僕等が奏でる歌と音   作:凌介

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RASを不合格になってしまったロックに再び踏み出す勇気を持ってもらうためポピパの皆と一緒にロックを勇気付ける


第80話踏み出す勇気と帰らない覚悟

-ロック視点-

 

あの後ますきさんに送って貰って旭湯に帰ってきた。

「悪かったな無理矢理連れてって」

「どうして…」

「RIOT弾いてただろ?」

「バンドやりたいんじゃないかと思ったんだ」

「…」

また私は答えを出すことが出来なかった。

 

-次の日-

 

本格的にガールズバンドチャレンジの予選が始まった

今日はcircleさんのお手伝いをしている

「始まったね!」

「私まで緊張しちゃうよー」

「お客さんたちもちょっと緊張してるみたいでした」

「自分の一票がバンドの順位を左右するんだもん。いつもとは違うよね」

「今日ってcircleさんだけじゃなくて色んなライブハウスさんで予選やってるんですね」

「そう!好きな会場の予選にエントリーできるんだよ!回数制限無し!楽器店の人とかライブハウスの人たちみんなで考えた企画だからね」

「何回出てもいいって凄いですね」

「やる気次第でいっぱいライブ頑張ればいっぱい票を入れてもらえるチャンスがあるってわけ」

「私達もスタッフとして頑張らなくちゃね」

「はい!」

「美子も今日はありがとねうちのバイト2人音響任せてるから受付とか細かいところ追いつかなくて」

「ううん気にしないで。今日GALAXYのエントリーないし他のライブもないし」

「もし人手が足りなくなったら言ってね!応援に行くから!うちのバイト2人がね」

「ありがとう」

 

-ライブ後-

 

「凄かったなRoselia」

「まさかRoseliaがバンドリに出るなんてね」

「しかもcircleでのライブなら音響や照明担当光さんだろ?」

「魅せ方がわかってるあの人のアシストがあったら多分票凄い事になるよね」

「まぁ、あんだけ宣戦布告されたらな」

チュチュがRoseliaとポピパをぶっ潰すと言った時の事を思い出す。

「でも、友希那先輩出ないって言ってたよね」

「投票終わった〜?」

「日菜先輩!」

「来てたんですね!」

「ちょうどRoseliaに入れたとこです。日菜先輩は?」

「当然入れたよ!お姉ちゃん最高だった!ライトの下でジャーンって!かっこよかった〜」

「うんうん。あこのドラム今日もきまってたなぁ」

「Roseliaの演奏だけじゃなくて魅せ方わかってるあの人がいるからね、多分凄い事なるよ!」

「だよねー!さっすがあたしのひ〜くん!」

「日菜先輩のじゃないですよね…」

「でもやっぱり」

「「Roseliaはいいよね!(な!)」」

「あ〜あ!なんで一票しか入れられないんだろう?」

「100票入れたいよな」

「投票数やばい事になっちゃうって」

「例えばだけど…光さんが参加してたらどうなってたかな?」

「ぶっちぎりじゃね?」

「絶対ひ〜くん1番だよ!」

なんて話しながら盛り上がった。

 

ーRAS視点-

 

私達はスマホで今日の投票結果を見ていた

「やっばーRoseliaぶっちぎってます!」

「ほんとだ、1位だね」

「No problem。RASがステージに上がるまでの短い栄光よ」

「チュチュ様かっこいい!」

「Roselia明日の予選も出るみたいだよ?」

「すぐ追い抜いてやるし!」

「つってもRoseliaやってるとこ光のバイト先だろ?おんきや照明をアイツがやるって事はよ、アイツのアシストを全面的に受けられるって事だろ?それかなりのアドバンテージだぞ」

