皆さんも不正利用にはご注意ください……w
脳無を拘束し、逃げて来た人達が「ヒーロー達が苦戦している」と言っていた方角に全速力で向かっている、その途中で脳無の対処をしていた二人のヒーローが目に入った。
一人は昨日も合ったエンデヴァー。もう一人は黄色いマントをなびかせている小柄なヒーローの御老人、だがその歳を感じさせない卓越した戦闘スキルを持った優秀なヒーローの様である。
「エンデヴァー!」
「ぬぅ、またお前か律者‼」
「ほぉ、お主が律者か」
「えっと、貴方は?」
「儂はグラントリノ、まあオールマイトの昔の知り合いだ」
「っ、そうですか(この人がオールマイトと電話で話してた方か)」
「ご老人、雑談は後にしてもらいたいな!」
エンデヴァーが声を掛ける、気づくと脳無がもう一匹こちらに向かい襲い掛かってきていた。エンデヴァーが炎で応戦するが、熱や火傷を気にする素振りすら見せずエンデヴァーに掴みかかる。
即座に後ろに飛びのき巨腕に捕まる事は無かったエンデヴァーだが、炎を受けても無傷で襲う脳無に苛立ちと焦りを見せている。
「ちぃ、炎に耐性を持っているのか⁉ならば次の一撃はさらに火力を上げて――」
「――効かないなら一旦さがれ、エンデヴァー!」
エンデヴァーの炎が効かなければ次は私の出番、律者はエンデヴァーの肩を借り飛び越え紫電を纏った踵落とし一発。脳天にクリーンヒットした脳無は蹴りの衝撃とスタンガン以上の電圧による二重の衝撃には耐えられず地面に倒れ込み動かなくなった。
「炎耐性持ちに出力で勝負する理由はないだろう、少し冷静になりなさい!」
「っ、余計な世話だ律者!俺はすこぶる冷静に行動していた!!」
「(その文言が冷静じゃない証だよ、全く……)」
だが焦りを見せるのも分からなくはない。いきなりの脳無による無差別な襲撃……オールマイトをあそこまで追い込む程の緻密で周到な作戦を立てていたあのヴィラン連合だ、以前とやり方とはかけ離れている気がしてならない。
死柄木には子供らしさが残る言動と性格は見せていたが、冷静な時は頭の切れた統率者として行動する力は持って居たハズ、何か別の目的が?
「それにしても、焦凍は何処に行ったんだ⁉」
「えっ、轟君此処に来てたの?貴方の所に?」
「あぁ?俺が指名したんだか当たり前だろう‼それぐらい分かる頭してると思ったがなぁ‼‼」
「いや、分からないわよ普通……」
「なにやらあったらしいが、詳しくは知らん!なにせ急ぎ走って行ったからなぁ‼」
「あ、そう……!(でも、轟君がエンデヴァーの所を離れるとは思えない。№1を目指すあの貪欲さがあるはずなのに……)」
「キェェェエェェェェェアァァァァアアァ」「キャ――――‼‼」「ヒーローは⁉」「助けてくれぇ‼‼」
「ままぁ‼‼」「キエェアッアッアッ…!」「火災が酷いぞ‼‼消火急げ‼‼」「早く避難を‼‼」
脳無を追いかけていたらいつの間にか騒動の中心部にまで進んでしまっていた。現場は混乱を極めており統制が殆ど取れていない。空中で旋回している脳無、強靭な肉体で辺りを壊しまくる黒い皮膚の脳無に腕の長い青肌の脳無……その他灰色の皮膚の成人男性サイズの脳無が数体……戦場は混沌としていた。
「っ、考える前に目の前の事を終わらせますか‼」
律者はビルの壁を走り現場へ急ぐ、大通りの中心部分で暴れている黒脳無へ狙いを定め壁を蹴り周囲を覆う炎の壁を飛び越える。
律者はそのまま"雷の律者"の姿のまま飛びかかり、空中回し蹴りを黒脳無の横ほほに食らわせる。脳無はその一撃で炎の壁を突き抜けその奥の駐車場めで吹き飛び駐車していたトラックへ衝突し動かなくなった。
「あ、ああ……!」「律者さん‼‼」「来てくれたんですね!」
「話す前にヴィランと救助優先!」
「「「は、はい……!」」」
「くぇぇえええぇえ……」「くぁあ、ああぁあぁあ……!」
黒脳無が倒れたのに気づいたのか、近くにいた青脳無と灰色の脳無の一匹がこちらに突っ込んできた。
すぐに対処しようと構えるが、周囲のヒーローの状況が気になってしまう。他のヒーローも加勢しているが現状だと明らかにヒーローの数が足りていない……火災に救助、ヴィランの相手に避難誘導……これでは何処かが手薄になった途端死者がでる可能性がある。
「(ぬぅ……分体作るのは負担掛かるから控えたいけど、そんな事言ってる場合ではないわね!)」
律者は仕方なく能力の同時使用による分体の複製を行う。"識の律者"で自身の意志を複製、分体分の意識を作成……"理の律者"での機械人形の構成……"支配の律者"で意志の分配と定着させ……そしてそれぞれの意識に沿った能力をコピーし人形に付与する!
