ロスト・キャスター   作:練り物

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 もう8月が終わっているってマジですか?


夏の記憶/集合(どうそうかい)

 反復とは最も原始的な成長方法である。

 物心がついていない子供が同じ言葉を繰り返したりする行為は、それが本能的に己の成長に必要なことだと理解しているからこその行動だ。

 

 ある程度大人になっても、学習の中で予習復習を繰り返すことで知識を定着させることができる。故に、一度できなかったから学習能力がないと断ずるのは些か不適切だとは思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「また来たのか……」

 

「え、えへへへ……」

 

 

 だが、この目の前にいる金髪の妖精はどうだろうか。

 つい最近酷い目にあったというのにエクター親子を前に苦笑いを浮かべている。

 

 村長からの使いはその際に済ませたはず。短期間で使いを頼まれることはない。

 間違いなく自らの意志で足を運んだということだ。

 

 ひょっとしなくても、アホなのではないだろうか。

 

 

「『風の氏族』のような見た目をしておきながら、実際は『魔猪の氏族』だったとはな……」

 

「魔猪にだって考える頭くらいはあるぞ親父。こいつは脳みそまでキラキラな目ん玉に圧縮されたゲイザーの氏族かもしれねぇな。目を合わせたらビームが飛んでくるぞ。鏡持ってくるか」

 

 

 反論してこないものの、絶対『そんな氏族ねえのです』とか思っているのだろうと二人は心中で察していた。

 一方、それどころではないと言わんばかりに大人二人の間を掻い潜り、鍛冶場をかけ巡る少女がひとり。

 

 初めて来た時の、空も飛びそうなテンションから見るに鍛冶に興味があるのはわかる。ここまで反応がいいと少しくらいならいいか、と半ば諦めに近い感覚で後を追うケイであった。

 

 

「おいクソガキ。勝手に仕事道具に触るんじゃねぇ。壁のハンマーがそのアホな頭に落っこちてきたらどうする。さすがに俺達も更にアホになった頭を直せるような能力はねぇんだぞ」

 

「むっ、さっきからアホだのクソガキだのゲイザーだの好き勝手言って! わたしにはアルトリアって名前があるんだから!」

 

「そうかそうか自分の名前を言えて偉い偉い。なら俺達が現在進行系で仕事の邪魔されている気分もわかるよな──────おい待て! んな高いところのモノ取り出そうとするんじゃねぇ! 頭打つどころかぶっ刺さるぞ!」

 

 

 背伸びをするアルトリアの先には大量の鋸の山。

 さすがに見ていられないとケイは顔を顰めながら付いていく。

 ……この危なっかしい彼女こそ、この村に流れ着いた“本当の予言の子(・・・・・・・)”だ。

 

 ケイのような偽物(ハリボテ)ではない。

 初めて会った時、エクターがそれを見破った。

 

 

「………………」

 

 

 それからというもの、どこか物悲しそうな顔でアルトリアを見るエクターの姿が、ケイの印象に残っている。

 だからだろうか、後日エクターから「アルトリアに仕事の手伝いをさせる」と言われても、彼は特に驚くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手伝いという体でも、仕事を教える以上は弟子だ。

 仕事を教えるのはエクターであるが、時折彼は姿を消す時間がある。妖精とはいえ数千年も隠居している彼もさすがに年なのか、体む日が偶にある。そんな時は、ケイも兄弟子としてアルトリアの面倒を見る羽目になった。

 

 

「いいか、俺は忙しいんだ。俺みたいな人間が親父の仕事に追いつくには時間を犠牲にしなけりゃいけない。お前に懇切丁寧に説明する時間すら惜しい。後ろをついてくる分にはいいが、くれぐれも邪魔だけはするんじゃねぇぞ」

 

「はい! ケイ兄さん!」

 

 

 どこで覚えた呼び方なのかはどうでもよかった。

 兄弟子だからそう呼ばないと、とでも思ったのか。

 何にせよ、心底どうでもよかった。

 

 いつも通りの、休む暇のない作業の数々。

 時に鉄を打てば、時には布に糸を通す。さらには小さい妖精のための指輪作成。ミリ単位の宝石の接合すらやらなければならない。

 

 もっと魔力があれば養父(エクター)のようにちょちょいとやれたのに、なんて何度思ったかわからない。

 ケイにとってはもはや日課だ。こういうのは半ばヤケになって過程も楽しめるようになってからが本番なのだ。妖精にはない感覚を楽しめるのが人間らしさと言えないだろうか。

 

 

「わぁ………………!」

 

 

 まあ、こうして簡単な首飾り一つ作るだけの光景を、隣で目を輝かせるような変わり者の妖精(アルトリア)もいるようだが、これはアホだから仕方ない。

 

