めだかボックス 先生にはなりたくない   作:ストップウォッチ(腕時計型)

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「校則違反です!!あなた方の外装には~~~~」(ガキィィィィン!!!)

 

今日はいつにも増して正門の方が騒がしいな。…あれは、風紀委員会の鬼瀬針音か。てことは今日からか。ハァ~、めんどくせぇんだよな、風紀委員会はよ。特に委員長の雲仙が。音楽室の件はまだ無視できるんだが、生徒会役員潰しの刺客がめんどい。今まで確認以外で使ってこなかったが、そろそろ本格的に使っていくことになりそうだな。それにめだかのフォローするためにも俺も音楽室に行っておくか。善吉に目安箱の投函について逐一聞いとくか。あ~めんどくさいな、本当に。

 

 

「一体!何を考えているんですか生徒会は!!~~~~~、もとい喜界島もがなさん!あなたは何を『あたしには関係ない』みたいに構えてやがるのです!?」

「だってあたしには関係ないもん。~~~」

 

あかん、鬼瀬!服装にあれこれ正論言うのはええけど、それは看過できんで!

 

「私の目は誤魔化されませんよ!?」パシッ(鬼瀬の腕を掴む)

「ストップ、鬼瀬。服装に関しては俺も同意見だが、だからと言って男の目がある中でスカートめくるのはどうかと思うで。」

「あなたは、釘裏先生!?…はい、私も興奮していたようです。しかし、喜界島さん!!あなたが中に水着を着込んでいることぐらい私の風紀眼にはお見通しなのです!!」

 

 

「~~。まぁ許してやってくれ鬼瀬同級生。みな決して悪気があったわけではないのだ。」

 

「あ、いえ、生徒会長!こちらこそ職務中にお邪魔いたしました!~~~~。」

 

「うむ!委員長によろしくな!」

 

「・・・・・・ってそんなわけないでしょーっ!!」ドカァ!!(机が粉砕される)

 

「「「「あ。」」」」

 

「一番問題があるのはあなたです、生徒会長!その恥ずかしい制服以上の悪気が、この世のどこにありますか!」

 

「あ~、鬼瀬同級生?」

 

「なんですか!!」

 

「早く謝った方がいいと思うぞ・・・?」

 

「はい?一体わたしが誰に、何のために謝れっていうんですか?!」

 

「ほ~ぅ?自覚なしか??鬼瀬針音風紀委員?」

 

「ハヒッ!!??」

 

おそるおそる鬼瀬が振り返り、俺と目が合う。

 

「キレたからって、机を粉砕していいわけがある訳ないだろしっかり頭冷やして反省せんかい!!このあほんだらがぁ!!!!」ガツンッ!!(鬼瀬に拳骨を喰らわす)

 

((((絶対喰らいたくない、この人の拳骨とか))))

 

「いっったぁぁいぃ~~~?!!??なんで殴るんですか!!!?」

「ええけん正座せんかい。」

「はい??」

「正座。」

「・・・はい。」

 

  ~~~ガミガミ クドクド~~~

 

「今度から気をつけろよ?分かったか?」

「はい・・・。」

「よし、んじゃめだか。鬼瀬の相手は頼んだぞ。」

「う、うむ!任せておいてくれ、釘裏先生!」

 

さて、少々準備しておきますか。最近、音楽室がやけにうるせぇし、生徒らもちょくちょく愚痴ってるから、そろそろ雲仙のやつが来るな。何日か音楽室に張り込もう。ついでにオーケストラ部に騒音注意ぐらい言っておくか。

 

      ー|ー|ー|ー|ー|ー

 

「お~い、やってるか~?」

「あ、釘裏先生。ここ最近何日も音楽室に来てますけど、生徒会は大丈夫なんですか?」

「ああ、気にすんな。それに音出しにはしっかり気を付けてるか?」

「それが部長らが・・・。」

「はぁ?なにやってんだ、あいつら。風紀委員に目を付けられるって、言ったはずだよな。ったく、明日には来るかもしれねぇのに。早けりゃ、きy…」ガチャ(ドアが開く)

「ウィーッス、オーケストラ部の皆さん、聞いてくださいね~。」

 

(チッ、噂をすればなんとやらってか。練習はしたがうまくいくかどうか…。)

 

「え~っと今日は皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます。って、なんでここに釘裏先生がいるんだか。ま、関係ないか。~~~~」

 

「ねえ雲仙君、オーケストラというものは「どけ、オーケストラ部部長。てめぇは後で説教だ。雲仙冥利、オーケストラ部には俺から言っておくから、お前は帰れ。」…はい?」

 

「おいおい、釘裏先生、そりゃねえぜ。オレが出張ってきた時点で死刑確定なんだよ、こいつらは!!邪魔すんなら、釘裏先生もついでに殺戮してやるから迅速に死亡しろ!!」

 

「それは面倒くさいな。お断りさせてもらおうかね。後、忠告というか、まぁ釘をさしておく。スーパーボールは使うなよ。」

 

「け!ご忠告どうも、そんじゃお言葉に甘えて使わせてもらう…ぜ??(スーパーボールが跳ねない!?それにこの釘は?)…てめぇ、何しやがった。」

 

「忠告を聞かないからそうなるんだよ。雲仙君。俺はただ”釘をさした”だけさ。」

 

「…チッ(こいつもオレと同じアブノーマルか!スーパーボールが使えないんじゃ、正直攻め手がねえに等しい。)、おい釘裏先生。」

 

「なんだ、雲仙君。」

 

「あんたもオレと同じアブノーマルだったんだな。生徒会の顧問をしてるんだからノーマルではないと思っていたが、まさかこっち側とは。」

 

「失礼す、る??釘裏先生、この状況は一体??」

 

「お、やっと来たか。俺の後ろにいるのが件のオーケストラ部だ。んで正面のが・・・。」

 

「雲仙冥利だ。で、何、黒神めだか。なんでテメーがここにいるわけ?~~~~~勿論黒神!テメーと敵対するつもりもテメー率いる生徒会執行部とてきたするつもりもある♪…あ。」

(釘裏のスキルでスーパーボールは使えません。)

「チッ、ああくそ。そういえばそうだった。黒神ィ、テメーのスタイルって上から目線性善説って言われてるらしいじゃん。だったらオレのスタイルは見下し性悪説だ!!テメーが花を育てる側なら、オレは芽を摘む側なんだよ!!~~~~~なんせオレは生徒会潰しのための刺客を三名、既に放っちまってるんだからなあ!!」




なんか最後、雲仙君がかませ犬感満載になっちゃった。
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