虚無を歩く者がオラリオに現れたようです   作:リバークラスト

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8:ローグタウンに来ました。

 リヴィラの街は粗雑な造りのバラックやテントが並び、その様は街というよりどこぞの難民キャンプを思わせた。

 が、街を行き交う人々も、通りの露天商も屋台のオヤジも安普請な店の主も従業員も、辻に立つ娼婦も、小路に屯する怪しい奴らも、全員が恩恵持ちの冒険者。そのためか、リヴィラに難民キャンプのような悲哀や失望は感じられず、なんとも野卑で野蛮な活気に満ちている。

 

 ひょっとしたら地上(オラリオ)の貧困街よりもよほど精力的で健全な街かもしれない。ならず者の街だけれども。

 

「いつ来ても、ここは足元を見た価格設定をしてるわね」

 鴉の濡れ羽色の長髪が美しい猫人乙女はリヴィラの通りを歩きながら、やれやれと言いたげに鼻息をつく。

 彼女はアナキティ・オータムと言い、『貴猫』の二つ名に相応しい美女である。

 

「出入り業者のオラニエさんが言うには、リヴィラは自由市場経済の典型的な実例、らしいっス」

 これといって特徴のない黒髪のヒューマン青年が受け売りを披露。

 この凡庸な見た目のヒューマン青年はラウル・ノールド。『超凡人』の二つ名を付けられてしまった若者だ。

 

 黒髪の2人はロキ・ファミリア所属のレベル4冒険者で、ファミリアの二軍メンバーの中核をなす人材である。

 この時、ラウルとアナキティを中心にした数名の二軍メンバーが下層挑戦から帰還途中にあり、安全階層の宿場町で大休止を取っていた。とはいえ、他の面子はボッタクリ価格のリヴィラで散財する気はないらしく、街の外でのんびり過ごしている。

 

 ラウルとアナキティがリヴィラに足を運んだ理由は、ちょっとした気晴らしである。24階から30階層にかけて広がる『水の迷都』のストレスフルな環境にくたびれており、多少ボッタクリでも『携行食料以外のものを摘まみたい』という気分だった。

 

「ジユーシジョーケーザイ……? なにそれ?」

 屋台を窺いながらアナキティが問う。冒険者である彼女に経済学の知識も教養もない。

「さあ? 意味は知らないっス」

 それは発言したラウルも同じこと。

 気の抜けた遣り取りを交わしながら、2人はならず者の街らしい通りを進む。

 

「ポーションが地上の八倍? 足元見るにしてもボリ過ぎじゃないかしら。その価格で売れるの?」

 

 と、オラリオでも珍しい黒妖精の美女が露天商と会話していた。優美な銀髪を編み込んだ美女は、ファミリアで美女美少女に見慣れたラウルも舌を巻くほどに麗しい。

 

「嫌なら買わなきゃいいだけの話さ、姐さん」露天商はにたりとして「それにな、()()()()()()()()()()()()()()()のさ」

「いい商売してるわね」

 くすくすと上品に笑う黒妖精の美女。

 

 下半身に正直な男達が粉をかける機会を窺っていたが、傍らにヒューマン青年が控えていて接近を拒んでいる。見た目は長身痩躯の涼やかな優男ながら、はっきりと分かる冷たい気配を発していた。まるで貴族淑女と凄腕の護衛みたいだ。

 

「? リリちゃんは?」と黒妖精の美女が周囲をきょろきょろ。

「少し所用で離れる、と言っていたが……戻ってこないな」と青年。

 そうやり取りした後、2人は露天商の許を離れていく。

 

 2人を見送ったラウルが思い出したように呟く。

「あの2人、ひょっとしてロキが言ってた人達じゃないスか?」

 

「ああ、客分に招こうとした2人組って話ね。一人が黒妖精の美女だっけ」

 なるほど、とアナキティは小さく首肯した。眉目秀麗な黒妖精の美女は同性の目から見ても賞賛すべき美貌の持ち主だった。“女好き”なロキの食指が動いてもおかしくない。

 

「ところで、アキ。実はちょっと相談があるんスけど」

「お金なら貸さないわよ」

「!? 何で分かったスかっ!? まさか、新たなスキルっ!?」

「あんた、私に何度借金してるか、忘れてるみたいね」

 2人がそんな会話を交わしながら歩みを進めていく。

 

 と、轟音と共に掘っ立て小屋が吹き飛び、アナキティとラウルの眼前に白目を剥いたヒューマン男性が勢いよく転がってきた。顎を割られたらしく口と鼻から大出血している。

 

「「は?」」

 

 アナキティとラウルが目を瞬かせていると、倒壊した掘っ立て小屋から沸き立つ粉塵を掻き分け、再び白目を剥いたヒューマン男性が吹っ飛んできた。

 