 気が散って気が散って仕方ない。これでは、いつもよりゆっくりした作業になってしまうのも無理もない。

 おっと、ついひとつ作りすぎてしまった。集中できないなら少し休憩しよう。

 

 

「俺は今から休憩する。その間、作業台のモノに触れるんじゃないぞ。少しでも触れたら手足を縛って玄関に吊してやるから覚悟しておけ」

 

 

 席を立ち、そのまま鍛冶場から出ていくケイ。

 一方的に放たれた言葉に困惑するアルトリアの顔は一層マヌケに見えたが、当然無視を決め込む。

 

 彼が戻ってくる頃には、ちょうど首飾り一つ分の材料が無くなり、代わりに不格好な輪っか(首飾り)が隅に隠されていた。

 きっと、どこかで悪い妖精が何か悪さしたせい(・・・・・・・・・・・・・)だろう。追っても無駄なことはするべきではない、とケイは元の作業に戻る。

 

 その後も道具の持ち方を再確認したり、凡ミスを無くすために改めて工程を復唱したりしたせいでつい時間がかかってしまう。

 取り立てて何かしたわけでもないのに、なぜか頭を下げて帰ったアルトリアを横目で見た後に、遅れた分を取り返すべく気合を入れ直す。

 

 そんな生活を二年ほど続けていれば、いつの間にかアルトリアも大抵のものは作れるようになっていた。

 

 特に、魔術的な礼装やら道具やらの作成に関しては完全にアルトリアの方が上手だった。マーリン魔術とかいうインチキを使われては、悔しいが只人であるケイは敵わないのだ。

 

 まあケイからすれば特別何かしたわけではないし、向こうが勝手に彼の技術を盗んだだけのことだから、お礼を言われるのも筋が違う。

 

 

「見て見てケイ兄さん! これ何だと思う?

 あ、兄さんにはわかんないかー! 魔術に関してはからっきしだもんねー!」

 

 

 かと言って、事あるごとに優位(マウント)を取ろうとしてくるようになってきたため、その度にケイが頭に養父直伝の拳骨を食らわせてやるわけだが。

 酷いだの何だの口論に発展すれば、もはやケイの独壇場。最終的にはアルトリアが三下のような台詞を吐いてエクターに泣きつき、喧嘩両成敗として二人まとめて本家の拳骨が飛んでくるまでがいつものパターンである。

 

 ただ、今日ばかりは少し違った。

 何やら樹液のような色をしている得体の知れない液体の入ったを見せつけて、いつものように拳骨を食らわせて一蹴した後のこと。

 

 

「で、なんだそれは? 小さい瓶に入ってるってことは香水か?」

 

 

 田舎くさいままかと思えば、とうとう色気づいた年頃になったか。ほんの少しだけ感傷的になってしまうケイ。

 反面、アルトリアは勝ち誇った顔をしながら堂々と告げる。

 

 

「ハッズレー!! 正解は燃える液体でーす! 火をつけると爆発しまーす!」

 

「そいつは驚いた。物騒なものに憧れるガキのままとはな。

 ……いや、本当に何だお前。戦争の準備でもしてんのか?」

 

 

 違った。少女の形をしたテロリズム思考の塊であった。

 しかもそれを嬉々として自慢してくる神経が心底理解できない。

 

 ふと、アルトリアが来るようになって一年経った頃をケイは思い出した。

 女王に仕える妖精騎士が、エクターが四年かけて打った鎧を引き取りに来た時のこと。畏れ多くもなぜかアルトリアは妖精騎士に喧嘩を吹っかけようとしていた。

 

 エクターを自分の領地に招きたいとか、身長が低い者を相手にするのは疲れるだとか言ったことが癪に障ったらしい。向こうは悪意がなかったにもかかわらずギャンギャン鳴き始めてしまい、宥めるのを苦労した覚えがある。ひょっとして、将来の夢はレジスタンスか何かなのだろうか。

 

 全く、出来の悪い妹弟子を持つと大変だ。

 少しは兄弟子を見習ってほしいとケイは思う。

 

 口は悪いが仕事は丁寧な息子なら連れて行っていいぞ、と社交辞令的に言ったエクターに対して「好みじゃないから遠慮する」とか、脳味噌が全て胸に行っていると言われてもおかしくないような神経を疑う捻りのない返事をされても何も言わなかったのだから。

 

 この後、弟子二人は“バゲ子絶対泣かす同盟”を組むのだが、それは別の話。

 なぜバゲ子なのか、それはケイにはわからない。

 

 

 閑話休題。

 

 

 思っていた反応をしてくれないどころかドン引きするケイに対して不満なのか、アルトリアはおもむろに瓶の蓋を開けようとする。

 

