今回も自分が彼に思った事を強く表現していますので変だと思っても暖かい目で見てもらえると助かります
~小話~
日本人の知り合いに二本のオノマトペについて教えてもらい今回少し入れてみましたが、日本の表現力の高さに頭が痛くなりました :-C
6-1話 "個性把握訓練 爆豪 編"
「死ぃいいぃいねぇえええええ‼‼‼」
到底ヒーローを育てる雄英高校から聞こえてくるとは思えない怒号と共に大きな爆発が起こる、それはある一人の生徒の個性よって起こった爆発だ。
「爆豪の奴、相変わらず張り切ってるなぁ……」
???『瀬呂、お前は自分の事に集中しろ』
「あっ!すいません"
シーリン『お前は個性の使い方と発想力は良いモノを持っている、今はそれを成長させろ』
「う、うっす!(命令口調の芽衣先生、スゲェ違和感……!)」
「私達ももっと成長しないとね、行くよ切島!」
「おうよ芦戸!つー事で、"
セシリア「フフ、よろしくね♪二人は中学校からの知り合いなのよね?知り合いと一緒にやることでお互いの問題点や改善策が見つかる事もある、二人で私と模擬戦よ!」
「「はい!」」
???「ウッフフフッ……皆張り切ってるわねぇ……♪」
一人の少女が創られた岩山の上で指導を受けている生徒を見て不気味な笑みを浮かべている。
すると上空から爆風を使い飛んでいた爆豪が後ろから明らかな敵意を持って襲ってくる、どうやら少女に大規模な爆発を仕掛けようとしている様だ
「よそ見すんなおらぁああああああ‼‼‼‼」
岩山の頂上で大きな爆発が起こり大きな黒煙が昇る、辺りが爆風と衝撃に襲われ周囲の樹々は騒めき下に居た生徒達はあまりの爆風と衝撃の勢いに耐えられず岩に掴み体を支えている。周囲の私達はそれを特に身構える事なく眺める、爆豪本人はいまの爆撃に手ごたえがあったのか自信ありげな笑みを浮かべていた。
だが、その表情はすぐに曇った表情に変わる……黒煙の中から緑に輝く不気味な光を放つ少女の人影が見えたからだ
???「良いわ、良いわね貴方……♪その"個性"、機動力……♪良いサンプルだわぁ……♪」
「チッ無傷かよ糞が……!(ゼッテー油断してたハズなのに傷もねぇし土煙すら付かねぇのかよ……!てかどうやって防いでやがる、個性の力の一つって奴か?)」
「テメェ毎度どうやって防いでやがる"
メビウス「教えないわぁ~♪「自分で戦って気づきたい」って言ったのは貴方よぉ?」
「クソッイラつく喋り方しやがって……!」
メビウス「アッハハハァ……♪」
あの爆豪を手玉に取っている緑髪の少女は「メビウス」、"侵蝕の律者"の力を扱う私の分身だ。
メビウスの力である"侵蝕の律者"は原作だと「自分の意識をあらゆるものに投影し操る」という能力で自身の死後に効果が覚醒するモノだったが、「流石にそれでは」と私の神様は思い転生後に何度か夢を見て閃ら様と「侵蝕の律者緊急会議」を行った。
(神様の事を考えながら眠ると対話可能、プロローグ参照)
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『んー死後に発揮させる……これは使えないのはねぇ』
「この力死後を消して普通に使えたり……できませんか?」
『そうね、人間は死後に強力なーとかの技は魂が安定せず暴走する事のが多いからそれで良いわ。調整しときましょう』
「ありがとうございます!」
『でもコレ有機物・無機物関係なく侵蝕して操れるから扱いに気を付けてね?』
「は・はい……」
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という会議の末、死ななくても扱えるようになった。ただし本来の力である死後に覚醒するという力は失った。
そして私は修行を積み、黒と深緑色のどす黒い泥を周囲に出し「触れたあらゆる存在」を侵蝕する。侵蝕されたあらゆる物はどす黒い泥と同化し消滅する。そしてその泥は侵蝕したモノの形や堅さ・性能を記憶し瞬時に変形・複製・硬質化する事で攻防を補う事ができるのだ。ただしその際変形した泥に触れても侵蝕はされない
泥の侵蝕の有無は修行の末自在にコントロールすることが出来、特定のモノを侵蝕しない様に指定する事が出来る様になった。
メビウス「(
「ちぃ……!もう一回だ!もっかい‼‼」
メビウス「良いわよ、でも次はー……」
