僕等が奏でる歌と音   作:凌介

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ポピパの皆が葛藤する中で光は自分のやり方を貫き皆を奮起させていく


第64話大事と大切と…

ポピパの皆を何とかステージに上げることはできたものの

俺自身もRASでのライブであれ、文化祭ライブであれ反省点は多いと感じていた。

ポピパの皆も葛藤はあるだろうと思いつつ俺は自宅のベランダから空を眺めていた

 

ポピパ視点

皆が皆それぞれの家で考え事に耽っていた

「……」

光さんのおかげで私達はステージに立つことは出来た

でも、光さんがいなかったら、私は文化祭のステージに立つことは出来なかったかもしれない、そう考えるとやっぱり

運が良かっただけなんだと思った

 

「おたえが修行に行くのもライブに出るのも応援したのは

私らなんだよな…」

そう呟きつつ盆栽の剪定をしていると間違えて別な枝を切ってしまった

「やっべぇ!多摩川の枝が!」

 

「……不安がってる場合じゃないよね…

私達なら大丈夫だよね…ですよね…光さん…」

どうしてもあの人に頼りたくなってしまう

 

「私何ができるのかな…?」

私はいつも引っ張ってもらう側だったけど、私も何かしてあげたい

 

「……」

考えても考えても、光さんのおかげってのが一番最初に思い浮かぶ、まずはやっぱりお礼言わないとだよね

 

次の日

 

学校では文化祭の話題で持ち切りだ何よりもロックのギターが噂になっているようだ

「そんなに凄かったんだ、ロックのギター」

「かなり凄かったんだよ!光、負けてるんじゃない?」

「俺は競ってるつもりは無いよ」

「まぁ、光は光だしな」

「高人、フォローになってねー」

「ひ〜くんも聞いたらビックリすると思うよ!」

 

その頃ロックのクラスでもロックのギターの話題で持ち切りだった

「昨日の六花すごい噂になってるね」

「リサ姉もビックリしてたしあこもすごーいって思ったよ!」

「ポピパさん達大丈夫かな…私…会ったら上手く声掛けられん…」

「きっと光兄ぃが何とかするよ!」

「光さん?」

「光兄ぃはいつも誰かのために演奏してるから、今回もきっと平気だよ!だって光兄ぃだもん!」

そう言われるとそうかもしれないと思えてしまうから不思議だ

 

ポピパside

「おたえーおはよう」

「おはよう」

「あぁいい天気だな…」

「ごめんなさい…文化祭ライブ…」

「別に怒ってねぇよ。お前だって頑張ってたろ?

沙綾にだけは謝っとけよ。一番楽しみにしてたのアイツだからさ」

「ごめん…」

「だからいいって!いくぞ!」

そして昇降口で沙綾に会った

「沙綾」

「おはよう」

「おはよう…」

「おたえちゃん大丈夫?」

「文化祭ライブごめんなさい」

「そんな謝らないで、今日いっぱい沙綾ちゃんちのパン買ってきたからお昼一緒に食べようね」

「間に合ったから良かったものの心配したんだからね」

「うん」

正直もっとギスギスするかもしれないと思ってた

私は周りの皆に恵まれてるなと思った

 

昼休み

 

「やっぱり沙綾ちゃんちのチョココロネは美味しいね」

「さっすが山吹色のお菓子だねー」

「今日燐子先輩いるかな…」

「いるんじゃね?」

「謝りたい」

「うん、助けてくれた皆に全員でお礼に行こう!」

「私一人で行く。迷惑かけたのは私だから」

「みんな一緒にだよ」

「私たちみんな助けて貰ったんだもんね」

こういう時皆の優しさがとてもありがたかった。

私達は燐子先輩達の所に向かった

「失礼しまーす!」

「あれ?いない…」

「教室かなぁ?」

私達は生徒会室内を探すと奥の方に燐子先輩はいた

「あ、いた」

「ひっ!な、なんです…?」

私達は皆で燐子先輩にお礼を言った

「ありがとうございました」

「お礼なんて…私達こそもう少し時間をちゃんと作ってあげられたらって…それに、お礼を言うなら光君に行ってあげてください、全部彼が作った時間ですから」

「それでも!ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」

「そんなこちらこそ」

「こちらこそ」

「こちらこそ」

「いつまで続くんだ」

 

それから放課後も繋いでくれた皆にお礼を言いに行った

 