 今度のヒューマン男性もやはり白目を剥いて失神しており、顔面がワチャクチャになって血塗れだった。

 

 そして、最後に白目を剥いた狸人の中年男が落ちてくる。

 今度の狸人はさらに酷いざまだった。鼻が完全に潰れ、上下の顎がイっており、前歯がほとんど残っていない。

 

「ちょ、何なんスか、一体っ!?」

 眼前に三人の男が転がり、ラウルが困惑の声を挙げたところで、

 

「何の騒ぎだっ!?」

 隻眼のオヤジが怒声と共に登場。リヴィラの顔役ボールス・エルダーのエントリーだ。

 

「ん?」ボールスはアナキティ達に気付き「オメェら、ロキ・ファミリアの……オメェらが騒ぎの元凶かっ!? 喧嘩すんなら周りに迷惑をかけンじゃねェっ!! 大手ファミリアだろうと賠償金を覚悟しろよゴルァアッ!!」

 

「ええっ!? 違う違う違う、違うっスッ!」ぶんぶんと首を横に振るラウル。

「誤解よっ! 私達じゃないっ!!」と慌てて否定するアナキティ。

 

 ボールスは額に青筋を浮かべながら喚く。

「じゃあ誰の仕業だっ!! そもそも、こいつらァどこのボケ共だっ!?」

 

「どっちも知らないっスよっ!?」「知らないわよっ!!」

 ラウルとアナキティが抗議するように吠えたところで、野次馬が口を挟む。

「こいつらの肩章、ソーマ・ファミリアの奴だぜ、ボールス。換金窓口で何度か騒いでたの、見た覚えがあっから間違いねーよ」

 

「金に汚ねェアル中共かよ……っ!! 勘弁してくれ、賠償金引っ張るのも面倒だぞ……」

 倒壊した掘っ立て小屋の主らしき中年犬人が慨嘆した。

 

 ボールスは苛立ちのままに生え際の後退が悩みの髪を掻き回す。

「なんなんだ、まったくっ!!」

 

「巻き込まれた俺らこそ喚きたいっスよ……」

 ラウルが額を押さえてぼやいた。

「いったい何なのよ……」

 アナキティも溜息をこぼした。

 

     ★

 

 アナキティの疑問を解くべく、時計の針を少し戻そう。

 リリルカ・アーデは“観光中”のエミールとアスラーグから離れ、1人でリヴィラを散策していた。というより、とある店を目指していた。

 

 馴染みの古物商――盗品ワケアリなんでもござれの店――に、リリルカが『近々リヴィラに行くかもしれない』と言ったところ「ちょっとした小遣い仕事を頼まれてくれ」と依頼(クエスト)を寄こされた。

 

 なんてことはない。封蝋された手紙をリヴィラ内の怪しげな商売人へ届けるだけだ。なんでも地上では扱えないヤバい物絡みらしく『手紙を盗み見たと分かったら、命は補償せんぞ』と釘を刺された。

 そんなヤバいものを預けるな、とリリルカは思う。世話になっているから断れないけれども。

 

 兎角そんな事情から、リリルカがエミールとアスラーグの許を離れ、リヴィラの怪しげな小路に入り――

 

「よぉ、アーデ。しばらくだな」

 

 見たくもない面と出くわした。

 恰幅の好い狸人のオヤジ冒険者。薄っぺらな笑みはどこか嗜虐的で悪意がにじみ出ていた。その酷薄な雰囲気は狸ではなく貉を思わせる。

 

「カヌゥ、さん」

 リリルカの顔が大きく強張った。

 

 ソーマ・ファミリアの冒険者(クズ)共にはリリルカを始めとする下っ端を虐げ、上前をハネる輩が珍しくないが、そうしたクズ共の中でもカヌゥ・ベルウェイは特に“危ない奴”として下っ端達から警戒されていた。噂によれば……この狸人は“殺し”を躊躇しないから。

 

 じりっと後ずさりしたリリルカの肩を背後から掴まれる。気づけば、カヌゥとつるむ二人の冒険者が退路を塞いでいた。冒険者というよりゴロツキの類。ダンジョンに潜るよりカツアゲや恐喝をしている方がよほど似合いのカス共。

 

 ――やられた。リリルカはフードの中で歯噛みする。まさかリヴィラで出くわすなんて。

 

 ファミリアのゴロツキ共が上前をハネに来るのは、いつも地上に帰ってから――魔石や素材をギルドで清算して稼ぎを得てから――だった。それだけに、ダンジョン内で待ち伏せされるとは想定外の事態。

 

「アーデ。えらく気前の良い連中とつるんでるじゃねェか。随分と溜め込んだだろ?」

 カヌゥとその仲間が薄笑いを浮かべた。悪意と欲に満ちた薄笑いを。

 

 クズ共。

 リリルカの胸中に凶暴な衝動が沸き上がる。

 力があれば。リリが小人族ではなく違う種族だったら。強い恩恵があれば。強いスキルやアビリティがあれば。力があれば、こんなクズ共、自分の力で蹴散らせるのに……っ!

