ラブライブ!~Kizuna Chronicle~ 作:孤独のWolf
ラストには、なんとあのネタも…?
今回も最後まで読んで頂けたら嬉しいです!
俺の名は須賀三吉。
虹ヶ咲学園の副校長にして、スクールアイドル同好会の顧問、そしてμ's及びAqoursの特別講師だ。
俺は「幸せ」を掴む為に、一人一人のスクールアイドル達と心を通わせ、「絆」を深めなきゃならねえ。
ここでは、そんな絆を深める日常をお届けしようと思うぜ。
ー音ノ木坂学院 校庭ー
三吉「Zzz…。」
海未「三吉先生。」
三吉「Zzz…。」
海未「三吉先生ッ!!」
三吉「うおっ…!?なぁ〜んだ園田かぁ…。」
海未「「なぁ〜んだ」…ではありません!特別講師であるあなたが、こんな校庭のど真ん中で寝るなんて、みっともないにも程があります!」
こいつは園田海未。
音ノ木坂学院の2年生にして、μ'sのメンバーである。
こいつ歌声には優れており、レッスンの時でもリズムを合わせてくれるが、プリティなものは未だに慣れてねぇようだ。
三吉「仕方ねぇだろうがよぉ…。徹夜でお前らμ'sの次のイベントを探してた所なんだからよぉ…。(こいつ相手に、「歩夢ちゃんと長電話してた」なんて言えねぇな…。)」
海未「その顔、嘘をついてますね?」
三吉「…お、おう。上原と長電話してた…。」
海未「重ね重ね言いますが、夜更かしは身体に悪いんです。3グループの面倒を見て下さるあなたが、急に倒れてしまっては困ります!」
三吉「さっきからうるせぇーなぁ。そういうのは自己責任ってヤツなんだから別に良いじゃねえかよぉ…。女であるお前に男の行き方は分からねぇんだよ。」
海未「とにかく、夜更かしは控えますようお願いしますね!先に部室に行ってますから。」
…これだ。
園田は生徒のくせに、教師の俺の事を、まるで弟か息子のように厳しく注意しやがる。
「教師だって生徒に支えられて生きている」ってのは分かってるはずなんだが…。
ー音ノ木坂学院 アイドル研究部ー
三吉「ふわぁ〜…!」
穂乃果「あははっ!三吉先生、凄いあくびだね!」
凛「ほんとほんと!先生ってば面白いにゃ!」
にこ「ちょっと止めてよね!あくびがにこ達にまで移っちゃうじゃない!」
絵里「き、聞いてるだけで眠くなりそうね…。」
海未「三吉先生…!」
三吉「へいへい、止めりゃあ良いんだろ。そんじゃ、活動内容を説明するぜ。」
ー電車ー
ガタンゴトン!ガタンゴトン!
μ'sの活動後、俺は帰り道の電車内で目をうとうとさせながらタブレットのデータを整理していた。
三吉「次のμ'sのイベントは…来週の…すやぁ…おっと!?」
三吉「やべぇ…ウルトラ眠い…。帰ったら寝よう。」
ー三吉の家 リビングー
三吉「良し、寝よう。」
ピロロロロロン!
俺が寝ようとした時、スマホの着信音が鳴る。
三吉「ん?」ピッ!
三吉「園田?」
海未「三吉先生、帰ってすぐに寝たらダメですよ!」
三吉「げっ…!お、幼馴染じゃねえのに何で分かんだよ…。」
海未「例え幼馴染ではなくとも、先生の顔を見れば簡単に分かります。今日の活動でもずっと眠たそうにしてましたし、今日は夜まで寝てはいけませんよ?」
三吉「お前は俺の何なんだよぉ?姉?母?それとも何…?俺のこと嫌いなのか?」
海未「き、嫌いだなんて…!///わ、私はただ、いつも私たちの面倒を見て下さる先生にお礼も兼ねて…!///」
三吉「何だ?「教師の自由を邪魔する」ってのが、お前の恩返しか?言っておくが人権云々なら俺の方が上だぜ?生徒が気にする事じゃねえんだよ。」
海未「はぁ…もう良いです。お好きになさい」ピッ!
