個性「律者」のプロヒーロー   作:siera

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※02/08更新 
投稿した文が調整を行う前だった為、一部書き換え・書き加えております


16話

試験から数日後、ヒーロー事務所「ハイペリオン」地下――

 

普段律者とブローニャ以外は入ることが無い地下へと続くエレベーター。約20階層ほど下に降りた先には、奇妙な一室がある。

奥に地球儀に似た謎のホログラム。左にはカウンターと壁掛けの本棚、その奥に壁沿いに並ぶ高級そうなソファ。右には作戦会議室の様な大きな机にモニター、薄いガラスのモニターが並んでいた。

此処は「古の楽園」――

過去、ある集団が体験したすべてが内包したデータの世界…の模倣。そんな場所で何をしているのかというと……。

 

「フッ!」

 

古の楽園のさらに深き場所――

桃色の空。幾つもの無機質な建造物が乱雑する世界で刃を振るう律者。それは虚空にではない、この個性という名の異能が存在するこの世界でも異形と思えるような怪物達に向けて振るっている。

白い槍に似た両腕を持った大型の怪物、空を飛び高速で飛び回る小さき怪物。これらは私にはおなじみの敵。前世でアホほど見てきて倒してきた崩壊獣だ。

 

「――――――!!」

「はぁああっ!」

 

次から次へとやってくる崩壊獣の群れ。だが律者となった私にかなう訳がない。湧いて出てきては切り倒していく。10数体を倒した後、パタリと崩壊獣が現れなくなった。そして、虚空から桃色の粒子が吹き現れ、形をなし…一人の女性の姿をかたどる。

 

彼女はエリシア。崩壊3rdの前文明の英雄――

崩壊3rdに突如現れたと思ったらとんでもない話を紡ぎ、誰しもが忘れることなんてできない程の過去を持ち、美しく可憐な彼女を永遠に覚えていられるような素晴らしき彩りに溢れた最後を迎えたキャラ。

だから、彼女ももちろんデータが象った虚像。生きた存在ではない……。私をこの場所にやってきた来訪者として歓迎する、異界の英雄の残滓の一つと言っていいだろう。

 

「うふふ、芽衣?今日はいつにもましてしんみり顔ね?」

「そうかしら?私的には、通常通りの戦闘だったんだけど?」

「えぇ~?絶対なんかあったわよ~!あ!もしかして、あたしの秘密知ったから…とか!?」

「……それに関しては驚いたけど、それとは関係ないわ」

 

彼女は私の律者の個性にも存在しているが、最近になって彼女の存在がしっかり明記されていたので、個性の調()()を行っている。

調()()というのは、私が使用する"律者の能力"の姿や能力の割り振りの事。実は私のスマホには前世で遊んでいた「崩壊3rd」のデータがそのまま入っており、未だに暇が出来た隙にプレイし情報を更新している。

その為、以前は正体や能力が不鮮明だった"約束の律者"の枠にエリシアの姿をはめていたが、改めて"人の律者"という存在がはっきりと情報にでていたので、エリシアをこれから"人の律者"として能力を新しく開花させた。

「古の楽園」で戦っていたのは、割り振りをおこなった律者の力と姿がしっかり扱えているか、能力はコントロールできているかなどを確認する為。その為の修行である。とりあえず新しく割り振った律者は正常に扱えていたのを数分前に確認し終えた為、雷の律者の姿での修行に切り替えていた。まぁ、それ以外の"理由"もあるのだが――

 

"人の律者"――

能力の詳しい説明が無い律者であったので、どういった能力なのかという不安があった。どういった能力だったかというと……「エリシアが愛した人の力を借りて扱う」といったモノ……。

実にエリシアらしい……。私が能力を開花させたとき、私の脳内に律者の内容が観血的に浮かんでくるのだが、この力の概要を知り笑みがこぼれたものだ。具体的な内容はー……いつか見せる日が来るだろう。そういえば、"起源の律者"として割り振りを行おうと思い調整しようと思ったがうまく行えなかったのは"人の律者"のほうがイメージ強かったからだろうか。正直私自身も個性「律者」について詳細な事はわかっていない。

 

「……ほんと、エリシアらしいわ」

「? 誉め言葉にしてはとげがあるわよ、芽衣?ンフフ♪」

「それに…珍しくボロをだしたわねぇ!”それとは関係ない”っていう事は~…別の悩みがあるって事よ!」

「……。その考察は、前に持ってきた推理小説の影響かしら……?」

「あら?よくご存じで♪」

 

知的好奇心の塊であるエリシアに本を与えるとこうなるのは何となくわかっていたはずなのに……。やはり好きなキャラには、優しく接していきたいという考えはある意味あだとなったか!?