「(救助に誘導、火災にヴィラン……
分体への能力定着が完了する、分体となった3体の人形は突如それぞれ変わったオーラを纏い姿を変えはじめる。
1体は金色の光に包まれ、その周囲に五線譜と♪が浮かびあがり、1体は黒と緑のおどろおどろしい炎を纏い、1体は青い閃光に吞まれ光が空へと昇っていく。
そしてそれぞれのオーラが収まると、そこには姿を変えた律者の分体が――
――蒼白の彫刻の如く美しい鎧を纏い、盾と槍を携えた凛々しく気高き"騎士の律者"「デュランダル」
――蛇の模した妖艶なドレスに身を包んみ、禍々しきデザインの十字の棺と共に現れる"侵蝕の律者"「メビウス」
――
かの3人の"律者"と本体である"雷の律者"、全員が揃い横に並ぶ。その姿は戦場であり一分一秒を争う地帯だというのを忘れてしまいそうになるほど神々しく、安心感を与える光景だった――
メビウス「あらぁ?私が呼ばれるなんて意外だったわぁ」
デュランダル「確かにそうですね、この
エデン「でも、これが一番いいって
芽衣「ぱっとみた限りの人選ってだけよ、これが100点とは思ってない……だから、各自100点以上にするのよ」
エデン「フフッ、結局いつも通りって事ね」
メビウス「そうねぇ♪100点でなければ120点を目指す……ヒーローらしいわ」
デュランダル「そしてそれが、
芽衣「そうよ、だから……いつも通り、皆を助けましょう。それじゃ――」
芽衣・デュランダル・メビウス・エデン「――任務開始」
誰が何の役目を担うべきなのか、そんな話は一切せず私達はそれぞれ行動を開始した。何をすべきか、どう行動すべきか…そんな話し合いなど彼女達には必要ない――
№1が"本気で"作戦を遂行しようと行動する、それが何を意味するか……ヴィラン達は想像する事等出来るだろうか。
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補足3rd
・"騎士の律者"デュランダル
デュランダル系統の戦乙女の能力の総称。能力の概要としては「騎士の力を宿すことができ、鎧だけの騎士を召喚することができる」といったモノ。
現在召喚できる騎士は、「輝騎士・月魄」の白銀の騎士二体、「天元のパラディン」の黒い外装の騎馬が呼び出せる。
ちなみに戦闘時は使いたい戦乙女のスタイルをイメージして戦う、イメージせずに能力を使用すると固定で「不滅のスターアンカー」時の姿となる。
律者の中で一番防御力が高い能力、要人の警護や避難者の護衛時等によく使う。
・"調律の律者"エデン
エデンの能力は「音を扱い人の心に干渉する能力」、優しい曲を奏でて人の精神を落ち着かせたり、逆に激しいテンポの曲を奏でれば他者を鼓舞する事も出来る。
巨躯を奏でる際はエネルギーを集めハープを呼び出し奏でる。あと戦闘時のみではあるが、変身時に所持している双銃での銃撃等での攻撃では固定で自身の能力と心を鼓舞する旋律を奏でることが出来る。
基本的に災害時の被災者の心を落ち着かせたり、周囲のヒーローへの支援が主な使い道で戦闘ではほとんど使ったことが無い。結構マニアしかしらない返信だったりする。
:なんで実装されてないエデンが出てくるの?
大陸版のベータテストバージョンにてすでに紹介されており、実際私も触っております。
気になる方は「崩壊3rd 5.7」でYoutubeで探してみてはいかがでしょうか :^)
作品の投稿日時、いつぐらいに上がってると嬉しいですか?
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