エリミネーター   作:たまうさぎ

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寝ぼけながら書いたのでこいつ何言ってんだってなるかもしれない

もっと戦闘シーン書きたい
んで被弾描写とか詳しく書きたい

あと毎日更新してる人ってやばい


傭兵の傭兵

 基地指令と十分に話し合い、本社にも確認を取った結果、フリーランスとして民間軍事会社と契約する事になり、ひとまず衣食住は補償された。

 明らかにこの流れを予想して準備していたであろう、基地司令から渡された資料によると、G&Kは人間の犠牲を最小限に止めるために戦闘は基本戦術人形が行い、人間は後方での業務がメインとなっている。当然火遊び専門の私には向いていない。

 

 しかしG&Kとしては人間の社員から犠牲者をだし、セールスポイントに傷をつけるわけにはいかないので、外部との契約という形を取った。悪い話ではない。強いて言えば本社との直接契約というよりもここの指揮官との契約となっているので、会社としては切りやすいという事くらいだ。

 

 

 

 

 

 そんな私は今G&Kの案内の元、先日脱出した鉄血の支配下にある森の入り口に来ていた。鉄血とは非常に簡単に言うと人類と敵対している人形達の事でこれの対処がG&Kの仕事の多くを占める。元は鉄血工造という大きな企業だったらしい。

 

「カエデさんに依頼する仕事は基本的にこの森での偵察、工作、戦闘が主になります」

 

 仕事だという事以外何も教えられずここまで来たが、ようやく説明をしてくれた。ちなみに彼は人形では無い。

 

「先日いただいた要望を元に活動拠点を用意させていただきました。流石に一から立て直す訳にははいかないので放棄された施設のリフォームとなっていますが、要望には応えられているはずです。入口はこちらから地下水路に入っていただいて右に進んで行けばドアがあります」

 

 ちなみにこれも要望通り。入口からすべて地下にして欲しいとお願いた。

 

「こちら見取り図です。詳しい事は指揮官から追って連絡します。では」

 

 そう言って職員は基地へ帰っていった。見取り図を確認しながら拠点へ向かう。

 

 ここは鉄血の影響で放棄された街。そこまで大きくはないが、かつては森の中にある大きな湖からこの地域一帯に水を引くというう大きな役割を持っていた。

 

 拠点についた。50m程の射撃場を兼ねたホールと1Kの居住区。押野町で使っていた拠点とほぼ同じ物が用意されていて、食料や武器弾薬もちゃんと用意されている。これなら問題なく仕事に取り組めそうだ。ここが用意されるまで間借りしていた基地の居住区も悪くなかったが、やはり慣れた環境の方が落ち着く。

 

 しばらく見て回っていると、事前に渡された端末にコールがかかって来た。

 

「気に入ってくれたか?まだお前がフィールドでどれだけの働きができるか分からない以上コストは抑えめで用意したが、何か要望があれば言ってくれ。働きさえよければ金は惜しまない」

 

 羽振りがよすぎるような気もするが、当然これに見合う働きを求められているという事でもある。

 

「本題に入ろう、お前に頼む仕事についてだ。」

 

 回線越しに伝わる真面目な雰囲気に思わずこちらも背筋が伸びる。

 

「基本は森の中の偵察だ。見ての通り我々のいる町と森の間は大きく開けている為、森から出て来ればすぐに見つけることが可能だ。よっぽど馬鹿げた物量などでなければ対処ができる。しかし最近この地区でハイエンドモデルが活動している可能性が高いとの報告が入ってきた。それを裏付けるかのように奴らの戦術に大きく変化が見られ、森全体での支配力が高まってきている。お前に頼みたいのは、ドローンで情報を得にくい森での長期的な偵察と鉄血の数を減らせるだけ減らすことだ。」

 

 端末にデータが送られてくる。過去の戦闘記録や鉄血の主な拠点等、この地区の戦況が詳しく書かれたマップだ。

 

