チェスゲーム~私達の戦争~   作:白ノ兎

2 / 2
久しぶりの投稿(・∀・)


非日常の始まり

「あの…チェスゲームってなんですか?」

 

 私はとりあえず1番知りたかったことを聞来ました。

 

「おう、チェスゲームっていうのは簡単に言えば白の陣と黒の陣に別れてお互いのキングまあ主将を守りながら相手のキングを殺すゲームだ。」

 

 いとも簡単に説明されたそのゲームの内容は耳を疑うには十分でした。

 

「ちょっと待ってください!殺すってそんな…」

 

「まあ信じられないだろう?だが普通にこのゲームは開催してるんだ、そして死人も普通に出てるさっきのスマイルが持っていた死体を見ればわかるだろ?」

 

 確かにそうですそして私も先程殺されそうになりました、信じるには十分です。

 

「あの…さっき陣で別れるって言ってましたけどさっきのスマイルみたいな化け物と私達みたいな人間で戦うんですか?」

 

「いや?あれはただのNPCみたいなもんだ黒の陣も私達みたいな人間だ。」

 

「…そうですか。」

 

「おやおや?その反応わかって聞いたね?性格悪いな〜美沙ちゃんは〜!」

 

「い、いえ!ただ確証が持てなくて!」

 

「わかってるさ、冗談だよ冗談!であと聞きたいことは?」

 

「あのさっき唯先輩が使っていたみたいな能力?のことなんですけど。」

「ああ〜能力かじゃあちょっとこれは細かく説明するよチェスゲームのルールと共にな、まずチェスゲームは各陣営ポーン8人ルーク2人ナイト2人ビショップ2人クイーン1人キング1人16人×2の合計32人で始まるそれもバトルロワイヤル形式でな。」

 

「どうしてですか?白の陣営の人は白の陣営の人と戦う必要は無いと思うのですが…」

 

「自分の陣営は最初に支給されたこの異次元バックに入っているスマホに送られるんだ、実質自分以外自分の陣営はわからない状態なんだよ。それに相手にスマホの内容を見せるにも危険が伴うしな、見せた瞬間敵なら不意打ち食らうかもしれないし見せないで白を偽った黒の可能性もある。なら簡単だ人を見つけたら先手必勝で攻撃を仕掛ければいい。」

 

「少し暴論ですがだから実質バトルロワイヤルですか…」

 

「そういう事だ実際会ったやつは大体先手必勝を狙ってきたぜ?全く血の気が多くて嫌になっちまうよ。」

 

「あの…戦いなんてしないで話し合いは出来ないんですかね?」

 

「そういうやつも居るっちゃ居るがそんな奴らは相手が同じ陣営の奴らならラッキーだが敵陣営ならお陀仏だぜ?」

 

「どうしてですか?」

 

「チェスゲームは始まりにこの異次元バックを支給されるんだが中にはスマホ、1ヶ月分の食料、そしてこのゲームの説明書が入っているんだ。」

 

「1ヶ月分の食料…」

 

「まず1つ食料の量、タイムリミットが1ヶ月なんだよこのゲームは、だから話し合いをして脱出を図るには短すぎるんだ。

 

 そして2つ目場に発生している化け物達これも一体一体でも最低ルーク以上ナイト未満の力を持っているありがたいことに建物内には入ってこないが頭がおかしくなるぜ、

 

 そして3キングが撃たれると撃たれた陣営が負けになり元の世界に返される。」

 

「えっ帰れるんですか!」

 

「ああ、帰れるぜまあ帰ったら3日以内に1番大事なものとこのゲームの記憶を失うがな。」

 

「1番大事な物…ですか?」

 

「ああ、何かは分からないがな家族かもしれないし富や親友、恋人かもしれない、少なくとも碌でもないことだってことは確かだ。」

 

「そんな…じゃあどうしたら…」

 

「だが希望がないことも無い。」

 

「え?」

 

「このチェスゲームを5回生き残ったらなんでも願いを叶えてくれるらしい。」

 

「なんでもですか?」

 

「ああ、ただし死者蘇生はこの世界で死んだ者で1回の願い事で3人までらしいけどな。」

 

「…………」

 

「信じられないか?」

 

「…正直。」

 

「まあそうだろうな、だが私達は別に死者蘇生を願うわけじゃない。」

 

「何を願うんですか?」

 

「最初に言っただろう?私達は反逆者だ当然願うはこのチェスゲームの消滅さ!」

 

「チェスゲームの消滅…ですか?」

 

「ああ、まあそう簡単にはさせてくれないだろうけどな、おそらく後半には私達と同じような組織として纏まった陣営も出てくるだろうだからこそ仲間を集める、力を付けこのチェスゲームを開催しているだろう奴らの首を掻っ切ってやるんだ!」

 

「でも…それまでに沢山の人達が死に不幸になるんですよね…」

 

「…ああそうだ、だが私達がやらなければもっと沢山の人達が死に不幸になる、それだけは避けなければならないさ。」

 

「…わかりました、説明ありがとうございます。」

 

「いやまだ能力の説明をしてないぜ。」

 

「あっ…そうでしたね。」

 

「まあ能力は最初に支給される最後の物だ、このチェスゲームを生き残るための数少ない武器と言っておこう。このゲームではそれぞれのプレイヤーが役割を振られるんだがその役割によって能力の力が変わるまあ強さで言ったらポーン→ルーク→ナイト→ビショップ→キング→クイーンだ。そして能力は同じ役割でも人によって違う、まあこの場には同じ役割のプレイヤーが居ないから実践出来ないがとりあえず唯ちゃんみたいに剣を地面や壁から発射させたりあとは…私は分かりづらいからな、智晴ちゃん!」