「ご迷惑を」

「いいって!お姉ちゃんもかっこよかったし結果オーライ!」

「そうですよ!」

「それに、皆から言われてるかもしれないけど、お礼なら

ひ〜くんに言ってあげて!絶対間に合わせるんだって意気込んで皆に頼んでたのはひ〜くんなんだから」

「そうね、光がいなかったら多分おたえちゃん達間に合わなかったでしょ」

「私達よりも光君がその言葉を待ってるはずだよ!」

「でも、彩ちゃんもひ〜くんからカバー曲で繋いでって指示がなかったらやばかったんじゃないかな〜」

「ひどいよ日菜ちゃ〜ん」

 

私その後私達はcircleに向かった

 

「りんりん17分遅れてるそうです」

「分かったわ」

「あの!友希那先輩!」

「何かしら?」

「昨日の文化祭ライブ助けていただきありがとうございました」

「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」

「次はないわよ!それに私達じゃなくて光に言うべきね」

「その光先輩は?」

「今日は親の知り合いがやってるスタジオに顔出すって言ってたからここにはいねーよ」

「そうですか…ありがとうございました」

そうして私達はcircleを後にした

 

Roselia視点

「意外ですね。もっと厳しく言うかと思っていたので」

「遅れた原因は分かってる。それで許されるわけではないけれど」

「前 私たちと光にプロデュースを申し込んできた子覚えてるかしら?」

「あぁ あのちっちゃい子ね」

「RAISE A SUILEN。そのファーストライブが文化祭と同じ日にあったの。花園さんと光はサポートギターを務めていた

光がある程度融通聞かせたからまだ良かったものの彼女だけだったら間に合わなかったでしょうね」

「もう主催ライブか…」

「''その音楽はガールズバンド時代のニューリーダーになる存在だろう''だって光の事は書いてないね」

「光君はあまり表に出ない方が良いと判断したのではないかと思います」

「かもね」

 

ポピパ視点

Roseliaの皆にお礼を言ったあと旭湯に来てロックにお礼を言う

「助けてくれてありがとうございました」

「あ、あの…!」

「ギター凄かったよな!」

「えーそうなの!?」

「そそそ、そんな…ポピパピ…なんかあの…!」

「わぁっ!」

「ロックー!」

「ロックちゃーん!」

そんな感じで旭湯を後にした帰り道

「全員にお礼言えて良かったね」

「光さんには会えなかったけど、こんなにいっぱいの人が助けてくれたんだ…」

「蔵行く?」

「先に行ってて。私行かなきゃ行けないところがある」

私はやっぱり皆とポピパとしてバンドがしたい

その事を伝えるためにチュチュの所に向かった

 

RASside

ファーストライブの反響は思った以上だった

「イエス!狙い通りに…いえそれ以上の大反響よ!」

「おめでとうございまーす!」

「光!あなたも良くやったわ!次のライブはあなたをメインにしても良いくらいよ!」

「大袈裟だな、それに来てそうそうにそんなこと言われてもね」

「まぁ、それもそうね!マスキング、ケーキ焼いて」

「焼かなくても買ってきたよ!種類はバラバラだけどね」

「気が利くわね光!ショートケーキはあるかしら?」

「あるよ!パレオ、悪いんだけど皿とお茶の用意お願いできる?」

「お任せ下さい!」

そうしてティータイムを楽しんでいるとおたえがやってきた

「来たわね。タエ・ハナゾノ。あなたもすっごく評判いいわよ。次の主催ライブでギターソロも考えてるもちろん光もね!」

「光栄だね」

「お話があります」

「OK、最っ高に気分がいいから何でも聞いてあげる!」

「RASのサポートギターをやめさせてください」

おたえは頭を下げる

「えっ…」

「パードゥン?」

「RASのサポートギターをやめさせてください」

「Why?ハナゾノどうして?」

「私に力が足りませんでした…。

RASの音楽はすごいと思います。

こんな音どうやったら出せるんだろう?…

こんな風になりたい…」

「ここでなら成長できると思ったんです。だからこんなすごい人たちの中で修行できれば…」

「修行?修行って言った?」

「私は本気でやってるの!そんな素人の腰掛け程度でやられると大迷惑なのよ!」

「違う」

「そうでしょ!?」

「ちょっとやってダメならすぐやめるなんて

あなた自分勝手すぎるんじゃないの?