「実際にどう行動するかはお前に任せる。相手は人形だ。我々のように通信機を使わずとも意思疎通ができ、しぶとさも桁違い。情報が確かであればそこにハイエンドモデルの指揮能力が加わったことになる。鉄血の数を減らすと言ったが、お前が確実にやれると判断した場合、例えば少数の巡回や偵察部隊等だけでいいし、戦闘がきついなら最悪偵察だけでもいい。逆にお前ができると判断したなら、敵施設への破壊工作等こちらから攻撃を仕掛けるのもありだ」

 

 なるほど、様はこの森の中で鉄血に対する嫌がらせと情報収集をすればいいわけだ。そして基本はこちらの自由裁量、やるも自由やらないも自由。しかし報酬や対応は成果によって変わってくる。分かり易くていい。

 

「やる気があるようで何よりだ。もちろん森ではこちらの部隊も活動を行うし、その際支援を依頼することがある。緊急的な物でなければ作戦が決まり次第前日中にこちらから連絡をする。こちらからは以上だ。この後は会議がある。何か質問があればテキストで送ってくれ」

 

 通信終了。

 

 

 

 

 

 地下深くのとある部屋。明かりは落とされており、暗闇の中今しがた通信を終えた端末が部屋の主のどこか切羽詰まった様な顔を照らし出す。

 

「これは賭けだ。私の積み上げた全ての集大成。勝っても負けてもやる事は同じ、だが確実に結果は大きく変わる。」

 

 背もたれに体を預け、天井を見上げた。思わず嘲る様な笑みが零れる。

 

「私が運に身を任せるようになるとは、再開を果たせてもあの馬鹿どもでは私だと気づけないかもな。なんにせよ漸く見つけた火種だ、上手く育てていかないとな」

 

「そしていずれ私の敵を、人類の膿を焼き払ってくれ」

 

 祈るように呟かれたその言葉は、しかし誰にも届く事はない。

 

 

 

 

 

 日が最頂点を過ぎた頃。森に置かれた物資の中継地点を警備する二体の鉄血人形がいた。二体はアサルトライフルを装備したVespidと呼ばれるタイプ。森で鉄血人形達が交戦した際や森の外へ偵察、攻撃を仕掛ける際にいち早く物資を届けるため、複数個所にこういった物資を備蓄する中継地点が存在する。

 

 風切り音。それとともに7.62mm径の亜音速弾が二体のうち一体を襲う。

 肩部に着弾、本来それは人形にとって致命的な物になり得ないはずが、被弾した人形は被撃破の信号すら出せずに崩れ落ちた。片割れが緊急信号を発するが電波障害により正常に発信することは叶わず、同じく崩れ落ちる。

 

 しばらくすると、黒い戦闘服に身を包んだ少女が、まだ実弾が主だった時代から溢れ返るほど存在するAR15派生の銃を手に現れた。

 念のためもう一度脅威が残っていないか周囲を見渡すと、ポーチからストロボマーカーを取り出し、大きなスライド式のスイッチを親指で押し上げ手から物資付近に設置した。

 

 

 

 

 

 よし、これで司令からのお使いは終了、明日にもG&Kの部隊が物資を回収に来るだろう。私は帰るだけだ。

 今回の任務は鉄血の物資中継地点へのマーキングとG&Kの部隊のルート確保だ。

 この森で活動するようになってから幾度か鉄血と交戦し、その際の報告を元に更新された装備を持って初の依頼だ。

 通信機やサポート様電子機器等の細かい更新もあるが、やはり一番大きいのは武器の変更だろう。

 本当は使い慣れたSIG552が使えれば一番なのだが、実弾武器が多くの軍の標準装備から消えて久しいここでは、その銃の戦術人形が量産でもされない限り代わりのパーツを手に入れるのは不可能に近い。そして現在I.O.P.社からSIG552タイプの人形は生産されていない。

 一応同じSIG550派生のSIG556タイプは存在するが、この地区の司令部には配備されておらず、結局実弾を使用する人間達の中で未だに根強い人気を誇り、パーツも多種多様な物が簡単に手に入るAR系統の物を使用することにした。

