-光視点-
バイト中、受付カウンターの椅子に座り高人と2人楽器のメンテをしているとスタッフルームからまりなさんが1枚の紙を持ってやってきた。
「2人共、ちょっといいかな?」
「何かありました?」
「俺達に手伝える事ですか?」
「うん、またそろそろcircle主催のブッキングライブでしょ!そのLIVEに新しい子達呼ぶ事になったの」
「RASの皆ですか?」
「あの子達じゃなくて、別の子達だよほら!前に来てたモニカちゃん達」
「あぁ、あの子達ですか」
「そうそう!もう通達はしてるんだけど、順番的に最初になっちゃうの」
俺は何となく察しがついたが高人の方はまだピンと来てないような感じだった
「俺たちは何すればいい訳?」
「モニカにエールを送る!演奏でな」
「あぁ!なるほど!つまりあれか!モニカよりも先に出てエールをって事な!」
「そういう事!」
「2人共お願い出来る?」
「「もちろんです!」」
「頼もしい!さすがだね」
「とりあえず、LIVEに出る皆に招待状っていうかは送らないとダメですよね?」
「それはもうやってるよ!当日までに光君達は曲決めて完璧にしておいてね」
「了解です。」
「腕がなるぜ!」
俺と高人はさっそく演奏曲を決めるための打ち合わせをする
「何が良いと思う?」
「やっぱりエールになるような曲ってのは大前提だろ?前にやったバタフライはどうよ?」
「ん〜もう一声欲しいとこ」
「風はどうだ?」
「藤井風さんの?」
「いや、バタフライと同じ人のやつ」
「あぁ、和田さんの!良いかもね!」
「後、どうする?高人がもう一曲くらい決めてくれると助かるんだけどね」
「お前ほど音楽聴かないからな〜今のも何となく聞いた覚えが…って感じだった訳だしよ」
「でもさ、聴いたこと無くても弾ける?」
「1回普通に聴いて、その後は要所要所を聴きながら演奏していくし大丈夫だ」
「なら、wacciの宝物と、緑黄色社会のアーユーレディかな」
「OK!その3曲な!てか、光はもう弾けるのか?」
「1人ならなんとでもなるよ、高人と2人でやる時はまた別で周りの音しっかり聞かないと」
「まぁたしかにな、1人でやる場合と2人だったり大勢だったりするとまた違うからな」
「そういう事、だから高人も最低限弾けるようにしておいてね」
「任せろ!」
そうして曲を決めた俺達は改めて練習時間を相談することにしてバイトに勤しんだ。
-モニカ視点-
私達のところに嬉しい知らせが届いた。
「サークルのLIVEの招待状が届いたよ!」
「やっとか!結成してからの目標がやっと1つ達成されたな!」
「そうだねぇ〜でも、出番は初出場の人が1番最初ってなってるよ」
「ホントだ!どうしよう!?今から緊張する!」
「今から緊張しても仕方ないわよ、それよりも、サークルに行って事前にステージの環境とか色々知っておいた方がいいんじゃないかしら?」
「とは言っても今日はここに集まっちゃったし、時間的にも明日の方が良いんじゃない?」
「そうね、明日からLIVEまでの間はサークルで練習しましょう。おそらくあの人もいるはずだし」
「また練習見てもらおう!夏休みにあの人の演奏聴いて以来だから半月ぶりくらい?」
「そうなるわね、また演奏聞かせて貰えるかな」
「きっとLIVEに参加するわよ」
そう話しつつ皆で練習するのだった。
-次の日・学校-
俺達は今日もイツメンで集まり話している
「今回もLIVE出るんでしょ2人共」
「出るよ」
「もちのろん!」
「新しい子達も出るのよね?」
「その子たちがバンド演奏の1番最初だからね、俺達が先頭に立ってちょっとだけ応援するつもりなんだよ!」
「今回はその子達や皆に演奏頑張れって曲を通して伝えるつもり」
「楽しみ!」
「どんな曲を使うのか、どんなイメージが見えるのか楽しみだよね」