やるなら何もかも本気でやりなさいよ!」

「チュチュちょっといい?」

「頭冷やしてきなさい」

「レイ、おたえ頼むね俺はチュチュと話してみる」

「わかった」

レイにはおたえを連れて外に出てもらった

「チュチュ、元々サポートって約束なんだしさ、それにおたえにはおたえのバンドがある、それをわかってやってくれるとありがたいけど」

「光はどっちの味方なわけ?あなたはバンドはやらない代わりにサポートならいくらでもって言ったわよね?」

「そうだね」

「あなたも遊びだと思ってる?」

「逆に質問するけど俺が遊びでやってるように見える?」

「見えないわね…少なくともあなたは自分が出来ることと出来ないことをわきまえてる、だからこその意見ってわけね」

「あぁ、チュチュの言い分もわかるけどおたえの気持ちもくんでやってくれ」

「考えておくわ」

「今はそれでいいや」

俺はとりあえずこれからに向けて動く事を決めた

 

 

おたえ・レイ視点

「チュチュはああ言ってたけどはなちゃんが本気でだったのは分かってる。ライブのお客さんの歓声すごかったでしょ?はなちゃんの本気が伝わったからだよ」

「私、周りに助けられてばっかりでさ、今回も光先輩がいなかったら文化祭ライブは間に合わなかった、皆にたくさん助けられて実感した、力のなさ…光先輩はいつも私を助けてくれるから」

「頼りすぎてるってこと?」

「うん、甘かったとおもう。必要だと思うこと全部やりきらないと主催ライブはできないと思ってたけど…」

「Poppin’Partyに戻ってはなちゃん」

「ごめんなさい…光先輩にもお礼言わないと」

 

RAS視点

「今やめるなんてクレイジーだわ!伝説は始まったばかりなのに!光はとても素晴らしい人材よ!でも、皆が光に引き摺られるわ!だからこそ!彼には力をセーブさせないといけないの!それがもどかしいわ!」

「あいつらは元々サポートって話だったろ、光が残るだけマシだろ」

「残念です。レイヤさんもはなさんが入って喜んでたのに」

「きっとわかってくれるさ、俺は必要ならいつでも手を貸すしさ!」

「チッ…」

 

 

それから俺はおたえと一緒に有咲の家を訪れていた

 

「RASをやめるってちゃんと話してきた

ただ最後に1回だけど主催ライブがあるからそれだけは出てって光さんも出るみたい」

「そのライブ私も見に行っていい?」

「まぁ気になるしな」

「私も行く沙綾ちゃんは?」

「私も」

皆でおたえのライブを観に行く事にした

 

レイ・ますき・光side

レイが落ち込んでいるように見えたので俺達は声をかける

「ほら。パレオが心配してたぞ。泣いてるんじゃないかって」「泣かないよ。前に花ちゃんと約束したから」

「また会おうって?」

「まぁ、そんなとこ」

そう言ってレイは話してくれた

昔の事を…

「ミュージックスクールの子?」

「うん。歌う?」

「ダメ。歌い方が子供らしくないから」

「そうなの?」

「はい」

そんな私にはなちゃんが飴をくれた

 

「はなとバンド組んでたのか」

「組んでない」

「え?」

「親の転勤で引っ越すことになって…」

当日はなちゃんは見送りに来てくれた

「はなちゃん…」

そして再会した時に歌った曲をあの時初めて歌った

「歌いながらはなちゃん目がウルウルしてて、また絶対戻ってこようって思った」

「今からでも引き留めろよ」

「それはダメだよますき」

「うん、また会えたからそれでいい…」

ますきは自分の目元を覆う

「泣かないで」

「泣いてねぇ」

「別に泣いてもいんじゃない?」

「「え?」」

2人の声が重なる

「俺さ、泣き顔をみられるのが恥ずかしいとか思う気持ちはわかるけど、泣く事を恥ずかしいとは思えないんだ、むしろ泣くだけ泣いて吹っ切ったら良いじゃん」

「ならさ、光君、私達を涙させて音楽で!」

「お前が知ってる沢山の曲の中から思わず泣きたくなるような曲を聞かせてくれよな!」

「わかった」

俺は演奏の準備を整えてルミナスの姿になり話し出す

「こんばんは、ルミナスです。今日は2曲程思わず涙したくなるような曲を演奏します。聴いてくださいオレンジ」

 

俺はキーボードを弾きながら歌っていく

 

