小説の投稿が大幅に遅れてしまいすみませんでした。書いては消し、書いては消しの繰り返しで、出来上がった次話ですが、今までのと何ら変わりはございません。
楽しみにしていた方がいらっしゃったことに驚愕しながら寝ないで書きました!(嘘)
いつでも失踪しそうな、そんな諸行無常を感じさせる作品ですが見ていただけると幸いです。
「うわっ眩しーー」
システムの光に包まれた瞬間、僕は反射的に目を閉じた。
すると、少しだけ自分の身体が宙に浮いたような感覚がして、目を開けるとそこは"安らぎの間リヴェール"だった。そして、僕の目の前にはカウンターに座っている大人しそうな人とカウンター右前に仁王立ちしている、まるで歴戦の戦士を連想させるような格好をした人、この人達はNPCだと思われる。そして、おそらくプレイヤーだと思われる人が1人の合計3人がいた。
NPCだと思われる2人は僕の方を瞬間見たが、すぐ目の前のプレイヤーに視線を戻し、会話している。
少し待っているとプレイヤーが2人にお礼を言い、上機嫌でそこから立ち去って行った。
僕が歩み寄って行くとカウンターに座っている大人しそうな人物が声をかけてくれた。
「ようこそ。ここは職業管理を行う場所ですよ。プレイヤーの皆さんが自分の好きな職業に就き、新たな旅立ちの第一歩となる場所なんです。まずは自己紹介からですね。私は職業管理人のライトと申します。以後お見知り置きを♪」
「あっ、どうも。初めまして!僕、シイナと申します。こちらこそよろしくお願いします!」
「...... 」
「あーもう!また黙り込んじゃうんだから!さっきのプレイヤーの人もあなたが離さないからオドオドしてたじゃない!自己紹介なんだから自分で名乗ってよね!」
ライトさんは頬をぷくーっと膨らませ、プンスカと効果音が付きそうなジェスチャーをしながらもう1人の人物に訴えかけていた。すると、もう1人の人物は頭をガシガシと掻きながら、
「別に名乗らなくても頭の上に名前が表示されてるんだから名乗る行為は無意味だろうが......だからおまえは......」と小さな声でブツブツ言いながら、
「ヘレンだ」
と、一言だけボソッと呟いた。
「んーっもう!毎回こんな感じなんだから、同じやりとり何回もしてたら私、疲れちゃうよ?」
ライトさんは納得がいかず、怒っていた。まだ言いたいことがあるだろうがこの会話をずっと聞いていると日が暮れそうな雰囲気だったので、僕は話を割って質問することにした。
「あの〜。1層で狩りをしていて、5レベルになった時にシステムウィンドウを開いてここへ来たのですがどのような職業があるのでしょうか?」
「あぁ、ごめんなさいっ! まだ自己紹介しかしてなかったですね。ここでは始めの職業《ノービス》から6つの派生する職業についてもらうことができますよ♪」
「7つだ」
と、ヘレンさんがライトさんの頭をパコッと叩いた。
「いったーー!もう!新職業出たのが最近なんだから毎回叩かないでよね?!」
毎回間違えてるのか、と思いつつ聞いていた僕だが、7つある職業にとても興味があった。
「じゃあ、一つ一つ簡単に紹介していきますね!1つ目はウォリアー。攻撃力、防御力がともに高い近接戦闘のエキスパートです。攻め続ける事で常に前線で活躍できる職業です。2つ目はマジシャン。豊富な知識と魔法攻撃で戦うことができます。高威力な遠距離魔法で敵を一掃出来る職業です。3つ目はレンジャー。遠距離からの射撃攻撃をメインとし、確実に敵を仕留めていくスナイパーです。中距離から遠距離をカバー出来るマルチタイプの職業です。4つ目はアコライト。聖なる加護で回復や防御を得意とする職業です。攻守の要となる補助魔法でパーティには欠かせない存在です。5つ目はローグ。素早い身のこなしとトリッキーなスキルで敵を翻弄します。攻撃だけでなく、回避や敵を状態異常にするスキルが使える職業です。6つ目はクリエイター。戦闘でも活躍出来ますが唯一の生産が出来る職業です。固有のスキルで回復薬を作ったり独特なアイテムを作ったり出来る面白い職業です。そして最後の7つ目がワンダラーです。槍を得意とし、不規則なスキルで敵を翻弄したり、放浪者という意味に恥じない特殊なスキルを使ったりする新たな職業です」
かなりいろんな職業があることと全部の職業を一気に説明されたことで頭がパンクしそうな僕だったが、説明を聞いていて二つ程気になる職業がある。
「ウォリアーとマジシャンについてもっと詳しく教えていただけませんか?」
「それじゃあ、そっちのほうはヘレンちゃんに」
「......」
「わ、私が引き続きご説明しますね」
と、顔を若干引きつらせてヘレンさんを一瞥したライトさんはもう少し詳しく教えてくれた。どうやらこの二つの職業はどちらもダメージディーラーの担う職業らしく、かなりプレイヤー数が多いみたいだ。しかし、比較的早くスキル発動できるウォリアーのほうが使いやすく、逆にスキルを上げていくと強力になるマジシャンは詠唱が長くて苦手なプレイヤーが多いらしい。
7つもの異なる職業、異なる道を前に僕は悩んでいた時、横から二人のプレイヤーが話しかけてきたのだった。
「やっほー♪おらはカヤ氏!かヤって呼んでくりー!」
「俺はRE:だよ!よろしくねー」
突然話しかけてきた二人。僕は職業を決めることに夢中で
「あ、すいません!今職業決めているので待ってください」
と、反射的に答えていた。この二人がこれからの冒険に大きく左右し、僕にとって大きな存在になる人物なのだとは、この時の僕はまだ気付いていなかった。
本当は書いてる時に「うわっ!これ4000字ペースやん!?」と嘆いており、特別な読者様(ゲーム内のフレンド)に聞いて回りましたが、結局いつも通りの字数に落ち着きました。
そして、この場をお借りして、一話から今までに感想を書いてくださった
さくらいアキナ 様
キムチチャーハン 様
源師匠 様
藍和 様
本当にありがとうございました。皆様の感想を見てニヤニヤしながら書いていなければ危うく失踪してしまうところでした!焦
その他にも見てくださっている方々、本当にありがとうございます。拙い作品ですがこれからも生暖かく見守っていただければ幸いです。
あと、これからの話は字数を増やしていこうと考えているのですが、みなさんは話が長いのはお嫌いですか?そちらの方ののコメントをしていただけると嬉しいです!
それではまた前書きで会いましょう!