ラブライブ!~Kizuna Chronicle~ 作:孤独のWolf
果南と共に三吉は海の中を泳ぐ。
そして彼は何を感じるのか…?
今回も最後まで読んで頂けたら嬉しいで御座るッ!!
俺の名は須賀三吉。
虹ヶ咲学園の副校長にして、スクールアイドル同好会の顧問、そしてμ's及びAqoursの特別講師だ。
俺は「幸せ」を掴む為に、様々なスクールアイドル達と心を通わせ、「絆」を深めていかなきゃならねえ。
ここでは、そんな絆を深める日常をお届けしようと思う。
ー浦の星女学院 校庭ー
果南「いっちに!いっちに!いっちに!いっちに!ほらほらみんな、もっとペース上げて!それじゃあランニングじゃなくて散歩だよ!」
千歌「はぁはぁ…。果南ちゃあ〜ん、今日はやけに厳しいよなぁ…。」
梨子「そ、そうね…。」
花丸「はぁ…はぁ…。ま、マルはもう限界ずらぁ…。」
ルビィ「は、花丸ちゃん…ルビィと一緒にもっとがんばルビィしよう…!」
ダイヤ「か、果南さん…テスト前だからと言ってストレス発散し過ぎですわ…はぁはぁ…。」
鞠莉「Exactly!べ、勉強ならマリー達が見てあげられるのに…。」
曜「私や善子ちゃんはともかく、このペースだと他のみんながへばっちゃうんじゃない?」
善子「曜、善子じゃなくてヨハネよッ!!」
侑「う、うわぁ…。久しぶりに私がこの小説に出てこれたと思ったら…。果南さん、なんだか荒れてるねぇ。」
三吉「それな。これだから脳筋は…。」
こいつは松浦果南。
浦の星女学院の3年生にして、Aqoursのメンバーである。
こいつの最も優れている魅力は「持久力」だ。
それを活かして、ランニングなどの体力作りやダンスレッスンを担当している。
今日は高咲と共に、Aqoursを指導及び支援しに来たのだが…。
ー浦の星女学院 スクールアイドル部ー
果南「うーん…ここの式…なんだっけ?」
三吉「松浦、だぁ〜かぁ〜らぁお前は脳筋なんだよ。」
侑「果南さん。私、数学は結構得意だよ。もし良かったら見てあげよっか?」
三吉「高咲も甘やかすな。こういうのはとことん悩ませておけ。」
果南「あぁー!全然分かんなーい!だいたい、何で他の8人がレッスンして私だけが勉強なの?不公平過ぎるんですけどぉー!」
三吉「黒姉と小原からお前の成績を聞いてな。お前は今日、アイドル活動よりも学生としての本文、即ち勉強に集中して貰う。」
果南「あぁーいぃーつぅーらぁー…!!」ゴゴゴゴゴゴ…!!
侑「ひっ…!(か、果南さんの顔がウルトラやばいことに…。)」
三吉「おい松浦。お前な、せっかく俺と高咲が来たのにそんな顔してんじゃねえよ。お前が勉強を疎かにしたのが悪い。俺はスクールアイドル達の教師。お前らをスクールアイドルとして教育するだけでなく、学生として面倒を見させて貰うぜ。そら、さっさとノート書け。」
侑「果南さん、諦めずに頑張ろうよ!」
果南「はぁーい…。」
そして何やかんやで松浦の勉強は終わった。
ー旅館 十千万 千歌の部屋ー
千歌「それで今日はランニングが終わった後にレッスン出来なかったんだったんだね。」
果南「もう嫌になっちゃうよぉ…。最早あれは虐めだよ虐め。」
千歌「分かる、分かるよ果南ちゃん。私だって勉強は眠くなっちゃうよぉ…。あ〜あ、世界から勉強の概念が消えて無くなれば良いのに…。」
果南「千歌の言う通りだよ。こうなったら、勉強が嫌いな仲間を掻き集めてさ、三吉先生に文句言ってやろっか!」
侑「まぁまぁ、2人ともそう言わずにさ。三吉先生は本気でスクールアイドル達のことを大切にしているんだし、成績が悪くなっちゃえば活動にも支障が出るじゃん。」
果南「ギクッ…!そ、それは…分かってるんだけど…。」
侑「まぁ、少し強引な所はあるけどね。」
千歌「あれ?侑ちゃん、そう言えば先生は?」
侑「今日は鞠莉さんの家に世話になるみたい。」
松浦「…。」
ーホテルオハラー
鞠莉「さぶT、今日は果南がごめんなさいね。これ、お詫びのマカロンよッ☆」
三吉「別にお前が謝る事じゃねえ…あむっ…。(うめぇなこれ!)」
鞠莉「果南は昔からそうなのよ。アレは「考えるよりも行動から先に入るタイプ」ってヤツよ。けど、そのお陰でマリーは助けられた事もあったわ。」
三吉「そう言えばお前ら幼馴染か。黒姉と松浦から聞いたけどよぉ、1年の頃はお前ら3人で色々と頑張ってたらしいな?」
鞠莉「もう〜あいつらってばぁ!さぶTに余計なこと教えたわねッ!?」
三吉「おいおい…。反応が昼間の松浦とほぼ同じじゃねえかよ。」
ピロロロロン!(着信音)
ピッ!
