僕等が奏でる歌と音   作:凌介

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それぞれの思いが曲となり音が響くその瞬間を光は目にするのだった。


第66話皆の音と新曲

おたえが作った曲Returnsは皆が頑張った結果ポピパにしかない最高の1曲になった。

「完成!」

「すごい…みんなの歌になっちゃった」

「帰ってきたって感じ。ポピパに」

「イェーイ!」

「やべぇ」

「ふふっ」

「なっ!見んなー!温かい目で私を見んなー!」

「あはは」

「皆楽しそうでよかった。」

「よーしこのまま主催ライブまで一気にー!」

「ポピパ!ピポパ!」

「ポピパパピポパ!」

「香澄達の円陣は俺にはちょっと大変だ」

「でも、しっかり参加してくれましたし、先輩がいてくれて良かったなって」

「俺は何もしてないよ、ただ演奏しただけだし」

「その演奏に救われたんですよ」

「大袈裟だなぁ〜」

「先輩は私達がお礼したいって言ったら何を望みますか?」

「ん〜じゃあ、ライブが終わったらこの曲俺にカバーさせてよ、それと、出来上がったらでいいから香澄の曲もね」

俺は歌詞の書かれたノートを指先でトントンと叩いて言った

「こう言ったらあれですけど、そんなんで良いんですか?」

「他に何を望んでいいのか分からないからね」

「それはそうですけど…それがお礼って言うのもなって」

「ん〜じゃあ、夏休みにキャンプに行こう!前から計画しててさ、天体観測も兼ねて皆で星空の下でキャンプするの」

「それには賛成です!楽しそう!」

「じゃあ、それで良いよ!」

「もう少し欲深くなっても良いと思います。」

「正直お礼に多少無茶な要求されても、アタシら別に構わないって思ってたくらいですし、あたしはともかく、他の奴らはある意味先輩の力になれるならウェルカムって感じでしょうし」

「残念ながらお礼に無茶振りを望んだら俺個人はある意味

最低だと思うよ、それに…皆が心の底から望まない事を俺から願ったりはしないよ」

「まぁ、わかってて言った事ですけど…その辺紳士なのかはたまたヘタレと先輩を罵るべきなのか迷う所ですね 」

「俺としては紳士なつもりだけどね、まぁ、いいや!とりあえず。俺からのお願いとしては曲のカバーと夏休みの天体観測キャンプで良いし、後は皆に任せるよ!それじゃあね!」

俺はそう言って有咲の家を後にし自宅への家路を辿った。

 

次の日光side

俺達はポピパの主催ライブの事を話していた

「やっぱり光は最後なんだね」

「最後に出て自分達に繋いで欲しいってさ」

「ピッタリな役目じゃない」

「でも、なんで今回たかくんは出ない事にしたの?」

「ただ単に今回は光1人の方が良いと思ったってだけ、俺も出たって構わないけど、一緒に演奏するだけじゃなくて観客側としてライブのステージに立つ光を見たかったってのもあるけどさ」

「高人はこう言ってるし、俺は聴いてくれる人に全力の演奏を届けるだけだよ」

「まぁ、あなたが出る以上私達もいつも以上の実力を出せるでしょうし必要なら貴方と演奏出来るかもしれないしね」

「まぁ、あれだ、光がいれば大抵なんとかなるだろうよ」

「でしょうね、ところで曲は決まっているの?」

「一応ね俺は2~3曲で繋いでくれって言われてるからすぐ決まったよ」

「楽しみにしているわ、あなたは今回も色々考えて決めたのだろうしそれはきっといい影響を及ぼしてくれるだろうしね」

「まぁ、期待しててよ」

そう話しつつ昼休みを過ごすのだった。

 

昼休み花咲川side

 

