この小説は原作『エリアの騎士』の二次創作です。
どうぞ温かい目で見ていただかたら幸いです。
「こっちだ!」
俺はパスをFWへ渡した……
3対2、見事彼等は日本一を成し遂げた。
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俺の名前は成央中学3年、赤羽真斗。
部活を引退し、高校をどこにしようか悩んでいた。
「はぁ……本当、高校どうしよう……サッカーに打ち込みすぎたなぁ…」
席に向かいながら迷っていると、
「まったく…お兄ちゃんは先の事を考えないんだから…」
妹の紗夜が話しかけてきた。ちなみに俺の紗夜は二卵性の双子だ。
「仕方ないだろ…、大会で忙しかったんだからさ」
「私はお兄ちゃんと同じ高校に行きたいけど……ここはどう?江ノ島高校!」
「江ノ島…高校?」
「うん!」
「どこかで聞いたなぁ…、いつだっけなぁ…」
俺は江ノ島高校と聞いて、少し驚いた。
「思い出した、あそこの先生に誘われてたんだっけ。」
「そうなの?」
「ああ」
時は遡る。
俺は全中の大会が始まっているとき、彼ーー岩城哲平と名乗る教師と会った。俺はよく知っている、彼は10年近く前無名だった江ノ島高校を全国まで連れて行った天才だという事を。そこで彼は、
「赤羽真人君ですね?」
「あぁ…はい。たしかに赤羽真人ですが……」
「私は岩城哲平、江ノ島高校のFCの監督をやっています。」
「江ノ島高校……」
「赤羽君、ぜひ君にはウチに来てもらいたい。君の力を貸してくれないか?」
そこで俺は江ノ島高校に来ないかと誘われた。
俺は迷ったが、行きたい高校がなかったのですぐにOKした。
「……わかりました。ぜひお願いします。」
「ありがとう、赤羽君……。」
「そうだったんだー、良かった。」
紗夜は笑顔を浮かべた。
「あぁ。高校もサッカーをやろうとは思ってるが…」
「そうなの?それじゃあ、私はマネージャーやる!」
「はは、気が早いな」
俺は紗夜の宣言に笑みを浮かべた。
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そして時が経ち、4月
「相変わらず、ここは良いところだな…」
「まったく、お兄ちゃんは…早く行くよ!」
「はいはい。」
俺は高校生になっていた。
紗夜とともに江ノ島高校へ向かった。
「楽しみだなぁ〜♪」
「まだ気が早いだろ…」
「早くないよ!楽しみすぎて本当やばいよ!」
「落ち着けって………ん?あの髪…あの顔どこかで…」
俺は途中で黒髪の男子高生と、茶髪の髪の長い女子高生を見かけた。
そこで違和感を覚えた。
「……?お兄ちゃん?何してるの?早く行くよ!」
「……分かったよ、だから走るなって!」
俺は考えたが思い出せず、そのまま走って学校へ向かった。
学校へ着くと、新入生らしき生徒がたくさんいた。
正門をくぐると人がたくさんいた。どうやら部活の勧誘をしているらしい。
「ほぉ、新入生勧誘か。」
「そうだね!早くサッカー部探そうよ、お兄ちゃん!」
「あぁ、そうだな。」
俺たちは新入生勧誘をしている部活の奥へと向かった。
校庭があるところへ向かうとサッカーのテストをしていた。
「………ん?」
「どうしたの?お兄ちゃん」
「いや……なんでもない。」
俺はテストを見ていた。よく見たら身長が高い人がテストでは受かっているらしい。どうやら基準があるようだ。
「さぁいくぞ…」
「え?お兄ちゃん、此処じゃないの?」
「いや、別のところみたいなようだ。」
俺はそのまま校舎の方へ向かった。
だが目当ての部活が見つからず、クラスへ向かった。
「俺はB組だな。」
「あ、私もだ!」
俺たちはB組へ向かった。既に何人か生徒がいた。俺は座席表を見て座った。紗夜は俺の斜めのようだ。
「僕、B組だね!」
「私もB組だ!駆と一緒だね!」
そこで、二人の生徒が入ってきた。朝で見た2人のようだ。
俺はその2人を遠目で見た。
やはり俺は知っている…どこかで会った…あの女子は間違いなく…
思い出そうとしたがなかなか思い出せず、諦めた。
「僕はこの先みたいだね!」
「私は一つ奥みたい、惜しかったね」
どうやら2人は俺の二つ後ろの席らしい。
そして時間が経ち、担任の先生が入ってきた。
「はい、どうも!おはようございます!B組の担任となります、岩城哲平です、皆さんよろしく!!」
俺は驚いた。何故ならその担任の先生は俺をこの学校へ誘った人だったからだ……。
ご愛読ありがとうございました!