メビウスが手を空に向けると何かが上空から飛んできてゆっくりとメビウスの前に降りて来た。それは小さなアタッシュケースの様な形をし、下には3~4本のケーブルの様なモノがフヨフヨと動いている謎の物体……
「あ?なんだそりゃ――」
メビウス「気にしないで、只の椅子よ……ちょっと武器をしまってるだけの只の椅子――」
「武器入ってるのが只の椅子なわけねぇだろ!」
爆豪は軽くツッコミを入れるとメビウスの顔面目掛けて小さな爆破を飛ばす、彼は個性でニトログリセリンに似た汗を発破させる事ができる。メビウスはそれをフヨフヨと浮く椅子(?)で浮かびなんなく回避する、だがメビウスは彼の強さは回避しながらも感じていた。
彼はこの歳で他の学生より深くしっかり自身の個性の性質を把握し、戦闘時の適度な判断能力を持っている……だがそれが何故か戦闘時にのみ偏っているのが彼、爆豪だ
メビウス「(女性だからってためらうことなく敵と認識すれはしっかり対応する心は良いわねぇ……自尊心駄々洩れなのは気になるけど)」
メビウス「ホントに只の椅子よ?私の武器はー――」
メビウスが話している途中、突如体が深緑と黒の泥の様な状態になり浮かぶ椅子ごとドロドロと消えていく、爆豪はその光景に驚きながらも周囲の警戒を怠らず見渡す。
だが周囲には何も見当たらない……作られた岩山……周囲に生えている樹々……"自身の近くに流れている"気味の悪い泥……
メビウス『――私自身よ』
「チッ‼‼(そういう事かよ‼‼‼‼)」
爆豪は何かを感じすぐさま爆破を利用し泥から距離を取る。すると泥が突如勢いよく盛り上がり複数のドリルのような形で先程まで爆豪が立って居た場所を襲った。
爆豪が居たところでドリルがぶつかり合いギャリギャリと嫌なこすれ合う音が響く
メビウス「あらぁ?いい危機感知能力ね」
爆豪を襲ったドリル型の泥が再度崩れ、泥溜まりの中からメビウスが浮かび上がってくる
「そうゆうタネかよ、面倒だなぁクソが……!」
メビウス「"侵蝕の律者"……その通りこの泥であらゆる存在を飲み込み侵蝕し泥と一体化する…そして泥と一体化した存在は自在に泥の形を変えて創り、呼び出せるの♪」
メビウス「もちろん私自身も泥と一体化可能……♪」
「さっきの爆破を防いだのもその力って事か……!」
メビウス「さぁ……まだまだ行くわよぉ♪」
メビウスは腕から再度泥を放出する、飛ばされた泥は形を変え剣や槍など無数の刃が付いた武器に変形し爆豪の元に飛んで行く。爆豪はすぐさま両手を飛んでくる泥に向け連続爆破、形を変えた泥を吹き飛ばして防御する
「くそがぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……!」
メビウス「まだまだ出せるわよぉ?」
何度も吹き飛ばされる泥、だがメビウスはお構いなしに何度も腕から泥を爆豪に飛ばしていく。それを連続発破で何度も何度も防ぐ爆豪……だが次第に爆破の感覚が広くなり勢いも落ちて来た
「がぁああぁぁぁあぁ……‼‼‼(腕が……持たねぇ……!)」
そしてついに腕からでた爆破はピタリとやんでしまう、辺りを見ると幾度も吹き飛ばし周囲に飛び散った泥がいくつも見える。メビウスはまだまだ余裕そうな表情を見せ爆豪に微笑む
メビウス「ん~……いい検証だったわ♪」
「クッソ……がぁ……!」
メビウス「貴方、空中機動得意なのに何で飛ばなかったのかしら?」
「あぁ!?んなのあの数防ぎながら飛ぶなんて無理だろ!!」
メビウス「それは貴方が連続爆破で防いだからよ、大規模な一撃で吹き飛ばせは空中機動に移れる時間はあったわ」
「はぁ!?」
メビウス「貴方、攻撃に転じている時は頭の回転早いけど守りになった途端機転利かなくなるわねぇ……貴方つい最近まで"負けた事"ないでしょ?」
「……っ!!」
メビウス「フフッ当たりの様ね……そのせいで防御だけは意識しなきゃ対応できてないんだわ♪」
「んだと……!」
爆豪は認めたくはないが、事実だと感じる……小さい頃からこの個性で全て何でもできた、全てが自分の下だった……。
強者にこの年で遭ってしまった事が成長と共に強い焦りを生んでしまっているのだろう。"負け知らず"、つまり"防御する機会が少ない"という事になる……今までの戦闘経験で攻撃に関しての動きは思考しなくても体に覚えさせて居るため意識しなくても高度な戦闘が出来ているのだ。