三吉「松浦…?」
果南「こんばんは、三吉先生。明日、私の店に来れませんか?」
三吉「構わねぇけど?」
ーダイビングショップー
三吉「松浦ぁ、言われた通り来てやったぞぉ!」
果南「先生、おはよう。思ったより早かったじゃん。」
俺に挨拶してきた松浦は、ウェットスーツを着用していた。
三吉「何のまねだ…?」
果南「決まってるでしょ?これから一緒に潜るんだよ。」
三吉「そういう事かよ…。まぁ、ダイビングの経験は結構あるけどさ。」
果南「ほんとッ!?だったら話は早いね。ささっ、こっちに来て!準備して!」
こうして俺は、松浦の言われるがままにダイビングの準備をした。
ーヨットー
果南「さぁ、潜るよ!準備は良い?」
三吉「良いだろう。さっさと潜ろうぜ。」
果南「は、はぐれると危ないから…手ぇ…繋ごう…?///」
三吉「ほらよ。」ギュッ!
果南「ッ!!///」
ザップーン!!
ー海中ー
三吉「…。(やはり海ん中は落ち着く。魚たちも愛おしく思えるぜ。こんな絶景だと、悩みが迷いがどうでも良くなっちまう。)」
果南「…。///(やだ…。///いつものダイビングなのに、こんなに緊張しちゃうなんて…。///)」
三吉「…。(松浦の奴、下ばっか向いてどうしたんだ?)」
果南「…。///(そ、そうだよね!///私と三吉先生は生徒と教師!///何も深い事なんて考えなくて良いんだよね!///)」
三吉「…。(仕方ねぇ…。そんな姿勢じゃあつまらなそうだしよ。)」ムギュッ!
果南「…ッ!?///(ちょっと!?///さ、三吉先生…ッ!?///こ、こんな所でハグするなんて…ずるい…。///)」
三吉「…。///(海は良いよなぁ…色々と。)」
俺は松浦を抱きしめながら、海中を堪能し続けた。
ーダイビングショップー
果南「は、はい…。///かき氷、サービスしておくね。///味はレモン味で良かった?///」
三吉「構わねぇぜ、ありがとよ。あむっ…あむっ…くぅ〜!」キーン
果南「あ、あのさ…三吉…くん。///」
三吉「おう?ど、どうした?///」
果南「だ、ダイビングの時さ、私のことハグしてくれたでしょ?///な、なんでハグしたの?///」
三吉「か、果南ちゃんが下ばっか向いてつまらなそうだったからなぁ。///責めて…より一緒にいるために、ハグしてやっただけだ…。///」
果南「三吉くん…。///えへへッ。///」
三吉「えっ…?///」
果南「もう一度…ハグしよ?///」
三吉「くぅ…!///」ムギュッ!
果南ちゃんの誘惑に負けたのか、教師としての優しさを見せたかったからか、俺は彼女とハグをした。
果南「三吉くん、やっと私のこと、「果南ちゃん」って呼んでくれたね。///嬉しい!///」
三吉「お、お前はあざといんだよ…!///ひひひッ。///」ナデナデ
千歌「あー!三吉くんと果南ちゃんがハグしてるッ!!」
曜「私たちはきちんと目撃したであります!」
鞠莉「Amazing!果南ってば攻めたわね?」
侑「へぇー?三吉くんもやるじゃん!」
ダイヤ「きょ、教師と生徒がそんな関係を持つなんて…ッ!!///」
三吉・果南「「はっ…?///」」
三吉「…。///」
果南「…。///」
三吉・果南「「…ふんっ。///」」
千歌「なになにッ!?果南ちゃん、今の間はいったいなにぃッ!?」
曜「三吉くぅーん!私に詳しく教えてぇー!」
鞠莉「果南〜?逃げようたってそうはいかないわよぉ〜?」
侑「私、三吉くんに完全にときめいちゃった!!」
ダイヤ「三吉先生も果南さんも、私が厳しく注意してやりますわァァァッ!!」
三吉・果南「「もう止めろォォォ(てェェェ)ッ!!///」」
これが、俺と果南ちゃんの「絆」が深まった瞬間である。
…なんて羞恥だ。
End
今回も、最後まで読んで頂きウルトラありがとうッ!!
三吉と果南ちゃんは意外と気が合うのかも…?笑笑笑
次回を乞うご期待ッ!!