『小さな肩を並べて歩いたなんでもない事で笑い合い

同じ夢を見つめていた

耳を澄ませば今でも聞こえる

君の声オレンジ色に染まる街の中

君がいないと本当に退屈だね

寂しいと言えば笑われてしまうけど

残されたもの何度も確かめるよ

消えることなく輝いている

雨上がりの空のような心が晴れるような

君の笑顔を憶えている思い出して笑顔になる

思い出して笑顔になるきっと二人はあの日のまま

無邪気な子供のまま巡る季節を駆け抜けていく

それぞれの明日を見て

一人になれば不安になると

眠りたくない夜は話し続けていた

君はこれから何を見ていくんだろう

私はここで何を見ていくのだろう

沈む夕焼けオレンジに染まる街に

そっと涙を預けてみる

何億もの光の中生まれた一つの愛 変わらなくても

変わってしまっても君は君だよ心配無いよ

いつか二人が大人になって素敵な人に出会って

かけがえのない家族を連れてこの場所で会えるといいな』

 

レイ・ますき視点

 

思い出が蘇る昔のまだ幼かった私達の思い出はなちゃんと初めて会った日初めて一緒に演奏した日が呼び起こされる

「懐かしいような少し悲しいような」

「だな、さすが光だぜ!」

涙を堪えて笑っている私達がそこにはいた

 

『雨上がりの空のような心が晴れるような

君の笑顔を憶えている思い出して笑顔になる

何億もの光の中生まれた一つの愛

巡る季節を駆け抜けていくそれぞれの明日を見て

それぞれの夢を選んで』

 

1曲目の演奏を終えて話し出す

 

「1曲目はオレンジ、懐かしい思い出や今の二人という存在を感じる曲です。このまま2曲目にいきます。

2曲目は泣いてもいいですか」

 

俺は再びキーボードを弾いて歌っていく

 

『「今日だけ泣いてもいいですか…」』

 

俺は優しく音を奏で歌っていく

 

『僕らは旅の途中出会った未完成なままの二人

何故か時々空見上げるのは君の心が穏やかなとき

笑顔になれるまで待っている

 

今日だけ泣いても構わないですか 明日から泣かずに生きてくから

別れの時がもうすぐ来るんだね夏の終わりの夕陽のように

切なく輝く君を見送る』

 

レイ・ますき視点

私達の頬を涙が流れた

「涙堪えられないや」

「あたしもだ、拭いても拭いても涙が流れてくる」

曲はまだ中盤なのにこんなにも涙が溢れたのは初めてだった

 

 

『希望に満ちてる今日の君夢が叶いますように

君の影でエールを贈る

野に咲く花が咲き誇るように 喜びの種を蒔くのさ

 

別れの悲しみすればするほどに人は優しく逞しい姿

君に出会う為生まれてきたんだ でも…いいんだ…ありがとう

 

切なく輝く君を見守る

 

君と出会った日の事忘れやしないよ

優しい自分に出逢えた奇跡も君が居てくれたから

 

今日だけ泣いても構わないですか

明日から泣かずに生きてくから

別れの時がもうすぐ来るんだね夏の終わりの夕陽のように

切なく輝く君を

 

別れの悲しみすればするほどに人は優しく逞しい姿

君に出会う為生まれてきたんだでも…いいんた…ありがとう

 

切なく輝く君を見守る

 

「今日だけ泣いてもいいですか」

「今日だけ泣いてもいいですか」』

演奏を終えたタイミングでレイが言った

「泣いてる場合じゃないよね!笑ってはなちゃんをポピパのみんなの所に帰してあげないと」

「だな!はなとの最後のライブ楽しむとするか!」

「俺はいつでも手を貸すしさ、今は笑っていよう」

「うん、ありがとう」

そうしてその日は解散した。

 

俺はおたえに付き添い有咲の家に行き主催ライブの会議に参加した

「主催ライブは新衣装でいきます!」

「おぉー!」

そうして絵を見せてもらう

「地味じゃね?」

「こんなの足したりとか?」

「これは?」

「おぉ!」

「いい!」

「私ね服に何か飾り付けたいな」

「リボンとか?」

「いっぱい付けよう!」

「じゃあここに付けよう!」

「いい」

「これは?」

そんなこんなで皆が色々描き足したためものすごく変なものが出来上がった

「出来てしまった…!」

「ダメだこりゃ…」

「これは没だね」

そんなこんなで衣装は改めて決めることにし今日は解散した

 

次の日

俺はチュチュ達RASの方に顔を出していた

《ストップ Stay!待てマスキング!》

「あぁ?」

《また入り込んでた》

「ここには必要な音しか存在しないの」

《Simple is best!究極の音を出して 光!ハナゾノと変わってギターに入りなさい》

「はいよ!」

そうして明日に向けての調整を行いその日は終了となる

 

