き込まれて、光の世界に魅せられる。輝けるその時を信じて前に進めと背中を押されるようなその歌詞に、歌詞を紡ぐ声に魅せられる

「友希那はこの曲に励まされたんだよね」

「えぇ、輝けるその時を信じて進めと背中を押されたわ」

「光君は常に私達に寄り添いその背中を押してくれますからね」

「私達全員が彼に励まされてます」

「光兄ぃはいつだってあこ達に勇気をくれるんだよね!」

そう話しながら曲を聞いていく

 

 

 

 

 

『勇気を出して君にだけ打ち明けた夢を笑わずに最後まで

 

聞いてくれた

 

忘れはしない初めてあの日僕の心に小さいけれど

 

確かな光がそう、生まれたんだ

 

「ありがとう」って言った君の笑顔が僕の背中いつまでも支えてくれる

 

「大丈夫だよ」って聞こえる

 

遠く遠く歩んだ日々よ振り返ると涙するのはなぜ?

 

きっと僕らは間違ってなんかない輝けるその時を信じて』

 

 

 

Roselia視点

 

2番の歌詞が思い出せるのはRoseliaを結成してまもなくの事だ

 

私の夢を打ち明けてそのために集めたこのメンバーじゃなきゃと言えるメンバーと歩んできた日々

 

「あの時を思い出して前を向けという事なのよね光」

「きっとそうだよ!だって私達がここまでやってきた日々が思い出されるしさ!」

「そうですね、私達に向けて演奏される曲はいつも寄り添えるような曲ばかりですからね」

「わかります。ありがとうと大丈夫がここまで素敵な言葉だと知れたのは光君のおかげだと思うんです」

「わかるな〜普段から使ってる言葉でも、光兄ぃみたいに曲を通して言われるとまた違うよね!」

 

光が選ぶ曲はいつも光が優しく確かに背中を押してくれていると感じられた。

 

 

 

『遠回りしてくじけそうになって

 

それでもここまで来たんだよ

 

悔し涙を希望に変えてそっと見えてきた明日へ』

 

 

 

曲がラストに差し掛かる中で更に表現力の翼を広げていく

 

友希那が今まで歩んできた道を後悔した事もあったかもしれないけれど、それでも、ここまで来たんだからと

 

 『遥か遠くあてなき道を心に響く声を信じて

 

遠く遠く歩んだ日々よ振り返ると涙するのはなぜ?

 

きっと僕らは間違ってなんかない輝けるその時を信じて

 

そして今僕らは歩いてる輝けるその時を信じて』

「次の曲に行きます!fight」

 

 

僕は相棒のギターを弾きながら歌っていく

 

 

 

『描く夢がすべて叶うわけなどないけど

 

あなただってわかっているはずよ

 

壊れそうな空だってあたしは受け入れるから

 

大丈夫よ優しい嘘大人になりたい

 

頑張れ頑張れ命燃やして続く現実生きてゆく

 

頑張れ頑張れ限りある日々に…

 

花を咲かせる』

 

 

 

Roselia視点

 

「これが光の本気の演奏なのよね、何度聴いてもすごいよね!」

 

「言っておくけどまだ序の口よ」

 

「えぇ、こんなものじゃないです。今見えてる世界はほんの一部に過ぎませんからね、1度でも見て聞いているならわかるはずですよ」

 

「そうですよね!限りある日々に花を咲かせるって部分は私達に向けて時間の有限さを教えてくれてるみたいです」

 

「確かにそうね、でも私達が以前見た世界はもっと広いわどこまでも広くて広大だったわ」

 

「あこ達が光兄ぃの見せる世界にいるもんね!」

 

今見えているのは私達が練習している姿、目標に向かって必死に練習する私達が映し出されていた、これが序の口だと言うのならどれだけの世界が見えるのだろう

 

それが怖くもあり楽しみでもある私達がいた

 

 

 