「光さんもcircleスタッフとして参加するからRASのサポートできなくて申し訳ないってメッセージで言ってました。」

「そこもNo problem!光は音源だけだけれど、最高の活躍をしているわよ!だから気にするなと伝えなさい」

「でも、勝ち抜きじゃないって結構キツイよな」

「ライブいっぱい出なきゃですもんね」

「うん。想像以上にシビアな大会だね」

光君は表に出なくても私たちの大事な仲間だから彼の音と一緒に頑張ろうと思った。

 

ー次の日ー

 

今日は光先輩にも来てもらって予選初LIVEに向けての会議を行っていた。

「ウチもガンガンライブしてバンバンお客さんに見てもらわないとな」

「予選全部参加する!?」

「できるか!」

「確かに無理だね!」

「ライブハウス破りだ」

「私たちはGALAXYからエントリーだね」

「新曲作らなきゃ!」

「初めての予選ライブだしな」

「新曲も期待してるよ!俺もポピパの曲好きだし」

「光先輩、私達の曲カバーするって話どうなりました?」

「演奏はそれなりになったけど歌がね〜香澄達が歌ってる時とはなんか違くてさ違って当たり前なんだけど、こうじゃないって感じが抜けなくて」

「まぁ、いきなりカバーして再現されたら私達の立つ瀬がないんでこう言っちゃアレですけどめっちゃ悩んで納得言ったらカバーして聞かせてください」

「わかったよ!」

そうして話しつつ和気あいあいと会議は進む

「のんきだな。武道館はわけっこできないっていうのに。

行けるのは上位2バンドだけなんだぞ」

「でもさ、ポピパの良さってこういうとこだと思うんだよね俺はポピパのこういう雰囲気って嫌いじゃないんだ」

「まぁ、あたしも嫌いじゃないです。」

そんな中で心ここに在らずなロックは

「ロック?」

「あぁすみません!ボーッとして!」

「どうしたの?」

「いえいえ何でもないです!全然大丈夫です!元気です!」

「えっと…そうだ!Roseliaさんのライブ凄かったですね」

「なんというか気迫が凄いというか、いつもほんとカッコいいです!」

「本当に凄いですよね」

「まぁ、circleには光先輩がいますからね」

沙綾がそう言うと視線が俺に集中する

「えっと…?何?」

「Roseliaの票が凄い理由の一旦って先輩ですよね?」

「なんで?」

「音響とか照明とか色々担当光先輩ですよね?」

「circleのライブの時はいっつも演奏した後の高揚感とか半端ないんですよ!」

「そりゃそうなるように調整してるからね」

「そういう効果も相まって評価高いんじゃないかって」

「あぁ、まぁそうだね、でも、ポピパのライブの時はGALAXYに行くからその時は任せてよ」

「その時はお願いします!」

「んじゃ、俺そろそろ行くね!RASに顔だしてからバイト行かないとだから」

「忙しいですね先輩」

「大丈夫だよ、この大会が終われば落ち着くだろうからね」

そう言って先輩は帰って行った。

 

 

-RAS視点-

 

俺はチュチュのいるスタジオに行くとチュチュが真剣な表情で音を聞いていた。

「パレオoncemore!キメはもっと性格に!コンマ1秒も遅れないで!」

「もう指がガチガチですよぉ…」

「Shut up」

「ひゃ〜」

「パレオ大丈夫?指動かないなら軽くマッサージしようか?」

「お気遣いありがとうございますまだ頑張れますので」

チュチュは票を見ながら1人愚痴る

「一体何が足りないっていうの?初戦のperformanceは最高だったわ。なのになんでRoseliaが…」

「ギター本当に入れずにいくの?