「そうね」
「まぁ、期待しててよ」
そんな話をしながら1日を過ごし学校での1日を終えて俺はバイトに向かった。
そして受付にいて演奏する曲を聴きながらぼーっとしているとモニカの皆がやってきた
「こんにちは、光先輩!」
「こんにちは、練習して行くんだよね?」
「はい、circleで演奏する感覚って言うかを知っておきたくって」
「なるほどね、ならステージ使わせて貰えるよう頼んでみるよ」
「良いのか先輩!?」
「聞くだけタダだから気にしないで」
俺はスタッフルームにいるまりなさんにステージを使わせて貰えないか交渉するとあっさりOKが出たのでモニカの皆をステージに案内する
「ここで演奏するんだよね」
「だな」
「楽しみな反面緊張が……」
「リラックスリラックス〜」
「今から緊張してどうするのよ」
「そうなんだけどね〜」
「大丈夫だよ!当日は緊張してる暇なんて無いからね」
「どういう事?」
瑠唯が問いかける
「俺が緊張なんて吹き飛ばしてあげるよ」
「それは貴方も出るということ?」
「俺、ここのLIVE普通に出てるし」
「そういえば前も最後に演奏してましたよね」
「今回は1番最初だからね、楽しみにしてて!さぁ、練習しよう!見てあげる」
それからしばらく練習しモニカの皆は帰っていき俺達もその後時間をもらい練習に勤しんだ。
それからLIVE前まではモニカの皆の練習を見てアドバイスし
たりと日々を過ごして当日を迎えた
-LIVE当日-
circleで行われるLIVEには毎回参加するメンバー達の他にモニカの皆が揃っていた。
「出番まだなのに緊張する!」
「目標だったからねここでのLIVE」
「目標達成おめでとう会しよっか!終わったら」
「良いね〜!」
「終わってから考えましょう」
そうして皆で話していると香澄先輩が声をかけてきた
「皆緊張してる?」
「香澄先輩!ちょっと緊張してますけど、楽しみでもあって」
「楽しむのはいい事だよ!キラキラドキドキしよう!」
「キラキラ…ドキドキ」
「そう!それにね!私達も含めて''バンドとして''1番最初に出るのは確かにましろちゃん達かもしれないけど、本当の意味で1番最初はあの人達だよ!ステージ見てて」
言われて私達はあの人がいるステージに目をやった
光視点
俺達は準備万端でステージに立つ
「高人、準備は?」
「何時でもいいぜ!相棒!」
「じゃあ、改めて行くぜ!」
俺達をスポットライトが照らす
「こんにちは、サークルのLIVEにようこそ!今回は俺達2人
光と」
「俺、高人が1番最初に演奏します。」
「じゃあ、1曲目!風!」
『雲を抜ける強い風になろう
純粋(まっすぐ)な気持ちになれるはず
大人ってなんだろう常識ってなんなんだろう
もっと大切な事あるんじゃない
flytotheSkyこの気持ち
現在(いま)時空(とき)を超えて
YourLuck悠長に待ってるだけじゃつまらない
Take achance
誰より早く掴みにゆこう
溶け出すほど今熱くなれ
生まれたての翼を見せつけるんだ
その瞬間にすべてに始まるmyheat』
モニカ視点
「チャンスは掴んでこそって事かな」
「待ってるだけじゃつまらないか」
「良いね!緊張なんて吹っ飛ぶじゃんか!」
「初めて歌ってくれた曲とは違うけどワクワクしてくるね」
「狙ってるのよきっと緊張なんて忘れさせようってね」
私達は既に緊張を忘れていた
『空を包む夢の風になろう
本当の光気づくはず
世間なんてさムードない話題の後
盛り上がってはまた愛想笑い
breakin'a timeこの街じゃ…
まだ見つかんないけど
never mindそれでもね
どこまでもねゆくんだよ
Take a chance
心のままに確かな鼓動
その未来を感じていたい
眩しい光の中を突き抜けるんだ