三吉「マジで何なんだよあいつ…。」
ー秋葉原ー
翌日、俺たちは息抜きに秋葉原に来ていた。
タツキ「おぉ…!これが秋葉原かぁ〜!リュウソウ族の俺としてはこんな場所初めてだからなぁ!!」
勝弥「あんた、流石にはしゃぎすぎだろ。まぁ俺もこう言った場所とは無縁だからな。」
三吉「ふわぁ…。よぉ〜し、先ずは適当に中古ゲーム屋でも立ち寄るかぁ…。」
俺たちが行動しようとすると…。
真姫「それでね、昨日の善子の配信を観たんだけど、あの娘ってば、モンスターが出てきた後に凄いリアクションし続けたのよ。それが面白かったわ。」
海未「そうなんですね。ふふっ、善子らしいです。あっ…。」
三吉「…ふんっ…。」
ー秋葉原 カフェー
海未「昨日は良く眠れましたか?」
三吉「またその話かよ…。」
海未「えぇ、そうですよ。私としてはやはり、ほっておく訳にはいきません。」
三吉「そりゃあ…眠れたけど…。」
タツキ「えっとぉ…真姫ちゃん…だよね?三吉はいったいどうしたの?」
真姫「先生ってば、最近寝不足なのよ。何やら長電話や仕事で遅くなるらしいわ。タツキさん達も何か知らない?」
勝弥「いや、知らねぇな。」
海未「三吉先生の身体は一つしかありません。家にまで仕事をこなすのは尊敬しますが、元気ではない今の貴方は…貴方は…。///」
三吉「もどかしいなぁ…。さっさと言えよ。」
海未「げ、元気ではない今の三吉先生は、嫌いなんです!///」
三吉「はっ…?」
タツキ「…。(えぇ…。三吉の奴、まだ分かってない…。)」
勝弥「…。(すげぇ…。「積極的に責められる」とか、余程のことがねぇ限り鈍感だよ、こいつは…。)」
真姫「先生、この際だから貴方にはっきりと言うわよ!海未は元気バリバリな先生の事が…。」
海未「真姫ッ!!///こ、これ以上は言わなくて良いです…!///も、もう行きましょう!」
真姫「ちょっと海未!もう引っ張らないでよぉ!」
三吉「訳分んねぇ…。」
タツキ「あはは…。君さ、今のは分かってやれよ。」
勝弥「これだから戦闘狂は。」
三吉「いや、お前らまで何なんだよ。」
ー宇宙海賊船 ドラグニオン 司令室ー
その夕方、俺はドラグニオンの司令室で、園田が言った言葉を思い出していた。
三吉「…。(元気じゃねえ俺が嫌いだと…?俺は別に園田に嫌われる事をしてねぇのだが…?)」
林子「船長、どうしたんだい?」
三吉「なぁ、お前なら元気じゃねえ俺は嫌いか?」
林子「何だって?」
俺は、林子に園田との件を相談した。
林子「あのさぁ、そりゃあ嫌われるよ!?海未ちゃんだって1人の少女。いつも何事にだって本気で挑む船長の事が好きなはずさ。だからこそあんたには、眠たそうにするより、元気でいて欲しかったんだよ。女心くらい、アタイにも分かるのよ!」
三吉「そう…だな。ありがとよ、林子。」
林子「どういたしまして!それと、アタイはヒールよ!」
ー音ノ木坂学院 屋上ー
翌日の朝、μ'sのレッスンがも兼ねて、俺は園田を屋上へと連れ出した。
三吉「あの…さ、園田。」
海未「はい。何でしょうか?」
三吉「昨日は悪かったで御座います。お前は、いつも何事にも本気で挑んでいる俺に憧れてたんだな。」ナデナデ
海未「ちょ、ちょっと!///いきなり何するんですか…!!///」
三吉「色々と気遣ってくれてありがとな、海未ちゃん。やっぱ優等生は違うぜ!」
海未「は、はい…。///」
ことり「おはようございます!」
希「ん?先生と海未ちゃん、何してたん?」
三吉「そんなの何だって良いだろ。」
海未「べ、別に何もしてません!///」
真姫「良かったじゃない。何だか海未、嬉しそうにしてるわよ。」
花陽「本当だ。海未ちゃん、顔が赤くなってるよ。」
三吉「ほらお前ら、さっさと準備しやがれ!今日は理事長が特別に学校を開けてくれたんだからよッ!!」
穂乃果「そうだね!よぉ〜し!みんな、レッスンしちゃおう!!」
三吉「海未ちゃん。これからもあいつらと共に、覚悟を決め、勇気を燃やし、お前だけの衝撃を見せてやれ!」
海未「はい!ジーっとしてても、ドーになりません!」
三吉「良し、その意気だッ!!」
海未「はい!(私は、そんな貴方が大好きですよ!三吉くん!///)」
これが、俺と海未ちゃんの「絆」が深まった瞬間である。
End
今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
最後のやり取りは…特オタなら御存知なはずです。笑笑笑
次回を乞うご期待!