この前の子は?六花ちゃんだっけ?チュチュもいいと思って声掛けたんでしょ?」

「そう思ったけど期待はずれだった」

「いっそ光さんが女装すれば良いのでは?」

「パレオ、不吉なこと言わないでやらないからね!」

「絶対美人さんになりますのに…」

「RASの綺麗所はレイがいれば十分でしょ!大体俺が女装したって色々無理があるって!」

「私を引き合いに出さないでよ光君!綺麗って褒めてくれるのは嬉しいし悪い気はしないけどさ」

「パレオが不吉なこと言うからさ」

そう話しているとレイのスマホが鳴った

「ん?はなちゃん!」

「タエ・ハナゾノ!?」

「今日はこれで、光君も良かったら行かない?光君とはなちゃんと3人でゆっくり話したいなってコッチ戻ってきてすぐの時以来全然じゃない」

「おたえに俺が一緒にいても良いか聞いてみて、なんなら帰り車で送るし」

「わかった、じゃあ行こう!」

「よろしくお伝えください」

「No!話はまだ終わってないー!」

俺はレイと一緒にスタジオを後にしおたえと合流した。

 

「駅前で買ったらオマケもらったの」

「はなちゃんからの呼び出しいつも突然だね」

「私も、光先輩一緒でいいかって言われた時ちょっとビックリした。」

「レイが気を利かせてくれたんだよ、パレオが女装がどうとか言い出したから」

「光先輩女装するんですか?」

「しないからね!RASには可愛い担当パレオと綺麗でカッコいいなレイがいて柱っていうか象徴的な感じのますきがいてそれを纏めるチュチュがいるのに俺がそこまでする必要無いでしょ!」

「2人とも忙しかった?」

「ううん。美味しい」

「俺もそんなに」

「バンドリ出るんだね」

「もうすぐ予選、光先輩も手伝ってくれる」

「どこで?」

「GALAXY」

「そっか。どっかの予選で一緒になるかもね光君とも」

「うん」

「そうだね、RASの音響とか照明とか担当してみたい」

「一緒に演奏もしたいけど…今は無理だもんね」

「そうだね、そういえばロックが来たよこの間」

「GALAXYのバイトの子がますきに連れられて来たねそういえば」

「ロックが?」

「なんやかんやでチュチュにダメ出しされちゃって、おたえそれとなくで構わないからさロックから心境とか色々聞いてて貰えないかな?多分踏み出す勇気とか必要だと思うんだよ」

「私からもお願いできる?はなちゃん」

「聞いてみるよ!」

そうしておたえ達と分かれ俺は俺で動く事にした。

 

-次の日-

「高人、近々付き合え」

「ヤダね!イベント中だ!2人揃って抜けれるか!」

「ルミナスとシャドウでやろうぜ!」

「無理だ!今度は何する気だよ!」

「踏み出す勇気をあげたいなって、色々ぐちゃぐちゃになって動けなくなってそうだから」

「確かに誰かからなんか言われた方がいい時もあるが、そうじゃないだろ!」

「悩んで立ち止まって動けなくなった後輩を導くのも先輩としての役目じゃないかな」

「お前は…前にも言ったよな?茨の道だろうが砂利道だろうがそれを取っ払っていうか舗装した道を歩かせるのがお前の役目か?違うだろ?」

「わかってるよ!でも、俺には音楽しかないんだよ!音楽で示してやれなきゃ、手助けにもならないんだよ!」

「…わかったよ!お前の言い分はな!ただし!今回はやるなら1人でやれ!さっきも言ったけどイベント中だ!2人とも抜ける訳には行かない!」

「わかった!」

 

-ポピパ視点-

 

