「皆、話したい事がある。」
『分かった。』
「まず、あいつはなんだ、俺がアスナに言ったRSOとは何か、このふたつを先に話そうと思う」
「分かったよ。」
「まず先にRSOとはからだ、RSOってのは茅場が設計した痛覚あり、HP全損で死亡のリアルのMMOだ。」
「ハチ、ほんとに言ってんのか!?」
「あぁほんとだエギル、キリトもいつの間にか新規ユーザー登録ログインされてたしな、なぁキリト」
「あぁ、いつの間にかスマホの画面が変わっててログインされててチュートリアル場に移動させられた。」
「ハチが言ってた通りになってたって事か…」
「そんな…そんなことが有り得るんですかっ!どれだけ茅場晶彦さんは私達を苦しめれば気が済むんですか!」
「シリカちゃん…」
『…』
「…っ、話を戻すがそこで俺達はチュートリアル場に行ってここがなんなのか、武器選択を迫られた。」
「キリの字もハチも片手剣だよな?」
「俺は片手剣だが…ハチは違かった。」
「どういうことなのよ?」
「見てもらった方が早いと思う」
武器
・ 大二刀剣
ダークパール
実現化
YES
「これだ」
「なんだよ…それ」
「デカすぎ無い?」
「こいつの武器種類名は大二刀剣、俺の専用武器だ。」
「簡単に言えばユニークスキルと同じカ」
「そういうことだアルゴ」
「で、気になったんだがハチ。お前なんでソードスキルを放った時あんなに苦しそうにしてた?」
「どういうこと?ハチくん」
「今から説明する。みんなにはSAOの時俺の昔の暗い過去を話したよな?」
「あ、あのお兄ちゃんが中学の時皆に見放されてたって話?」
「小町の正解だ。俺はソードスキルは放つ度あの記憶を思い出す、脳に激痛が走りながら」
『っ!?』
「で、俺はキリトのスターバーストストリームのような8連撃のダークバーストを放ったんだ。」
「ソードスキルを放つってことは記憶のあれがあるって事よね?」
「あぁ、スキルの詳細にも記憶を犠牲にする場合があるって書いてあったしな」
「それを見ても使ったの!?」
「あの時は仕方なかったんだ…使ったらとてもじゃないほどの威力でゴブリンを倒せたんだが、今までに味わった事の無い痛みが出てきて俺は意識を失ったんだ。」
「確かに、ハチは倒した直後に倒れたからな」
「で、そこで俺は過去の記憶だけじゃなく、改造された記憶を見たんだ」
「お兄ちゃんは何を見た…の?」
「もう1人の俺に「お前は今ほんとに楽しめているのか」と聞かれあいつらは裏切らないから楽しめているてな感じで応えたんだ。」
「そしたら「あいつらの裏も見ずに?」とも聞かれお前らがそんなことするはず無いと思って裏はないって答えたら「本当の裏を見るか?」と聞かれ反応したんだそしたら見たものは、お前らが俺の事要らないと、キリトは俺を何が相棒だ、アスナはまだいい方じゃないか、私なんて恋人なんですよ、なんて拒絶された改造された夢を見たんだ。」
「俺らがそんなことするはずないだろっ!」
「そうだよ!」
「パパ…」
「お兄ちゃん…」
「ハチ…」
「でも、俺ははっきり言って分かんないんだよ…」
『っ…』
「何回も裏切られて、失望されて。正直どうしたらいいのか分かんねぇんだよ…」
「ハチ、こっち見ろ」ドン
「なんだよキリト、がはっっ!?」
「キリトくんっ!なんで、、ハチくんの事殴ったの!?」
「ハチ、目ェ覚めたか?」
「あぁ…いいパンチ食らったからなハッ」
「もう一度お前らのこと信じるわ」
「お兄ちゃん…」
「「「「「ハチ…」」」」」
「ハチくん…」
「お前らがいればこの記憶を打ち破ってソードスキルなんて余裕に放てるようになれる、そう俺は思ってる」
「あったりめぇよ!そんな記憶俺らがいれば大丈夫だ!」
「俺は普通のソードスキルなら何とか放てるからな…」
「あとお前ら、携帯だしてメール見てみろRSOが来てるはずだ」
『ほんとだ!?』
「小町は来てないだろうしとりあえず一緒にクリアするまで協力してくれないか?」
『もちろんだっ!』
-------------ーーーーーーーーーーーーーーー--------------------
皆チュートリアルを終え
アスナは細剣
リズはとりあえずダガー
シリカもダガー
クラインは刀
アルゴもダガー
エギルは斧
これにしていた
「疑問なんだけどやっぱりNPCってNPCカーソル出てくるのかな?」
「ビッグゴブリンの時はモンスターカーソルが出てきてたから多分出てくると思うぞ」
「そっか…」
「パパ」
「どうした?」
「新しい情報なんですが、元SAOサバイバーの皆RSOに強制ログインさせられたそうです!」
「本格的に動き始めたな茅場晶彦。」
多分近いうちにモンスターもリポップし出すと思う
元SAOサバイバーの中にも攻略組は沢山いる、その中の皆で国と協力すればいずれこのゲームをクリアできると俺は確信してる