あ、どうも相棒の桐々谷和人に会える可能性があると知りワクワクしてるハチこと比企谷八幡です。
今俺はアスナと共にダイシーカフェに向かっている、
ダイシーカフェとはSAOで共にしてきた仲間のエギルが経営している店だ。
そのダイシーカフェにエギルが居て、俺らと同じ現象、いわゆるあの夢のようなものだ。正確に言えば夢ではなく別の並行世界の思い出なんだけどな、話を戻すがエギルが同じ現象を起こしていたらSAOサバイバーはこの世界にもいるという訳だ。
第一俺とアスナが居て他のサバイバーが居ないなんておかしいもんな、おっともうすぐ着きそうだ。
アスナ「ハチくんもうすぐ着くよ」
八幡「あぁ、そだな」
アスナ「こんな時まで他人事みたいに言えるのほんとにハチくんらしいね」
八幡「るっせえよ」
アスナ「照れてる!」
そんな他愛もない話をしていたらいつの間にかあら不思議ダイシーカフェの目の前に来ていた、やっべ目の前に来たら急に緊張しだした。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
八幡「なぁ、アスナやっぱ今から帰らね?」
アスナ「えぇ!?ダメだよハチくん、みんなに会いたくないの?」
八幡「そんなこと言われたら会いてぇけどよ、目の前に来たらめちゃくちゃ緊張するんだよ。」
アスナ「私もそうだよ。もし私たち以外のSAOサバイバーが居なかったらリズ、シリカちゃん達に会えないって思うこともあるし会いたいって思う、だからこそここに来たんだよ?」
八幡「すまん…そうだったな、ありがとなアスナのおかげで勇気出たわ」
アスナ「うん!じゃあ行こっか!」
そうアスナに勇気つけられダイシーカフェのトビラを開けた
???「いらっしゃい、、、、おめぇハチか?」
エギルだ、ガタイのいい黒人男性エギルがいる。
しかしなぜエギルは俺を見た途端おれがハチだと気づいたんだ?もしかして夢のような現象は俺とアスナだけなのか?
アスナはユイに会って思い出した。
とりあえず話を聞けば分かるんだから聞くしかないな
八幡「よぉエギルこっちでも悪どい商売してんじゃねえのか?」
エギル「Oh...まじで会えるとはな。ハチ、アスナ久しぶりだな」
アスナ「エギルさん!久しぶりです!」
八幡「感動の再会だがエギル。お前に聞きたいことがある、何故俺を見た瞬間俺がハチだと気づいた」
エギル「ハッハッハそんなことかノープログレム、これを見ろ
」
エギルから手紙を渡された
手紙の内容はこうだ。
差出人不明
はじめましてエギル君。
いやはじめましてじゃないと思うな
私の名前は茅場晶彦、もとヒースクリフだ、さて君はなぜ夢の出来事が?と疑問に満ちているだろう。
簡潔に言うとあれは夢ではなく並行世界の記憶だ
私の最終実験はSAOの作成ではなくあれを通して並行世界の製作だったのだよ、驚いただろう。
SAOがクリアされた瞬間それからのことが思い出せないだろう?君は夢から覚めた。この短い文字でその夢の内容を切り捨てようとした、そうだろう?だが実際はその記憶を消すことが出来なかった。それは簡単、前の並行世界記憶だからさ、
言っておくこの今君が生きる世界は並行世界ではない。私の実験は終わったから前の並行世界で終止符を打ちSAOのない並行世界ではないこの世界に君たちはやってきた。
そしていい知らせだ、この世界に君だけではなく全SAOサバイバーが居る。そして攻略組のみんなには内容を変えこの手紙を送っているよ、だからキリト君たちも時期にわかるよ。
では健闘を祈るよエギル君
八幡「なるほどな、、、って攻略組全員にこんな長い手紙書いてんのかよ!?」
エギル「ハハッまああんなプログラムが出来るやつだそれくらいできるだろ。面倒だと思うがな」
八幡「てことはキリトもいるってことだよな!?」
エギル「そういうことになるだろうな、てかハチがそんなにテンション上がってるなんてほんとに珍しいな」
八幡「そりゃそうだろ!相棒がここに居るって分かったんだからよ!」
アスナ「でもリズたちも居るって分かってよかったよ、でも住所とか分からない限り会えないんじゃない?」
エギル「ノープログレム、この手紙の詳細を見てみろ」
では健闘を祈るよエギル君。
桐々谷和人君 0xxx - xxxx- xxxx
以下省略
流石だな茅場晶彦さんよ、そしてナイスだ茅場晶彦!
八幡「まじかよ!?早速掛けるぜ!」
prrrrr
和人「はい、桐々谷です。」
八幡「おい!キリト!」
キリト「その声…ハチか!?」
八幡「おう!久しぶりだな相棒!」
キリト「おう!元気だったか?」
八幡「おうよ!それより茅場の手紙見ただろ?」
キリト「ああ見た見た」
八幡「じゃあ大抵分かってるってことだな、今度の休日皆空いてるならダイシーカフェ集合で会わねぇか!?」
キリト「あぁ!みんなでSAOサバイバー帰還祝宴会やろうぜ!」
八幡「そうだな、また連絡するな!」
キリト「おう!またな相棒!」
よかった…ようやくみんなに会える。