 

「……はぁ。ここで話すのもあれね」

「そう?私はここでも構わないわ」

「やる事はやったけど変わらなかった。今日はここに来る用事はすんだわ」

「了解よ、じゃあ…戻りましょう」

 

エリシアがパチンと指を鳴らす。眼前に鍵穴の形に似たゲートが出現する。

エリシアと私はそのゲートに警戒することなく、平然と歩みよりゲートを潜り抜けた。古の楽園のホログラムの前、虚空に出現する四角いノイズが姿と色を構成し、律者とエリシアは現れる。はたから見れば明らかにおかしい出来事が起こっているのに、それに誰も指摘する事は無い。

エリシアはカウンターから水を手に取り、コップに注いで私に渡してくれた。渡された水を一口飲み、ソファに座り一息入れたのちに話し始める。

 

「それで?何があったの?」

「最近…律者の力がぶれる時があったの」

「律者の力が……?それは外的要因とかかしら?」

「わからない……。けど、突如装備が揺らいで、能力の質が上昇したの。その後は揺らいだりは起こらなかったわ」

 

それはこの前の試験後の修復作業中の時のアレである。自身が破壊した建造物を"理の律者"の能力を使用した際、突如理の律者の手甲が乱れ、色合いやデザインが変わった瞬間、能力が急激に強くなり、一気に修繕が完了したのだ。

いきなりの事で驚き、能力の使用を止めると…手甲はいつも通りの物に戻り、能力の出力も今までと変わらなかった。その後2~3日経ったが、同じような事は起こらなかった、あれは一体何なのか。それを知るには、戦いで能力を極限まで使うのが手っ取り早いと考え、この場所に来たのだ。

 

「成程…ごめんなさい、私はそう言った経験は一度もないから、アドバイスは難しいわ」

「そう……。」

「あぁ!そんな悲しそうな顔をしないで芽衣!それに……何となくだけど、その異変は悪いモノじゃないと思うの」

「……一応聞くけど、何を根拠にそう言えるのかしら?」

「フフッ、乙女の勘ッて奴よ♪」

「……。」

 

納得のいく答えは得られなかったけど、何となくエリシアが言うには大丈夫なんだろうという、謎の思いというか、納得感がある。エリシアが言う事なら、難なくでも大丈夫なんだろうと思わせる。これが彼女の魅力というやつなのだろうか?

 

「……はぁ~、貴女に相談したのが間違いだったのかしら。本気で心配していたのに、悩んでたことが馬鹿らしく感じてきたわ」

「それでいいのよ。分からないことに不安を抱いても、結局どうするかを考えられるのは起こった後にしかできない。だから、変に悩むよりかは、気を付ける程度の認識でいた方が気が楽よ?」

「それに……貴女、外ではヒーローとして活動しているんでしょう?それなのにあなたが変に悩んで、周りに心配させるようになってしまったら、それこそヒーローとして失格よ?」

「まさか、貴女にヒーローについて説かれるとは思わなかったわ。でも、ありがとう…エリシア」

「どういたしまし……てッ!」

 

良い話で終わるのかと思ったら突如私の角を触ってきた。この角、脇の二倍くらいくすぐられるようなむずがゆさと、それとは別の変な快感が脳にビリビリッと伝わってくる。つまり……超が着くほど敏感なのだ!

エリシアにさすられ、私は……その……普段出さないような……声を出してしまった……。

 

「ひゃんッ……‼‼‼」

 

……。

とっさに出た声、その後数秒起こる静寂――

急ぎソファを動きエリシアから距離を取らないと、軽く匍匐前進の様な動きでソファの反対側にたどり着き、壁を背にして息を整える。

エリシアは角を触った時のポーズのまま硬直している。前髪が目を隠し、表情を見せていないが……モーレツに、嫌な予感がする!?

 

「~~~~~~~~~~~~~ッ♪」

「芽衣、芽衣、芽衣♪なに今の反応!?もっと見せてもらってもいい!?いや、ダメって言っても見せて!?」

「拒否権無いじゃない!?嫌よ!絶ッッッッッッッッッッ対に嫌…ひゃんッ‼‼」

 

暗殺者の如く気配を消して私の前に接近し…い、いきなり角のさすってきた……‼‼ま、また変な声が出た!?恥ずかしさで雷が周囲に迸る。それを意に介せず、私の角を再度触ってこようとする!