私達ポピパの主催ライブに参加してもらうバンド事に

セットリストを預かっていた

「はい。パスパレのセットリスト」

「ありがとうございます!」

「わぁー!すごいしっかり書いてあるー!」

「事務所のスタッフさんと話し合って決めたんだけど、だんだんこう見せたいって話が膨らんできちゃって」

「本当なら光君にも見て決めて欲しかったんだけどね」

「皆の意見纏めるの得意だから、上手く収集つけてくれたりするのよ」

「いえでも分かりやすくてロックちゃん助かると思います」

「リハの予定などはまたメールで伝えてもらえる?場合によっては仕事で参加できない可能性もあるけど」

「わかりました。もし物販とか出すならその辺も打ち合わせしたいんですけど」

その頃イヴは有咲の家の卵焼きに御満悦だ

「美味しい!伝統を感じます!」

「伝統?まぁばあちゃんもばあちゃんのばあちゃんから教えてもらったって言ってたけど…」

「私も食べたい」

「お前はしょっちゅう食ってんだからいいだろ」

「毎日食べたい」

そうしていると美咲ちゃんと花音さんがやってきた

「お待たせー持ってきたよー」

「美咲ちゃん!花音先輩!」

「ハロハピのセットリストです」

「ありがとうございます!」

「これがセットリスト…」

「うちいつもこんな感じで…」

文字は一つもなく絵が書いてあるのみだったがそれを見て

香澄は指をさしながら一つ一つ答えていく

「うーん…えがおのオーケストラ、せかいのっびのびトレジャー、コロッケタイム、それからこれは新曲?」

「はいはい適当言う…」

「すごい正解!」

「合ってんの!?」

「ホントにすごいよ。これ解読できるの光さんだけだと思ってたし、戸山さんもハロハピ入らない?」

「えっ!?」

まさかの勧誘だったけど、皆が言った

「香澄はポピパ」

「そうそう絶対渡さないから」

「えへへへ…」

香澄は嬉しそうだ

「フラれたかー」

「あははっ!」

そんな感じで昼休みを過ごし迎えた放課後ギャラクシーで

Afterglowからもセトリを受け取った

「これウチのセトリ」

「ありがと」

「おぉー」

「詳細すごっ!完璧!」

「つぐのやつ商店街ライブも文化祭も企画書書いてたからな」

「超つぐってた」

「ちょっと見せて」

「おぉ、ウチもこんぐらい気合い入れて出さなきゃダメだよな」

「できたー!ポピパのセトリ!」

「見づらっ!」

「確かに見づらいね」

「え?光先輩!いつからそこに?」

「ついさっき、とりあえず、これじゃあわかんないよ」

「先輩の言う通りだ!分かんねぇよ!」

「えぇ!?」

「ポピパさんパスパレさんアフターグロウさんとハロハピさんと…あとはロゼリアさんだけですね」

「俺のは持ってきたからね」

「ロゼリア出ないの?」

「前に香澄ちゃんが一度誘ってくれたけど…返事もまだもらってなくて…」

「文化祭の後お礼言いに言った時に''次はないわよ''って、それから私達以上に光に感謝なさいって言ってた」

「遠回しに断られたのかも…」

「もう一度ちゃんと頼みに行こう!」

「俺も行くよ!この後バイトだし多分circleにいるだろうしさ、もしあれなら俺からも頼んであげる、俺もRoseliaと一緒にやりたいし」

「ありがとうございます。でも、私達から直接頼んでみます!だって私達の主催ライブですから!」

「わかった、とりあえず目的地は一緒だし、一緒に行こう!」

そうして俺達はcircleに向かった。

そしてcircleに着くとそこにいたRoseliaの皆にライブに出てくれるようもう一度お願いをする

「次は迷惑かけません」

「みんなでドキドキするようなライブにしたいんです」

「お願いします!」

「ロゼリアのみなさんと一緒にライブしたいです!」

「わかったわ」

「え?」

「何を驚いた顔をしているの?」

「これロゼリアのセットリストと図です」

「出て…くれるんですか?」

「えぇ。文化祭の前にオファーをもらったと

湊さんから聞いていましたから。私たちはそのつもりで準備していました」

「友希那ってば超真剣にセトリ考えてたんだよ。気合い入りまくり」

「そういえば電話でのアレってそういうことだったんだ」