 

「なんすか…」

 

「君の能力を美沙ちゃんに見せてやれ。」

 

「あの、私達まだその美沙ちゃんって子の説明聞いてないんすけど…」

 

「硬いこと言うなってさあ君の能力を見せたまえ!」

 

「…横暴っすねまったく。」

 

 それについては全くの同感です。

 

「はぁ…」

 

 そうため息を着いた智晴と呼ばれた少女は手にナイフを持って柱に向かいそこにナイフで傷を付けましたそして元の場所に戻ると。

 

「1回しかやらないっすからよく見てくださいね。」

 

 そう言った瞬間ナイフを柱に向かって投げました、そのナイフはカーブをかけながら柱に向かい柱にぶつかる直前にピタっと回転しながら停止しました。

 

「これが私のナイトの傷つけたものに磁力を帯びさせ磁力を操る能力っすね。」

 

 そしてしばらくするとナイフは回転をやめて地面に落ちました。

 

「さあ見せましたよ奏美さん、いい加減その美沙ちゃんって子のことを話してくださいよ。」

 

「ああ〜そうだな忘れてたぜ、私としたことがうっかりだぜ!」

 

「うっかりだぜ…じゃないっすよ私達からしたらその子が何者か分からないから警戒が解けないんすけど。」

 

 よく見ると智晴って子はナイフを投げた反対の手にナイフを構えていて残りの2人も警戒心を解いてないみたいです。

 

「この子は美沙ちゃんって唯ちゃんの後輩で所属はなしどうやら迷い込んじゃったらしいぜ!」

 

 そう言われて3人はポカンとしていましたが学ランヤンキーさん(いまさっき命名しました)が。

 

「ちょっと待てよ、迷い込むってあるのかよ!」

 

「分からないぜまあとりあえず私が見た限り所属が無いことは確かだ。」

 

「あの…開催者側ってことはないんですか?」

 

「それは無いだろう私達がスマイルやってなかったら殺されていたんだぜ?それを計算に入れてって考えもあるがこの子にそんな器用なことが出来るとは私は全く思えない!」

 

 確かに出来ませんがそこまで断言されるちょっと悲しいです。

 

「…まあわかりました奏美さんがそういうならそうなんでしょうね。」

 

「しっかし迷い込んだね〜おい美沙ちゃん?まあ美沙って呼ぶが直前に何かなかったか?」

 

「えっと…確か頭痛と目眩がして気がついたらここにいました。」

 

 私は正直に答えました。

 

「ん〜なんとも言えないっすね…」

 

「ですね…本当に事故なのか目的があって呼んだのか…まだ分からないです…」

 

「まあ今は気にすることでもないだろ!」

 

「奏美さんは能天気すぎるんですよ…」

 

「とりあえずだが正直美沙ちゃんをこのまま放っておいたら野垂れ死に確定だ、だから私達で面倒見る!異論はあるか?」

 

「あっても押し通す癖に…(ボソッ)」

 

「当たり前だろ?助けれる命は助けるのがアルカディアスだ!」

 

「はぁ…まあ賛成っすよ流石に見捨てるのは後味悪いっすからね。」

 

「俺も賛成だ見捨てるなんて選択肢は俺の中にはねえ!」

 

「わ、私も賛成です!それに唯さんの後輩さんですし悪い人では無いと思います!」

 

「ありがとうございます。」

 

「よし美沙ちゃんが認められたってことで新生アルカディアスの誕生だ!」

 

 そして私はチェスゲーム内の反逆組織アルカディアスのメンバーとして認められたのでした。

 

チェスゲーム

 

 

 

 ルール:最初に支給品がある。それぞれ白の陣黒の陣で別れ役割を決められて、白の陣対黒の陣で殺し合いをする。陣と役割、能力は支給されたスマホに送信される。先に相手の王キングを殺せば勝ち負けたらペナルティとしてこのゲームの記憶と大切なものを失う。ただし5回のチェスゲームに勝って生き残ったプレイヤーには願い事を叶える権利がもたらされる。(ただし人を生き返らせる等の願いはこのゲームで死んだ人にのみその権利を使うことが出来る)プレイヤーはそれぞれ役割に伴った能力を得る強さはポーン(8人)、ルーク(2人)、ナイト(2人)、ビショップ(2人)、キング(1人)、クイーン(1人)の順で強くなる。キングは人の陣営を視化出来る。プレイヤーはルール外のものでは死なずダメージも減少する。ゲーム外の物で殺す場合頸動脈を狙うしかない。身体能力も少し上がる。プレイヤーの現在地はスマホ内の地図に表示されます。

 

 

 

 モンスター:街中に発生している異形の化け物強さは大体ルーク以上でナイト未満が多い建物には入らず発生源は謎で倒しても減らない。

 

 

 

 強さ:ポーン基準

 

 ルーク(強さはポーンと紙一重だが上位の能力者への対処力はポーンよりは高い)太刀打ち可能

 

 ナイト(ルークより高い能力を持つポーンでも高い身体能力や戦略があれば対処は難しくはなかったりする中間レベルの力を持つただし中には上位に迫る能力もある)出来なくはない

 

 ビショップ(高い戦闘力を持つここ辺りからポーンでの対処が難しくなる)難しい

 

 キング(強さは防衛寄りで戦闘力ならビショップの方が高いこともある)出来なくはないが難しい

 

 クイーン(ビショップと同じく高い戦闘力を持つビショップより隙の少ない能力が多い)難しい




とりあえずここで書きます(・∀・)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。