 

「ちょ、ちょっとエリシア……!?」

「もうちょっと、もうちょっとだけ……♪ ԅ(ФωФԅ))ムフ~!」

「(獲物を狙う猫の様な表情!?これ以上やられたら……!)……ヒィ~~~~!」

「あぁ!!まて~~~~~~~~!」

 

全速力で古の楽園の中を駆け逃げ回る私。それに追いつき、角触るためだけに本気で追いかけてくる興奮気味のエリシア。その光景を丁度エレベーターから降りてきたブローニャがジト目で呆れた表情で目撃するのだった。

 

「二人共、何しているんですか……。( ㅍ_ㅍ)」

 

 

 

…。

 

……。

 

………。

 

 

 

その後、ブローニャの合流もあってエリシアを止めることが出来て無事に古の楽園から脱出。無事(?)にハイペリオン執務室に戻ることが出来た。何気に久しぶりに全力で逃げ回ったかもしれない。芽衣はいつぶりか息を切らしてへばっていた。

 

「……ほんと不思議な人ですね、エリシアは。あれが"AI"とは到底思えません」

「(本当は元ネタの人格があるからなんだけど、いった所で混乱するから言えないよね)ま、まあ……個性ある方が、人と話しているようでありがたいからね」

「それにしても不思議ですね、貴女の創造の個性は……今の技術でもあそこまでのホログラムも作れないというのに、あれほどの人工知能まで作ってしまうなんて」

 

ちなみに、古の楽園を作った技術は面に出していない。

やろうと思えば設計図なども書きだせるが……何かに悪用されそうな気配があるし、なんなら面倒事が増えそうな気配がするのでやめている。お金目的でもないからね。あと"理の律者"の技術力が数世代先なのは、元の崩壊3rdの技術がかなり発展していたからだろう。向こうじゃホログラムや人体改造、クローンにブラックホールなど作ろうと思えば大抵のモノを作成できていたからだろう。小型ブラックホールとか、一体どうやって作っているのか……私でも理解はしていない。前世も工業系じゃなかったし、科学者目指してたとかでもないからね、しょうがないのである。

 

「それも13人……それぞれが個性の塊のような人たちでしたが」

「まあ退屈しないよあそこは。それに修行としては最適だ、実際に傷が付くわけではないけど脳には負担がかかる。他の人たちにはあそこは挑戦するには酷だろうけど、ブローニャならいつでも挑戦してみてちょうだい」

「もちろんです!まだ最下層まで行けていませんので……!ゲーマーとしての血が、諦めさせませんとも」

「……あれをゲーム感覚で修行するのは貴方だけだよブローニャ」

 

古の楽園は、いわゆるアニメやライトノベルでよく見られるフルダイブ技術を用いた修行場として稼働している。崩壊3rdで表現されている階層内にフルダイブし、そこで敵と戦闘。加護やアイテムを用いて最下層……18階層まで到達し、ラスボスと裏ボスを倒して完全攻略である。

フルダイブ技術を用いて行われている戦闘なので、もちろんその時得た感覚や、戦闘時の疲労感をも持ち帰ってしまう。なので、実際の体を動かしていないが、向こうで体験した疲労感がそのまま本体に帰ってくるのだ。なれないと数週間筋肉痛も起こるし、下手すると向こうで修業しすぎて、帰ってきた際気絶して数日起きなくなる。

それを防ぐため、実力があるヒーロー。私やブローニャしか開放していない。後他には…以前一回だけオールマイトが体験して8階層に、シンリンカムイが話を聞いて体験し、6階層でリタイアし、疲労でぶっ倒れていた記憶がある。私?当然最終階層攻略済みである。もちろん最高難易度で、ゲームとは違い、個性で能力を切り替えられるので多少攻略難易度は下がっているが、私もそれでも結構疲れる。

 

「さてと……今日の仕事は――」

「この地区のヴィラン騒動は一件も無いですね、この前姉様がヴィラン拠点を片っ端から撲滅した(13話参照)からこの地区に来なくなったんでは?」

「そう。オペレーター、タイアップの連絡は?」

「数件来ていますが、もうこちらのヒーローが救援に向かい、到着しています」

「それじゃあ、久しぶりに巡回でも行こうか」

 

珍しく周辺ヴィランの反応がなくて安心のため息がでる。なにかと一日に一回はヴィラン騒動で私たちは出ずっぱりだった。今日はゆったり巡回しながら、町の様子を確認するとしよう。

 

「ブローニャも一緒に回る?」

「すいません、私は別地区に向かわなければならないので」

「そう、なら一人で行くわ」

 

"雷の律者"の出力を上げ、4階の窓に駆け出す。それに呼応するように、オペレーターの子が慣れた手つきで窓を開く。空いた窓をスッと抜け、そのままビルの屋根を飛びながら町を巡りに出かけた。

 

「それじゃあ、行ってくるわ!」

「「行ってらっしゃい!」」

「……相変わらず行動が大胆ですね。けどこれが一番早い出動らしいので慣れました」

「姉さまの行動力と、大胆さは見習うべきなのかもしれませんね」

「……ブローニャさんはあんな出動する気じゃ無いですよね?」

「しませんよ!」

 

 

 

…。

 

……。

 

………。

 

 

 

送電塔の上から街を見下ろす私。送電塔なんて本来危ない場所だが、私は"雷の律者"なので送電塔の電気に感電することはないし、むしろエネルギーに変換できるので問題ない。え?他の律者の場合はどうなのか?普通に感電します、はい。