「当然よ。Roseliaが出るということは最高のライブでなければいけないもの、光に繋ぐ以上尚更ね」

「覚悟はできたようね」

「はいっ!」

「ふっふっふ…大魔姫あこもあの日より更なる力を身に着けておるぞ。果たして我が魔力に…ん〜と光兄!」

「我が魔力にせいぜい恐れ戦かずにいるがいいかな」

「それだ!」

「あこ、光も来なさい」

「はーい!頑張ろうねみんなー!」

「じゃあまたね!」

俺はRoseliaの練習に付き添うため友希那達について行った

 

ポピパside

「タイムテーブル急いで作らなきゃ!」

「バンド順決めて、リハ時間考えて衣装は?」

「これから頑張る!」

「ヤバーい!忙しい!」

「練習ももっとしよ!」

「ばあちゃんに夜食頼んどくわ」

「あ、うどんがいい!」

その後ライブの打ち合わせのためにギャラクシーを訪れていた

「2回出演ですか?」

「そう!最初にドーンって出て最後にReturns!」

「わぁ!」

「お前Returnsって言いたいだけだろ」

「あとはステージからパッ!」

「私もやりたい!」

「おいでおいでー!」

「りみりんはどう?」

「うん!」

「毒されんな!」

「2回出るってあんまり聞かないけど本当にいいのか?」

「一度のライブでポピパさんが2回も見られるなんてありがたいです…ありがたい…」

「あ、いいんだ」

「有咲ー!沙綾ー!2人もおいでよー!」

「そう言わずに!」

「ちょっとおい!」

「ほらほら行くよー!」

そう言って沙綾は有咲を引っ張って行きステージに上がる

「ジャーンってバーンってReturns!」

「ロック?」

「あ、すいません」

「どうかした?」

「いえ…えっと…なんかいつものポピパさんだなって。

見てたらなんかホッとしちゃってやっぱりバンドっていいですね」

「ロックもポピパ入る?」

「3人ギター」

「おぉー」

「そ、そんなとんでもないです!とんでもないです!

ポピパさんはやっぱり5人でポピパさんで私なんかが入っちゃったらポピパさんじゃなくて…!」

「えーポピパはポピパだよ」

「ダメですダメですー!」

 

その頃外では

「ふーん、ここがGALAXY?」

「はい!地下のお店ですね」

話しているとPoppin’Partyの皆が出てきた

「じゃあ私と沙綾で商店街の方」

「うん。気を付けて配れよ」

「やってるわねPoppin’Party」

「チュチュ、パレオなんで…」

「陣中見舞いに来ましたー!」

「陣中見舞い…」

「はい!皆さんで食べてくださーい!」

「おっ!」

「何企んでるんだ?お前」

「Nothing!私は心の広いプロデューサーよ。

あなたたちの主催ライブが最高のものになるよう期待しているわ」

「最高のライブでこそタエ・ハナゾノが有終の美を奏でられるというもの。その上で私のものになってもらうから」

「あぁ!有終の美は飾るものですがチュチュ様は音楽とかけて奏でると…」

「Noパレオやめて」

「なんだコイツら…」

「とにかくあなたたちのライブは応援しています。困ったことがあれば力になりますので」

「Good Luck」

「あっ…待って!」

「ん?What?」

「RASで過ごした時間はすごく刺激的でした。

みんなで高め合って何度も痺れた。会えてよかった。

一緒にライブできて嬉しかった」

「でもごめんなさい。私はRAISE A SUILENのギタリストにはなれない。私はPoppin’Partyのリードギターだから」

おたえはポピパの仲間といる事を選びRASへの誘いは断った

「はっ…」

「ありがとうございました」

「そう。行って…」

「え?」

「どこかへ出かける気だったんでしょ。早く私の前から姿を消して」

そしてポピパの皆がいなくなったのを確認し叫ぶように言った

「Why!?どうして!?私のバンドよりも子ども同士のお遊びみたいなバンドがいいって言うの!?信じられない!友希那も花園もバカじゃないの!」

そうしてチュチュがカラーコーンを蹴ろうとするのをパレオが止める

「チュチュ様いけません!蹴るならパレオを!パレオをー!」

「私を誰だと思ってるのよ!」

 

