もしウマ娘がヤんじゃったら?   作:ジャックマン

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お待たせしました
ウマ娘メインになり過ぎるバレンタインを超えて投稿、つまり初投稿です!


トウカイテイオー

 

じょうじょうじょう、中井譲二!

シリシリシリ、シリウスシンボリ!

スーパー逃避行アクション『トレーナー逃走劇場』この後すぐ!

 

てな訳で今回は木曜洋画劇○予告風に挨拶してみたネタの偏りが酷すぎてライスに「?」とされた俺の逃避行は〜じま〜るよ〜

 

今はシリウスと一緒に近くの喫茶店(スタヴァ)に入ってコーヒーを飲み、これからの打ち合わせをしてる。

 

「で、譲二は先ず何をする?」

 

「じ、譲二呼びって……」

 

「人目が有る以上下手にトレーナー呼びしてネットにでも上げられてみろ

奴等が来ちまうだろ」

 

「そっか、だからシリウスも……」

 

「その呼び方は止めろ」

 

そう、シリウスはかなり手の込んだ変装をしている。

髪はカラーワックスで少し青みを掛けて後ろで縛り、付け黒子を口元に。

そして服装も高貴な感じゼロの普通のちょいギャル系で、明らかにシリウスシンボリ=コイツ、の図式にならない格好になっている。

 

オーケー、理解出来た。

昔に一度聞いたシリウスの本名で呼ばなきゃいけないよな。

 

「オーケー夏羽(なつは)」

 

「――――――――ッ!?」

 

レースネームの由来が大きな鳥を意味する事と、夏の到来を意味する事でシリウスなんだってさ。

頭良いよなぁ〜ちなみに何で俺の名前が譲二なのって聞いたら「○ジョージがテレビに映ってる時に産まれたから」だってさ。

チックショー!!!ちゃんちゃかちゃんちゃんちゃちゃんかちゃんちゃん。

 

(う、上手く行けばこのまま済し崩し的に結婚できるから名前呼びに最もらしい理由を付けたが……こ、これはヤバイな

本名なんて親ですら偶にしか呼ばないのにコイツは……)

 

「先ず行くとしたらトレセンやレース場が無いところになるよな

出来れば長くニートしたいし物価はあまり高くないほうが良いよなぁ

つまり、夏の島沖縄だな!」

 

「な、夏っ!?」

 

「ど、どうした?もしかして夏嫌い?」

 

そんなどっかのサマーなんて着くプリティーでキュアキュアな声してるのに夏苦手なのか!?

 

「あ、いや、悪く無ぇと思う……」

 

「なら良かった、でも問題は空港までの移動と」

 

「その為の準備だな」

 

「服は現地調達で何とかなるが家とかはな〜」

 

「安いホテルで過ごすか、それとも野宿かってところか?」

 

「そうなんだよな〜」

 

そんな感じで打ち合わせしてると窓から視線……いや死線が感じたので思わず見てしまうと笑顔でハイライト先生が休業中のトウカイテイオーが俺達を見てそっと携帯を取り出してウマインを送ってきた。

 

『表 出ろ』

 

ヤンキーかよ!?怖いよ!!!ってかテイオーさんは誰にウマインしてるの!?

嫌な予感しかしないんですけど!?

 

「どうする?」

 

「と、取り敢えず夏羽と一緒に出るしか無いでしょ」

 

「だな」

 

そう言い、お会計を済ませて表に出ると殺意の波動に目覚めそうなテイオーが俺達を見てくる。

頼むからサガットを虐めないでくださいね。

 

「ねぇトレーナー……」

 

「何度も言ってるけど俺はお前のトレーナーじゃないからな」

 

「ねぇトレーナー……」

 

「いやだから」

 

「ねぇトレーナー……」

 

「質問を質問で返すなと習わなかったのか〜」

 

「ねぇトレーナー……」

 

「壊れかけのラジオ?それとも壊れたアンプ?」

 

「ねぇトレーナー……」

 

「あー譲二ちん分かっちゃった、これ選択肢でハイを選ばない限り進まない系のイベントなんだね」

 

「ねぇトレーナー……」

 

「はい……」

 

「辞めたなんて嘘だよね?その女は誰なの?どうしてボクを見捨てるの?好きって言ったら好きって返したよね?一心同体だって言ってくれたよね?2人で帝王になろうって約束したよね?ずっと一緒って言ってくれたよね?これからもパートナーだって言ってくれたよね?二人の仲は引き裂けないって言ってくれたよね?ボクが一番だって言ってくれたよね?カイチョーよりもシリウスよりもボクを選ばないの?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドうシてドうシてドうシてドうシてドうシてドうシてドうシて?」

 

こっわ!?何これいきなり腕を掴んだと思ったら骨折覚悟の握撃のせいでヤバイ色になりかけてるし、テイオーの言葉にドン引きしてシリウスが汗かいてるし。

そもそもテイオーとはそんな関係ではない!

 

コイツはルドルフに憧れてて、そのトレーナーに鍛えてもらえば憧れに近づけるなんて考えて俺に近付いて来たんだからな!

まぁ、ウララの模擬戦相手の為に軽く鍛えたけど有マ記念でぶつかって大差で負けて泣いたりしてたねぇ。

 

つまりだ、ウララ=妹。

ウララ=可愛い、可愛い=正義。

ウララ=正義、QED証明完了だな。

 

「ところでテイオーさんや……離さないと俺の腕がパーンってなっちゃうんですが……」

 

「そっか……トレーナーの足を折れば逃げられないよね……トレーナーの腕を折ればボクがご飯食べさせてあげなきゃね……トレーナーの目を潰せばボクが居なきゃ何もできないよね……」

 

「ん?テイオーさんや?」

 

「あはっ♪ボク気付いちゃった、こうすればよかったんだヨね♪」

 

流石に不味いと思ったからかシリウスが全力で引き離し、テイオーの相手を引き受けてくれた。

うん、流石にこれは俺でもヤバいって気付くよ。

ふざける余裕ないもん!

 

「っ!例の空港で待ち合わせだ!」

 

「?あっ!おう!」

 

「邪魔するな!!!」

 

「邪魔するさ!」

 

「その声!?」

 

「やっと気付いたか」

 

シリウスに背中を預け、俺は全力で逃げ回る。

そして辿り着くんだ俺のパラダイス沖縄に!

そう、何故なら沖縄にはウマ娘人(うまんちゅ)が少ないからだ!




トウカイテイオー
最初はルドルフのトレーナーだからの認識だったがウマ娘の為に全力を尽くしてる姿に興味を惹かれ、いつの間にか意識してしまっていた。
そして有マ記念でウララに敗れ、真の愛バと触れ合う姿を見て暴走。
そして溢れ出す存在しない記憶の数々。
つまりヤミ度がたかいんですよね。
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