 

「……風が気持ちいいわね」

 

珍しくサイレンの音もなく穏やかな町の空気に巡回中なので腕を伸ばして軽く気を抜いてしまう。私のヒーロー事務所がある地区とはいえヴィラン騒動は変わらず起こる。今日は珍しい平和な一日……いや、"平和"なんて言葉はふさわしくないか、落ち着いた一日だ。

 

「ヴィラン連合らしき動きも感じることなく……か」

 

実は数日前、緑谷君たち生徒が夏の林間合宿前の買い物を行っていた際にヴィラン連合リーダー「死柄木 弔」と接触するという事件が起こっていた。ある程度会話をしたのち何もせず人込みに紛れて消えていったそうだが、その後の捜索に私も加わり周囲の捜査を行っていた。

だが案の定手掛かりはなく、それから動きを見せることはなかった。今も警察とヒーローが協力し捜査を続けているが、進展などなくまた振出しに戻ってしまった。

…私の個性も万能ではない。律者の本来の特徴は「万能性」ではなく「世界を滅ぼすほどの力」だ。だから本来の力を抑え、様々な用途に能力を分散している私がイレギュラー。もっと使えこなせるようにならなければ……。

 

「おや、律者さんじゃないっすか!」

「……?あ、ホークス!」

 

送電塔の上から声を掛けられ、横を見ると大きな翼を羽ばたかせて滞空している男だいた。彼はホークス――

№3という立ち位置をもっておりながら、性格はかなりのマイペース。「俺は自由に飛びながらヒーローやりたいだけなんで」「もっと気楽にお互来ましょうよ~」なんて感じに話す人物……だが、根の方はかなりのまじめで責任感が強い男。自慢の羽と素早さをもって、世界を1秒でもよくしようと羽ばたき続けている。

……というか、彼は九州の地方ヒーローだったはずなのに何でここにいるのだろうか、関東だけどここ?

 

「九州じゃないんですか?」

「いやぁ、俺って早いからいろんな調査の依頼とかされちゃうんすよ~。まったく面倒ですよ、でも動かないと上がうるさくてねぇ」

「さすがは「速すぎる男」ね」

「あなたに"速い"って言われると、しっくりこないですね~ハハ」

 

どうやら調査の為に飛び回っているようだ。たしか公安のヒーローとして活動していたはずだ。……ああ、通りであちこち飛び回る羽目になっているのだろう。

公安……テレサも公安のスカウトの代理として来ていた、私は縛られるのは嫌だったのでヒーロー活動が安定してから公安からは離れ独立したからそういうのがない。公安所属時代の思い出というのはほとんど良いものは無い、1~2回仮免時代にホークス含む公安所属ヒーロー達と任務をこなしたぐらいだが、なんというか……基本的に人間関係など全面的に事務的な態度で窮屈だった。

12歳になって自分から離れますと脱退表明をたたきつけてから合わなくなったけど、今でも変わらないのかしら?あ、せっかくだしあの話題を聞いてみよう。

 

「そうだホークス、少し聞いていいかしら」

「なんすか?俺にこたえられる範囲ならいいっすよ。あ、お題は上手い飯屋で!」

「はいはい、それでいいわよ。ヴィラン連合に関する情報だったり、噂話とか持っていないかしら?」

「ヴィラン連合っすか……ん~すいませんが断定的な情報は無いですねぇ」

「そう……」

「あ、でもこんな話は出てきてましたよ。「一部凶悪なヴィランが同じ方角に向かっている可能性がある」って話題っす」

「……ヴィランが?」

「ええ。なんでも数名の指名手配されたヴィランの内数名がおんなじ方角、関東方面に向かって歩いていたって通報があったらしいです。ヴィラン連合に関係するかはわかりませんけど、以前のようにヴィランを集めてる可能性があるかもしれないっすね」

「そう、いい情報だわ」

 

指名手配されたヴィランが群れて行動することはないはず、なのに同じ関東に向けて歩いているのを見られた?偶然なのか、それともヴィラン連合による行動の一つなのか……。関係がなかったにしても、頭の片隅には置いておくにはちょうどいい情報だ。

 

「情報助かるわ、はいこれ」

「わっと、何すかこの袋?」

「知り合いと共に食べる予定だったお弁当よ。叙〇苑の焼肉弁当、私の分だったけどそれあげるわ」

「おお!まじですか!昼食ってなかったんで、ありがたくいただきますわ♪」

 

そういって軽く会釈すると、超スピードで飛び去って行った。行動もそうだが、判断から行動に移すまでの時間すらも早い男である。

 

「……少しは遠慮をしようとは思わないのかしら」

 

少し弁当が心残りではあったが、あきらめて事務所に帰る律者なのであった。

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