ポピパside

「辛いこと言わせちゃった…」

「ううん。言わなきゃいけないことだから」

「おたえ…」

「まぁ、本音を伝えることは時に誰かを傷つけるかもしれないけど、それでも言わなきゃ伝わらないこともあるよ」

「光先輩!来てたんですか?」

「入れ違いにならなくて良かったよ、Roseliaの練習終わったから皆に合流しようかなって思っててギャラクシーにいなかったら連絡しようかなって思ってたとこ」

「じゃあ色々相談に乗ってください!」

「もちろん」

「それとおたえ、ありがとう」

「チュチュたちにもライブ楽しんでもらいたい」

「うん。頑張ろう」

 

 

その頃RASside

「まだライブも終わってねぇのに気が早いよな」

「はなちゃんは戻ってこないよ」

「チュチュのやつイチゴケーキ好きだったよな。作ってやるか。お前は?」

「ホットミルク」

「温めるだけじゃねぇか」

「本当に良かったのか?」

「え?」

「あたしらはさ確かに光のやつのおかげで気持ちに区切りっていうかそういうのはつけられたけどさ…お前自身無理してるとこあんじゃねぇかなって」

「また会えたからそれでいいし、泣きたい時はまた光君になにか歌ってもらうよ」

そう言ってレイは笑ってた

 

ポピパside

あの後皆で香澄の家に集まりライブの準備の最終確認をする事になり俺もお邪魔している

 

