上里海
彼は平行世界の私だが、世界の違いのせいか、性別も考え方も違う。
これは彼から聞いた話…………
彼の役割は勇者部の監視。何か問題が起きていないかなど見張っていたらしい。
だけどそんなことをしている中でも、彼はどうして自分は勇者になれないんだと思い詰めていた。
何で彼女たちが辛い思いをしているのに自分は見ているだけなのか…………
その考えの結果……少し無茶をしがちだったが、友奈さんに諭されて少しずつ変わっていくが…………
散華により、そして真実を聞いてある考えを実行した。
それは自分の命と引き換えに勇者たちの散華を……失ったものを返してほしいと…………
彼は神樹にそう願い……自害した
そして気がついたときには真っ暗な空間で彼と銀髪の女性がいた。
彼女は女神と名乗り、死んだ彼に願いを聞いた。このまま天国に行くか、記憶をなくして赤ん坊からやり直すか異世界に行くかを……
彼は異世界に行くと決めると女神は異世界に行くならチート能力などを与えるといい、彼は勇者の力を得た。
そして何故か彼の聖霊はその女神になったらしい
それから彼は仲間たちと出会い、色んな出来事に巻き込まれるが、それでも充実した…………
「いや、何かあいつ、変なトラウマできてたぞ」
「そうなんですか?」
「そう言えば前に来たときに相談されたわね」
風さんも聞いた覚えがあるのか…………
「何か襲われそうになったとか」
どうしてなのだろうか?深く聞いたらダメなものみたい
「あいつは勇者になって……みんなの武器を使えるようになったみたいだ」
「武器に振り回されてないって聞いたこともあるわ」
「でも何処か頼もしさを感じたわ」
「海さんと過ごした時間は短いですが……」
「それにゆーゆの初恋の相手だもんね」
「/////」
まぁ初恋云々は置いておかないと、東郷さんが殺気漏れしてますよ
「あいつは勇者になっても一人で背負い込んでる感じだったが……仲間の大切さをしっかり理解してる」
そう彼は一人で背負い込んでるように思えた。
ある事件で、彼は愛しい人を助けるために無茶なことをしようとしていたが……仲間たちに止められ、諭され…………そして助けに行けた。
それが彼…………女神の勇者だ
「あの人は私たちよりも実りある戦いとふれあいをしていましたね」
彼の世界は死んだ者の魂が集まる場所でもある。だから初代勇者たちとも交流があった
だからこそ上里海という人間が作られたのかもしれない
「そう言えば聞いた話ですが、更に別世界では園子さんとお付き合いをしてるらしいですね」
「えっ!?」
意外なことを言われて顔を真っ赤にさせる園子さん。自分のことに関しては弱いんですね
「さて……次は…………あの話ですね」
あの話…………私が一番深く関わった事件。
そして女神の勇者が私たちと共に戦った物語…………
今回も短めですみません