 

 銃の移行というのは言うほど簡単な事ではない。銃を使用する人間ですら軽く見がちだが、実戦で問題なく戦闘を行うには何百何千という回数ハンドリングを練習する必要がある。

 次の瞬間死ぬかもしれないという高ストレス下でも問題なく弾を装填し、正しく構え、正確に標的に弾丸を打ち込み、動作不良が起きても半ば反射敵に原因をクリアし一秒でも早く戦闘行動に戻るには、動作を一つ一つ体に刷り込ませて置かなければならない。

 これを怠る者も多くる。そういった物は皆、緊張で手が震えだすと、敵を撃つどころか弾倉を差し込む事すらままなくなる。薬室に弾を送り忘れる等細かいミスを重ね、動作不良が起これば頭が真っ白になって喚き散らし、そういった隙が積み重なっていつか取り返しのつかない結果を招く。

 

 ゆえにこの更新はかなり不安だった。幸いAR系統の銃、というかM4は軍でも触る機会は多かったので操作系統は問題ないが問題は使用する弾薬だ。

 

 何度か人形と戦闘して分かったことの一つに、距離を開けての打ち合いは圧倒的に人形の方に分があるというのがある。

 考えてみれば当然のことだ。銃撃戦に最適化された機械と生物、もっと言えば武装からして過去の骨董品と最新鋭とまでは行かないものの比較的新しい世代の武装と大きな差がある。

 

 結果、奇襲による対少数に特化させた方が良いという結論になった。そこで選ばれたのは、元から亜音速で撃つことが前提で開発された事、弾頭のサイズから5.56*45mmに比べて細工がしやすいこと、AR15からボルトとバレルの交換だけで撃てる事、から.300 Blackoutになった。選んだ基準に細工のしやすさが入っているのは、人形の耐久性を攻略するために、着弾時に強力な電磁パルスを発生する装置、様はEMPを組みこむ為だ。

 5.56*45mmでも組み込めるらしいが、小さい弾頭に装置を詰めると重量が稼ぎにくく、弾道が不安定になる上に、単純な質量弾としての効果が薄くなるので.300BLKが選ばれた。

 

 今日が初の実戦使用だったが、思っていた以上に効果があった。前の装備で同じことをするなら、まず狙撃で倒しきれることはない。そもそも旧式の銃で鉄血相手ができるのは、自立型FCSとも言える戦術人形が人形特有の精密さと馬鹿力で強装弾を叩き込んでいるからであって、人間である私にそんな真似は当然できない。

 確実にコア部分、最低でも付近の主要な伝達回路にダメージをいれ、倒れていたとしても腕一本でちょっとした狙撃ができる為常に気を張りつつ距離を詰め、改めて確実にコアが破壊されるまで弾を撃ち込む必要がある。当然そんなことをしている間に襲撃の情報は共有されるので倒した後は己の全てを持って逃げに徹する事になる。マーカーなんて設置してる暇はない。

 

 これで漸くまともに戦えるようになった。司令もこれからは積極的に依頼をしてくるはずだ。きっと忙しくなる。

 

 基地司令コールがかかる。

 

「突然済まないが、杞憂を要する案件だ許せ。」

 

 覚悟はしたが早速か。

 

「その付近でグリフィン所属の人形のものと思われる救難信号があがっている。状況の確認と、可能ならそのまま救出を頼みたい。依頼については既にマーカーを確認している、気にする必要はない。座標を送る、そのまま現地へ向かい状況が分かり次第連絡をくれ」

 

 消費もほぼ無いし日が沈んでも面倒だ。早めに向かうとしよう。

 

 そうして少女はその場を後にした。




結局こいつは何が書きたかったんだ

原作にある銃にしようかと思ったけど森で戦えて奇襲性に優れたのがなかったからこうなった
完全趣味で9*39mmとかも考えたけどあれって種類にもよるけど初速.300の半分もないんだよね
.300Wisperじゃないのは個人的に馴染みがないからってのとAR15modの専用装備が.300Blackoutだったから
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