『希望の先にある憧れに手を伸ばせば

 

明日だって手さぐり見つけるよ

 

散りゆくから美しいという意味がわかってきた

 

ごめんねもう少し大人になるから

 

頑張れ頑張れ勝ち負けだって大事なことなんだね

 

頑張れ頑張れそうさ人生は引き返せない

 

 

 

いつか振り返る時今日の若かりし日が

 

きっと懐かしくなるから

 

 

 

頑張れ頑張れ命燃やして続く現実生きてゆく

 

頑張れ頑張れ限りある日々に…

 

花を咲かせる花を咲かせる』

 

 

「僕が目の前で演奏する曲は今日はこれでラストになります!今日最後の曲!聞いてください!水平線」

 

''俺達''はギターを弾いて歌っていく

 

『出来るだけ嘘はないようにどんな時も優しくあれるように人が痛みを感じた時には自分の事のように思えるように

 

 

 

正しさを別の正しさで無くす悲しみにも出会うけれど

 

水平線が光る朝にあなたの希望が崩れ落ちて

 

風に飛ばされる欠片に誰かが綺麗と呟いてる

 

悲しい声で歌いながらいつしか海に流れ着いて光って

 

あなたはそれを見るでしょう』

 

 

 

Roselia視点

 

歌詞が心に刺さる感覚とでも言うのか、そんな感覚が私達を支配する悲しい声で歌うのは私なのだろうなと感じる

 

私達の中の希望が崩れ落ちてそれが海に流れる瞬間を全員が見ているのだろう、そんな感覚が私達を支配する

「友希那、この曲って…友希那が光の演奏を初めて聞いた時のやつだよね?」

「えぇ、今回は皆のために歌っているようだし、何より自分だけじゃなくて、私達1人1人の希望が崩れ落ちて

風に飛ばされる欠片に誰かが綺麗と呟いてる姿が浮かぶもの」

「確かにそうですね、歌詞が私達に語りかけるというかそんな感じがします」

「そうですね!人の痛みや正しさを別の正しさで無くす悲しみだったりその全てが私達の事のように思えますね」

「あこ、この曲からは喜びとか悲しみとか全部知れる気がするね!」

なんて話しながら曲を聞いていく

 

 

 

 

『自分の背中は見えないのだから

 

恥ずかしがらずに人に尋ねるといい

 

心は誰にも見えないのだから

 

見えるものよりも大事にするといい

 

毎日が重なる事で会えなくなる人も出来るけれど

 

透き通るほど淡い夜にあなたの夢がひとつ叶って

 

歓声と拍手の中に誰かの悲鳴が隠れている

 

耐える理由を探しながらいくつも答えを抱えながら悩んで

 

あなたは自分を知るでしょう』

 

 

 

Roselia視点

 

私の夢が叶ってそれを喜ぶ歓声と拍手の中に誰かの悲鳴が隠れている、その悲鳴はRoseliaのみんなかもしれない、私達自身かも知れないそう考えると、どうしても、歌詞が私達の事を歌っているのかもしれないとさえ思えてしまう。

 

いくつも答えを抱えながら悩んで私を知ることができるのだろうか?私達は曲を聞きながら自問自答する

「悲鳴が隠れているなんて考えもしないわよね」

「その悲鳴は私達かもしれないんだよね?」

「他の誰かかもしれないですよね」

「耐える理由を探しながらいくつも答えを抱えながら悩む事が自分を知れるなんて誰も思いませんよね」

「いつか自分自身を本当の意味であこ達は知れるのかな?」

そんな話をしながら曲のラストを聞いていく

 

 

 

 

 

『誰の心に残る事も目に焼き付くことの無い今日も

 

雑音と足音の奥で私はここだと叫んでいる

 

 

 

水平線が光る朝にあなたの希望が崩れ落ちて

 

風に飛ばされる欠片に誰かが綺麗と呟いてる

 

 

 