私達は集まって新曲の相談をしていた。

「新曲なんだけどさ''空を道とし道を空と見る''っていうか感じどうかな?勝負事だけどさそういうのに囚われすぎずウチららしくやっていきたいよなって」

「ん?あぁ〜」

「すごくカッコいい!」

「おぉー!」

「そ、そうか!?じゃあちょっと書いとくな!」

「この新曲もだけどセトリも同時に考えないとね。バンドリ予選もう始まってるし。

RoseliaもRASも網バリバリやってるよ」

有咲は黙々とホワイトボードに書き出していく

「有咲、漢字ばっかりだよ?」

「ロックちゃんと相談しなきゃね」

「うん」

「ロックに会ったよ」

「ロックどうだった?」

「この前なんか元気なかったよね?」

「RASを不合格になったみたい」

「はぁ!?なんだそりゃ!?あんなに派手にスカウトしといて!?」

「ロック、RASと演奏したいんだと思う。でもポピパをこねる人だって」

「こねる?」

「そっか」

「ん?」

「多分色んなことを気にしすぎて動けなくなってるんだね

そういう時って自分じゃどうにもできないんだ。私の時は光先輩が勇気をくれて香澄が引っ張りあげてくれたけど…」

「ロックに元気になってほしい」

「うん」

「あのさ新曲なんだけど」

私達は沙綾意見を聞いてピンと来た

「いいなそれ!」

「すごく楽しそう!」

「うん!」

「やろう!みんなで!先輩にも手伝ってもらって!」

それから私たちは光先輩にも話をして色々と準備を始めて前日の打ち合わせ待てを完了させた。

「明日の予選よろしくね」

「はい!」

「お腹空いたー!」

「ちょっと食べる」

「今日は早く寝ようね」

「寝れるかな?」

 

私は店内に戻りステージを眺める

「ついに明日か。楽しみやな…遠いな…」

 

 

-LIVE当日-

 

「本日バンドリの予選です!ライブ見ていただいて良かったら投票数もお願いしまーす!」

「ポピパさん…じゃなくてPoppin’Partyさん出まーす!

もう始まりまーす!」

「私も見ないと」

 

-ポピパ&光視点-

 

「いよいよだね私たちの初めての予選ライブ」

「うん」

「おう」

「うん!」

「光先輩、私達の前にお願いしますね!その後私達からもエールを送りますから!」

「任されたよ!俺もロックには元気でいて欲しいからね!後輩が落ち込んでたら先輩としては力になりたいしね」

「じゃあ、行きますよ!」

『ポピパ!ピポパ!ポピパパピポパ!』

円陣の後俺がステージに立つ

会場がザワザワしているのでマイクをハウリングさせ静かにさせる

「皆さんこんばんは、ルミナスです。今日はPoppin’Partyの皆からお願いされてこの場に立っています。Poppin’Partyの皆にとって大切な友人が立ちすくんで動けなくなっていてその子が踏み出す勇気を持てるように一緒に励まして欲しいとお願いされました。まずは1曲聴いてください、輝きは君の中に」

俺はギターを弾きながら歌って行く

『楽しい事でも毎日続いたら

それと気付かずに退屈と変わらないね

幸せ悲しみ代わるがわるの波

心の不思議が判りかけてくる

 

人を愛したら不安も知るものだけど

淋しい心に深く優しさしみるよ

 

ZIG ZAG迷い続けてる近道なんてないのかな?

だけど楽しいだけならばきっと幸せ見失う

まっすぐ自分の言葉君に届かない時は

ふいに無口になるけれど

いつかどこかで感じあえる

 

悲しみを避けて笑うのは簡単

あきらめ上手な大人になりたくない

自分一人だけ空回りしてると

誰もが器用に生きてる気がする

 

人を傷つけて自分を守る弱さは

虚しさを残してやがて自分も傷つく

 

ZIG ZAG迷い続けても振り返ればキラめいてる

辛い別れのあと一人膝を抱えてた事も

まっすぐ自分の気持ち君に届いたその日は

きっと涙があふれるね愛を信じた答えだから』

 

ロック視点

 

迷い続けても近道はないとか悲しみを避けて笑うのは簡単とか、楽しい事も毎日続いたら退屈だとか全部私のこと歌ってるんだと思った。

「涙が溢れるのは愛を信じた答えか…」

それはきっと音楽を好きな気持ちを信じた先にある答えなんだろう

 

『逃げないここから真実をこの手にする

笑顔も涙も自分の色で輝け

 

ZIG ZAG迷い続けてる近道なんてないのかな?