だが防御は違う…あまりに守る経験が少ない為、常に思考しつつ防御している。そのせいで敵の動きが突然変わった時、連続攻撃を防ぐ時、思考と体の伝達の僅かな遅れで最前な対応が出来ず防御が間に合わなくなっているのだ。
生徒の話だと最初の時の訓練での強い生徒、この場合「攻防+思考」が速い生徒を見て強い焦りを見せていたという。それは自身より強いと思ったからじゃなく、"自身に足りないものを持っていた、けど認められない"という心の葛藤が未だ残っているんだろう、それを取り払えたらさらに数歩先に進めているのだが……
メビウス「(自尊心の塊とは聞いてたけどここまでとは……これはー)」
メビウス「(良いラットになりそうな予感……♪)」
「そこまで言うんなら、どおすりゃ良かった‼‼」
メビウス「はいはいキレないの、そうねもう一度連続で飛ばすから大規模爆破を長く起こしつつ腕を横に振り払いながら防御してみなさい?その後の空中機動をどう移すかはー……自身で考えなさい」
「(爆破を……長く……腕を振り払いながら……)」
爆豪は苛立ちながらも動きを脳内でシミュレーションしていく。なんやかんや言われながらもヒーローを目指す為の事については何でも喰らいつく姿勢、この点も他の比べて強いのは良い事だ。
メビウス「シミュレーションできた?じゃあ行くわよ~」
メビウスは爆豪がシミュレーションしているのを確認すると、再度腕を爆豪に向け槍型に変質した複数のドロを飛ばす。爆豪は目をつむりイメージしながら構えを取る。
「(長い爆破は俺の汗を横凪に飛ばしつつ……最初に飛ばした汗から爆破させる!)」
「おぉぉらぁぁぁあぁぁ‼‼‼」
爆豪は腕を豪快に振り払う、そして振り払いながら手のひらに貯めた汗を飛ばす。そして最初に飛ばした汗が爆破すると、それに連鎖して続いて近くに飛ばした汗が連鎖し爆破が弧を描く。横凪に起こした大きな爆破は泥を連続で吹き飛ばし一回で再程より長く防御している
「(っ!そうか……爆破を連鎖させてるから連続で同じ場所に爆破が起こってやがるのか!)」
「(あとはこのまま爆破の勢いを消さず……回転を利用して大曲りで空から奇襲!)」
爆豪は横に振り払った腕の勢いを弱めずそのまま爆破を繰り返す、空いている腕で下に向け爆発し空を飛ぶ。そして空中で姿勢を制御し爆破を繰り返し回転しながら大曲りではあるがメビウスの背後を取る。この動きは彼が以前から考え使っていた必殺技「ハウザーインパクト」の動きにそっくりだった
メビウス「(アドバイス聞いて一発で改善するなんて、ポテンシャルは本当にクラス№1ね~)」
「ハッハァァァァ‼できたぁぁあ‼‼」
メビウス「そのまま連続で攻撃繰り出すから守り→攻撃を繰り返しなさい」
「ああ!やってやらぁぁぁあぁぁあ‼‼‼」
自身の課題が見つり対処法もわかった時の彼の表情はとても晴れやかだった。
その後10分程「防御からの攻撃」という流れを続けて行う、何度も続けて体験し動く事で戦闘時の動きを体に覚えさせる時と同じ様に防御の仕方を覚えさせていく。
メビウス「はい一旦休憩よ~、一旦カラダ休ませなさい」
「ハァ……!ハァ……‼」
「(あの後何度も攻撃してんのに結局一回も手ごたえ無かった……!あん時も感じたが"次元"がちげぇ……!)」
「でも……ゼッテー……超えてやる……!」
メビウス「何か言った?」
「チッ、何も言ってねぇわ……!」
メビウス「ふーん」
「……いや、一つ聞きてぇ」
メビウス「……何かしら?」
「おめぇなら……同じ状況でどう防ぎやがった……」
メビウス「そうねぇー……そもそも私は本体の能力の一つ、作られた精神だから私に聞くのはー……まぁいいわ」
メビウス「本体の芽衣なら……雷で技を吹き飛ばして神速で斬るかー……"理の律者"で背後にモノを構築して奇襲ー……かしらね」
「……随分曖昧な回答じゃねぇか」
メビウス「そりゃそうよ。"そんな事"になる前に"ヴィランを押さえてる"しー……」
「……ケッ、そうかよ」
サラリととんでもない事を言うメビウスに少し苛立ちながらも、自分のそんなヒーローになると覚悟を更に決める爆豪だった
次回はアンケート枠最後の"轟回"です
"個性把握訓練"回の分体については解説回でも多分入れようかと思います
作品の投稿日時、いつぐらいに上がってると嬉しいですか?
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とくに気にしてない!