もしウマ娘がヤんじゃったら?   作:ジャックマン

1 / 8
個人的にはエイシンフラッシュなんて1番ヤンデレになりそうですね


スタート

ウマ娘

それは神秘的な存在

走ることを喜びとし生き、人々を熱狂の渦に巻き込む非常に魅力的な存在だ。

そんな彼女達を支えるのはトレーナーと呼ばれる存在で、難関な試験を突破し訓練を積み初めて得られる名誉有る事……らしい。

 

トレセン学園、正式名称は忘れたけど日本で1番有名なウマ娘の育成施設だ。

此処では日夜ウマ娘達が頑張って鍛えてる。

そこの1室でスタートするのがこの物語。

 

「考え直してはくれないか?」

 

「あー……まぁ、無理寄りの無理ですね」

 

「しかし!?」

 

「理事長、俺は夢を支えて夢を叶えさせて来ました

そろそろ俺も夢を叶えたいんすよ」

 

適当に伸ばした髪を適当に縛り、だらしなく白衣を着たのが俺こと『中井譲二』

それに対するは茶髪のチビッ子こと理事長の秋川なんとか、その横に居るのは秘書のたづなちゃんだ。

緑の服は目に優しいのに性格はわりと厳しい女の子だ。

 

「質問!君の夢……聞かせてくれないか?」

 

「俺の夢ってのは…………あ~…………だらだらニート生活って奴ですよ

気ままに生きるアレ、したかったんすよね」

 

「驚愕!?」

 

「し、正気ですかトレーナーさん!」

 

「正気も正気、超正気

これが正気じゃなかったら何が正気なのってレベルで正気だぞ」

 

ウマ娘のトレーナーになったのだって面倒な労働をしたくないからだ。

給料はかなり高いし、担当したウマ娘がレースで勝てば賞金の何割か俺の懐に入ってくる。

それかG1級となると1レースうん100万単位。

お陰で俺は生涯ニートで居ても暮らせる程に貯められたし、カードとか作るための社会的な信用も得られた。

 

まぁ、担当したウマ娘達は曲者揃いだけど全部このニート生活の為の布石だ。

若い内は苦労は買ってでもせよなんて言ってるけどまさにそれ、お陰で1日9時間労働で週休1日なんて拷問を食らってたよ。

 

「んじゃ辞表出しましたし必要書類も出したんで帰りますね」

 

「停止!待ちたまえ!」

 

「なんすか?」

 

「君の担当ウマ娘はどうするつもりだ?」

 

「あ、そこら辺の処理も昨日までに済ませたんで平気っすよ

流石G1ウマ娘だけ有って皆喜んで引き受けてくれたっす」

 

俺は「んじゃ今まであざっした」なんて言って理事長室から立ち去っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドアが閉まると理事長『秋川やよい』は頭を抱え顔を青くして怯え出した。

それを見て光無い目でやよいを見つめるたづな。

 

「理事長?」

 

「せ、静止!

これは彼の手の回しが早くて後手に回ってしまった結果だ!

ちゃんとひき止める手が有るから落ち着いてくれ!」

 

それを聞き安堵の表情を浮かべるたづな。

ニート生活をしたいが為にウマ娘達に惚れられ、更にはそれが病的にまで発展してしまった世界。

それがこの地獄だ。




中井譲二
30手前の脱力系トレーナー
数々の賞を取り、1部のウマ娘からは彼のお眼鏡に叶えば最強になると言われる程
その実は有能なウマ娘を見付けては教本に脚色を少し加えたトレーニングでG1を制覇している超低燃費仕様
本人曰く「目だけは良い」らしい

担当ウマ娘
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。