だけど楽しいだけならばきっと幸せ見失う

まっすぐ自分の言葉君に届かない時は

ふいに無口になるけれど

いつかどこかで感じあえる…』

 

「もう一曲だけ聴いてください今、このとき。」

 

 

『今、瞬間(とき)を生きる君にこの唄を贈ろう

下ばっかり向いてる今の君に…』

 

さぁ、顔を上げて!こっちを向いて!今の君に必要なのは踏み出す勇気だよ

 

『君がどうして泣いているのか僕には何も解からない

無力な僕は君に一体何してやれるの?

僕は君じゃないから君の気持ちなんて解からない

「解かるよ」なんて言葉軽々しく口に出来ない

だから教えて君が苦しむ理由を

僕に出来る精一杯の事君にしてあげたいから

 

今、瞬間を生きる君にこの唄を贈ろう

精一杯生きる君にこの唄を贈ろう

時には泪を流してもいいさ

だけど明日は笑顔で行こうよ』

 

ポピパ視点

「光先輩、なんでこんないい曲今まで歌わなかったんだろ?」

「また誰かの為にって取っておいたんだろうね」

「光先輩はきっと誰かのための曲ならたくさん歌えるんだよ」

「だろうな、目に浮かぶよ」

「そうだね、今回もロックの為なんだもんね」

いつも誰かの為に曲を届ける彼だから曲がこころに響くんだろう

 

『いつも頑張る君だから

本当頑張りすぎる君だから

もう頑張らなくていい

たまにはズルだってすればいい

不器用にしか生きれないそんな君の生き方が好きさ

笑った時のその瞳が僕は本当に好きだよ

だからそんなに自分を責めはしないで

時には誰かを頼り生きて成長する事もある

 

今、瞬間を生きる君にこの唄を贈ろう

傷だらけの君にこの唄を贈ろう

苦しい事から逃げてもいいさ

また新たに君が戦えるなら』

 

ロック視点

 

この唄が私の為に歌われてるってわかって胸がいっぱいだ

私はいつまでも立ち止まってはいられない!だって立ち止まって傷だらけになってる私に逃げでもいいよって言ってくれる

その気持ちが嬉しかった。

 

 

『嫌な事ばかりだけど

だからこそ君は小さな

良い事にも気付けるんじゃないのかな?

 

今、瞬間を生きる君にこの唄を贈ろう

笑う事さえ忘れた君にこの唄を贈ろう

今日までこんなに苦しんだから

明日からは楽しく過ごせるよきっと

だからきみよ独りで苦しまないで』

「聴いてくれてありがとうございました。この曲が良いなと思ったら自分の代わりにPoppin’Partyの皆さんに投票してあげてください、僕はあくまでも友人として頼まれたのでその友人の手助けになれるならと思います。それじゃあお待ちかねのPoppin’Partyの皆さんです。どうぞ!」

 

ポピパの皆が横一列で並ぶ

 