「こんばんは」

「ごめんね急に押しかけちゃって」

「ライブの準備合宿するんですよね?」

「今夜は徹夜!」

「俺はキリのいい所で帰るけどね」

「先輩も泊まっていけば良いのに」

「さすがにそうもいかないかな、1男子としては女の子達に囲まれて悪い気はしないけど、変に皆を不安にさせたくないしね、それにロックがいれば大丈夫でしょ」

「六花」

「お、お邪魔します」

「あれ?今日バイトじゃなかったっけ?」

「今日もバイトでポピパさんと先輩も含めて打ち合わせしててそのままなんか流れで…」

「連れてきちゃった」

「俺も巻き添えって感じでね」

「ふーん光先輩は普段交流ないからともかく、私が誘っても全然うちには来てくれなかったのに」

「だって!プライベートで先輩の家に行くなんてファンとしては失格かなとか…」

「六花のおたんちん」

「えぇー!」

「おたんちんってなに?」

「知らね」

「仲良しだね」

「先輩は意味分かります?」

「確かまぬけとかおバカとかそういう意味だった気がするよ」

そんな話をしながら俺たちはさっそく会議を開く

そして気が付くとロックは眠っていた

「ロックちゃん寝ちゃった?」

「今日1日ずっと付き合ってくれたし疲れたよな」

「ポピパの皆の力になれて嬉しいのかもね」

「お疲れ様」

そうして会議を再開する

「続き続き。新曲どこに入れるのがいいかな?」

「新曲っていえばさお前なんか頑張ってたよな」

「え?」

「曲。あれどうなったの?」

「え?」

「なにそれ?」

「聴きたい聴きたい!」

「そういえばそうだったね、Returnsともう一曲カバーさせてってお願いしてたし」

「まだ途中で…」

「どこにあるの?」

「えー…」

「俺も聴きたいな香澄、お願いできる?」

「わかりました」

そうして香澄は歌い出す

「ラララー♪ゴゴゴーときめこうみんなでー♪

願い事を拾い集めてー♪夢の歌をつくーろうー♪」

「一番大事なこの気持ちー叫ぶわー♪今すぐにー

ありったけカバンに詰め込んでー♪

キラキラーの未来へー♪」

「どう?」

歌い終えて感想を求める

「可愛いー」

「光るものがある」

「うん。私好きだな」

「歌詞はちょっといじんなきゃだとは思うけど…なんで言わなかったんだよ?」

「だって他にいい曲できちゃったし…」

「この曲も完成が楽しみだよ、是非ともカバーしてみたいね」

「この曲もすごくポピパらしいよ!主催ライブでみんなでやりたい」

「じゃあやろっか!」

「うんやろう。やらなきゃ!」

「香澄辞書出して」

「え?」

「香澄語翻訳しなきゃだろ」

「ホントに大好き止まらないよー!」

「やめろー!」

「有咲ー!」

「アッハハ、やっぱり仲良しだね皆」

「ロックちゃん起きちゃう」

「シーッ!」

その後ももう少し会議を続けるようで俺はその様子を見て香澄の家を後にして帰宅した

 

そして次の日ポピパside

ライブのチラシを配っていた

「ライブ良かったら遊びに来て」

「香澄!私にも配らせて!」

「ありがとう!」

りみちゃんも燐子から教わり衣装をつくっていた

「あの…ありがとうございます。何から何まで教えていただいて」

「いえ。バンドの衣装作るのは楽しいですから」

「かわいい」

それからも準備は着々と進んで迎えたリハの日

俺の出番は最後にしてもらい皆の様子を見ていた

そして現在はロゼリアがリハの最中である

「お姉ちゃんカッコイイー!」

「日菜ちゃんリハだから邪魔しちゃダメだよ」

「あこー!カッコイイぞー!」

「…」

「2人共落ち着いて、声かけるだけじゃなく見届ける事も大事だよ」

「はーい」

そしてポピパの出番となりポピパのリハが始まる

そしてReturnsが歌われるボーカルは変わらず香澄だ

「やっぱりいいな、この曲」

「わぁー」

「おぉー」

皆も感動していた

そして演奏が終わり俺の出番となる

「リハの最後は光先輩!お願いします。」

「了解」

俺は前もって頼んでいた通りキーボードとギターをセッティングしてもらう

「先輩今回はギターオンリーなんじゃ…」

「きっとなにかする気ね」

「演奏曲変えるんですかね」

話し声が聞こえる中で話し出す

「じゃあ改めて、光です。このリハの場を借りて皆にエールを送ろうと思います。聴いてくださいBrave」

俺はキーボードを演奏しながら歌っていく

 

『出会いと別れを繰り返して 地図にないこの道切り開いて

君の手に溢れたものは 描いたMy lifeは?

心の中に沸き出す物と 心の底にしまった物で

さあ勇気の旗を広げ そうI'mgonna make it,feeling you…

Ah夢のまた夢で届かない いつか描いたものを

この手に掴むまで 歩き続けていこうか

 

僕らならできるって思いながら闘って

新しい未来をイメージすればいい

あの虹を渡って まだ見ぬその先へ

自分を信じて始まったばかりさ

 

無理して我慢して生きてても 明日はやってくるけど笑えない

誰かと比べる必要なんてない キミはキミのままでいいんだよ

 

笑顔と涙を繰り返して 街のノイズにちょっと疲れて

時々自分がどこにいるか 見失ったりもするよ

その時は少し立ち止まって 大きく息を吸い込んでみて

たいした事じゃないよって 笑えるから take a lil step

 

Ah何かが始まる予感 左足を一歩前に

荷物は持たないで いけるところまでいこう

 

曲がりくねった道だって ゴールにつながってるって

そう信じながら スタートすればいい

過去の涙だって 笑い飛ばせるくらい

輝く未来のために進もう

 

転んだってまた立ち上がればいい 小さな勇気でこの道も変わるさ

いつか花を咲かせる日まで胸に抱いだ夢を信じて』

 

ポピパ視点

「僕らならできるって思いながら闘って新しい未来をイメージすればいいだって!」

「自分達を信じてって言われてるみたい」

「歌詞が心に響くとか刺さるって言葉はこの人のためにあるものなのかもな」

「きっとそうかもしれないね!」

「言えてる」

そうして皆で笑い合う

 