その瞬間にすべてが変わるmyheat
モニカ視点
もうすぐ1曲目が終わってしまうけど、楽しみでもある
「終わっちゃうね」
「だな〜」
「まだ先があるって思うとワクワクするよ〜」
「きっと素敵な曲が待ってるよ」
「決まってるわね」
終わってしまうのが惜しい反面楽しみでもあった。
Take a chance
誰より早く掴みにゆこう
溶け出すほど今 熱くなれ
生まれたての翼を見せつけるんだ
その瞬間にすべてが始まるmyheat』
1曲目を歌い終えた俺は話し出す
「1曲目は風、皆さんに盛り上がって欲しかったのと、この後に控えてる皆へのエールになればと思い歌いました。」
「ちなみにこの曲は俺が選びました!楽しんで貰えましたか?」
歓声が上がったので皆楽しんでいるようだ
「じゃあ、次の曲にいきます!」
「次はどっちだ?」
「宝物!」
「OK!」
「俺はキーボードとギター兼任するから任せるよ!」
「あいよ!」
高人がリードしていきそれにのせてキーボードを弾いて行き
歌っていく
『泣きながら励ましあったあの夜のことを覚えてる
名前を呼び合うだけで一人じゃないんだと思えたんだ
夢はいつだって近づけは近づくほど
遠く感じるもの だけど君とならきっと
君との出会いが君の笑顔が
僕を強くしてくれたんだ
小さな勇気を差し出しあって
乗り越えた日がいくつもあったね
広い世界で見つけた僕の宝物だよ君は』
モニカ視点
今でも簡単に思い出せる私達が過ごした長いようで短い時間
「いいなこれ!」
「私達のためなんだよね」
「皆の為だよ」
「だとしても、思い出の曲になりそう」
「そうなりそうね」
実際に私達にとっては思い出の曲になると感じていた。
『誰かが見てくれているってそう思えるようになったのは
頑張ってるねってあの時君がそっと言ってくれたからだよ
君にとって僕もそんな人になれてるかな
まぶたを閉じれば浮かぶ一筋の光
君との出会いが君の笑顔が
僕を強くしてくれたんだ
そばにいるんだって思えるだけで
暗闇の中手探りでも立ち上がれる』
モニカ視点
お互いが頼れる存在だと歌われているようなまさにそんな感じの曲だと思った。
「いい曲だよね」
「ホントな」
「私達の思い出の曲になる事間違い無しだね」
「そう思える曲だもんね」
「大事にしたくなる曲ね」
皆にかけがえのない曲になるなと全員が思った。
『君との時間が君の言葉が
僕の背中押してくれたんだ
いつの日か僕ら変わっていっても
決して消えない大切な日々よ
君との出会いが君の笑顔が
僕を強くしてくれたんだ
この先にどんなことがあっても
心の中じゃきっと繋がってる
広い世界で見つけた僕の宝物だよ君は』
「ここまで2曲演奏してきました。この曲は人と人とが出会ってその出会いが宝物になっていくそんな曲だと思ってます」
「まぁ、そんな曲だわな」
「高人との出会いだって俺にとっては宝物だよ」
「もちろん俺もだ!」
そう言って拳を打交わすと歓声がさらに大きくなった
「それじゃあ、ラストの曲アーユーレディー」
「行くぜ!」
俺達はツインギターで演奏し歌っていく
『アーユーレディー僕らは夢をたぐり寄せて
旅を始めようまだ迷うってしまうけど
世界へ未来へ飛び出していこう』
モニカ視点
ラストの曲はまさに旅立ちそして気分を最高にあげてくれる曲だった
「テンション上がる!」
「ノってきた!」
「テンション上げ上げだ〜」
「気分が上がる!」
「間違いないわね」
そう言いながら皆曲を聴いていく
『声に出せば言霊があるね
君とふたり薄暗い部屋の中
恥じらいながら語り明かした夜を放て
アーユーレディー僕らは夢に怯えていたから
繋がっていたんだね
どうしたいの?息が止まったとき
最期が迫ったとき
やり残してしまえば何を思うの?