 気化した分に火を灯せば、ごく僅かな爆発が起こる。

 水素が入った試験管にマッチを近づけるようなものだ。

 実際に見れば驚いてくれると、ちょっとした悪戯のつもりだったのだろう。

 

 

「あっ」

 

 

 ……とは言っても、手元が狂えばそれは大惨事になりかねない。

 瓶の蓋が想定より固かったせいか、手からすっぽ抜けた危険物(ガソリンのようなもの)をアルトリアがおっ被ってしまう。

 

 

「………………」

 

 

 互いに居た堪れない状態になる。

 アルトリアは恥ずかしそうに顔を真っ赤に。

 対象的に、ケイは血の気が引いて真っ青に。

 

 実際、ケイは本気で焦っていた。誇張抜きに。

 鍛冶場なぞ、火元しかない。

 こんな形で仕事に命を懸けるなんて真っ平御免だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そら、さっさと外の湧水で洗い流してこい! いいか、絶対竈に近づくな! この家を吹っ飛ばすような真似してみろ! 俺もお前も、親父から海に放り投げられる羽目になるぞ!」

 

「い、行ってきまーーーーす!!!」

 

「クソっ、走るんじゃねぇ! 引火したらどうすんだアホ!」

 

 

 ならどうしろって言うのー、と叫びながら転げ落ちるように岬を降りていくアルトリア。

 その後ろ姿を見届けた後、ケイは細心の注意を払って散乱した例の液体を拭き取る。

 

 得体の知れないものを処理するのは神経を使う。

 休憩中の養父に見つからないように気をつけたため、掃除を終えた頃のケイはどっと疲れていた。

 望んだ形ではないにせよ、アルトリアは彼に一杯食わしてやったわけだ。

 

 

「そういやアイツ、拭くもの持って行ってねぇな」

 

 

 一心地ついた後に、冷静になって思う。

 道理ですぐに帰ってこれないわけだ。

 

 

 

 仕方ないので、ケイは外に出た。

 日に日にと陽射しが弱くなっている感覚を覚える。

 そろそろ夏の終わりが近いかもしれないが、空は変わらず黄昏のまま。

 だからなのか、季節はいつだっていつの間にか過ぎていくものなのだ。

 

 おもむろに干してあった布を適当に取る。

 雑巾とは違い芝生のような柔らかい感触が手を包み込む。ついでに自分の上着も持っていく。ケイとの身長差を考えれば、上着一枚でワンピースになるはずだ。

 

 岬にぽつんと建つ家から少し坂を降りると、生活用水としても使っている水場に到着する。

 やはり、アルトリアはまだそこに居た。

 

 

「そら、手拭い忘れてんぞ──────」

 

「えっ」

 

 

 頭に被るように投げつけようとしたが、できなかった。

 不意に、信じられないものを見てしまったからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、何だそれは」

 

「な、何が?」

 

 

 先程よりも、更に居た堪れない空気になる。

 別に、素っ裸な現場に出くわしたわけではない。

 アルトリアは脚を洗っていただけだ。

 

 ただ、そこにあるはずのものが無かった(・・・・・・・・・・・・)

 

 

「足の指だ。何かに噛まれたのか」

 

「あーーーー、これ?」

 

 

 珍しく、歯切れの悪い返事だ。

 視線も逸らしている。特別な眼が無かろうとも、詮索してほしくない気持ちが嫌というほどわかる。

 

 そんなこと知ったことじゃない。いいから答えろ。

 引き下がるつもりのないケイの心情を()たアルトリアは、ぽつりぽつりと言い訳のように話す。

 

 

「いやあ……私の家、冬は氷張っちゃうから。今は魔術が使えるから大丈夫だけど、ついうっかり忘れちゃったら、いつの間にか今年もどこかいっちゃって(・・・・・・・・・)──────」

 

「──────」

 

「は、恥ずかしいからエクターには言わないでっ! ケイ兄さん、おしゃべりなんだから!」

 

 

 呆然とするケイから上着と手拭いを受け取り、アルトリアは逃げるようにその場を後にする。

 

 

 “予言の子”が、この村で、この妖精國でどのような扱いを受けるのか、彼は思い出した。

 

 ──────いや、知っていたはずだ。

 僅かな間でも元は自身も経験していたのだから。

 

 アルトリアは彼よりも長く、“予言の子”として扱われている。

 この意味を、今になって目の当たりにした。

 いつも激しい喜怒哀楽を振りまく表面ばかり見て、肝心なところを見ようともしなかった。

 

 ……偽物であれ、本物であれ、村の妖精たちのやることは結局変わらないのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『気持ち悪い』

 

 

 無意識に漏れた言葉は、何に向けたものだったのだろうか、ケイ自身もわからなかった。

 ただ、その瞬間だけ──────誰かの声と重なった気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

「着いたぞアニス! ここがシェフィールドだ!」

 

 

 おめでとう! ようやくロブたち一行は目的の城塞都市に着きました! 