「Poppin’Partyです!」

「よろしくお願いしまーす!」

「初めての予選すっごくワクワクしてます!」

「ちょっとでも良いなって思ったら投票して貰えると嬉しいです」

「キーボードとドラムが…」

「いつもと違うね」

「じゃあ早速新曲いきます!」

「新曲!?」

「この曲はポピパの大切な友達のことを思って作りました」

「色んな悩みとかあると思うけどやりたいこと思いっきりやろうって、そう思ってくれたらいいなって気持ちを込めました。」

「私達が友達を励ましたいって言ったら先輩も協力してくれました!先輩!ありがとうございました」

俺はステージ袖から手を振り答える

「そんな友達の為に今日は5人で歌います!」

「step×step!」

『さぁstep×step!step×step!もう俯かないで』

『君の未来が呼んでるよ!』

『lockon!lockDream!』

『今を踏みしめて』

『立ちすくんで動けなくなった時私たちの大切な友達は』

『夢も好きも失ったりしないって信じてる』

『夢を止めないでね』

『好きを止めないでね』

『感じるままに』

『Go for it!』

『ひとりぼっちじゃないよ』

『思いのままに』

『走り出そうよ!』

『ほらstep×step!step×step!』

『そのシュシュを外してみせて』

『本当のキミになれるはず』

『諦めない挫けない誰かのためじゃない』

『キミの未来はキミのもの』

『lockon!lockDream!』

『夢を追いかけて』

ロックは走り出した自ら1歩踏み出したんだ

俺は車を走らせたがますきの方が1歩早かったようで任せろと親指を立てていた。

俺はますきの後に続いてチュチュのいるスタジオに到着した

 

「お願いします!もう一度!」

「あなたにRASでやる演奏力はない」

「パレオお客様がお帰りよ」

「帰らん!」

「With?」

「私ずっとバンドがやりたかった!特別って思える人たちと一緒に演奏したかった」

「其の特別の意味がこの前ちょっとだけわかった気がして」

「もう遅いかもしれんけど私RASさんと演奏したい!思いっ切り全力でぶつかりたい!」

「RASさんとバンドがやりたいんや!」

「もう一度だけチャンスをあげてくれないか?」

「コイツの本気聴いてやれよ」

「ブースに入って」

「あっ!」

「LastChanceよ」

ロックはブースに入る

「かけるわよ」

「はい」

「いこまい!」

ロックは本気の演奏を始めたのがわかった。映像越しとはいえ1度聴いたあの音だったから

「パレオ鳥肌立ってます」

「アイツベースもキーボードも1人でやる気か?」

「歌まで歌い出しそう」

「走り気味だしリードしてあげますか!」

「ったく」

俺達はブースに入り演奏を始める

初めて形になったと思う瞬間だった。

そして演奏が終えるとロックは息を切らしながら言った

「バンドってでらすっごい!」

「ギター走りすぎだよ」

「もうちょい音聴こうね」

「す、すみません!」

「良いわ!あなたのRAS入りを許可する」

「ただしRASのギター(仮)よ」

「はっ!」

「(仮)?なんだそりゃ?」

「このままじゃダメってこと。ロッカ・アサヒRASに相応しいギタリストになりなさい」

「はい!頑張ります!それと…光先輩!ありがとうございました!先輩とポピパさんのおかげで1歩踏み出せました!そして(仮)でもRASさんの仲間になれましたから!」

「俺はポピパの皆からお願いされたから演奏しただけ」

「照れんなよ!お前は事情はどうあれコイツの止まってた足を動かしたのはお前だろ!」

「ポピパの皆だよ!最終的にロックの足を動かしたのはね」

「先輩のおかげでもあるんですよ!光先輩の演奏してくれたあの2曲は私の心に響きました!」

「私はあの時のあの曲のおかげで1歩踏み出す勇気が湧いてきました!」

「私の時もそうだったよね、はなちゃんとの事悩んでた時歌ってくれたあの2曲は思い出深い曲だもん」

「アタシも同意だなレイと一緒に聴いてたけどさお前は多分人の心に寄り添う才能を持ってんだよ!」

「そんなんじゃないさただ単に出来ることを全力でやってるに過ぎないからさまぁ、困ったら言ってよ俺の音が響くなら力になるさ!」

「次に助けられるのは誰かな?」

「さあね」

俺に出来るのはこの先の事をただ見守り必要なら手を貸すことだけだと自分が出来ることを最大限やるだけだと俺自身がそう思っているからそれが最善だと感じていた。

 

 

 

 

 

 

 




80話目です。予定通りに何とか出せました。
時間が時間なので日付が変わかるまでに【私が好きな私だけの】を投稿出来れば良いなと考えています。が無理なら年明けすぐにでもと考えています。
次回はseason3の4話目MVの話を書きますのでお楽しみに

次回「MV撮影と皆での食事」

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