めだかボックス 先生にはなりたくない   作:ストップウォッチ(腕時計型)

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漆  (第三巻)

「なんせオレは生徒会潰しのための刺客を三名、既に放っちまってるんだからなあ!!」

 

「・・・やれやれ、愚かなことをしてくれたものだ。」

 

「あ?」

 

「不知火、ここは任せたぞ。」「いいや、その必要はない。」

 

「むっ。しかし釘裏先生、私が行かねば善吉らが・・・。」

 

「ああ分かってるよ。だがそれでも行かなくていい。もう済んだ。」

 

「は?”済んだ”とは、一体??」

 

「雲仙くんの左腕、正確には”風紀委員会の腕章”を見れば…、説明してないから分からんか。」

 

「あん?オレの腕章に何を、…!?こいつはさっきスーパーボールに刺さってた釘?!てめぇ、一体どんなアブノーマルをもってやがる!!」

 

「種明かしはまだにしておくつもりだ、雲仙君。だが今日は名前だけでも覚えてから帰ってくれ。」

 

「俺のスキルの名は、pipipipipi!!!!・・・タイミングの悪い、早く出てあげな、雲仙君。」

 

「言われなくても出るとこだよ。…なんだ呼子、どうせ任務は失敗したんだろ?」

 

『はい?いえいえそんなことないですよ委員長。吉野ヶ里、国東含め三人ともに生徒会潰しは成功しました!』

 

「…はっはっは!!こいつは傑作だ。確かに”もう済んだ”な。呼子、ひとつ伝言頼まれてくれ。風紀委員会総員に通告、全員すみやかに帰宅せよ。鬼瀬ちゃんもな☆・・・さてどういうことか説明願おうか、釘裏先生??」

 

「・・・あ~、そういうことか。なるほどね、そういう判定になるのか、こいつはまいったな、結局説明せにゃならんのかよ、めんどくせぇ。おい、この際だからめだか、お前にも俺のスキルの説明を・・・、」

 

「うるさい。」

 

…あ、やべ。その雰囲気でそのセリフはやべえ。まさかまさかのこのタイミングでそれが出ちまうのかよ、黒神めだかの真骨頂その④!!

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。~~~~~、しかし!だからと言って私は貴様らを許さない!!!

 

髪色はピンク色のようで、肌は少し焼けたように黒くなっている。間違いねぇ、ありゃぁ『乱神モード』!!!!原作よりもちょっと前倒しになっちまってんじゃねえかよ!

 

「…ケケケ!とんだお人よしの聖者かと思ってたんだが、同じ13組なだけはあるな。仲良くしようぜ黒神1年生!オレ達は怪物同士で化物同士で似者同士なんだからよぉ!!」

「断る。」

「友達を危険な目に遭わせるような者とは仲良くなどせん!」ドンッ(雲仙が殴り飛ばされる)

 

「…今の感触的にたいしてダメージがあるとは思えないが、そのまま立ち上がれない振りをしておけ。今ならまだ許してやれるかもしれん。」

「あ~、盛り上がっているとこ邪魔して悪ぃが、めだか。話をしないか?詳しくは俺のスキル”先手必注”について。」

 

「…釘裏先生。話は後にしてください。因みにですが、話し合いでの解決はもう無理ですから。」

 

「話し合いじゃなくて、ただの説明だよ。暴力の相手ならそのあとでいくらでも付き合ってやるからよ。」

 

「…私の理性が残っているうちにお願いします。」

 

「はいはい。さて、俺のスキル”先手必注”の能力なんだが、万象に終焉を告げる(すべてにおわりをつげる)。ただそれだけのスキルだ。こいつに関しては俺もまだ分からんことが多くてな?まぁさっき分かったんだが、こいつはどうやら意識だけを終わらせられることができるみてぇなんだよ。例えばそう、”しようとしていた行動を起こしていないのに、もう終わってる”と勘違いさせるとかな。」バンッ(扉が開く)

 

「めだかちゃん!!」「めだかさん!!」「黒神さん!!」

 

「な、なんでお前ら(生徒会)が!?」

 

「ん?雲仙君も聞こえてただろ?君以外の風紀委員会役員は生徒会潰しを終わらせた、と思ってるだけでなにも面倒を起こしてすらいなかっただけさ。」

 

「な、なんでめだかちゃんは乱神モードになってんだ!?」

 

「な、なぜここに私がいると・・・。」

 

「俺が呼んだに決まってるだろ、お前が雲仙君とやりあってる最中にな。というか善吉~、来るのが遅いよ~?」

 

「いや、「めだかを除く生徒会全員を集めて、至急音楽室集合」とか、どんだけ大変だとおもってるんですか!?目安箱の案件だったり頼まれごとで忙しかったんですよ!?」

 

「はははははは、言い訳なんか聞きたくないね。めだか、殴り足りないなら相手になるぞ?」

 

「…いえ、どうやら私の勘違いだったようです。ごめんなさい、釘裏先生。」

 

(((めだかちゃん(めだかさん)(黒神さん)が素直にあやまった!?)))

 

「雲仙2年生。貴様、生徒会に入らないか?」

「あ?」

「もとより副会長には~~~~~~。」

 

さてさてさ~て?このままだと雲仙君がフラスコ計画に参加したまんまだからな。悪いが、雲仙君とフラスコ計画の関係を終わらせますかね。原作改変は面倒だからな。それにしても雲仙君にはアブノーマルなんて言われたけど、俺、ほんまにアブノーマルなんかね?スペシャルとかマイナスな可能性は無いんかんねぇ~。

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