 

 カヌゥとその仲間はレベル2程度。実力も高くない。性根は便所虫にも劣る下衆共だ。が、レベル1のか弱い小人族サポーターに過ぎないリリルカには逆立ちしても勝てない相手。這いつくばってへりくだらなくてはならない相手だった。その不条理に、理不尽に、屈辱的な現実にリリルカは怒りを、恨みを、憎しみを禁じ得ない。

 

「なぁ、アーデ。お前みたいな役立たずのサポーターがソーマ・ファミリアに居られるのは、俺達冒険者のおかげだよなぁ?」

 カヌゥは歩み寄り、その大きな顔をリリルカに近づけてニタニタと嗤う。

「感謝の誠意ってのぉ見せてくれや。()()()()()()()、なあ?」

 

「こ、ここはダンジョン内です、カヌゥさん。お金なんて」

 

 リリルカの言葉をカヌゥの拳が妨げる。

 横っ面を殴られたリリルカが地面に倒れ、その華奢な体をカヌゥの靴底が踏みつけた。口から悲鳴が漏れるが、カヌゥは躊躇なく足に力を加えてリリルカを苛んだ。

 

「お前が口にすべき言葉は違うだろう、アーデ」

 体を屈め、踏みつけているリリルカへ顔を近づけ、

「喜んで全て差し上げます、冒険者様。それから」

 カヌゥは演技がかった口ぶりで言った。

「あの2人から高価な装備を盗んできます、だ」

 

 その言葉に、リリルカは殴られた痛みも踏みつけられている苦しさを忘れ、凍りつく。

 

「出来るよなぁ、アーデ。()()()()()()()()()()()。なあ?」

 にやにやと絵に描いたような悪党笑いを浮かべるカヌゥとゴロツキ2人。

 

 アスラーグとエミール。カヌゥ達。どちらに誠意を注ぐかと問われたなら、リリルカは即座に前者を挙げ、後者に向けて唾を吐きかける。

 

 しかし、ここでその本心を告げれば、この三人はリリルカを半殺しに、いや、本当に殺すかもしれない。その暴力に、リリルカは抗う力を持たないのだから。

 

 では、口先だけでも了承してこの場を逃れるか。

 

 否だ。

“言質”を取られてしまう。その危険性を理解し得ないほどリリルカは浅慮でも短慮でもない。老獪なカヌゥがその言質を以って、リリルカからさらに多くのものを奪うだろう。これまでのように。

 

 それに……この半月、ペットに対するようなものであっても、2人から受けた厚遇や労わりはリリルカの心に大きく染み渡っていた。

 

「い、いやです」

 これから振るわれるだろう暴力に恐怖しながらも、リリルカはカヌゥを見返し、言った。はっきりと拒絶の意志を込めて。

「リリは御二人と契約を結んでお仕事を頂いたんです……! 御二人を裏切ったりしません……っ!!」

 

 カヌゥの額に青筋が浮かび、

「どうやら、ちぃっと教育が必要なようだなぁ?」

 ズタ袋でも持ち上げるように、カヌゥはリリルカの襟元を掴み上げて宙吊りにする。どさりと落ちる大きなバックパック。

 首元が締まる苦しさにリリルカが呻いた、

 

 

「……これはどういう状況かしら?」

 

 

 刹那。

 アスラーグとエミールが小路に姿を見せる。

 

「追剥か、強姦魔か。その両方かしら?」

「“悪党”の一語にまとめてしまえば良いと思う」

 場違いなやりとりではあったが、アスラーグもエミールも双眸が氷より冷たく、カヌゥ達をあからさまに敵視していた。怒気や殺気こそ放たれていないが、既にアスラーグの左手は腰のレイピアの鯉口を切ろうとしているし、エミールも重心をいつでも“動く”位置に移している。

 

 ち、とカヌゥは舌打ちし、慇懃無礼な薄笑いを湛えた。

「こいつはファミリアの事情ってもんでしてね。口出しは無用に願いまさぁ」

 

「ファミリア、ねえ?」アスラーグはリリルカへ垂れ気味の双眸を向け「そうなの? リリちゃん」

 

「そうだぜ、こいつは俺達ソーマ・ファミリアの――」

「黙ってろチンピラ。もう一度勝手に口を開いたら、潰すぞ」

 カヌゥの手下へ警告するエミールの深青色の瞳からは温度が消えていた。

「アーデ嬢。この場合、問題になるのは俺達と君が結んだ雇用契約の帰属先だ」

 