「OK!明日の主催ライブがRAISE A SUILENの礎となる!気を引き締めるのよ!」

「Yes」

「あぁ」

「はい」

「もちろん」

「タエ・ハナゾノあなたはラストなんだから有終の美を奏でるのがマスト」

「有終の美は飾るんですよ、ご主人様」

「Wantever!」

「Oncemore」

「パレオ!」

「やめてくださーい」

「やめなって2人とも!」

声こそかけるが本気で止めはしない、なんだかんだ楽しそうだと思うから

そんなこんなで皆解散し明日に備える形となった。

 

次の日

ライブ当日

 

「Roseliaがやった所だよね…?」

「わぁ…!」

「ここはdubと言ってですねキャパ1000人を超す、音響と空間にこだわり抜いた屈指のライブハウスなんですよ」

「麻弥さん!」

「香澄さん!」

「イヴちゃんも来たんだ!」

「麻弥さんに誘われたので」

「このバンドすっごいドラマーがいるんですけど1人じゃ心許なくて」

「生贄です!」

「もう主催ライブなんだ…」

「結成してそんな経ってねぇだろ?」

「dubは業界関係者の注目も高いですしここでやるのは一つのステータスです」

麻弥さんの解説を聞きながら中に入るとすでにかなりのお客さんがいた

「もうファンの人がこんなに」

「メンバーにあの二人と光君がいれば当然っす!

ベースボーカルのレイさんとドラムのマスキさんは自分より

一つ年下なんですが…」

「私たちと同い年だ」

「とにかくやたら上手いんですよ!

どっちもサポートしかやったことないんですけどね」

「上手なのにですか…?」

「レイさんはどれだけ誘われても仕事に徹してる感じで。

だから今回の加入はちょっと驚きで

マスキさんに関してはまぁ…狂犬です」

「狂犬?」

「すごくおかずが多いんですよね!」

「おかず?」

「即興の音数が多いってことです

隙間があればガンガン音入れていくんですけど凄すぎてみんなついて行けなくてドラムソロになるというか…」

「力尽くで首輪付けても首輪ごとバンドを引きずり回す!

まぁ自分的にはそこがあまりある魅力的なんですけどね。

なんなら音源聴く限り光君や他のメンバーも相当…」

「お!始まりますよ!」

「出陣です!」

そうしてメンバー紹介が始まる

《ベースボーカル レイヤ!》

「アイツ和奏レイ!ミュージックスクールで一緒だった!」

《ギター花園!》

「ファンすげぇ…」

《ドラム マスキング!》

「うぉぉキングー!マスキさんの生演奏聴けるなんて最高っす!」

《キーボード パレオ!》

「あの方いつも握手会に来てくれる子です。

パスパレのイベントに合わせて

髪の色まで変えてくれるんですよ」

「えっ!?マジかよ!」

《ミュージックキング! ルミナス!》

「光さんだよ!」

「ここでもミュージックキングなんですね」

《We areRAISE A SUILEN》

そうして演奏が始まった皆が盛り上がる中でおたえとレイが背中合わせで向かい合い演奏する

それに合わせ他のメンバーもノっていく中で演奏が終わる

 

「ありがとう。そして…」

「花園です。告知にあった通り今日でサポートは終わりになります」

「ありがとー!」

「やめないでー!」

「はっ…!」

「短い間でしたが皆さんの前で演奏できたこと、温かい声援は忘れません!ありがとうございました!」

そうしておたえとレイが拳を打交わす

そして俺の出番となる

「さぁここからよ!ギター交代よ!ルミナス!」

「了解!」

俺はステージに立つ

「こんばんは、ルミナスです!俺の事を知ってる人も多くいると思いますが、今は、RASのルミナスとして演奏します!

改めてもう一度RIOTを聞いてください!」

そうしてRIOTを演奏していくさっきとはうってかわり静かになるが演奏が終わると一気に爆発したように歓声が上がる

そしてそれからも何曲か演奏しライブは終わりを告げた

 

ポピパ視点

「おたえ・かっこよかったね…」

「別人みたいだったな…」

「そうだね…」

「…」

皆でライブのことを話していた時チュチュがやってきた

 

「Poppin’Partyの皆さん初めまして。私RAISE A SUILEN

プロデューサーのチュチュと申します

タエ・ハナゾノを私にいただけませんか?」

俺たちの知らない所でまた波乱の予感がしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シーズン2の10話目になりますね、シーズン2の話も終わり近いですね、実はこの先の展開も考えてはいたんですが次でも良いかなと思いあえてこのまま終わろうと思います。
次回はシーズン2の11話目を書いていきますのでお楽しみに
次回「距離感と本音」

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