 

『ボクにだってできることがあるってキミが勇気をくれたから

もう恐れないよ もう迷わない

いつか今の自分に胸張って笑って手を振れるように

今ここから始めよう

 

僕らならできるって 思いながら闘って

新しい未来をイメージすればいい

あの虹を渡って まだ見ぬその先へ

自分を信じて 始まったばかりさ

無理して我慢して生きてても 明日はやってくるけど笑えない

誰かと比べる必要なんてない キミはキミのままでいいんだよ』

 

ラストまで演奏し終えた俺はギターを手に取り話し出す

「次の曲にいきます。次の曲も俺からのエールソングです

聴いてくださいフェアリーテール」

 

『憧れた空で咲(わら)う花は

いつだって照らすよ 変わり続ける明日へ

 

夢を撒いたんだ 不揃いな人生に

生まれるその芽が輝くようにと

転んでしまったんだ 跳ねる泥にまみれ

枯れそうな正義が絡みつくから

 

大嫌いだ 希望を断ち切る言葉が

自由を掲げて足掻いた 導くんだ

新たなステージへ

 

舞い出した 花びらが肌を撫で宿した

モノクロの景色をそっと彩り寄り添う言葉

掌の宇宙も蕾綻ぶから

まだ やめないで 飛びたって

 

影が咲いたんだ 空を見るこの手に

夢を繋ぐ炎に水を差したんだ

今ある幸か その先にある幸か

摘まれ戻らない現実を眺めていたんだ

 

押し寄せる 無謀だと笑う声が

愁いに溺れて もがいた 這い上がるんだ

闇を越えて

 

いつか 同じ痛みで傷つき泣く君が

折れないで闘えるような火を胸に灯すから

君が笑っていられるようにぼくも笑うよ

もう 消さないで その火を』

 

ガールズバンドリーダー視点

 

「現実と向き合っていきつつ夢を信じる事の大切さを歌ってるのかしらね」

「きっとそうだよ、光君からのメッセージなんだよきっと」

「本当に素敵ね光が選ぶ曲はどれもこれも素敵!」

「それには同意します。あたし達だって何度も励まされて来ましたから」

「世界がキラキラして見えます!」

それぞれの思いを言葉にしつつ曲を聴いていく

 

『憧れた空で咲(わら)う花は

時に眩しすぎて目を逸らしてしまうけれど

終わらない旅で出会ったその光は

夢に刻んだ フェアリーテール

 

舞い出した

花びらが肌を撫で宿した

鮮やかな景色をずっと見守り寄り添う言葉

掌の宇宙も蕾綻ぶから

さぁ未来へ飛び込もう

これ以上ないくらいの生きた証を咲かそう』

 

 

演奏を終えて俺は話し出す

「ライブに向けてのエールになったらと思いこの2曲を演奏しました。主催ライブに向けて頑張ってね!」

「何から何まで光らしいわね、ただ言葉にするだけじゃなく曲を通して伝えるんだもの」

「ただ頑張れって言うよりこういう感じの方が良いでしょ」

「私達にとってはちゃんとしたエールに聴こえました」

「すっごいキラキラしてました!」

「たしかにな、あたしらにはいいエールだったな」

「うん!響いた!震えた!」

「すっごく励まされました」

「聴いててワクワクして楽しかったです!」

「私達この主催ライブを全力でやり遂げようと思います。」

そして最後にロックが俺に対して修正点などは無いかと聞いてきた

「光先輩!修正点や要望はありますか?」

「特にないよ!当日もこの調子でよろしくね!皆も」

そうして皆で頷き合いリハを終えて当日に最高の演奏をする事を改めて誓ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 




シーズン2も残すところあと1話になりますね。
シーズン2の内容を少しづつ変えているのでもちろん違う部分なんかもあるとは思いますがそれを踏まえた上でシーズン2のラスト1話も楽しんで貰えたらいいなと思います。それではまた次回

次回「約束と絆の歌」

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