 は? とカヌゥやゴロツキはもちろん、リリルカも苦しさを忘れて目を瞬かせる。

 

「俺達との契約。それが個人事業者リリルカ・アーデとなされたのか。ソーマ・ファミリア眷属のリリルカ・アーデと結ばれたもので、その契約がソーマ・ファミリアに帰属するのか。どっちだ?」

 

 リリルカもカヌゥもゴロツキも、エミールの発言の意味が分からず困惑を深める。リリルカもゴロツキ2人もその氏育ちから高等教育など受けていない。年長のカヌゥとて冒険者や悪党として積み重ねた知識や経験はあれど、『契約の帰属先』なんて埒の外だった。

 

 そこへ、アスラーグがさりげなく右手を横に振って見せた。リリルカは持ち前の聡明さと機知を発揮。悲鳴のように叫ぶ。

「り、リリですっ! リリ個人との契約です、エミール様っ!」

 

 エミールは満足げに頷き、

「ならば……そいつらは()()()()だな」

 瞬く間に右のゴロツキに肉薄し、皮手袋で包まれた右拳をその顎に叩きこむ。男の顎から陶器が割れるような音色が響く。男は鼻腔と口腔から鮮血を吹き出しながらぶっ飛び、小ぢんまりした安普請の掘立小屋に激突。

 掘っ立て小屋を倒壊させても運動エネルギーが尽きず、ゴロツキは通りまで転がっていった。

 

「――は?」

 呆気にとられる左のゴロツキ。エミールはそのゴロツキが反応するより早く、間抜け面に回し蹴りを浴びせた。鼻骨と頬骨を砕かれながら左のゴロツキも通りへ吹っ飛んでいく。

 

 激変した事態に反応がおいついたカヌゥは、リリルカを抱えながら喚き散らす。

「テ、テメェら、ソーマ・ファミリアに喧嘩を売る気かっ!!」

 

「少し違うな」エミールは虫を見るような目を向け「俺達は個人事業者リリルカ・アーデとの契約に則り、脅威を排除しているだけだ」

 

「訳わからねェこと抜かしやがってっ! このガキの仲間きどりかっ!? いいか、このガキはなぁ、冒険者から装備や金を盗むコソ泥なんだよっ! テメェらは仲間じゃねえ、このガキの()()なんだっ!」

 カヌゥが喚き散らした内容はすべて真実で、

 

「―――」

 だからリリルカは後ろめたさと羞恥と自己嫌悪から、エミールとアスラーグの顔が見られない。2人の反応を見ることが怖くて、顔を上げられない。

 

 が。

 

「ダンジョン内のことは全て自己責任なんだろう?」エミールはカヌゥへ踏み出しながら「盗まれる奴が悪く、また盗んだ奴は報復を受けても自業自得。それだけの話だ」

 

「リリちゃんは私達から何も盗んでないわ。盗まれる奴に非があったんじゃないの? まあ、そうした事情を考慮しても、契約上、私達がダンジョン内で戦闘力の無いリリちゃんを脅威から守る義務を負っていることに変わりはない。そして、脅威とはモンスターに限定されていない。なにより」

 

 アスラーグはこの世で最も劣った存在を見るような目をカヌゥへ向けた。

「私は子供を食い物にする者に我慢ならない」

 

「同感だ」

 エミールは口腔内で密やかに呟く。

「Rashu Grhaya」

 

 

 世界が止まる。

 

 

 エミールは全てが静止している世界を歩み、カヌゥからリリルカを奪い取り、傍らにおいた。

 その後、カヌゥの大きな顔面に右ストレートを打ち込んで鼻をへし折り、返す刀で肝臓辺りに左フック。体幹を捻って右アッパーで下顎を砕きながら突き上げ、最後に飛び回し蹴りを口元へ叩き込み、上下前歯を粉砕。

 

 

 そして、時は動き出す。

 

 

「あっだばぁああああああああああああああああっ!?」

 奇怪(ビザール)な悲鳴を上げながら、カヌゥは通りへ吹っ飛んでいった。

 

 リリルカは唖然としながら粉塵の立ち込める瓦礫の山を見つめ、

「とりあえずこの場を離れましょうか。面倒に巻き込まれてもつまらないし」

 アスラーグがリリルカへ手を伸ばし、これまでと変わらぬ柔らかな笑みを向けた。

「さ、行きましょう。リリちゃん」

 

「さっさとずらかるぞ、アーデ嬢」

 エミールはリリルカの大きなバックパックを担ぎ、これまで通りの涼しげな眼を向ける。

 

「なんで――」

 俯くリリルカへ、アスラーグは母親のような声音で言った。

「話をしましょう、リリちゃん。そのためにも、ね?」

 

 リリルカ・アーデはどこか怯えた身振りで、しかし、しっかりとアスラーグの手を取った。

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