君と選んだから君と望んだから
始まってもないこの世界が愛しいんだよ
届きそうだどんな未来も君となら
握りしめた無名のパスポート
ここから僕ら何者にでもなれる
痛む日々よ翔け上がる羽となれ
ただ怖い怖いと夢を隠した
だってだってねこの命は
1度きりだけど1度きりだから
どうかどうかこの道の果て
幸か不幸か秤にかけて
心のどこかで迷ってる
(アーユーレディー僕らは
アーユーレディ僕らは)
アーユーレディ僕らは夢に踊らされながら
本気のステップでまだ見ぬステージへ
どうしたいの?
息苦しい夜に
生きがいがあったなら
始まってもない朝日がきっと昇るよ
君を選んだから
君を望んだから
取るに足らないこの世界も愛しいんだよ
届きそうだどんな未来も君となら』
「俺達からの演奏は以上です。次は初登場の子達が演奏しますので楽しんで行ってください」
俺達はステージ袖に下がるとモニカの皆に声を掛けられた
「先輩!ありがとうございました。緊張吹き飛びました!」
「俺達は演奏しただけ、ここからは任せたよ」
「見てろよ先輩!ぎゃふんと言わせてやるからよ」
「最高のステージを見せてあげます」
「見ててちょうだいね!」
そう言ってステージへ向かっていった
そしてまだ少したどたどしい自己紹介と共に演奏が始まった
そして俺の隣にイツメンが並んだ
「ひ〜くんあの子達って…」
「光が口説いた子達ね」
「いやいや、違うって!」
「まぁ、でも光が背中を押してあげた子達でしょ?」
「俺はきっかけを作ったに過ぎないよ、それから頑張ったのはあの子達だから」
「お前はいつもそうだよな、なんつーか自分はにもしてませんって感じでよ」
「良いんだよ、きっと俺がいてもいなくても本当の仲間なら向き合い方とかで変われたさ」
「そうだとしても、少なからず影響を与えているわよ」
「だといいけど」
そう話しつつモニカの皆の演奏を聴く
そして3曲演奏し終えると会場は大きな拍手に包まれた。
「ありがとうございました!」
モニカの皆が礼をしてステージ袖に戻ってきた
「どうでした?」
「良かったよ!なんて言うか、凄くモニカらしさに溢れてたよ」
「私達らしい演奏だったって事かしら?」
「そうだね瑠唯のバイオリンがより世界を幻想的にしてた」
「なら嬉しいわね、私の演奏が世界を広がってるってことだもの1度貴方のバイオリンも聴いてみたいわね」
「さすがに瑠唯には適わないかな」
「貴方は本気を出せばこの場の誰より凄いじゃない」
「そんな事無いよ、俺は俺にしか出来ない事をしてるだけだから」
「まぁ、なんにせよ貴方には今回も助けられたわ、いつか何らかの形で返すわ」
「まぁ、期待しておくよ」
そして全バンドの演奏が終わりLIVEは成功モニカにとっても良い思い出になったのだった。
そしてモニカの次の目標はサークルのLIVEのトリを飾ることに決まったそうだ。
「難しいだろうけど頑張ってね」
店の前の掃除をしながら空に向かって呟くのだった。
75話目になります。他のバンドメンバーがあまり登場してませんしモニカの曲も使われてないですけど、一応モニカメインです。
ゲームで最低限を知ってるだけなので上手く書けてるかわかりませんしモニカファンの皆さんにはごめんなさい
次回はパスパレのイヴをメインにパスパレメンバーとの交流を書いていきますのでお楽しみに
次回「パスパレとコスプレイベント」
シーズン3の内容いくか二学期編挟むか
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シーズン3の内容入って大丈夫です!