ラブライブ!~Kizuna Chronicle~ 作:孤独のWolf
スピリチュアルな魅力を、三吉はどう感じるのか?
今回も最後まで読んで頂けたら嬉しいです!
俺の名は須賀三吉。
虹ヶ咲学園の副校長にして、スクールアイドル同好会の顧問、そしてμ's及びあくあの特別講師だ。
俺は「幸せ」を掴む為に、一人一人のスクールアイドル達と心を通わせ、「絆」を深めなきゃならねえ。
ここでは、そんな絆を深める日常をお届けしようと思うぜ。
ー音ノ木坂学院 生徒会室ー
ガラガラ
三吉「東條、いるかぁ?」
希「あっ、三吉先生。どないしました?」
こいつは東條希。
音ノ木坂学院の3年生にして、μ'sのメンバーである。
こいつ曰く、「スピリチュアルパワー」ってヤツがスクールアイドルとしての魅力らしい。
そりゃあ、確かにこいつの歌声は聞いてて落ち着くし、踊り方も3年の中ではゆるふわな感じがするが、少なくとも、そんな非科学的な力がこの地球に存在しているとは思えねぇ。
三吉「実はな、お前宛に近くの会場で行われるソロライブの案内が来ているぜ。」
希「そうですか。わざわざその事でありがとうございます。」
絵里「生徒会の仕事ももうすぐで終わりますので、穂乃果たちには、後から来るって伝えるようにお願いできますか?」
三吉「良いだろう。ただし、必ず来いよ?」
絵里・希「「はい!」」
ガラガラ
希「…。」
絵里「希?」
希「ん?い、いやいや何でもないよ。」
ー音ノ木坂学院 アイドル研究部ー
希「来たで、先生。」
穂乃果「もう〜絵里ちゃん!希ちゃん!遅いよぉ…。」
凛「凛も心配しちゃったにゃあ。」
絵里「みんな遅くなってごめんね。」
三吉「とにかく全員揃ったな。さてと、今日の活動内容を説明するぞ。」
俺は、μ'sに活動内容を説明した後、ユニットごとに散らばせた。
穂乃果「うーん…迷うなぁ。」
ことり「しょうがないよ、穂乃果ちゃん。先生が与えた内容通りにやろっ。」
花陽「それにしても先生、時々面白い活動を考えてくれるよね。今日は「新しいステージ作りの下描き」を花陽たちにやらせてくれるなんて。」
穂乃果「それもそうだね。穂乃果はこういうのやった事がないから、頑張らなくちゃ!よぉ〜し、Printempsらしいステージにしちゃうぞおおおォォォーーーッ!!」
真姫「私たちはどんなステージが良いかしら?」
絵里「そうね。BiBiのコンセプトを考えると、どうしてもカッコいいステージになってしまいそうだけど…。」
にこ「にこがカッコいいですってぇ〜!?可愛いステージにしなさいよ!」
絵里「だってこれだものね…。」
希「…。」
海未「希?どうしたんですか?」
凛「さっきからぼぉ〜っとしてるにゃあ。」
希「えっ?あぁ〜2人ともごめんねぇ。さ、さぁ〜てどんなステージにしよか?」
三吉「…。」
活動終了後、俺は東條と2人で話していた。
三吉「東條、お前さては悩んでるな?」
希「そ、そんな訳ないやん?」
三吉「無理に隠すんじゃねえよ。俺には分かる。ソロライブの件だろ?」
希「ば、バレてましたか…。」
三吉「やりたいならやれ。やりたくないならやらなくて良い。」
希「そ、そりゃあ、うちもスクールアイドルですよ?ソロライブをやりたいに決まってますよ。ただ…。」
三吉「ただ…?」
希「うちらμ'sは、いつも9人で活動してるやん?どんな時でも9人一緒だから色んなステージで色んな歌が歌えた。だからニジガクのように、「ソロでライブを行う」…なんてのは、うちとしてはイメージ湧かないんですよ。」
三吉「なるほどなぁ…。なら明日、虹ヶ咲学園へ来い。」
希「い、良いんですか?」
三吉「先ずはこの学校の理事長に当たってくる。同じスクールアイドルである南の母親なら、すぐに許可が降りんだろ。あいつらの活動を経験すれば、少しはイメージが湧くはずだぜ?」
希「はい!明日はよろしくお願いします!」
ー虹ヶ咲学園 スクールアイドル同好会ー
翌日、俺たちは東條をスクールアイドル同好会に招き入れた。
希「こんにちは。」
侑「希さん、今日は良く来てくれたね!」
しずく「今日はようこそおいでくださいました。」
せつ菜「今日から3日間よろしくお願いしますねッ!!」
林子「あのμ'sの希ちゃんが、虹ヶ咲学園に来てくれるなんて感激ですッ!!」
ランジュ「きゃあ!ランジュも嬉しいわぁー!」
三吉「お前ら落ち着けよ。東條、今日から3日間こいつらと共に活動して、「ソロ活動」ってのがどんなものかをよぉ〜く学べよ。」
希「ありがとうございます!改めてみんな、今日からよろしくね。」
東條は早速、ニジガクと共に活動を行った。
かすみ「例えばですね、かすみんならこんなパフォーマンスをするんですよぉ〜。」
璃奈「私もかすみちゃんのライブは今も見てるよ。璃奈ちゃんボード「キュンキュン」」
ミア「悔しい所もあるけど、子犬のライブはファンのみんなを引き寄せるよ。」
希「そうんなやね。かすみちゃんらしくて可愛ええやん。」ナデナデ
かすみ「えへへぇ〜、ありがとうございます♪」
愛「愛さんだったら、こんな感じで周囲を盛り上げちゃうよぉ!」
歩夢「愛ちゃんのパフォーマンスは凄いよね!」
愛「歩夢だって凄いよ!」
歩夢「そうかな?」
栞子「えぇ。歩夢さんのライブは応援したくなるんです。」
希「うちは、どっちのパフォーマンスも尊敬するよ。μ'sじゃこんな凄いライブは出来んよ。」
彼方「μ'sのみんなだってできるようになるよぉ〜。ニジガクだって時にはグループで歌うこともあるしぃ〜。」
エマ「希ちゃんのソロライブの為にも、もっと私たちのライブを観て欲しいな。」
果林「さぁ、どんどん観なさい!」
こうして東條は、ニジガクのソロライブを観続け、こいつにとっては知らなかった「トキメキ」を知れた。
三吉「東條、知れたか?あいつらの「トキメキ」を。」
希「はい。これなら、ソロライブに自信が持てます。」
三吉「お前ならできる。お前とで、俺の生徒だからな。希ちゃん。」ナデナデ
希「先生…いや、三吉くん!」
三吉「ひひひっ。」
希「記念に、うちが三吉くんの運勢を占ってあげよか?うちのスピリチュアルパワー見せてあげる!」
三吉「占い…かぁ…。普段はあんま信じねぇが、今回はよろしく頼むぜ!」
ーステージ 裏側ー
希「三吉くん、いってきます!」
三吉「おう、行ってこい!会場であいつらも待ってるぜ。」
希「うん!」
これが、俺と希ちゃんの「絆」が深まった瞬間である。
今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
ニジガクの「トキメキ」を知れた希ちゃん。
彼女なら、ソロライブもきっと成功できたはずです…!
次回を乞うご期待!