 アニスも壮観な城壁を前に興奮を隠せないようです。キラキラと輝く瞳は宝石みたい。

 

 さて、あとは領主のボガードに売りつけるだけ。

 ここまで一緒だったアニスと離れ離れになるのは寂しいけど、おっかない黒いヤツと白い狼からおさらばできる。当然、彼らは喜んで差し出して、予定どおりお金をがっぽり貰います。

 

 ……でも、せっかくだから領主のところまではついていこう。ウィンキーは少し引き腰だから、城塞の中までしか行かないらしい。ボガードに会いに行くのはロブとワグだけ。

 

 

「黒騎士さんとはここでお別れでしょうか?」

 

「いや、俺もボガードの城に用がある。もう少し一緒に居させてもらう」

 

「はい……あれ、あの綺麗な馬はどこに?」

 

「街だと結構目立つからな。ちょっとばかり消えてもらった。最近の馬は姿も消せるんだぞ、すごいだろう」

 

 

 アニスは目を丸くして、へぇー、と驚きます。

 記憶喪失なのを良い事に、あることないこと刷り込んでいるみたいに見えるだろう? 

 さすがの黒騎士も、何を言っても信じるものだから、調子が狂ってしまったのか、少し申し訳なさそう。ところが、本当のことだから始末が悪い! 

 

 城門を抜け、シェフィールド城の中へ。

 いよいよ、あのウッドワスと牙の氏族長の座を競い合った領主ボガードとのご対面だ。

 

 

「おい、アニス。俺はここで一旦別れるが、頼みがある」

 

「なんでしょうか?」

 

「これをボガードに渡しておいてくれ。お前が渡した方が受け取ってくれるだろうよ」

 

 

 そうして渡されたのは一通の手紙。

 なるほど、妖精たちなら途中で中身を見てしまうと思ったわけだ。実際、ロブとワグは反論できないでいます。

 

 でも、アニスにはそんな裏の意図はわかりません。記憶喪失ではなかったとしても、わからなかったかもしれません。優しい彼女は快く任されます。

 

 そんなこんなで別れた黒騎士。ここまでの道中、護衛を引き受けてくれた捻くれ者にアニスは感謝を捧げ、“もうひとりの予言の子”は堅物の領主に会いに行きます。

 

 ボガードとの初対面については、特に何も。

 ロブとワグの窮地につい手が出ちゃったり、ボガードから『62番目の花嫁』に認定されたりするのは変わらず。

 黒騎士の手紙も、しっかりボガードの元へ届けられただけ。

 

 さあ、ここから新しい花嫁は彼女の元へ。

 糸紡ぎのハベトロット。花嫁の味方。

 感動的な出会い──────になるはずだったんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああああ終わらない終わらない終わらないぃぃ! 何だよ、いつもいつも剣とか鎧とか鞄とか頼んでばっか! そのくせ数が多いのなんなんだ! ボクは花嫁衣装を作るって聞いてこっちに来たのにつまんないぃぃぃ!」

 

「口動かしている暇あったら手ェ動かせ。気持ちはわかるが、愚痴っても仕事は減らないだろ。

 ……それより、何で俺まで手伝わなけりゃいけないんだクソ! こっちは賓客だって言うのに、やることが村にいた頃と変わんねぇってどういうことだ!」

 

「知らねーーよ! ボクは花嫁の味方であって、騎士崩れの味方じゃないんだわ! 今は猫の手も借りたいくらいだから黙って手伝うんだよォ! 悔しかったらボクより早く仕事を終えるか、ボク好みの花嫁見つけて立派な花婿になってみろーー!」

 

「上等だこのちんちくりん! ティンタジェルに居た頃に比べりゃあ大したことねぇ! こんなもん夜になる前に終わせてやる! 勝ったら髭ダルマ流の拳骨で更に身長縮めてやるから覚悟しろ!」

 

 

 護衛が一人増えて、予定より早く来ちゃったことが災いしたのか、ハベにゃんの仕立屋は絶賛修羅場なわけで。

 原因(黒騎士)をとっつかまえて、責任を取ってもらっている真っ最中だったんだ。

 もちろん、花嫁衣装もしっかりしたものを作ったよ……黒騎士との共同制作で。

 

 

 ──────でも、締まらない初対面(さいかい)になっちゃった。




 ※注意※
 作中で出てきた液体は“ガソリンのようなものであってガソリンではないもの”なので、本当のガソリンの近くにはマッチだろうと何だろうと絶対に近づけちゃダメだぞ☆
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