悲しい声で歌いながらいつしか海に流れ着いて光って

 

あなたそれを見るでしょう

 

あなたはそれを見るでしょう』

演奏を終えた俺は再び話し出す

 

「次がラストの曲になります!この曲を通して皆の夢や目標を応援させて下さい!じゃあ聞いてください!夢」

 

『あの日描いた夢はいつだって僕たちを待ってる

さぁ追いかけて追いかけて今から迎えに行こうその先へ

 

自分の限界を勝手に定めて''無駄な努力''とあきらめてた

転ばないように傷つかぬように立ち止まっていた

そこから見えている景色は何も変わらない毎日だ

例えば一歩踏み出したらきっと変わるはず

 

あの日描いた夢はいつだって僕たちを待ってる

向かい風に吹かれたってそこで待っているのに

夢から遠ざかっていたのは僕たちの方だろう

さぁ追いかけて追いかけて今から迎えに行こう

走り出せその先へ』

 

ガールズバンドリーダー視点

「夢の場所は変わらないんだよね」

「そうね、私達が夢を迎えに行くのよね!」

「自分達で掴めるように立ち止まってないで踏み出さないとなんだね!」

「追いかけてこっちから迎えに行かないとダメなんですね」

「その為に無駄な努力と諦めないで進まないといけないのよ!」

曲が教えてくれる夢の場所や夢の掴み方それぞれが違う目標があってそこへ向かって努力する私達が演奏を通して感じられた

 

『目を逸らさないで人のせいにしないで

もう年だからとかじゃないだろう

自分を信じて前だけを見てそう進んでいこう

胸の中詰め込んだ希望とそして消えない情熱を

持ち続けた人にだけチャンスはやってくるはず

 

 

あの日描いた夢はいつだって僕たちを待ってる

向かい風に吹かれたってそこで待っているのに

夢から遠ざかっていたのは僕たちの方だろう

さぁ追いかけて追いかけて今から迎えに行こう

走り出せその先へ』

 

各メンバー視点

「自分を信じて目を逸らさないで進んでいけばきっと叶うんだね夢って」

「そういうの良いよね!なんかひたむきさが伝わるっているかさ」

「そうよね、努力することの大切さ諦めないことの大切さがこの曲には詰まっているわ」

「そうですね、私も同意します。些細な事であきらめそうになることってあるけど、それでも諦めないことって大事なんだなって」

「この曲は言ってた通り光から皆へのエールなんだね!やる気っていうか頑張ろうって気が溢れてくるよね」

皆で話しながら曲を聞いていく

 

『果てしない道のりを見失いそうになるけど

一番大切なのは''今''を精一杯に生きることさ

 

思い描く未来はいつだって僕たちを待ってる

無くさないで見落とさないで小さな幸せを

 

 

あの日描いた夢はいつだって僕たちを待ってる

向かい風に吹かれたってそこで待っているのに

夢から遠ざかっていたのは僕たちの方だろう

さぁ追いかけて追いかけて今から迎えに行こう

走り出せその先へ』

 

演奏が終わると全員から拍手が送られた

「皆、ありがとう!今日のLIVEは大成功だよ!」

「こっちこそありがとうね楽しかったよ!」

「明日からは新しい学年になるわけだけれど、それでもこうしてまたLIVEしましょう!」

「もちろん!また皆とLIVEやるのを楽しみにしてるよ!」

「約束だよ!」

「うん!もちろん!」

そしてまたLIVEを開催する約束を交わし2年最後の日のLIVEは幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 




お久しぶりです!投稿遅くなってすみませんでした!
他にも作品を書いているとどっかが必ず追いつかなくなるもんですね( ̄▽ ̄;)
それでもまぁ引き続き書いていくので気長にお付き合いください次回から3年生編になるのでお楽しみにそしてアンケートの結果通りモニカも登場させるのでお楽しみに
次回「新学年と新たな出会いそして再会」

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